タイトル:奈落人馬 キャラクター名:ラムサハ=ミラルゴ 種族:ケンタウロス [特徴:半馬半人、馬人の武術、弱点(土+3)] 生まれ:魔術師 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:17 性別:♀ 髪の色:   / 瞳の色:   / 肌の色: 身長:平均を大きく下回る 体重:平均を大きく下回る 経歴1: 経歴2: 経歴3: 穢れ度:3 ■能力値■      技     体     心 基礎    7      8     11    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F   9   1   2  10   6  10 成長   7   1   5   9  13  10 →計:45 修正 =合計= 23   9  15  27  31  31 ボーナス  3   1   2   4   5   5    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本  16  17  63  91 特技         0   0 修正 =合計= 16  18  65  93 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:12 Lv ソーサラー   2 Lv  /  コンジャラー 6 Lv レンジャー   9 Lv  /  エンハンサー 5 Lv アルケミスト  2 Lv  /  ライダー   5 Lv アビスゲイザー 12 Lv  /         Lv ■戦闘特技・値■ [参照]  特技名      : 効果                        : 前提 [p2122] 治癒適性      : Hpが回復する効果を受けるとき、その効果に自分だけ+1 : レンジャーLv.5 [p2123] 不屈        : HPが0以下になっても気絶しない           : レンジャーLv.7 [p2123] ポーションマスター : ポーションを1R1本補助動作で飲める         : レンジャーLv.9 [p1-281]武器習熟A/スタッフ : ダメージ+1、Aランク装備可能            : [p1-289]魔法拡大/数    : 対象を拡大するごとにMP倍増、達成値は個別      : [p1-292]マルチアクション  : 制限移動を条件に、近接攻撃と魔法を両方行使できる  : [p1-280]ターゲッティング  : 誤射しない                     : [p1-280]鷹の目       : 乱戦エリアや遮蔽物越しに射撃・魔法攻撃可能     : [p2-230]魔力強化      : 魔力に+1                      :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   0   0  9  33 修正 特技        2 =合計=  0   0  11m  33m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名         : 効果                          : 前提 [p]  ▶▶△メディテーション   : 精神効果に対する精神抵抗力判定+4            : [p]  ▶▶△アンチボディ     : 毒病気に対する生命・精神抵抗力判定+4          : [p]  ▶▶スケイルレギンス    : 水中で自在に行動.発声/呼吸は不可            : [p]  ▶▶チックチック      : 跳躍判定+5,落下dm-20                  : [p]  ▶▶△スフィンクスノレッジ : 知力+6                         : [p]  サモン・スモールアニマル : 必中/精神効果/基♡/巧13/追♡:3minで小動物,鳥を呼び寄せる : 無 [p]  ◯HP強化         : 最大HP+5                        : [p]  ◯遠隔指示        : 30m以内の騎獣に指示∧騎芸適用             : [p]  ◯騎獣の献身       : HP0以下になる適用dmを同座標騎獣が肩代わり,1戦闘/日   : [p]  ◯探索指令        : 足跡追跡,異常感知,危険感知,探索,罠回避判定可能     : [p]  ▶▶獅子奮迅        : 追加主動作:蹄による近接攻撃,回避-2           : [p]  ▶▶△ヒールスプレー    : 1体/30m/射撃/任意:HP回復                : 緑2 ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : グラップラー: フェンサー : シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 6800     10      0         0 [] *マナスタッフ / 魔力+1 (p) 4600      1      0         0 [] *[アビスナイフ加工]スパイラルホワイトロッド / 魔法行使時発生dm+2 (p) =価格合計= 11400 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 : 13      4  2340 醜悪なハードレザー / アビス強化:魔法dm-1,カース:冒険者ランク-1,売却額1/4 盾 :              / 修正: = 合計 =    0   4  2340 G (回避技能:) ・装飾品    価格  名称           / 効果 頭 :2000  小王の頭輪        / 耳 :3500  蝙蝠の耳飾り       / 顔 :2200  光のシンボル       / 首 :1000  ロッセリーニの調声器   / 背中:8000  セービングマント     / 右手:5000  信念のリング       / 左手:10000 マナリング        / 腰 :42000 レッサー・アームスフィアⅠ / 腰 :200  アルケミーキット     / 種族特徴:装備部位増加 足 :    ==装備不可==       / ====== 他 :    知性の指輪        / =合計=73900 G ■所持品■ 名称           単価  個数 価格  備考 値引き分         -4092 1   -4092 マナスタッフ,スパイラルホワイトロッド,ハードレザー ▼技能系             1   0 騎獣契約証:乗用馬,軍馬  1250  1   1250 騎獣縮小の札Ⅱ       500  8   4000  残: 強く魔化された樫の枝   100  2   200  オークスパイダー作製,消費MP6 残:0 └血肉の赤鉄(小)     100  1   100  移動力+5m └柘榴石の活力(小)    200  1   200  HP+5                  1   0 ▼道具類             1   0 薬師道具セット      200  1   200  薬草威力表1d+4 冒険者セット       100  1   100 ロープ10m         10   10  100  50m*2 真っ平らな手鏡      50   1   50   +20名誉点 着替えセット       10   1   10   1week 防寒着          80   1   80 保存食(1week)       50   10  500  残:70day 頑丈なランタン      40   1   40 油            20   2   40   12h 砂時計          120  2   240 羊皮紙,インク,羽ペン   10   1   10   残:5枚 はけ、ペンキ       25   1   25   残:1缶 迷わずのチョーク     1200  1   1200  使用カウント:0 酒の種          100  1   100  残:10 ジャックの豆       200  1   200 沈黙の赤牙        20   2   40   残: 女王のブラッドミート   80   2   160  残: 龍樹の秘薬        50   2   100  残:                  1   0 ▼ポーション,薬草類       1   0 魔香水          600  15  9000  残:12 魔香草          100  10  1000  残:5 ハニーレッドジャム    50   3   150  k0,1min 残:1 ヒーリングポーション   100  5   500  k20 残 : 穢れの賦活酒       2000  1   2000  残: アウェイクポーション   100  1   100 熱狂の酒         980  1   980  残: アンチマジックポーション 3000  1   3000  残:                  1   0 ▼戦闘消耗品           1   0 魔晶石3点         300  12  3600  残:8 魔晶石5点         500  25  12500 残:19 共振の魔晶石5点      1000  2   2000  残: 月光の魔符Ⅰ        500  2   1000  残: 陽光の魔符Ⅰ        500  1   500  残: イグニスの魔符      1000  3   3000  残: 消魔の守護石2点      400  5   2000  残: 悪魔の血         200  30  6000  残:27 悪魔の血晶        1600  5   8000  残:4 大悪魔の血晶       3200  1   3200  残:3 アビスシャード          21  0   残:26                  1   0 ▼マテリアルカード        1   0 緑A            200  20  4000  残:15 緑B            20   10  200  残:8                  1   0 ▼装飾品             1   0 知性の指輪        500  8   4000  残:装備1+予備4 スマルティエの巧みの指輪 400  1   400  薬草用 人似せの首輪:細      100  1   100 =所持品合計=   72083 G =装備合計=    87640 G = 価格総計 =   159723 G 所持金   28677G 預金・借金    G ■魔力■ 知力ボーナス: 5 特技強化ボーナス: 1 武器ボーナス: 1  名前  Lv 追加修正 魔力 真語魔法 2       9 操霊魔法 6       13 深智魔法 2  -     13 ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     ○ ○ 魔動機文明語○ ○ / 魔神語       ○ - 魔法文明語 ○ ○ / 妖魔語       - - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:ケンタウロス語、汎用蛮族語 技能習得言語:魔法文明語、魔動機文明語、魔神語、交易交通語 ■名誉アイテム■ 点数 名称 1000 始まりの剣    アイテム    専用化    ハールーン魔精解放術式    ヒアデム魔力流転操撃    古モルガナンシン王国式戦域魔導術    ルシェロイネ魔導術    聖戦士ローガンの鉄壁の型 所持名誉点: 354 点 合計名誉点:1354 点 ■その他■ 経験点:4450点 (使用経験点:85000点、獲得経験点:86450点) セッション回数:45回 成長履歴: 成長能力 獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1-      82000点(   /82000 / 回) 成長回数:7/1/5/9/12/10 2- 知力    4450点(1000 /3250 / 4回)  2025/5/3『忘却の魔域』(GM:紫苑) 3-        0点(   /   / 回) メモ: 一般技能:リンギスト5,ツアーガイド5 (取得:交易交通語 話/読) 【概略】  ケンタウロスの少女。馬身も上半身も年齢と種族にしてはかなり小柄で痩せている。出身部族に伝わる馬身と上半身を全て用いた独特の身振りにより、特異な魔法行使技術を有する奈落睨士。同PTのバルクに仕える従者を自認しており、奉仕的な言動。また奈落の魔域攻略には積極的である。  冒険者活動外ではその身分を活かして、エユトルゴのケンタウロスと人族を繋ぐ活動をしている。主には通訳としての和平交渉だが、ある程度親交を結んだ部族とは双方の文化を体験させる観光業も考案している。その目的の一つは、ケンタウロスから奈落の魔域の情報の収集とその効率的な管理である。 長文設定が書かれていますが、あまり目を通さなくて良いものです。 PCに直接関わりがある項目は【経歴】くらいです。それより下の文章は基本的に背景設定です。 【経歴】  幼少期にその魔法の才を見出され訓練を積み、成人と同時に師である妖精使いであり奈落睨士でもあるケンタウロスと共に奈落の魔域へと送り出された彼女は、一族の悲願のために努力を重ねて実力をつけていく。しかし、間もなくミラルゴの名に相応しい魔法使いとして師に認められるだろうとなった時、魔域内にてとある魔神と出会ってしまった。邂逅と同時に逃走を決断した師は一瞬で気絶させられ、彼女も即座に意識を失った。そうして、二人は魔神の玩具として囚われたのだ。  そこからの生活とは決して呼べない悪辣な扱いは、冗長になりすぎるので控えよう。強いて言うならば、師が高位の妖精使いであり、【リジェネレイション】を行使可能であったことが、彼女らにとって更なる地獄であった。魔神は彼女らの手の内を全て知っているように振る舞い、その知を以て一層邪悪に彼女達を貶めたのだった。そうして玩具としての時間が数年と続いた頃、なんの気まぐれか、魔神が突如として一人だけを解放すると言う。アビスナイフと奈落の核の欠片を師に与え、それを使えばどちらか一方だけは【センド・フロム・アビス】により脱出させられると。そして残された方に更なる"祝福"を与えてやろうとも。目的も、その先にどんな地獄が用意されているかもわからない。魔神の心なんぞ理解したくもない。それでも眼の前の希望に縋るしかなかった。その地獄を脱するために師は、愛した弟子ではなく我が身を選び、奈落脱出の魔法を行使する。そのナイフで空間を切り裂き、遂にこの地獄から逃れるのだと、空間の割れ目へと我が身を投じる——投じた筈であった。しかし、実際に転移させられたのは、弟子の方であった。何が起きたのか、双方にはわからなかった。敬愛する師に見捨てられる絶望に沈んだ彼女、誇りも愛も仁義も棄てて自己を最優先した師。だが起きた結果は全くの逆。驚きの表情を浮かべる弟子と、呆然とする師匠。そして、全てを知っているかのように邪な笑みを湛える魔神。魔神の何かしらの力が原因であることだけが、二人にはわかった。  魔法が発動してから転移により奈落の魔域が完全に見えなくなるまでの時間が、どうしてか異常に長く感じられた。自身ではなく弟子に転移魔法が発動している事態に対する師匠の絶望、妬み、怒り、恨みと憎悪の感情が、一心に弟子へと向けられる。そして、直後に齎される魔神からの想像を絶する悍ましき苦痛の光景を、転移が完了するまでずっと弟子は強制的に見せられ、耳を塞ぎたくなる怨嗟の言葉と絶叫がはっきりと聞こえ続けた。違う、私は悪くない、どうして、ごめんなさい、そんな自身と師の負の感情の洪水に溺れながら、異様に長い一瞬を彼女は味わい、奈落の魔域から脱出した。そうしてどこか、土砂降りの草原に放り出された彼女の心に浮かんだのは、何よりもあの地獄から逃れられたことへの安堵であり、少し後にそれを自覚した彼女は途方も無い罪悪感へと囚われることとなった。己の代わりに悍ましき責め苦を味合う師を放って、自分が幸福に浸る事など決してあってはならないのだから。  それでも生き延びなければ。師の末路を知っているのは自分しかいない。それに自分には一族の悲願を達成する使命がある。ボロボロの心を引き摺って草原を歩く。土砂降りの雨に打たれながら、痩せさらばえた身体に鞭打ち歩んでいく。その先で彼女は、エユトルゴのとある竜人と出会った。 「ごめんなさい、ごめんなさい。貴方様のお時間を、道程を、お邪魔することをお許しください。この駄馬めが口を開くことをお許しください。私の身なんぞに価値などないことは重々承知していますが、それでもこの駄馬たる雌の身体を貴方様に捧げます。献上いたします。ですからどうか、どうかこの哀れで醜く無価値な雌畜生に御身の救いの手を……っ!」  道行く御仁に助けを求めようとして、自然とそんな言葉が真っ先に口から出た。馬の四肢を折りたたんで身体を突っ伏し、頭を深く垂れ、全身で服従の意志を示していた。そんな彼女を優しき竜人は————。 「あなたとは対等な立場でありたい。あなたの道を決めることも、あなたの道を阻むことも私は望みません。」「しかし、あなたがどうしてもと言うのであれば、しばらくの旅路を共にしましょう。」そう受け入れたのであった。  その青年はエユトルゴ騎兵国に連なるとある部族の三男であった。その時には既に冒険者の身であったが、実力も名高い彼の声ならば自然とこの国の者達は耳を傾けた。そんな有力者からの紹介に加えて、元々ケンタウロスと戦線を共にしたことのあるエユトルゴ騎兵国の風土や、異常なまでに従順な彼女の態度、それに反して不可思議で特異的な優れた魔法技術を有していたこと等が相まって、草原を共にかける民の冒険者として受け入れられていった。  冒険者となった彼女の目的は、我が身を最初に拾ってくれた竜人からの恩に報いるためにその隣に立ち続けること、そして囚われた師の救出と部族の悲願達成のために、奈落の魔域を探索することであった。そうした経緯から、魔神との戦闘が頻発するこの地において彼女は戦に積極的だ。機械的にそして徹底的に魔神を追い詰め、魔神共を殲滅するその様子に感情は見られず、無機質な義務があるばかりに見える。だがそれは彼女が魔神と対峙する時に何も思っていない訳ではないことは明らかだろう。寧ろ、湧き上がる感情に蓋をして閉ざさなければ、きっと彼女は身動きができなくなる。だから、狡猾な魔神と相対するならば必ず気をつけなければならない。魔神の弄する挑発、甘言、戯言、それらにより使命感という蓋を剥がされ、義務が怒りにすり替えられたのなら、それは終わりの始まりだ。怒りはすぐに恐怖へと変わる。そして彼女はあの頃の哀れな玩具へと堕ちることだろう。なにせ今なお彼女の耳には、別れ際の師の言葉が、悲鳴が響き続けているのだから。 ※【センド・フロム・アビス】で件の魔域から脱出しているため、まず彼女は【パーフェクト・キャンセレーション】等により魔法の効果を解除してからでなければ再度あの魔域に侵入することはできません。なので高位の魔法使い探しも目的に含まれています。 =================== 以下はPCの部族の背景設定です。知らなくて問題ないものです。 【部族】  そのケンタウロスの部族の始まりは定かではないが、とある口伝が残っている。曰く、「別の世界にて産まれた祖たるミラルゴはラクシアの地へと迷い込んだ。終ぞ故郷へと帰ることは叶わず、この地で息絶えた。我々は、この血に流れる彼女の魂をかの世界へ送り届けるのだ」と。この"帰還"を部族の悲願と掲げている。  この部族は、とある山奥深くで暮らす特異なケンタウロス達である。そこに滞在する理由は、祖たるミラルゴがラクシアへ最初に漂流した"始まりの地"だと言い伝えられているためである。なお、部族が住む山岳地帯の最奥、厳重に守られ隠されている場所には奈落の魔域が存在する。部族の伝承では、そこから祖たるミラルゴはやって来たと言われている。  祖たるミラルゴは、ケンタウロスの全身を使った不可思議な身振りを伴う特殊な魔法行使技術を持ち、未知の魔法を扱ったとされ、その力によりこのラクシアへと迷い込んでしまったそうだ。こうした経緯から、この奈落の魔域は祖たるミラルゴの力で創られた特殊なものであり、その力の宿った空間で修練することで祖たるミラルゴの失われた魔法を身につけることができると言い伝えられている。このため、部族内に魔法適性の高い子供が産まれると、師をつけてこの魔域へ旅立たせて育てる慣習がある。事実、こうして育った部族の魔法使いは、伝承にも通ずる特異な魔法技術が口伝されており、他種族では模倣できない魔法の連続使用を可能としている。なお、魔法の素養を持って産まれる子供は決まって雌であり、祖たるミラルゴと同じ性別であることから、部族の者達は子供に祖たるミラルゴの力が宿っているのだと確信している。中には、祖たるミラルゴの生まれ変わりと言うものまでいるのだ。  こうした修業を経て祖たるミラルゴの魔法技術を習得したと認められた者にはミラルゴの名が与えられ、その一部は祖たるミラルゴが通ってきた奈落の魔域の広大な内部を探索し、その他の者は大陸中の奈落の魔域を巡る旅に出て、いずれも祖たるミラルゴの故郷へと通ずる道を探すこととなる。なお、魔法技術に適性のなかった他の部族の者達では帰還への道を創ることも、知覚することもできないとされ、基本的には祖たるミラルゴの流れ着いた"始まりの地"を守るために部族で生活し続ける。 【部族の文化】  部族の雌が子供を孕んだ時、稀に部族の者(主にその妊婦)が祖霊の声を聞くという。それは、祖霊から産まれる子へと授けられた言葉だとして、部族の者はその単語を新生児に名付ける。そうして名付けられた子供は、高い確率でミラルゴの素質が見出されるため、部族の者はこの授かりに感謝を示し、始まりの奈落へと捧げ物をする習慣がある。  この現象の原因はかの魔神の手によるものであり、魔法の素養を持つ胎児にミラルゴの魂を分け与えた時にその悪辣なる独占欲を以てして気まぐれに名前を授ける様に幻聴を聞かせるのだ。その殆どが悪意に満ちた意味が込められており、魔神にとっての料理名のタグ付けに近いものがある。 【紋様】  部族を表す紋様は、"目のようなアーモンド型の裂け目の中央に、楔で穿たれた蹄"が描かれたもの。馬身に纏う布等に描かれる。 後悔(モンゴル語):харамсах[kharamsakh] =================== ⚠以下はこのPCに直接の関係はない裏設定です。特に読まなくて良いものです。 【歴史】  ~~以下は部族の口伝には残っていない歴史です~~  祖たるミラルゴは、フォーセリアという異界の地にて産まれた者であり、その世界のケンタウロスの中で稀に見られる高い魔法の素養を持ち、代々口伝で継承される上位ケンタウロス語による古代語魔法を受け継ぐ天才だった。  祖たるミラルゴは少女期に森で愛らしい姿の生き物と出会う。それは、彼女にしか姿が見えない妖精だと自称し、愛らしく振る舞い仲良くなっていく。そして他の大人達には内緒で彼女に幾つかの魔法を教えていった。天性の才能を有していた彼女は、幼くもそれらを見事習得し、行使してしまう。そうして彼女は妖精に導かれるままに、魔界へと迷い込んでしまうこととなる。妖精を自称する存在の正体は、言及するまでもないだろう。  そこで彼女がどんな目に遭ったのかは、やはり冗長に過ぎるために省こう。悪逆無道残忍酷薄、悪辣で悍ましく冒涜的な魔神達が、神代の魔力を宿しながらも純真無垢で清純なその魂にどれほど興味を持ってしまうのか。数々の魔神に彼女はさぞ"愛された"筈だ。そんな中、ある一柱の魔神が独占欲を発揮する。他の者に壊されきる前に、あの無垢を永遠に手中に収めようとして、彼女を別の世界へと逃がす。彼女は、その吊り下げられた希望に縋り、死に物狂いで足掻いた。そうして彼女はラクシアに開かれた奈落の魔域へとやって来る。その後は"奇跡的な出会い"の連続により、彼女は何とか生き延び、また家族を持つことさえ叶っていく。だが、終ぞ故郷へ帰ることは能わず、ラクシアの地で没することとなる。  こうして彼女の生はめでたく終わった————とはならなかった。  彼女は、彼女を逃した魔神に"寵愛"され、その魂に烙印を受けてしまっていた。彼女の異世界の魂はラクシアの神々に認識されず、輪廻へ合流できずに、魔神の手へ収まる。魔神はその魂を分割し、素養のある彼女の子孫へと流し込んでいく。そうして何度でも、純真無垢に再誕した彼女を弄ぶのだ。決して壊しきることはせずに慎重に、丹念に。こうして子々孫々に渡って、彼女自身が永遠にかの魔神からの"祝福"を受けることとなったのだ。  なおミラルゴという名称は彼女自身の本名ではなく、彼女が産まれた国の名前であり、本当の名は忘れられて久しい。 【その他設定】  祖たるミラルゴに授けられた魔法が何だったのかは不明である。ただ、強いて言うならば、フォーセリアの魔法使いが行っていた魔神召喚の儀に類似、もしくは逆の術式だったのではないかと言われている。すなわち魔界から魔神を召喚するのではなく、物質界の生物を魔界へ召喚する魔法だ。しかしいくら魔法と魔界の性質を熟知した魔神と言えどもそれを何の制限もなく行使できるとは思えない。だからこそ、天性の魔法使いたる祖たるミラルゴ自身にその魔法を授け、自ら行使させたのだろう。  また、魔神が召喚される時、その本体は魔界に留まっており、物質界に存在するのは影のようなものだとも言われている。ならば、この時祖たるミラルゴに起こった転移もそれと同様の事例となっている可能性がある。祖たるミラルゴ自身の本体は実は元の世界に留まっており、魂無き廃人と化しているか、はたまた表面上は何も変化なく過ごしているか、である。いずれにせよラクシアのミラルゴ達には何の関わりもないことだ。