タイトル:根津谷 宗平(仮) キャラクター名: 種族: 年齢: 性別: 髪の色: / 瞳の色: / 肌の色: 身長: 体重: ワークス  :商店主 カヴァー  :古物商 シンドローム:モルフェウス、ノイマン ■ライフパス■ 覚醒:探求 衝動:破壊 ■能力値と技能■ 【肉体】:1 (シンドローム:1,0 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL / 判定 1r 〈回避〉:SL / 判定 1r 〈運転〉:SL2 / 判定 1r+2 【感覚】:2 (シンドローム:2,0 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 2r 〈知覚〉:SL / 判定 2r 〈芸術〉:SL / 判定 2r 【精神】:3 (シンドローム:0,3 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL / 判定 3r 〈意志〉:SL2 / 判定 3r+2 〈知識〉:SL / 判定 3r 歴史 【社会】:5 (シンドローム:1,1 ワークス:1 ボーナス:2 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 5r 〈調達〉:SL4 / 判定 5r+4 〈情報〉:SL4 / 判定 5r+4 噂話 【HP】    25 【侵蝕基本値】 34% 【行動値】   7 【戦闘移動】  12m ■エフェクト■ 《スキル名》           /SL /タイミング/判定/対象   /射程/コスト /効果など 《ワーディング》         /★$/オート$  /自動/シーン  /視界/-$   /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》          /1$ /気絶時$  /自動/自身   /-  /[SL]d$ /コスト分のHPで復活 《ブラックマーケット(+裏資産)》/3 /常時   /自動/自身   /至近/(基+2+2)/常備化ポイント+[LVx10+10]。侵蝕率基本値+2+2 《サイコメトリー》        /3 /メジャー /-  /-     /-  /1    /すべての[情報:]と組合せ可。ダイス+[LV+2] 《天性のひらめき》        /3 /メジャー /-  /-     /-  /4    /戦闘中不可。あらゆる判定のC値-LV(下限値7) 《仮初の器》           /3 /メジャー /自動/単体   /視界/2    /対象が次に行うメジャーアクションのダイスを[LV+1]個 《高速錬成》           /2 /メジャー /自動/範囲(選択)/-  /3    /対象を範囲(選択)に変更。難易度[自動成功]のエフェクトのみ組み合わせ可。1シナリオLV回まで ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称 価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ       0   0 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0   7    pt ■所持品■ 名称             単価 個数 価格 備考 ★(ブラックマーケットLv3) -10  3   -30  常備化ポイント+[LVx10]点 ブラックカード[IA p.44]   8   1   8   [一般/購入不可]購入判定ダイス+2個。1シナリオ3回まで。 ブルーゲイル[IA p.47]    17  1   17  [使捨/難易度20]セットアッププロセスに使用。ラウンドの間行動値+5、侵蝕率+5 コネ:手配師[IA p.39]    1   1   1   [コネ/購入不可]調達ダイス+3個。1シナリオ1回。レアアイテム。 =所持品合計=     -4 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     -4 pt 【常備化ポイント】 18 pt 【財産ポイント】  22 pt ■ロイス■ 対象              好意 悪意 備考 【候補】特権階級、安定体、触媒 ■その他■ メモ: 元ちとせ/語り継ぐこと モノノ怪/ハカナ怪、カナシ怪 https://www.youtube.com/watch?v=ywq9-Na4Kz4&list=PLEWHGtSTRB-HyQp1MUIq4FhAPY8ENSQaM&index=35 ネズミに関する慣用句 https://kotowaza.jitenon.jp/kanji/1700.php#google_vignette 「傘」で終わる熟語 https://dictionary.goo.ne.jp/srch/jn/%E5%82%98/m2u/ ●武器名「蛇ノ目傘・六ツ捻ヅル(むつねづ)」 ●武器名「六連(むつら)」 ●武器名「大傘・六ツ連(むつれん)」←六連銭(むつれんせん)から。家紋とか調べると楽しそう  幼少期に両親から贈られた小柄な蛇の目傘。壊れるたびに何度も修理してきた思い出の品。  開いた状態だと根津谷家の家紋「六つ捻じ銭」が浮かび上がる。  二本継ぎ構造になっており、傘部分と柄が分離できる。  (番傘と蛇の目傘の違い:https://wagasa.shop/blogs/news/what_is_bangasa)  (二本継ぎについて:https://www.kyoga.co.jp/SHOP/AB0312.html) ●武器名「縹に六つ捻じ銭」 ●武器名「四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃひゃくねずみ)」 ●絶技「語り・秀句傘(しゅうくがらかさ)」 ●演目「破れ傘・身濡(みぬらし)」 ●捻れ破れ ●大詰め「語り・秀句破れ傘(しゅうくやぶれがらかさ)」 ●瓦落多語リ・捻ヅ破レ(がらくたがたり・ねづやぶれ):あたりに散らばるゴミを集めて巨大な傘...いや、槍の形に変えたものを敵に向けてぶん投げる。それはもう捻れながら。 ●「秀句瓦落傘・大詰ノ語(しゅうくがらかさ・おおづめのかたり)」 ●「喧喧囂囂瓦落多語リ(けんけんごうごうがらくたがたり)」 ●「喧喧諤諤瓦落多語リ(けんけんがくがくがらくたがたり)」 ●「不寝夜之恨ミ唄(ねずよのうらみうた)」 ●がなり ●傘言葉  ・https://www.kasaya.com/times/13-10.htm?srsltid=AfmBOoowbBLmSIO_8HqVz5wRLF1NxjqpTrosPdvm9DvkyxGhunIBR4B4  ・https://www.tic-co.com/kigoniasobu/zk201507.html#:~:text=%E2%97%8B%E7%A0%B4%E3%82%8C%E5%82%98%E3%81%AF%E6%97%A5,%E3%81%AE%E8%BC%AA%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82 ●「峨々タル瓦落多・賀ノ語リ(ががたるがらくた・がのかたり)」  (狂言「秀句傘」解説:   https://plaza.rakuten.co.jp/seimeifan/4069/   http://zagzag.blog72.fc2.com/blog-entry-1729.html 古語「捻づ」  https://kobun.weblio.jp/content/%E6%8D%BB%E3%81%A5#google_vignette ●憶え傘・初の文・茜に鳳凰(おぼえがさ・そめのもん・あかねにほうおう)→火 ●憶え傘・次の文・紫苑に波風(おぼえがさ・つぎのもん・しおんになみかぜ)→水 ●憶え傘・参の文・漆に雷神(おぼえがさ・さんのもん・うるしにらいじん)→雷 ●憶え傘・現の文・三途渡し(おぼえがさ・あらのもん・さんずわたし)→覚悟 →今まで柄に取り付けられてきた傘の模様や、ともに見てきた景色、記憶を花として咲かせる技? →●大江戸百花繚乱・四十八茶百鼠(おおえどひゃっかりょうらん・しじゅうはっちゃひゃくねずみ) →●憶え傘・一期一柄(おぼえがさ・いちごいちえ) 「家紋」 https://irohakamon.com/symbol.html https://meimeihata.com/blog/home/topic-monyo/kibutucyoudomon/kasa/ https://irohakamon.com/kamon/kasa/ https://irohakamon.com/search.html https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B9%E6%B4%A5%E6%B0%8F(六連銭とかいいかも) https://irohakamon.com/kamon/zeni/ https://irohakamon.com/kamon/katabami/maruninanatsukatabami.html 「和傘」 https://www.kyoto-tsujikura.com/search?page=2&q=%E5%92%8C%E5%82%98 「雅語」「大和言葉」 https://xn--3kq3hlnz13dlw7bzic.jp/native-japanese-word/ 「日本の伝統色」「四十八茶百鼠」 https://nipponcolors.com/ 【参考/モノノ怪】 ●https://moonflowermarker.com/archives/2132 【Dロイス候補】  「安定体」単にのんびり屋だったりレネゲイドにあまり興味がないからでもいい。  「特権階級、触媒」物品に所持者を援護させるという能力を演出するならぴったりだと思う。  「亜純血」常勝の天才目的、でもハイドと被るんだよな... 【他エフェクト候補】  モルp81「アウェイクン」RCメジャー単体至近:HP1で戦闘不能回復、相手の侵蝕値+5  モルp00「巨匠の記憶」:運転・芸術・知識・情報の判定ダイス+Lv個  モルp83「砂の加護」オート:判定ダイス+[Lv+1]個  モルBCp63「砂塵霊」:砂の加護リミット、ダメージ+[LVx4]  モルp83「砂の鎧」RCメジャー:対象装甲値+[Lvx2]  モルp83「水晶の剣」武器選択(他PCのも可)、ミドルで攻撃力Lvx2、1シナリオ3回まで。  モルHRp81「天の業物」オート:水晶の剣を使用した武器を使った攻撃の判定前にクリティカル値-1(下限5)  モル(HR)サンドシェード:白兵武器でRC  モルユニークアイテム:なんとかの杖、砂の刃の攻撃力UP。傘に使おう。  モル(RW)ストライクモード:なんかすごい火力出るらしい  モル:黄金錬成→金継ぎの演出に使えそう  「お前さんの役目は...俺が引き継ぐ。お前さんの言葉は...俺が語り継ぐ。お前さんの絆は...俺が繋ぎ止める。だから...聞かせちゃァ、くれねェかィ。」  割れたそれを、すがるように撫でる。黄金色の光を帯び、カタカタと音を立て、少しずつ集まっていく。  その断面が、金色に覆われ、少しずつ繋がっていく。完全に一つの姿へともどったそれには、何本もの黄金の線が入っている。さながら、この国における伝統的な修復技法「金継ぎ」を思わせる出で立ちだった。  ノイp89「アドヴァイス」メジャー<交渉>単体、C-1(下限6)  ノイHRp82「戦場の魔術師」メジャー、「アドヴァイス」と組み合わせ、対象3体  ノイp91「戦局判断」セットアップ:対象の行動値+[Lvx3]  ノイp91「戦術」シーン選択セットアップ:対象の次のメジャーダイス+Lv個  ノイp92「天性のひらめき」:あらゆる判定のC値-Lv(下限7)  ノイp92「ファンアウト」セットアップ:対象は戦闘移動を行う。1シナリオLv回  ノイp94「ラストアクション」オート:戦闘不能直前にメインプロセス  ノイBCP40「灰色の脳細胞」:行動値に+【精神】  ★(裏資産)IA p.88 常備化ポイント+10点。ブラックマーケットとの組合せ。  砂塵の杖<白兵武器>砂の刃を組合せた攻撃の判定+2個、攻撃力+3、両手持ち  砂の刃<RC>:攻撃力+[LV+2]の射撃攻撃。  サンドシャード<RC>:範囲選択視界、  水晶の剣:他EFと組み合わせ不可。選択した武器の攻撃力を+[LVx2]  天からの業物:水晶の剣で強化した武器を使った攻撃の判定のC値-1(下限5)  サイコメトリー x 巨匠の記憶 x 天性のひらめき x コンセントレイト x タイタス昇華(C値-)で情報判定で100以上叩き出すとかもできるのか...?キーアイテムから情報を引き出すときとかにこれできたらドエモかもしれん。メモリーダイバーみたいなことしてんな。 【基本情報】  ●ネズミのHO  ●一人称:あッし(知り合いや商売相手)、俺(親族や付き合いの深い人)  ●二・三人称:【男性】〜少年・〜の旦那・〜サン、【女性】〜サン・〜のお嬢、〜婦人  ●調子こきがち。脅されたり戦闘に巻き込まれたり、危険な状況になったらすぐひよる。 【職 業】  先代より続く家業である商店「よろづや ねづや」を営む。自宅も兼ねている。先代が店を始めた当初は「よろづや」の名の通り食料から生活雑貨まで扱う店だったが、時代が流れ代替となる店舗形態(コンビニやスーパーマーケットなど)の登場から扱う商品が変わり、今では骨董品やアンティークなどを扱うようになる。(少なくとも父の代の時にはすでに骨董品店だった?)  父(昭宗(あきむね))から物にまつわるエピソードを聞くのが好きだった。 【思い出の一品 / 蛇の目傘『縹に六つ捻じ銭(はなだにむつねじせん)』】  親からもらった和傘(蛇の目傘)。壊れても何度も直して使い続けている。縹(はなだ)色を地色として、開くと根津谷家の家紋「六つ捻じ銭」が見られる。二本継ぎ仕様で傘部分と持ち手の部分が分離できる。  (六つ捻じ銭紋 → https://irohakamon.com/kamon/zeni/mutsunejisen.html)  (二本継ぎの参考 → https://www.kyoga.co.jp/SHOP/AB0312.html )  昔、その美しい模様や作りに一目惚れして親から買ってもらった。もともとは分離もできない一体型で、傘の模様も全く違うものだったが、過去に壊れた際に捨てるのを酷く嫌がり、見かねた親がせめてと職人に頼んで二本継ぎ仕様にし、傘部分のみ修理・張り替えをした。以来、傘部分は壊れるたびに何度か直しているが、持ち手の部分だけは買った当時のものをずっと使っている。  現在では「よろづや ねづや」の看板を背負うことに対する験担ぎとして、根津谷家の家紋「六つ捻じ銭紋」をあしらっている。  (→和傘職人的なポジのNPC、つくるか...?だいぶおじいちゃんになりそう。)  (→「宗平」とか「根津谷んとこのせがれ」とか呼んで欲しい)  ●傘が分かれたら案1 → 『縹に六つ捻じ銭・片割(はなだにむつねじせん・かたわれ)』  ●傘が分かれたら案2 →『片割金継(かたわれきんつぎ)』 【縹に六つ捻じ銭(はなだにむつねじせん)】 ーーー俺が十になるかどうかの頃だったかと思う。 あれは落語だったか、能だったか。お袋と何かの演芸を観に出かけた帰りのことだった。その劇は子どもの俺には分からないことが多かった。ただ、時折会場を満たす観客の笑い声に紛れて耳打ちで解説をしてくれた母のおかげで、子どもながらに楽しめたことは覚えている。 その帰り道だったか、あれに出会ったのは。 ふと、店先に並べられていた一本の和傘に目を奪われた。紅色に金箔を散らした、美しいあしらいだったと思う。 「欲しい」、と思った。  「さっきのが尾を引いているのかな?」 お袋が何かを察してか、そう俺に話しかけた。そうだ。あの時に観た劇は、確か傘に関係するものだった。 実際のところは分からない。ただ俺はその傘に心を奪われたことだけは確かだった。 お袋は何も言わず俺の手を引いて店の中に入って行った。中には俺が見たものの他にも様々な柄の傘があった。 お袋もいくつかあれはどうか、これはどうだと勧めてくれた。それでも、最初に見た真紅の蛇の目傘がいいと思った。 今にして思えば、男児に相応しい色のものを見繕ってくれたのだろう。 【金継ぎされた皿】 子どもの頃に家の中で遊んでいたときのことだ。うっかり店の品の皿を割っちまった。片付けるのも怒られるのも嫌で、そのまま黙ってたっけな。 とはいえ、悪事はすぐにバレた。親父には「客から継いだ物を大事にしない奴はうちの子じゃねえ」とこっぴどく叱られたもんだ。割れた皿は金継ぎにして俺のものになった。 後から知ったが、当時のウチの売り物の中で、あの皿は相当高価なもんだったらしい。それでも、壊しちまった物の価値じゃなく、俺の態度を叱ってくれた親父を、誇りに思う。 【能 力】  モノを作り出すのではなく、その力をより引き出す能力。  たとえば、対象が身につけているもの(衣服や武器など)の力を呼び覚まし、持ち主に力を与えることができる。  彼がPCの無事を願えば、そのPCが身につけているものは持ち主に力を貸してくれることだろう。  (根津谷本人はこの能力を持っている自覚はない)  ただしこれは強制できるものではない。あくまで彼が物に「願っている」に過ぎない。  もしその物が持ち主を恨んでいるのなら、必ずしも力を貸してくれるとは限らない。 【基本方針】  ●主に情報判定・購入判定で活躍する予定。  ●購入判定では他のPCが欲するものをブラックカードや財産ポイントを駆使して代わりに入手して譲渡する。特に希望がなければ「ブルーゲイル」を取りに行って行動値を上げられるようにしておく。  ●戦闘ではちょっとだけ支援屋。必要ならアイテム「ブルーゲイル」で行動値を上げつつ、仲間の判定ダイスを増やす。これ以上ロイス切らせたらやばいなってPCが戦闘不能になったら「アウェイクン」で起こす。 【その他設定とか】  ●覚醒者ではあるものの自分のシンドロームへの理解は低いし、普段の生活でもあまり行使することは少ない。(使うとしても「サイコメトリー」くらい)  ●戦闘は苦手だし、訓練もされてない。  ●そのため(実証はしてないけど)ビルド的には侵蝕率は上がりにくい、と思う。  ●お茶を啜る音がうるさい。  ●お金には困ってない。実は主な収入源は投資。 ・諸白(もろはく):日本酒 →並酒(なみざけ) ・かぶいた(傾いた、歌舞いた):派手な様子の 「確かに美味い話ばかりです。香しい諸白の数々が眼の前に並んでいるような思いです。しかし貴方は、1つ見誤っている。鼻が利くのは貴方だけではない。あッしとて、飲む酒は選ぶということですよ。」 ・汨羅之鬼(べきらのおに、べきらのき):水死体、水死した人 ・背守り:古来より目には魔除けの力があるとされており、服の縫い目にも同じような力があるとされていた。しかし子どもの服はその作り方の特性上背中に縫い目ができず、代わりに背中に目を縫いつける風習があるという。 ーーーーーー 千年経てども 変わらぬ摂理 "げに恐ろしきは 人の業" 物に宿りし 負の情念 "憎し恨めし 許すまじ" 怒りを謳う この聲は お前さんらにゃ 聞こえまい それなら語って聞かせやしょう 恐るるべきは彼こそと 俺は奴らを 弔う語り部 さあお静かに これにて大詰め ここより余計な 囃(はやし)はいらねえ 五月蝿え口は 閉ざして終(しま)え ーーーーー 捻づれた運命 舐(ねず)るモノノ怪 語りを聴かれよ 最後まで これにて幕引き 静寂(しじま)へ ーーーーーー 揺蕩う 奴らの声は 恨みを詠う! ーーーーーー 「どうもどうも!あッしは根津谷 宗平と申します。何卒お見知りおきを!」 「こう見えて人との縁は大事にしてるんですよォ?あ、もちろんこッちの"えん"も好きですがね?👌」 「我々一人ひとりが違った人生を歩むように、モノにはモノの歩んできた道があります。それがどんな奴の手にわたり、どんな風に扱われ、どういったいきさつであッしの元に来たのか。そういう話を聞くのが好きなんですよ、あッしは。」 「おッと失敬。歳を取るとつい自分の話ばかりしたくなッちまう。」 「口が硬いねェ。酒の一杯でも飲めばその口も滑らかになッてくれますかィ?なんならあッしが奢りやしょう!」 「いやァ、こいつを手に入れるのは中々な綱渡りでしたよォ?ということであッしが渡ッた危ない橋の通行料を...と言いたいところですが、そいつァまた今度お話しましょう。」 「なァに、縁がありゃあまたどこかで会うこともございましょう。それではあッしはこれにて。皆さんも気をつけてお帰りくださいな。」 「...なりません。その先は、修羅の道ですぜ。」 「共にメシを食らった仲間を、どうして助けずにいられましょうか!」 「...分かっております。しかし、家や財を失えど心まで貧しくなってはならぬというのは、我が父、六平太の教え!いい加減に、目を覚まされてはいかがか!」 「...ひとつ、身の上話をしても。かつて母に聞かされた話があるのです。」 「ある日、2人で散歩をしていたところ急な雨に降られた。目についた店で傘を買い、相傘にて家まで帰ったところ、互いに片方の肩が濡れてしまったのを見て、それが滑稽で大笑いしたと。...ただの惚気話じゃないかと、子供ながらに思ったものです。」 「しかし、今になって思うのです。共に傘の柄を握ってくれる者、雨に濡れてくれる者とは、これ以上にないほど大切なものであると。お袋を失い、一人で傘に入れるようになった親父は...ひどく、渇いてしまった。常に笑顔を絶やさず、明朗快活が売りだった父の...魂の抜け落ちた顔が忘れられません。あれが、これから修羅に堕ちようという者の顔なのでしょうか。...今の●●少年は、同じ顔をしております。」 「あなたが傷ついてよい理由にもならないはず!」 「...貴方様は、●●が、渇いてしまってもよろしいのですか。」 「...左様でございますか。...あっしごときが力で敵う筈も無し。何か彼女に、伝えたいことはございますか。」 「...力及ばす、申し訳ない。」 「父母を失くし、幾年経てども、ひとつ、忘れられぬものがあるのです。母を失くし、魂も抜け落ちたような父の顔にございます。...今の●●少年は、同じ顔をしております。」 「鼠壁を忘る、壁鼠を忘れずという言葉をご存知ですかィ。苦しめられた恨みはいくら経っても消えねェという意味です。...あんたの持ちモンは大丈夫ですかィ?」 「仲間ァ売れッてか。悪いがウチにはそんな品ァ置いてねェ。とッとと帰ッてくんな。」 「この根津谷、店を家財を失えど、心まで貧しくなった覚えは無ェ。」 「あッしにとッてこれ以上に面白い仕事は無ェ、まさに"あきない商売"でございます!」 「悪いがここにゃ悪魔に売る仲間も魂も無ェ。とッとと帰りな。」 「...お前さんが体験したこと、お前さんがされた仕打ち。必ずこのあッしが語り継ぐ。だから頼んます...力を、貸してくれ。」 「...あんたには聞こえますまい。こいつらの恨みの声が。聞こえますまい、自分を踏みにじった奴に仕返しができる、喜びの声が。」 「...何を言っても無駄ってことですかィ、ならばこの"演目"は、あんたにぴったりってことだ。」 「聞こえねェなら見せましょう。これが"彼ら"の恨みの形、あんたを叩きのめせる喜びの形だ!」 「...頼んだぜ、おふくろ。」 「ここまでやらにゃァ伝わらねェなんて...まったく、骨の折れるお人だ。」 「くだらん噺は終わりにしましょう。ここから先は..."彼ら"の語りをお聞きなせェ。」 「この力、便利なモンだと思っておりました。物の記憶を、体験したことを覗けるなんて、なんて面白いチカラなんだと。」 「それであッしは、物と心を通わせていた。いや、通わせた気でいた。」 「人と同じように物にも人生や心がある。然らば触れられたくねェ過去、探られたくねェ腹があッたッておかしくねェ。相手の心も知らねェでずけずけと過去を覗いちまうこのチカラを...少し、勘違いしていたようです。」 「...あんたは大丈夫なんですかィ?触れられたくねェ過去は無いんですかィ?今回のあッしのような無礼者に、それを土足で踏みにじられるんじゃねェかと不安で仕方がねェんです。」 「親父...俺は...物売りとして...売っちゃいけねェもんを売っちまった...」 「すまねェ。先代から続く根津谷の看板に、泥ォ塗っちまった」 「畜生と成り果てたこの体には...ねづやの看板は重すぎるんです。」 「この根津谷宗平、家を財を失えど、悪魔に魂売るほど安い男になったつもりは無ェ。」 「あッしは、あッしのできることを。」 「魂のこもってねえ鉛の雨なんざ、傘を開くまでも無ェ。」 「こいつらも、まだ終われねェと叫んでる。」 「...すまねえ親父。あんたの仕込んだ茶番は...骨折り損のくたびれ儲けと相成ります。」 「行ってはなりません。あのお方にとってあなたは傘。もしあなたという傘を亡くしたら、あの方はひどく渇いてしまいます。」 「あぁ、やはりあッしでは...あなたの頬を渇かすことは、できないのですね...」 「ああ、一体いつになったら、あなたの頬は、涙を忘れられるのでしょう。」 「...傘が無きゃあ濡れちまう。それに...このお方が無事に三途の川を渡るにゃ、渡し賃が必要でしょう。」 「...一族への、挨拶を。最後となるやもしれませんからね。」 「...いえ、もしかしたらと、思っただけです」 「...『よろづや ねづや』が第六代当主、根津谷宗平。僭越ながら、お供をさせていただきやす。畜生と成り果てたこの小さな体にもできることがあるならば、なんなりとお申し付けください」 「…そうですか。退院、されるのですね…いえ、それは…大変良いことにございます。祝いと言っちゃあなんですが、こちらを…(鼠のイラストが入った手ぬぐいを渡す)」 「いえ、その...鼠というのは、古くから子宝や安産祈願、子孫繁栄の印として扱われてきました。ですから、その手ぬぐいにも...」 「ああいや!"そういう意味"では!決してそんな下世話な話をしたいのではなく!つまり、その、あッしはあんたに..."良い相手"が、見つかればと、思っているだけにございます...」 「あああ!言わないでくだせえ!乙女と戯れにも手を繋げないような男が、どうして素直に想いを伝えられましょうか!」 「ですがウチに来るのはいいもんばかりではございません。あまり良い扱われ方をされなかッたモノ...『曰く付き』といえばいいんですかね。」 「そうですなァ...1つ、実際にあッしが取り扱ッたものを例えに出しましょう。皆さん、写真というものはもちろんご存知ですね?今の時代じゃ当たり前すぎる技術ではございますが、一昔前はその技術を忌み嫌う人が珍しくなかったのです。」 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1019299295 「『写真に撮られると魂を抜かれる』といったお話は聞いたことはございませんか?この国で写真という技術が広まると、強い興味の対象であると同時に、自分の姿をそっくりに映し出してしまうそれを気味悪く思う者が少なくなかった。自分の一部を奪われ、写真というものの中に封じ込まれてしまった、と考える人がいた訳です。さて、そんな迷信が広まる中で、ほんの少し尾鰭のついた話が出来上がりました。それは『写真の中心に映った者は早死にする』というものです。」 「もちろんこれもただの迷信に過ぎません。たとえば集合写真を撮ろうと言うとき、家族写真なら一家の長、学校なら先生や校長、会社なら社長や会長といった年長者が写真の中心に来ることが多い。当然、その人は周りに映る連中よりも早くお迎えがくる。そんな必然を曲解した連中がさっきのような与太話を広げるわけですな。」 「さてここからが肝心なところです。写真に映る人の数が偶数なら大して問題ない、しかし奇数となると必ず中心になる奴が来ちまう。そういう時どうしたかというと、真ん中に映る人にこの人形を持たせたんです。その人は少し身体を傾けて写真に写る。こうすることで写真の中心に人形が映るようにして、そういった呪いを避けようとしていたわけです。実際、写真を生業としていた方々の中には、そういった対応ができるようあらかじめ人形を用意している者もいたそうです。」 「この話で大事なのは写真は魂を抜き取るものか否かという点ではございません。当時の人々は写真にまつわる穢れや災いを身代わりとなるものに押し付けていた。意志を持たないものに、悪意を押し付けていた。そんな数え切れない人々の悪意を一身に受けていたのが、この人形なのでございます。」 「こんな話、普通の人なら何を馬鹿なと笑い飛ばす者もおりましょう。ですがあッしらは知ッています。非現実的なことでさえも現実にしてしまう力を。それが...レネゲイドです。」 url: https://charasheet.vampire-blood.net/5351880