タイトル:OTONAデモルラ キャラクター名:土方 桜 種族:ナイトメア [特徴:異貌、弱点[土、銀+2]] 生まれ:魔神使い ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:175歳前後 性別:女 髪の色:緑  / 瞳の色:緑  / 肌の色:白 身長:190 体重:95 経歴1: 経歴2: 経歴3: 穢れ度:1 ■能力値■      技     体     心 基礎    7     10     13    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F  11  12   3   2  11   7 成長         3   3   3   1 →計:10 修正 =合計= 18  19  17  15  28  21 ボーナス  3   3   2   2   4   3    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本   7   8  30  36 特技         0   0 修正 =合計=  7   8  30  36 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:5 Lv セージ    5 Lv  / エンハンサー   3 Lv アルケミスト 1 Lv  / デーモンルーラー 5 Lv ■戦闘特技・値■ [参照]  特技名      : 効果                           : 前提 [p2120] 鋭い目       : 戦利品のロールに+1                    : セージLv.5 [p1-285]かばう       : 1Rに1回1PCをかばう、自動命中となる、戦闘開始時に宣言可能 : [p1-282]防具習熟A/非金属鎧 : 防護点+1、Aランク装備可能                 : [p1-279]ガーディアン    : 1R中何人でも、合計3回まで(回数宣言必須)かばうことができる : [p]            :                              :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   9   0  19  57 修正 特技        0 =合計=  9   0  19m  57m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名     : 効果: 前提 [p]  ビートルスキン  :   : [p]  メディテーション :   : [p]  アンチボディ   :   : [p]  バークメイル   :   : ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : グラップラー: フェンサー : シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 230  1H投   1      0   1  10   0 [ソードB] *ナイフ / デモルラ加工 (1-301p) =価格合計= 230 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 : 16      6  2100 ボーンベスト / 盾 : 17      2   600 タワーシールド / 修正: = 合計 =    0  10  2700 G (回避技能:) ・装飾品    価格 名称       / 効果 頭 :            / 耳 :            / 顔 :            / 首 :            / 背中:            / 右手:500  筋力の指輪    / 左手:200  アルケミーキット / 腰 :3000 ブラックベルト  / 足 :            / 他 :500  知力の指輪    / =合計=4200 G ■所持品■ 名称         単価 個数 価格 備考 スマートフォン       1   0 身分証           1   0 アビスシャード       3   0               1   0 アウェイクポーション 100  2   200 緑A          200  5   1000 魔香草        100  5   500 =所持品合計=    1700 G =装備合計=     7130 G = 価格総計 =    8830 G 所持金    5370G 預金・借金    G ■魔力■ 知力ボーナス: 4 特技強化ボーナス: 0 武器ボーナス: 0  名前  Lv 追加修正 魔力 召異魔法 5       9 ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     - - 魔動機文明語○ ○ / 魔神語       ○ - 魔法文明語 - ○ / 妖魔語       - - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、親の種族の言語 技能習得言語:魔動機文明語、魔神語、魔法文明語の読文、5個の会話or読文 ■名誉アイテム■ 点数 名称 所持名誉点: 150 点 合計名誉点: 150 点 ■その他■ 経験点:500点 (使用経験点:15500点、獲得経験点:13000点) セッション回数:10回 成長履歴: 成長能力  獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 生命力   13000点(13000 /   / 回) 初期作成 2- 知力      0点(   /   / 回) 3- 筋力      0点(   /   / 回) 4- 筋力      0点(   /   / 回) 5- 筋力      0点(   /   / 回) 6- 生命力     0点(   /   / 回) 7- 知力      0点(   /   / 回) 8- 精神力     0点(   /   / 回) 9- 生命力     0点(   /   / 回) 10- 知力     0点(   /   / 回) メモ: [概要](PCは大体ここだけ知ってる感じの) 華栄生まれ(1850年代前後だとは思われるが正確な年数は不明、年齢も概算)のナイトメア。 宮内庁特務課所属の古参ではあるが、寿命が無いと言われる種族である故にあまり上の立場に上がろうとしない。 長く勤めているだけあって、書類仕事等の決まりきった仕事については手が早く、諜報防諜暗殺護衛なんでもござれ。 ただし、それはあくまで凡人が時間と本人の努力でどうにかしてきたものであるため、その分野での才覚を発揮している者には手も足も出なくなってしまう。 そのため、一次調査としては扱いやすい人材となっており、重宝されているようだ。 あとコンピューター関係には弱い(昔の知識や慣れが逆に足を引っ張る) そして殿下向けのえっちな本のための市場調査で見つけた最近のNTR文化には、何故これが流行るのかすごく首を傾げている。 [気性] 真面目で大人しいが、芯のしっかりした女性。 [来歴ダイジェスト]ざっくり ・母親をぶっころして生まれたよ、かわいいね ・コレラが発生して忌み子のせいだとぶっ殺されそうになって逃げたよ、えらいね ・なんやかんやあって土方歳三に拾われたよ、やさしいね ・新選組で雑用して、土方との子も設けたよ、かわいいね ・戦争前に逃がされたよ、やったね ・追手も差し向けられたけど、50年近く逃げ回って和解したよ、すごいね ・それからずっと、国のためにウェットワークも含めて頑張ってるよ、えらいね [来歴](暇な人向け) ナイトメアであったばかりに苦しみぬいた母親の血にまみれて生まれ、母の死を対価に産声を上げた。 現代と比べて医療技術もまだまだ外科の習熟が足りない時期、村社会であるならば猶のこと。 自身が望んで支払わせた対価ではなくとも、愛する者を失った父親にとって、母親の家族にとっては忌み子であることには変わりなく。 それでもまだ怒りに任せて殺さないだけの分別と良心はあった、だからこそ物心がついてからの悲劇が起きかけたのであろうが。 夜泣きを繰り返してその対応に追われ、見ていないと何をしでかすかわからないが故の緊張と共に時は過ぎ。 赤子が這い蹲って動くようになり、立ち上がり、歩き。 歩くのに不安定さが抜け、成長して母の面影を感じさせる笑顔を見せた時にそれまで保っていた緊張の糸が緩んだのだろうか。 愛しい人に似た笑顔が、愛しい人が死んだ事実を想起させるのだ。 この娘は【忌み子】であると。 そして1850年代末期、村には嘔吐や下痢を伴う体調不良を起こす者が出た。 そこから火が燃え広がるように次へ、次へ。 飲んだ水すらもそのまま体を通って尻から出る、体がただの管になったかのような酷い脱水症状だと。 原因は何だと知識のない村人が喧々諤々と議論とも呼べぬ意見を言い合う中、悲劇の口火は切られた。 【忌み子】の祟りでは? 曰く死の穢れが移ったのだと、曰く殺さず育てた自分たちへの仏罰だと。 身内に不幸が今まさに降りかかっているのだ、切羽詰まった者の鯉口は藁のように軽い。 ただの幼子には、突然向けられる殺意にただ背を向けて走ることしかできなかった。 起きるはずだった悲劇が小火で済んだのは、偏に人と時期の妙だろう。 石田散薬を主とする各種薬の薬売りに出会い、少女が『自らではなく村の人間の助けを願った』。 薬売りが件の症状に気付き医者を呼び、直近で大量生産の手法が発見されたペニシリンもあり。 峠が近いかと思われていた者も間に合い、衰弱はしていても死の穢れが村に蔓延しなかった。 桜の咲く季節に良心が良心を呼び、一つの村が救われた。 これはそういうお話だ。 かくして、コレラ菌を発端とするパンデミックは収束を迎える。 バツの悪さとお互いを慮った村人と少女により、謝礼といくばくかの金子とともに幼子は薬売りへついていくこととなる。 寝食の世話を受けることと村を救った礼として試衛館と呼ばれる道場の雑用係として働きながら、少女は世間を知る。 腕を磨くのにつきものである怪我を、死の穢れというものに敏感な少女はとても忌避した。 誰かが怪我をしたと言われればその治療をし、体調を崩した者がいればその看病をし、涙を滲ませるのだ。 いくら戦えば百人力だと豪語しようとも、泣く子には千人の武者も叶わぬもの。 バツが悪そうな顔をしながら、けれどもどこか優しい目で見られながら少女は育っていった。 そして1863年、試衛館から幾人かが京へ向かいしばらく。 最も年若かった者から手紙が届く、曰く自分の恩人である薬売りが大変なのだと。 「京へ向かう」と言づてだけを残し、押っ取り刀で京へ向かうと、大変ではあった。 怪我や病では無かったのは幸いだが、似合わぬ真似をしている恩人を見て、共にあろうとそのまま彼らの雑用をすることにした。 恩返しのような、焦燥感のような、心痛いような、いつも通り心配なだけのような。 いずれにせよ、蕾はこじ開けずに秘して育てるものだ。 光を浴び、水を与え、呼吸をし、時のながるるに任せるを良しとしよう。 京での生活は冷たくも暖かい村や穏やかであった試衛館での生活と比べると、とても濃いものであった。 人と時の妙があったように、これも時代の妙であったのだろう。 鎖国をしながらも『黒船』を代表とする外国との貿易を行い、内に閉じている幕府へ意見をする潘が増え。 そうであった方が都合が良い者、危険視をする者、面白おかしく話しまわる者、推測から願望を経て事実として流言飛語を流す者。 主義主張の違い、尊ぶモノの違い、はたまた利益に欲望、美しくも醜い人の想いが対流を産み、生じた坩堝が人の生を絡めとる。 かどわかし、強姦、闇討ち、晒し首、川流し、事故、火事、物取り、果ては大規模な抗争に至るまで。 人を助けるのだと、好む人の笑顔のため、世のため人のためと掲げた手で人の命を終わらせる。 激動の時代だった、激情の時代だった、正しいのだと信じていなければいつ膝が折れてもおかしくない時代だった。 ましてや、京に出る前から彼女にとっても彼にとっても身内も同然であった者を逃がすことが出来ず、あまつさえその当人から『斬れ』と言われたのだ。 身魂が傷つこうとも彼の掲げる理想を浴び、真面目過ぎた彼の落ちぬ涙を心に与え、慟哭を吸い、秘せぬ大輪の花が咲いた。 弱い女にはせめて心を守る手助けしかできなかった。 女が求めて男が受けた、いつの時代も変わらぬものもある。 この後のことを話すのは無粋だろう。 日常となった事柄を熟しながらも子を産みながら2年と半年経った、1867年10月。 激動の一年半が始まる。 足を負傷して前線を離れざるを得なかった試衛館時代からの顔見知りを護衛として離脱を求められ、胎に宿した新しい命を育みながら風に耳を傾ける。 櫛の歯が欠けたように一人、また一人と馴染みのある名の訃報を知った。 次に聞くのは彼の名前ではないのかと焦燥感を胸に抱きながら、届く名が別人だったことに安堵する自分が嫌いになりながら。 そして年若い隊士が自分の元を訪れ、文らしきものを飴細工を持つかのように震えた手で支えて泣きながら言葉を詰まらせる様子を見て……目の前が暗くなった。 それからの事は……歴史書を紐解いた方がわかりやすいだろう、ここからは、育児と逃亡に追われ続けていたのだから。 恥ずかしくも気を失った後、戦争終結に伴いずっと護衛してくれていた馴染みの隊士が護衛を交代することになった。 無口なあの人らしく別れの言葉は一言だけであったが、死ぬことになっても構わないという目をしていた。 古なじみとはいえ、付き合ってくれている隊士と子には本当に苦労をかけてしまっていた。 もう会えず声も聞けなくなるのかと寂寥感を感じもしたが、火花とともに送り出す位しか私にはできなかった。 (後日談にはなるのだが、ふとした縁から偶然に再会して「はじめまして」といった時の彼は、名は変わっても変わらないままだった。) 幸いなことに子も無事に独り立ちできるほどに育ち、手紙を持ってきてくれた時から護衛になった年若い隊士が連れ合いと巡り合うことができたのもこの頃だっただろうか。 連れ合いを大事にしてあげてと護衛をやんわりと断ろうとしても、それからも彼は連れ合いと共に私の逃亡生活に付き合ってくれていた。 年々少なくなっていく追手から隠れながら逃げながら時は過ぎていき、命慈の世も終わり、短かった大昇時代も終わり、彼が還暦を迎えようかという頃。 突然洋服の集団に囲まれたかと思えば、交渉と話がしたいとのことであった。 年貢の納め時かと、冥途の土産は何を要求しようかと考えながら、停めてあった車に乗り込んだ。 ――――行った先で陛下が待ってるのは聞いていない。 年号も一つ挟んだことだし、和解しましょうとのことだった。 隊士の彼にも話を通した時には、『これで俺の戦争が終わる』と言われて思わず瞳が潤んでしまった。 連れ合いの方もこんなよくわからない女のために転々とする羽目になって、本当は嫌であったのだろうと思っていたが……『約束を破らないところを好きになった』『それでも私は大事にされていた』とのことだ。 冗談めかして笑う2人は本当に幸せそうで、もう随分と私よりも年齢が刻まれた顔を綻ばせていた。 もう追われることも無いと言われると……まずしたいことがあった。 久々に彼に会いに、五稜郭まで行こうと思う。 ずいぶんと待たせてしまったが、顔を忘れられていないかと冗談めかしながら懐かしい着物を取り出した。 会いたい人たちが方々に散らばっているのだ、忙しくなるだろう。 ひ孫の顔も見れたし、一通り終わったら……何をしようか。 私のような手弱女にできる仕事があるといいのだけれど、あの優しい殿下のために働いてみましょうか。 宮内庁というのが、あるようだし。 (このあと滅茶苦茶地獄を見た) 宮内庁に所属してからは、昔の影響もあってか過激な仕事内容でも熟すウェットワーカーとしての精神的な適正があった。 苛烈なきらいはあっても身内には優しかったせいか、名前と種族もあって「鬼の土方」と呼ばれるようになるまでは余り時間がかからなかった。 彼のことを思い出すので嬉しくもあったが……彼はそう呼ばれていた時はいつも悲しそうな眼をしていたように思う。 どんな呼び方をしようとウェットワーカーは汚れ役だ、必要であろうとしてはいけないことだ。 だから人に見られないように、決められた場所で、不浄を成すのだ。 若者が夢を見られるよう、綺麗なものを見ていられるよう。 |子《国民》と|家《国》を守るのは、女の勤めなのだから。 習得予定 1:非金属A 3:かばう 5:ガーディアン 7:拡大数 9:非金属S 11:ダブキャ 13:防具達人