タイトル:【くたびれジャンク】ネクロク キャラクター名:ネクロク 種族: 享年:51 髪の色:短い白髪混じりの黒髪 / 瞳の色:深い紫 / 肌の色:血色悪めの肌 身長:178cm 体重:57kg ポジション:ジャンク クラス: ステーシー / ゴシック 初期配置:煉獄 行動値:12 ■パーソナルデータ■ 暗示:人形 [記憶のカケラ] 内容 ひきこもり  外は日差しが強くてねえ。 人形     千切れた人形。愛しい人形。 覆う影    君は誰だ。わたしに何をした。意識が、混濁する。 野望     破滅したこの世界を、わたしは切望していたのだろうか? 子どもたち  愛しているとも。最高の作品(きみ)たちを、最高の舞台へ! ネクロマンサーああ。わたしは。そうだ。……君たちを、弄ぶ側だった……! [未練]             内容    狂気度  発狂時 たからもの(大勢の人との写真) への 依存 □□□□ 幼児退行(最大行動値減少(-2)) キル子             への 独占 ■■□□ 独占衝動(戦闘開始時と終了時に1つずつ、対象はパーツを選んで損傷しなければならない) チヒロ             への 信頼 ■■■□ 疑心暗鬼(あなた以外の全ての姉妹の最大行動値に-1) 軍曹              への 信頼 ■■□□ 疑心暗鬼(あなた以外の全ての姉妹の最大行動値に-1) ピン              への 憤怒 ■■■□ 激情暴走(あらゆる行動並びに狂気判定に-1) 子どもたち           への 感謝 ■■■□ 病的返礼(発狂時に起動。任意の基本パーツ2つを損傷。なければレベルの最も低いパーツ1つを損傷) ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   1   1   0 サブクラス   0   1   1 ボーナス 寵愛    1   3   2 =合計=   3   5   3 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名        : タイミング : コスト : 射程: 効果 [ポジション]  半壊            : オート   :    : 自身: ターン終了・たからもの破壊時も狂気が増えない [ポジション]  足掻く           : オート   :    : 自身: 狂気点振りなおし時に出目+1 [メインクラス] 庇う            : ダメージ  :    : 0-1 : 味方のダメージを肩代わり 何度でも可 [メインクラス] 肉の盾           : ダメージ  :    : 0-1 : 爆発・連撃・切断・全体攻撃無効 [メインクラス] 平気            : オート   :    : 自身: ターン内なら破損してもマニューバ使用可能 [メインクラス] 臓物豚           : オート   :    :   : はらわた全員なおす [サブクラス]  肉の宴           : アクション : 1   : 自身: 自身の基本パーツ1つ回復 [サブクラス]  背徳の悦び         : ダメージ  : 0   : 自身: ラピッド・ダメージ・ジャッジのマニューバ一つ回復 [サブクラス]  助言            : ジャッジ  : 0   : 0-2 : 支援1or妨害1 [サブクラス]  作戦            : オート   :    :   : 手駒発表時に姉妹一人の位置を奈落以外に変更可能 [頭]      のうみそ          : オート   :    :   : 最大行動+2 [頭]      めだま           : オート   :    :   : 最大行動+1 [頭]      あご            : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [頭]      よぶんなあたま       : オート   :    : 自身: 最大行動+2 (外見変化なし) [頭]      よぶんなめ         : ラピッド  : 1   : 0-1 : 支援2 [腕]      こぶし           : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      うで            : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援1 [腕]      かた            : アクション : 4   : 自身: 移動1 [腕]      合金トランク        : ダメージ  :    : 自身: 防御1 爆発無効 [腕]      日本刀           : アクション : 2   : 0  : 白兵1+切断 [腕]      ジェットノズル       : オート   :    : 自身: パーツ1破損で白兵肉弾ダメ+1 何度でも可 [腕]      ちみどろ          : アクション : 1   : 0-1 : 妨害1 [胴]      せぼね           : アクション : 1   : 自身: 次カウントで使うアクション1つのコスト-1 [胴]      はらわた          : オート   :    :   : [胴]      はらわた          : オート   :    :   : [胴]      おとこのこ         : オート   :    : 自身: 対話判定+1 [胴]      しんぞう          : オート   :    : 自身: 最大行動+1 [胴]      オートセパレート      : オート   :    : 自身: 切断無効 [胴]      アーマースキン       : ダメージ  :    : 自身: 防御1 [胴]      たからもの-ツルバキアの造花 : オート   :    :   : 「落ち着きある魅力」「小さな背信」「残り香」 [胴]      棺桶            : ダメージ  : 2   : 自身: 防御2 壊れてなければパーツ2修復 [脚]      ほね            : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      ほね            : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      あし            : ジャッジ  : 1   : 0  : 妨害1 ■その他■ 寵愛点:218点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     18点( 14 /  4)     よぶんなあたま 軍曹に未練  持ち越し:4 1     21点( 15 /  6)     改造+2 アーマースキン&オートセパレート 持ち越し:5 2     20点( 16 /  4)     足掻く、平気 持ち越し:5 3     21点( 19 /  2)     基礎3回復-12 強化2回復-12 持ち越し:1 4     21点( 17 /  4)     背徳の喜び、ちみどろ取得 軍曹一旦消去 持ち越し:0 5     30点( 28 /  2)     棺桶、よぶんなめ、臓物豚 持ち越し:0 6     46点( 42 /  4)     軍曹再取得、感情を信頼へ:4 助言 作戦 持ち越し:2 7     41点( 31 / 10)     未練2つ 残り39 メモ: 何故自分はアンデッドになったのか。彼はそれもよく覚えていない。 ただ、揺れるアーコロジーの中において、無表情はいけないこと。それだけを知っている。 ゆえに彼は微笑む。彼は泣く。彼は描き、彼は歌う。怒ることなく楽しみ続ける。 老いさらばえたこの身体は朽ちることも忘れてしまった。 それならばすべきは"し続ける"ことだ。 さあさあ、愉快な後日談をしようじゃないか。 ---------------------------------- 1.セイジャの行進 Nondeadの送迎バスに乗って、行き先は電撃戦。悲劇は喜劇に変わってくれたようだ。 果たしてわたしとは、どこからきたのだろうかねえ。 それでもこの温かな空間というものは懐かしく、幸福を満たしてくれる。 「悪くない。悪くないねえ……」 それがやがて、かりそめのものだと知ろうとも。後悔は微塵も無い。 -------------- 2.ジョウ"ルリ" 森林の救助信号に導かれ、行方不明のアンデッド兵を探すことが今回の目標だった。 マリオネットの先にいたのは巨大で狡猾な蜘蛛だ。だが、それもチヒロやキル子の力には勝てやしない。 しかし、わたしは正体不明の相手に少しくたびれてしまっているようだ。 ……身体が重いし頭痛も酷い。ああ、人間は風邪を引いた時、こういう状態なのだろうねえ。 ……余談だがね、わたしは「どくばり」というものと、とんと相性が悪いらしい。 -------------- 3.我が家と殉教者 雨。そういえば、雨だったんじゃないだろうか。それともただのノイズだったのだろうか。 誰に作られたかも分からず、ぼろぼろになって行き倒れたわたしを拾ってくれたのは、この施設のビッグマザーだった。 その彼女の命令なら、護衛も何のそのだ。問題はないね。 そこで出会った殉教者たちを殉職させなかったことは、間違いなく良いことだったはずだねえ。 "ツルバキア"の造花か。「小さな背信」とはどうも、奇妙なものを感じる。 ……ねえ、リトル・ビッグマム。わたしはどこへいくのだろうねえ。 何故だろうね。"いたい気がする"んだよ。だがね、叶わない気がするんだよ……このままでは、……。 -------------- 後日談1 最初はちょっとしたいたずらのつもりだった。まさかあんな悲鳴を聞くことになるとは。 反射的に土下座までしたのだけれど、そのせいか余計に彼女の機嫌を損ねてしまったようだ。 わたしはいかんせん、人の感情の機微に疎いらしい。 けれどDrに相談に乗ってもらって、無事解決したようだよ。今度お礼をしないとねえ。 ……え、日の本のある集団の話かね。わたしはなにもきいていないしおぼえていないよ(視線を逸らす -------------- 4.キュウシュウ あの腕と脚は誰のものだったのだろうか? 頭がひどく痛むし傷だらけで意識も朦朧としている。 やはり粘菌といえど損傷しすぎれば危ないものなんだねえ。肝が冷えたよ。 Drの兵士たちは8割倒れてしまったらしい。 "それでも彼ならきっとうまくやるだろう"――とは、思っているのだけれど、ねえ。 しかし、この確信はどこからきているのだろう。最近わたしはおかしい気がする。 なにか、まるで、羊水に沈んで溶けていく、ような……。 否、本来のわたしとは、何なのだろう。Drは知っている? だとしたら……何故? 人に寄生する華、か。何故だろうね、胸騒ぎがする……。 -------------- 5.カルネアデス あの瓦礫でどうしてわたしは高揚してしまったのか。あんなに幸せになったのだろう。 それがトリガーになって、どんどんとおかしくなっていくのは分かっていたのに おぞましい思考に頼らざるを得なかった。 おそらく、わたしはもうダメだろう。盾役としても機能を果たせるかどうか。 ならばせめて、最後に怪しいところにハサミを入れよう。ヒントを得て死ぬのは端役の仕事だよ。 ……これは贖罪のためなどではないね。それだけは断言出来るよ。 ああ。ダメ、だ。もう、あたまが、うまく……。Ms.ナインハート、二人を、たのむよ……。 戻ってこられたら、水羊羹とほうじ茶が飲みたいなあ……なんて、ねえ……。 -------------- 6.HIDE AND SEEK 錯乱。幻覚。頭痛。めまい。夢見心地の足取り。 意識が戻った時、いつものアーコロジーは地獄絵図だった。 ありとあらゆる非戦闘アンデッドたちが跋扈し、人を殺していく――。 神父殿の子どもたちと、あの兄妹の妹さん……アンネが迷子らしい。 探しに行かなければ。 わたしは、シーニャとアンネを保護して客室へ向かう最中、アンデッドに襲撃されてしまった。 そこからまた動けなくなって――ああ、ああ。 あの銀髪の少女だけが助からなかったと聞いた。もう顔の左半分だけだったらしい。 "たった一人取りこぼされてしまった! 何という悲劇、悪くないね、わたしはこういうものが"――違う。 ち、違う。……わたしは、惨劇を喜んだり、しない。抑えられる、抑えられるんだ、これは……。 そう思いながら駆けた結末がこれだというのなら、ああ。神様なんてとっくに死んでいるんだろう。 抱きとめたからだがきゅうげきにとけてくずれていなくなって アンネ……ごめんね、ごめんねえ……。 -------------- 7.数多の作品群 マシュー君所有の基地に移動してはや半年。別の区画の住人たちと遭遇することになった。 この世界はすでに略奪と裏切りに満ちている。それは分かっていたろうに、どうして信じてしまったのだろう。 否、それでよかったのだ。信じて、そうでなかった。それだけだ。 ぱぱ、とわたしを呼ぶのは誰だろう。塗り潰されたその顔なのに、わたしを見上げたりして落ち着かない。 頭が痛い。拠点を移してから状態は良かったはずなのだが……。 かすかに取り戻される記憶の奥底で、大罪人が笑っている。軍曹、わたしは……誰になればいい? -------------- 8.わたしと研究。 わたし。わたし。わたし……。……。わたしの、作品に。可愛い子どもたちに。傷をつけたのは。君だったのか。 おいたをした君に、わたしは報復せねばならない。哀しいことだ。 だがね、わたしの研究内容を見た時、わたしは確信したよ。ああ、わたしのことだ、とね。 なるほど「アンデッドが恋をして子を成す」……これはわたしだよ。まぎれもない、ネクロマンサーだった頃の、わたしの。 待っていておくれね、子どもたち。おしごとが終わったらそちらに行くよ。