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▋Submersus Inferno│HO2 ──────────────────── 「この足で助けてきた命もあるっていうのに、今ではこの足が憎いよ」 仕事に対しては実直だが、少々不器用なところが目立ちがちな海上保安官。 しかしながら、乗り物に関してだけは器用に動かしているため不思議がられている。 昔はよく笑いよく喋る豪快な男だったが、現在はよく難しい顔をする引っ込み思案な性格になった。 ---------------------- 海の近くの産まれで、祖父がよく潜りの話を聞かせてくれたため、小さい頃から潜るのが好き。 決して泳ぎが速いというわけではないのだが、肺活量が多く祖父譲りの潜水能力を持っている。 水泳に関しては"平泳ぎ＞背泳ぎ＞クロール＞バタフライ"の順で得意。 水難事故に遭ってからは、水面で自分の顔を見ることすら薄っすらと寒気を覚え、治療当初はかなり難航した。 1年の治療を経て、ウォーキングプールなどへの入水・歩行はできる程度には回復したが、やはり潜水はできていない。 そのため、現在でも自身のPTSDに関しては不甲斐ないと思うばかりで、あまり明るくは振舞えていない。 それでもいつか見たあの消防士たちのように恐怖を克服できることを信じている。 ▋NPCたちとの関わり ──────────────────── 【沖田 汐】 └助けてもらってから申し訳なさ半分、有難さ半分で頭が上がらない。 　早く期待に応えて恩返ししたい、という焦りを幾度か宥められている。 　なんかちょっとお父さんみたいな人だよな…と思っている。 【難波 彗志】 └海上保安大学からの付き合い。 　在学時からもたびたび彼の悪ノリにノっていたりシバいたりする仲良し。 　本来であれば彗志と肩を並べていたはずだったが、今ではすっかり追い抜かれている。 　復帰後はなんでもそつなくこなす彼に対し、悔しいような何とも言えない気持ちがある。 ▋特徴表 ──────────────────── 【2-06：アウトドア派】 暇さえあれば季節を問わず、野外活動に繰り出している。 ＜ナビゲート＞、＜博物学＞、＜追跡＞にそれぞれ+20%。 【3-02：プロ・ドライバー】 小さい頃から乗り物で遊んでいた。 あらゆる＜運転＞技能の基本成功率が50%となる。 ▋その他 ──────────────────── ✧趣味：ソロキャンプ 　誕生日：4/14 　血液型：B型 　好きなもの：お刺身 　苦手なもの：海洋系ホラー映画、釣り（ド下手くそ）、料理全般（ド下手くそ） ✧一人称：自分 or 俺 　二人称：あなた/苗字+さん or あんた/呼び捨て ✦カラーコード：1E50A2 ▋後遺症・不定の狂気など ──────────────────── ▋通過シナリオ ──────────────────── ・ -----------------以下【Submersus Inferno HO2】の秘匿----------------------- ▋HO2│海上保安官 ──────────────────── あなたは海上保安官だ。 どんな状況であろうと、海上の治安を守るのがあなたの仕事だ。 だが、あなたは潜水にトラウマがある。 --- あなたは海上保安官を目指し、潜水士の職務を全うしていた。 時には危険な場面も遭ったかもしれないが、それでもこの仕事に誇りを持っており、水や海に然して恐怖心も無かった。 だが、1年前に業務中に水難事故に遭ったのをきっかけに、あなたは潜水することが怖くなってしまったのだ。 当時、「塩凪小型船舶沈没事故」を担当していたあなたは沈没船の確認のため、潜水作業を行なっていた。 しかし、その時に"何か"に足を掴まれたあなたは、そのままズルズルと深海に引き摺られていった。 水圧に呼吸がままならず、次第に光を見失った時に意識が途絶えた。 そして、次に気がついたのは塩凪湾の沿岸部であったのだ。 上司の沖田 汐（おきた うしお）が倒れていたあなたを見つけ、救出してくれたのだと病院で伝えられた。 それ以外であの時のことで覚えていることはない。 以来、潜水をするとあの時の恐怖を思い出し、体が動かなくなってしまっている。 今回、1年間の療養と訓練を終え、ようやく現場復帰することとなった。 少なくとも、あなたは人を救うこの仕事に誇りを持っており、誰かの危機を救える潜水士で在りたいと願っている。 あなたの目的は、トラウマを克服し、海上保安官としての職務を全うすることである。 --- ◆【情報】 ◎塩凪小型船舶沈没事故（しおなぎわん こがたせんぱくちんぼつじこ） 1年前の8月26日に塩凪湾で発生した沈没事故。 隣県の湾岸から出航したらしき小型船舶が塩凪湾に着岸する直前に突如爆発を起こした後、姿を消失。 搭乗者数不明であり、出航理由も不明。 状況確認を行なうため、当初HO2が担当するも船舶の状況を把握することは出来なかった。 その後も捜査は難航しており、詳細は未だ不明のままである。 ◎海上保安官としての仕事 あなたは潜水士としての職務を全うしてきた。 この職を選んだからには、人を救おうという気持ちを強く持ち続けていたのだ。 だが、あの水難事故に遭ってから、自身はこの仕事を続けることが出来るのか、と不安に苛まれることが増えてしまった。 それこそ仕事を辞めてしまおうとも。 そんな折、あなたは仕事帰りに火災現場に遭遇したことがある。 一軒家が荒々しく燃え上がる中、そこで懸命に救助活動を行う消防士たちの姿を見たのだ。 自身の身の危険も省みず、取り残された住人を救出しに向かうその後ろ姿に、強く胸を動かされたのだ。 その時の自分は、無我夢中になって彼らの救助活動を見つめていた。 もしかすれば、何か叫んでいたかもしれない。 あの姿を見ていなければ、自身は今、海上保安官でなかったのかもしれない。

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