タイトル:ビスポHO2 キャラクター名:Fiore・Scintillante(フィオーレ・シンティランテ) 職業:テーラー 年齢:23歳 / 性別:男 出身:イタリア 髪の色: / 瞳の色: / 肌の色: 身長:178cm 体重: ■能力値■ HP:13 MP:14 SAN:70/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  10  11  14  16  15  14  17  17  13  14 成長等 他修正 =合計=  10  11  14  16  15  14  17  17  13  14 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 ●《回避》      72%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%   ●《拳銃》   95%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値  《応急手当》30%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%  ●《聞き耳》 80%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%   《精神分析》1%    《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 80%  ●《目星》  80% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%  ●《変装》  40%   《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前 現在値 ●《言いくるめ》80%   《信用》  15%   《説得》15% ●《値切り》  54%   《母国語()》85%   《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前       現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%    《オカルト》    5%    《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%   ●《芸術(スーツ制作)》95%   《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》 1%   ●《心理学》70% ●《人類学》    30%   《生物学》     1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%   ●《天文学》     8%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》      5%    《薬学》 1% ●《歴史》     45%   《》        0%    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:0 名称       成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考 45口径リボルバー   95 1d10+2    15m     1    6   10 / 故障ナンバー100 2丁持ってます 同時に使うことはないです                                    / ■所持品■ 名称       単価 個数 価格 備考 ハンカチ        1   0 財布          1   0 ティッシュ       1   0 スマホ         1   0 リボルバー       1   0 ノート         1   0 ペン          1   0 腕時計         1   0 オーデコロン      1   0 ソーイングセット    1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: ◆基本情報 名前:Fiore・Scintillante(フィオーレ・シンティランテ) 年齢:23歳 身長:178cm 一人称:おれ 二人称:男性▶名前、きみ 女性▶名前呼び捨て、レディ、マダム 三人称:きみたち 誕生日:3月13日 誕生花:スイートアリッサム「優美」「美しさに優る価値」 好きな物:イタリア、美しいもの、美味しい食事 苦手なもの:品のないもの、タバコ、スマートに食べられない食べ物(ハンバーガー、ガーリックシュリンプ、ステーキ←臭いもつくので etc) ◆特徴表 ・6-4「実は生きていた」 生き残るすべに長けている。死からの生還のチャンスが通常の次ラウンド以内ではなく、5ラウンド以内に伸びる。 Fiore→花、複数の中で特に目立つもの scintillante→きらびやかな、輝かしい ╴╴╴╴╴╴╴╴╴╴╴╴╴╴╴╴╴╴╴╴╴╴ イタリアの超一流テーラー。「美」を信条とし、その手で仕立てるスーツには、「依頼人の気持ち」「着る場所」「込めたい想い」がすべて反映される。 その精緻なステッチと完璧なラインへのこだわりから、巷では「美を仕立てる者」と称されることもある。 自身の見た目や身のこなしにも強いこだわりがあり、スーツの汚れや乱れを嫌う。 美しいものには目がなく、偶然見かけたエレガントな仕草やデザインにはつい声をかけてしまう。 「美しいものは、見逃したくないのさ😊」 美しいものには目がないだけでなく、新しいデザインやスタイルにも強い関心を持つ。 思わぬ場所で美しいものを見つけると、つい目を輝かせてしまう。 「おや、とても素敵だね!どこで手に入れたんだい?」とつい話しかけてしまうことがある。 世の女性を全員「美しい」と思っており、その美しさに敬意を払うため、出会った女性には必ずと言っていいほど軽やかな口説きを繰り返す。 また、自国の伝統的なスタイルに強い誇りを持ち、イタリアの美学を世界に広めることを密かな使命としているが、他国のファッションにも敬意を払いつつ、自国の美を最高だと信じている。 「イタリアンスタイルこそが真の美だ」という信念を胸に、日々美を追求している。 そのため、彼の仕立てたスーツを身にまとうことは、単なる衣服を超えた「美への宣言」とさえ言えるだろう。 自分の仕立てたスーツに強い誇りを持ち、それを着る自分にも少し自信過剰なところがある。 「ふふっ、これが最高の一着さ。きみも少しは見惚れただろう?」と自分の姿に満足げ。 上品さを大切にしながらも、時に軽妙な会話や遊び心を見せることがある。 普段は優雅で洗練された言葉を好むが、気を許した相手には軽口や冗談を飛ばすこともある。 ⚠️以下「ビスポークランドでなにがあったか?」HO2秘匿バレ⚠️ ◆経歴 幼少期に親に捨てられ、スラムの路地裏で育つ。周囲は荒れた街並みと喧騒に満ち、常に危険が隣り合わせの環境。 暴力と裏切り、煙草の煙や粗野な言葉が飛び交う。その粗野な環境に強い嫌悪感を抱いていた。 幼いながらも、反骨精神から「少しでも美しくありたい」と強く願うようになり、路地裏で拾ったボロ布と針と糸で新たに縫い直して身に纏うようになる。 周囲からは「意味のないこと」と笑われるが、自分の美意識を貫くことだけが生きる支えだった。 そんな中、偶然前を通った仕立て屋のショーケースの中にある高級仕立てのスーツに目を奪われ、「美」という概念に初めて触れる。 「どうして同じ布が、こんなにも美しくも醜くもなり得るのだろう?」 その疑問と憧れが、彼の美へのこだわりの始まりとなる。 そのスーツに見惚れていると、そこの仕立て屋から出てきた店主に「その服、自分で縫ったのか?」と声をかけられる。 「ああ、誰もおれに似合う服を作ってくれないから⋯」と答えたフィオーレに、店主が「なら、もっと良いものを仕立てられるようになってみるか?」と誘う。一も二もなく頷いた。 それが仕立て屋での修業の始まりだった。 店主は気難しい職人だったが、フィオーレの美に対する執着と正確な手つきに気づき、徐々に技術を教え始める。 「美しさは力だ。粗野なやつらには理解できないものだが、それを知っている者にとっては絶対の価値がある。」 その言葉が、フィオーレの心に強く刻まれる。 仕立て屋で住み込みで働き始め、布に触れることの楽しさ、美しく仕立てられた衣服が持つ力に心奪われた。 初めて手にした裁ち鋏の冷たく研ぎ澄まされた感触に、「道具の美しさ」にも目覚める。 縫い目の細かさ、ステッチの正確さ、生地の質感……そのすべてが彼にとっての「美」の一部となる。 「布を裁つとき、針を通すとき、その一針一針が祈りのようなものだ」 仕立ての技術を磨きながら、美しさに対する感覚も研ぎ澄まされていく。 ボロボロの服で歩くよりも、自分の手で美しいものを作り、身に纏うことに誇りを感じ始めた。 初めてのお金で手に入れた初めての高級布は今も大切に保管している。 フィオーレが働く仕立て屋は、イタリア三大ファミリーの一つ、「Sartoria」の下級構成員が服を仕立てる場所でもあった。 構成員たちは目立たないようにスラムの店を利用し、時折粗野な男たちが訪れた。 ある日、ボスの部下がスーツを作りに来たが、採寸時に「この縫い目が甘すぎる」と文句をつけ店主に怒鳴りつける。 そこでフィオーレがさりげなく口を挟む。「その体型なら、肩幅が広すぎて既存のパターンじゃ収まりませんよ。ボスの隣に立つためにもっとフィットさせるなら、この寸法でどうでしょう?」 怒り狂っていた男が、「確かにそうだ」と納得し、仕立て直しを依頼した。 店主が「フィオーレ、ありがとうな。あの人は⋯少し厄介でな、気に入らないところがあるとすぐああなるんだ」と感謝しつつ、苦笑いをした。 その後、構成員が「見慣れない面のガキ、見込みがあります」とボスに報告した。 それ以来、マフィアの服の仕立てをフィオーレも手伝うようになり、その腕が次第にボスの耳にも届く。 ある日、その店にSartoriaの構成員が銃を隠し持ったままスーツのフィッティングに現れる。 フィオーレはその重さに気づき、さりげなく銃の位置を考慮した仕立てに変更。 「よく気づいたな、ガキ」と構成員が感心し、銃をちらりと見せる。 フィオーレはその銃を見て、その艶やかな黒と洗練されたデザインに一瞬心を奪われる。 スラム街でいつも見ていた銃と同じなはずなのに、見る環境、心境によって受ける印象が全く違うのだと思い知らされた。 「これが……武器か。人を傷つけるためのものが、こんなにも美しいとは……」 突如、構成敵対組織の構成員が店に押し入り、緊張が走る。 Sartoriaの構成員が銃を抜こうとするも、すぐさま相手が放った拳銃の銃弾に弾かれ、自分の近くに転がってきた。 その漆黒の艶、滑らかなライン、冷たく引き締まったフォルム……まるで完璧に仕立てられたタキシードのような美しさに、やはり目が離せない。 その形状から、金属の冷たさと重量感が手の中に伝わり、指に馴染む感覚に不思議な満足感を覚える。 まるで自分の手にぴったりとフィットするようなその感触に、一瞬「これもまた、自分が手にするべき道具なのでは?」と思い始める。 (……裁ち鋏も、使い手次第で布を美しくも、無惨にも裂く。銃も同じなのだろうか……?) 相手の銃が自分と店主に向けられた瞬間、彼は迷わずその銃を拾い上げ、相手の背後にある鏡に向けて引き金を引く。 弾丸が放たれる瞬間、銃身がわずかに跳ね上がり、その反動が腕に伝わる。 銃声が店内に響き渡り、鏡が砕け散る光景に目を奪われる。 その一瞬の閃光、破片が空中で煌めく美しさ……まるで貴石が砕け散るような光景。 敵は目を覆い、さらに動きを鈍らせたところで、フィオーレはもう一発を相手の膝に正確に撃ち込む。 (動きを止めるだけでもいい……無駄な騒音は、スーツにとっても迷惑だ⋯!) 膝を撃ち抜かれた敵が苦悶の声を上げ、店内がさらに混乱する中、残りの構成員たちが一斉にフィオーレに視線を向ける。 だが、その瞬間に彼はすでに次の一手を考えていた。 床に落ちて割れた鏡の破片に映る敵の位置を素早く確認し、次に動き出しそうな相手の手首を狙って撃つ。 「その動き、もう少し優雅にできないかい?おれの着ているスーツが乱れてしまうよ」 弾は正確に敵の手首を貫き、握っていたナイフが床に転がる。 「くっ……なんなんだこのガキ!」 フィオーレはスーツの裾をさっと払って軽く微笑み、「ああ、ただの仕立て屋さ……それにしては、なかなか様になってるだろう?」と、冷静に返す。 だが、床やスーツに散った鮮血がその美しさを一瞬にして台無しにし、眉間にわずかな皺が寄る。 「……血の赤も、美しいけれど……スーツに飛び散るのは、やはり興ざめだ⋯」 残りの構成員が慌てて外へ出ていき店が静寂に包まれる中、フィオーレはふと気づく。 「これは……美しくも恐ろしいものだ。だが、それでも……おれの手にあるべきものなのかもしれない。」 手のひらに残る冷たい感触と、銃口からわずかに立ち上る硝煙の匂いに、なぜか胸がざわつく。 服の仕立てで培った「正確な手の動き」や「繊細な感覚」が、銃の扱いにも活かされているのかもしれない。 「おれは、これからもこの冷たく、美しい道具に手を伸ばしてしまうのだろうか……」 初めて銃を手にし、敵対組織を撃退した夜、店主はいつも通り黙々と生地を裁っていた。 使い物にならなくなってしまった布や道具を調達し、店に戻ってきたフィオーレが無言でドアを閉める音に、店主は一度だけ鋏を止め、背後に立つ弟子の気配を感じ取る。 やがて、店主は手を止めずに静かに口を開く。 「……無粋な音を響かせたな、フィオーレ。」 フィオーレは一瞬言葉に詰まるが、すぐに冷静な声で返す。 「…⋯ごめんなさい、鏡を⋯」 店主は鋏を再び動かしながら、わずかに口角を上げる。 「お前は無事だ。それが何よりだ。」 その言葉に、フィオーレはわずかに眉をひそめる。 店主は鋏を置き、ようやく振り返り、鋭い眼差しでフィオーレを見据える。 「だが覚えておけ、フィオーレ。お前の手は、美を生み出すためにある。無粋な力に飲み込まれるな。その手で守るべきものがあるなら、それを忘れるな。」 その言葉に一瞬目を伏せるが、すぐに店主の視線をまっすぐに見返す。 「ええ、心得ています。」 店主はその答えに満足そうに一度だけ頷き、再び生地を裁ち始める。 「ならいい。お前はまだ美しいものを仕立てる手を持っている。その手を無駄にするな。」 その言葉を発した後、しばらくして店主は店の奥へと消えた。 フィオーレは割れた鏡の前に立ち、袖口を軽く整えながら、鏡のフレームに残る破片に映った自分の姿を見つめる。 その鏡は、かつて彼が初めて自分の仕立てたスーツをまとったときに、店主が用意してくれたもので、ずっとその姿を映し続けてきた。 だが、今その破片に映るのは、拭いても上手く消えない血に濡れた床と、自らの手で撃ち抜いた男の影。 「この手が、あの美しいラインを壊したのか……」 そう思った瞬間、胸の奥がひやりと冷えるのを感じる。 ふと、自分の手元に目をやると、そこには硝煙の匂いがわずかに残っていた。 その指先は、いつも布を裁ち、針を通し、美を生み出してきた手。 「おれの手は、美を作り出すためにあるはずだ。けれど……」 その手が、今や人の血を流し、混沌とした力を握る存在になってしまったことに、わずかな戸惑いを覚える。 鏡の破片に映る自分の姿はいつもと変わらず、スーツのラインも何もかも完璧に整えられている。 だが、その内側にあるものは、もう以前と同じではなかった。 「おれは……ただの仕立て屋でいることに満足できるのか?」 その問いが頭をよぎった瞬間、彼ははっと息を飲む。 「美しいものを守るために力が必要だ」 その考えが、彼の心の奥で静かに、しかし確実に根を張り始める。 「美しいラインも、繊細なステッチも、ただそこにあるだけでは守れない。汚れた手から守るためには……力がいる。」 その瞬間、自分の手が新たな役割を得たことを理解する。 美しいものを生み出すための手が、今やそれを守るための武器にもなったのだ。 だが、彼はその矛盾に目を背けることなく、むしろその「新たな美の形」に一瞬、心が震えるのを感じる。 「ああ……これもまた、美の一つの形なのかもしれない」 銃撃戦から数日後、店の前に黒い車が数台停まる。 扉が開き、Sartoriaの構成員が次々と降り立ち、重々しい足音で店に向かって歩き出す。 その中心には、黒いスーツに身を包んだボスの姿があった。 店内にいたフィオーレは、店主が無言で鋏を置くのを見て、何が起こるのかをすぐに悟る。 店主は一瞬だけフィオーレに目をやり、無言で「準備をしろ」と言わんばかりに顎をしゃくる。 店の扉が開き、ボスがゆっくりと中に入る。 店主はその姿勢は少しも怯むことなく、むしろ職人としての誇りに満ちている。 「ようこそ。お待ちしておりました。」 その声には微塵の震えもなく、むしろ長年の職人としての自信が滲んでいる。 ボスは一歩、二歩と店内を歩き回りながら、まるで獲物を品定めするかのように店内を見回す。 その鋭い視線が店内のすべてを舐めるように動く中、店主は決して視線を外さず、背筋を伸ばして立ち続ける。 その横に立つフィオーレもまた、店主に倣って堂々とした態度を崩さない。 ボスは店主に軽く顎をしゃくり、「例のスーツを仕立てたのはお前か?」と問う。 店主は一拍置いてから、「いいえ、ボス。私ではなく……こちらの若造が仕立てたものでございます」と、フィオーレに視線を向ける。 その視線には、弟子に対する誇りと、これから訪れるであろう試練への期待が見て取れる。 「あのスーツを仕立てたのは、お前か?」 ボスの低く静かな声が店内に響く。 フィオーレは一瞬の間を置き、背筋を伸ばしたまま微笑みながら答える。 「ええ、私が仕立てました。お気に召しましたか?」 その瞬間、店主の目がわずかに輝き、口元が微かに緩む。 ボスはフィオーレの瞳を覗き込むように目を細め、しばしの沈黙の後、 「噂は聞いたぞ。お前、なかなかやるじゃないか。……あの銃撃戦、あれは本当にお前がやったのか?」と問いかけた。 フィオーレはその問いに一瞬の迷いもなく、穏やかな笑みを浮かべて答える。 「はい、少々賑やかになってしまいましたが。」 ボスはその答えにわずかに目を細め、フィオーレの腕を軽く見つめる。 構成員たちも緊張した様子で彼を見守っている。 そのとき、ボスがわずかに口元を歪め、手を軽く上げる。 構成員がすぐさま黒いケースを差し出し、その中から漆黒の銃を取り出す。 店内の空気がさらに張り詰め、店主もわずかに握る手に力を込める。 ボスはその銃をフィオーレに向け、「見せてみろ、お前の腕前を」と冷たく言い放つ。 その言葉を聞いて一瞬だけ驚いたように目を見開くが、すぐに口元に微笑を浮かべ、銃に視線を落とす。 だが、その次の瞬間、彼は構えられた銃を一瞥し、軽く首を振る。 「ああ、それは結構です。……おれが見せるべきなのは、もっと静かで、美しいものですから。」 そう言って、彼はすぐそばに置かれていた仕立てかけのジャケットに手を伸ばす。 ボスと構成員たちが怪訝な顔をする中、フィオーレはそのジャケットを手に取り、袖のラインを軽く整えながら続ける。 「おれが仕立てるものは、暴力とは無縁のもの……それでいて、時にその美しさが人を惑わせ、動きを封じる力を持つのです。」 そう言って、彼はジャケットをボスに向かって差し出す。 ボスは一瞬戸惑いながらも、そのジャケットに腕を通す。 生地がボスの腕にぴったりとフィットし、そのラインが完璧に整えられていることに気づいた瞬間、彼は思わず息を呑む。 フィオーレはその反応を見て、さらに微笑みながら一言。 「どうです?これが、おれの“腕前”です。」 店内が静まり返り、ボスは一瞬だけ瞳を細め、満足げに鼻を鳴らす。 「ふん……なかなかやるな。お前は、ただの仕立て屋ではないようだ。」 その言葉に店主がわずかに微笑んだ。 フィオーレはその場で一歩も引かず、ボスの目をまっすぐに見据え続ける。 「ええ、ただの仕立て屋ではありません。おれは、美を仕立てる者ですから。」 その言葉にボスはわずかに口元を緩め、「……気に入った」と短く言い残し、再び扉の外へと歩き出す。 その背中を見送りながら、フィオーレは胸の奥で小さく呟く。 「これが……認められるということか」 恐怖と緊張の中、それ以上に自分の技術が認められた嬉しさが彼を満たしていた。 数日後、再びサルトリアの構成員が店に姿を見せた。 彼らはフィオーレに向かって「ボスがお前を気に入った」とだけ告げ、彼を黒塗りの車に乗せた。 車内で彼は黙ったまま窓の外を眺め、街並みを流れる光と影に目を細める。 (この街は汚れに満ちている。美しいものを守るには、力が必要だ。だが、その力が美しさを傷つけることもある……) 彼の指先は無意識にポケットに隠した裁ち鋏を軽く握り締めていた。 しばらく経った後車が停止し、下ろされる。 ボスの前に連れて行かれたフィオーレは、再びその鋭い視線に晒される。 ボスは無言のまま彼を見下ろし、しばらくの沈黙の後、静かに口を開く。「よく来たな。⋯それで、先日の銃撃戦についてだが⋯素人にあの場をどうにかする力があるとは思えんな」 フィオーレはその言葉に一瞬だけ目を細め、冷静な声で返す。 「ただ、力を振るっただけです。おれにとっては、針と糸で仕立てるのと同じこと。」 ボスはその答えにわずかに笑みを浮かべ、「なら、その手で俺のスーツも守れるか?」と問いかける。 フィオーレはその問いに迷わず頷く。 「ええ、美しいものを守るためなら……どんな力でも受け入れます。」 その瞬間、彼は自分の中に「美しいものを守るために戦う覚悟」が芽生えたことを確信する。 それからの日々、フィオーレは銃の扱いをさらに磨くようになる。 だが、その銃声だけはどうしても好きになれず、いつも冷静に、静かに敵を仕留めることを心がけるようになる。 「銃声は空間を裂く。だが、その漆黒の美しさは……やはり嫌いではない。」 彼は自らの手で作り出すスーツと同じように、銃をもまた自分の一部として受け入れることを決意した。 店の奥で、店主はミシンの音に耳を傾けている。細かなステッチが生地に刻まれる音は、彼にとって心地よいものだ。だが、今はどこか胸がざわついていた。 そこに、フィオーレが静かに扉を開けて入ってくる。彼の動きはいつも通り優雅で、まるで風が通り抜けるようだった。 「師匠、おれに少し時間をくれないか⋯」 「……おお、フィオーレか。どうした?新しいデザインでも思いついたのか?」 店主は手を止めずに返事をするが、その声には少しだけ緊張が混じっている。 フィオーレは、少し間を置き、店内を見回してから、静かに口を開いた。 「……おれ、Sartoriaに入ることになった。」 店主の手が止まる。ミシンの音がピタリと途絶え、店内に微かな緊張が走る。 店主はゆっくりと顔を上げ、フィオーレの目を見る。 「ほう……そうか。」 その言葉は、思ったよりも静かで、深く、そして少しだけ寂しげだった。 「……驚かないのか?」 店主は少し微笑みながら、目を細める。 「いや、お前ならいずれそうなると思っていたよ。」 「お前の腕は、並の仕立て屋じゃ収まりきらない。いずれ大きな波に飲み込まれることもあるだろうと思っていたさ。」 店主は静かに席を立ち、ゆっくりとフィオーレの方に歩み寄る。その足取りは重くも、どこか誇らしげでもあった。 「フィオーレ、お前が選んだ道だ。誰にも文句を言う権利はない。」 「だが、一つだけ覚えておけ。」 彼は肩に手を置き、その目をまっすぐに見つめる。 「お前の縫うスーツには、お前の魂が込められている。その美しさだけは、決して汚すな。」 「どんなに手が汚れても、その心までは穢れるなよ。」 フィオーレは一瞬目を伏せるが、すぐにその瞳にいつもの自信が戻る 「もちろんさ、師匠。おれはこれからも、美しいものを仕立て続けるよ。」 「それがどんな道であっても。」 店主はその言葉に少しだけ安心し、手を肩からゆっくりと離す。 「お前ならそう言うと思っていたさ。」 「……フィオーレ、お前が美しいものを追い求める限り、おれはお前を信じているよ。」 「せいぜい、見惚れるような一着を仕立ててみせろ。」 「もちろん。おれが仕立てるものは、世界一の美しさだよ。」 彼は手にしていた生地をゆっくりと畳みながら、頭の片隅に浮かぶ一人の若者の姿を思い出していた。 「フィオーレ……」 あの少年が、最初にこの店の扉をくぐった日のことを思い出す。貧相な身なりで、怯えたような目をしていたが、その手つきだけは妙に落ち着いていた。 銃撃戦が起こる前も、彼は黙々と針を動かしていた。時折、静かに微笑みながら生地を撫でるその姿は、まるで貴族のようだった。 「あいつが……あのフィオーレが……こんな道を選ぶとはな。」 店主は、肩を落としながらも少しだけ笑う。 「ふふっ……まあ、あいつらしいと言えばあいつらしいか。」 彼は棚からメジャーを取り出し、静かにその長さを確かめる。フィオーレが初めてこの店で寸法を測った日のことを、鮮明に思い出していた。 「あいつの縫うスーツには、美しさがある。強さも、覚悟もある。」 「あの銃撃戦でも、あいつは少しも手を震わせなかった。まるで、自分の仕立てたスーツが崩れないように、慎重に立ち回っていたな……」 店主は、微かに笑いながら自分の手を見る。その手は、かつて多くのスーツを縫い上げてきたが、銃を握ることはなかった。 「フィオーレ……お前がその道を選ぶというのなら、せめて美しくあれ。」 「お前の手がどれだけ汚れても、その心までは穢れるなよ。」 「俺は、お前が美しいものを作り続けることを願っている。」 店主は、そのまま窓の外に目を向ける。遠くに去っていくフィオーレの背中が、まるで仕立てたばかりのスーツのように美しく見えた。 「あの小僧が……立派になったもんだ。」 彼の瞳には、わずかな寂しさと、深い誇りが混ざっていた。 マフィアの護衛として帯同するようになったフィオーレはたびたび抗争現場に立ち会うことになった。 灰色の路地裏、フィオーレはボスと数人の構成員たちと共に歩いていた。足元には割れたガラス片と水たまりが散乱している。空気は重く、湿気が立ちこめている。 突然、乾いた銃声が響き、壁に弾痕が刻まれる。構成員たちが一斉に身を伏せ、フィオーレも反射的に壁の陰に身を寄せる。 咄嗟に手にしていた銃を握りしめ、その重さを感じながら小さく息をついた。 敵対組織の一人が飛び出してくる。フィオーレは一瞬の隙を逃さず、その足元に向けて銃を放つ。 銃口から放たれた弾丸が空気を切り裂き、相手の足元に深紅の飛沫を咲かせる。倒れた男が呻き声をあげるのを背に、フィオーレは静かに銃を構え直す。 銃口から放たれる微かな金属の冷たさと、黒光りする漆黒の銃身に一瞬だけ見惚れる。 (……この漆黒の銃口から放たれる一瞬の火花……まるでスーツの針が生地を貫く瞬間のように、研ぎ澄まされた美がある。) だが、それが人を傷つけ、命を奪うための道具であることに、彼は少しだけ胸に痛みを覚える。 「銃の腕だけでなく、反射神経も中々だな、お前は。」 「ただ立ち尽くしているのは、美しくないと思いませんか?」 ボスはその答えに一瞬だけ驚いたように目を見開き、次の瞬間には低く笑い声を漏らす。 「お前、妙なやつだな。あんな乱戦でも平然としているとは。」 フィオーレは肩についた埃を軽く払い落とし、わずかに微笑む。 「ふふっ、スーツに血がつくのが厄介なだけですよ。」 銃撃戦はさらに激しさを増し、火花が散るたびにその光と影の美しさに心を奪われながらも、その矛盾に戸惑っている自分に気づく。 美しくあるためには、強くなければならない。 力なくして、美は守れない。 やがて銃声が止み、敵対組織の残党が退散していくのを見届けると、ボスはフィオーレに近づき、その肩を軽く叩く。 「お前、服を作る腕もいいが、護衛としても使えるな。」 その目は、まるで新しい才能を見つけた職人のように輝いている。 「スーツを台無しにする喧騒は嫌いですが……ボスがその場にいる限り、黙って見過ごすのも美しくないでしょう?」 ボスはその答えに満足げに笑い、再び歩き出す。その背中を見送りながら、フィオーレは自分の手に残る銃の冷たさと、その重みを再び感じていた。 静かに息をつき、漆黒の銃口に映る自分の姿を見つめる。 美と暴力……その二つを抱えた自分は、一体どこに向かうのだろうか? 現在は、「Sartoria」の専属テーラー兼護衛として、ボスの信頼を得ている。 美に対する強いこだわりから、常に完璧な仕立てと身のこなしを心がけている。 ディアーナへの想いも胸に秘め、彼女に振り向いてもらうため、Sartoriaのため、師匠のため、己のため、世界一のテーラーとしての名声を目指す日々を送っている。 だが、その優雅さの裏には、かつての荒れた過去と、時折見せる冷徹な一面が隠されている。 イメソン▶ ■HO2伊国テーラー「イタリアンスタイルが一番イケてる!」 あなたは超一流の伊国テーラーである。 と、同時にイタリアンマフィア「Sartoria(サルトリア)」ファミリーの一員であり、その専属テーラーでもある。あなたがビスポークランドに降り立ったのは、そのボスに「“至高の一着”の技術を盗んでこい」と命令されたからだ。 あなたには一つの夢がある。 それは、”別ファミリーのボスの娘を落とすこと”。 彼女とはファミリー同士の交流の場で出会って以来、何度か連絡をとったりお忍びで食事に行ったことがある。 その度に好感触はあるものの、いつもあと一歩というところで躱されてしまうのだ。 しかし噂に聞くところによると彼女は今、かの天才テーラーマルクスにお熱らしい。 理由は、「彼は素敵なスーツを作るから」。 あなたの本当の目的は、天才テーラーマルクスの技術を盗み、 自分こそが一番イケてるテーラーであると自身のボス、そして彼女に示すことである。 ●「Sartoria」と命令 イタリア三大ファミリーの一つである。 あなたはそのボスに気に入られており、その仕立ての技術と拳銃の腕を評価され直属の部下の地位を獲得している。 しかしマルクスのブランドで仕立てたらしい服を手に入れて以来、随分と機嫌がいい。このままでは現在の地位も危うい。 そんな最中言い渡されたのが「”至高の一着”の技術を盗んでこい」という命令であった。 ●別ファミリーのボスの娘 彼女の名前はディアーナ。とんでもない美人だ。 ファミリー同士の交流の場で出会って以来、あなたはその色香に惑わされてしまい何度か食事に誘っては口説いている。 反応は悪くないものの、未だ彼女をモノにするには至っていない。 ●探索者の作成方法 職業ポイント:[EDU×20] 職業技能:言いくるめまたは説得、芸術または製作(任意)、心理学、値切り、変装、目星+個人的な関心の技能2つ 特記:流行に敏感。相手の服装を見ただけで、社会的地位や収入などがわかる。さりげないアクセサリーの価値もわかる。 必須条件: ・特徴表を使用する場合一つまでとすること。 ・POW・DEXが10以上であること。 ・〈芸術(任意)〉〈制作(任意)〉などのスーツに関する服飾系技能のいずれか一つが80%以上であること。 加えて以下のボーナス。 ・[(INTもしくはEDU)×5]%をマフィアの職業ポイントとして追加で使用できる。 (マフィアが持っていそうな技能であればよい) ・あなたはボスや美女に気に入られる術を身につけている。〈言いくるめ〉に+30%。 ・あなたには射撃の名手である。拳銃の初期値を50%とし、判定に失敗した場合も対象に当てることができる。ただし、失敗した場合はダメージ半減となる。致命的失敗の場合は通常失敗扱いとなり、故障ナンバーの場合はジャムとなる。また、部位狙いをする際にマイナス補正を必要としない。ただしその際は成功判定・ダメージは通常通りのものとなる。 <通過済みシナリオ> ・ビスポークランドでなにがあったか? END1 ・門の創造(6版P289) この呪文は、使う者を別の次元、別の世界へと行かせてくれる呪文である。1つの「門」は、別の場所にあるもう1つの「門」にだけ通じている。 門を創造するためには移動する距離に対応したPOWを永久的に消費しなければならない。 門を使用するためには、創造するために使ったPOWと同じ値のMPとSAN値を1消費する。 ■簡易用■ Fiore・Scintillante(フィオーレ・シンティランテ)(男) 職業:テーラー 年齢:23歳 PL: STR:10  DEX:16  INT:17 アイデア:85 CON:11  APP:15  POW:14  幸 運:70 SIZ:14 SAN:99 EDU:17 知 識:85 H P:13  M P:14  回避:dex*2  ダメージボーナス:0 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:425 個人技能点:170) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]