タグ： 明良の犬小屋

一人称：俺 二人称：己/貴様 誕生日：1600/12/21 生れた時のことは既に覚えてはいないが、センダンの生息する地を拠点とし 「楝(あふち)」と呼ばれた彼は昔、噂として人間社会に馴染んだ存在だった。 人を攫い、精神を喰っては返す。 精神を喰われた人間は虚ろな目をして病に臥したり、廃人や人格が変わるなど様々な変異をもたらした。 また、当時気に入っていたセンダンを切り壊そうとした人間や気に食わない人間を、 彼は肉体を壊しては喰い見せしめのように枝にかけてさらし首にしたり、無惨な亡骸を適当な場所に放っていた。 そんなことを繰り返し、やがて「楝(あふち)の呪い」や「神隠し」などと言われるように。 噂も広がり「センダンを家の近くに植えると、病人が絶えない、家運が衰退する」 などとし、縁起の悪い木と見做す説もなされた。 そして時が立ち。とある夫婦の元に一人の娘が産まれる。娘の名は「迦宮 禄(かく ろく)」 桐の代用品として禄の誕生と共に植栽されたセンダンの木はとても美しく、彼は心を奪われた。 四季折々訪れては、ただ愛でる。 そんなひと時を繰り返し、某年6月に少女の禄と出会う。 満開のセンダンの下、窓越しにふと目が合った。無邪気な少女は好奇心から様々な質問をしては目を輝かせた。 名乗らずにいると禄から「叡」と呼ばれ、いつしかその名を気に入るように。 人間は好きではない。 しかし、禄から異性としての好意を寄せられ、戸惑いあしらう事も多かったが、 月日を重ねるごとに清らかで聡明な禄に惹かれ、愛するように。 その頃には派手な食事は控えていたし、口約束だけの婚姻もしていた。 同時期、楝の呪いを畏れた村人は原因を探ろうとした。魔女狩りのように、 センダンの近くに住む人間を妖とし殺しまわったのだ。 禄を妖の類と誤認した人間達は、禄の両親共々襲い、火をつけ焙り殺した。 火の気をみて駆け付けた叡は怒り狂い、その場にいた人間達を惨殺。 しかし、それだけでは収まらず、結果としてひとつの村を消した。 一度、愛を知った叡はもう一人ではいられない。 憎い人間を赦さぬ気持ちと無限に湧いてくる寂しさから、 無意識に共に永くいられる存在を求め彷徨っている。 あなたは現代日本で人々を混沌と狂気に陥れ、それによって生気を得て生きている悪鬼だ。あなたは強力な悪鬼である。 あなたにとって人々の正気を食らうこととは、生存に必要なことであり、また同時に最高の享楽でもあろう。 あなたは HO 祓師を半妖に堕としたいと考えている。理由は自由に決めて良い。 あなたは、祓師の弱点があなた自身の妖力だと理解している。 自分が近くにいることで、目的はより達成されやすくなるはずだ。 特性選択：妖魔特性 自分の手番に MP を 2 消費し、さらに《INT*5》の判定に成功することで妖術を扱うことができる。 与ダメージは 1D10+2（装甲貫通）とする。 また、《回避》の代わりに《隠す》を振ることで攻撃を回避することが可能。 他者の回避が失敗した際にも、代用として使用できる。 HO 祓師・HO 半妖の霊術効果を受けるとき、HO 悪鬼には毎度〈SAN-1D3〉が発生する。 ただし、HO 祓師の霊術効果を受けるのが HO 式神である場合、SAN 減少は起こらない。 ▼裏面 HO：式神 あなたは、ただ底なしに恐ろしい悪鬼だった。 しかし今に至っては、HO 祓師によって妖力を霊力へ変換して利用され、HO 祓師に付き従う式神とされている。 ★Ｆ失敗肩代わり表 HO 祓師と同行しているとき、HO 祓い師がＦ失敗をしたならば、その効果は自動的に HO式神が受けることになる。 式神とは、主人を守るべきものであるからだ。 効果は基本的に以下からランダム選択となるが、場面に合わせて任意選択しても良い。 [1] HO 祓師の代わりに〈SAN-1〉。 [2] HO 祓師の代わりに〈HP-1〉。 [3] HO 祓師からの霊気の流れが滞り、感覚が鈍っていく。以降１回の〈知覚系技能〉に-20%。 また暫くの間、HO 祓師に指示を貰えないと機敏に動けなくなる。 [4] 悪鬼としての一面が騒ぐ。HO 祓師を含む人間を今すぐに引き倒して壊し尽くし、衝動のままに貪り食いたい。 以降１回の〈知識系技能〉に-20%。 [5] 何も起こらない ネタバレ 叡の正体：ニーオス・コルガイ 通過シナリオ ・祓と喰

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