タイトル:えろにくえろす72 キャラクター名:八尺 胡蝶 (はっしゃくの こちょう) 種族:ウィークリング [特徴:弱点(衝撃+3)、未熟な翼、切り裂く風] 生まれ:魔術師 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:16 性別:女 髪の色:黒髪 / 瞳の色:黒瞳 / 肌の色:肌色 身長:154.5 体重:そこそこに重い 経歴1:蛮B-3-6 人族の利益になることをしている(していた) 経歴2:蛮B-6-1 職人を目指している(いた) 経歴3:蛮A-2-2 人族の生き方に感銘を受けた 穢れ度:2 ■能力値■      技     体     心 基礎    7      8      8    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F  11  11   7  11  11   9 成長      1      2      4 →計:7 修正 =合計= 18  19  15  21  19  21 ボーナス  3   3   2   3   3   3    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本   6   6  30  36 特技         0   0 修正 =合計=  6   6  30  36 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:3 Lv ソーサラー 3 Lv  / プリースト 2 Lv スカウト  1 Lv  / セージ   1 Lv ■戦闘特技・値■ [参照] 特技名   : 効果                             : 前提 [pIB39]魔法拡大/数 : 対象を拡大するごとにMP倍増、達成値は個別           : [pIB32]魔法誘導  : 射撃魔法で誤射しない、完全に隠れ切れてない対象に射撃魔法可能 :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   4   4  19  57 修正 特技        0 =合計=  4   4  19m  57m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名: 効果: 前提 ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : グラップラー: フェンサー : シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 120   1H   5   1   1  10  12   0 [メイスB] *錫杖 / ライトメイス (234p) =価格合計= 120 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 :  7      3   150 法衣 / ソフトレザー 背面に太陽を象ったシンボルがプリント 盾 :  8      1   100 布製の小手 / ラウンドシールド 修正: = 合計 =    0   4   250 G (回避技能:) ・装飾品    価格 名称     / 効果 頭 :          / 耳 :          / 顔 :          / 首 :100  聖印     / 背中:          / 右手:          / 左手:          / 腰 :100  魔法の発動体 / 足 :          / 他 :          / =合計=200 G ■所持品■ 名称         単価 個数 価格 備考               1   0 冒険者セット     100  1   100 スカウト用ツール   100  1   100 罠探知の棒      150  1   150  罠を探知しやすくなる。罠感知判定に+1 アウェイクポーション 100  3   300 魔香草        100  8   800 保存食(1週間分)   50  3   150 テント(4人分)    250  1   250 ヒーリングポーション 0   2   0   ゴブからもらったり色々 魔香草        0   1   0 通話のピアス        1   0   もらったやーつ =所持品合計=    1850 G =装備合計=     570 G = 価格総計 =    2420 G 所持金    870G 預金・借金    G ■魔力■ 知力ボーナス: 3 特技強化ボーナス: 0 武器ボーナス: 0  名前  Lv 追加修正 魔力 真語魔法 3       6 神聖魔法 2       5 ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     ○ ○ 魔動機文明語- - / 魔神語       - - 魔法文明語 ○ ○ / 妖魔語       ○ - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、汎用蛮族語 技能習得言語:魔法文明語、1個の会話or読文 ■名誉アイテム■ 点数 名称 所持名誉点:  5 点 合計名誉点:  5 点 ■その他■ 経験点:480点 (使用経験点:6500点、獲得経験点:3980点) セッション回数:7回 成長履歴: 成長能力 獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 精神力   1000点(   /1000 / 回) 2- 精神力   1000点(   /1000 / 回)  プリースト1LVUPに1000経験点使用 3- 精神力    0点(   /   / 回) 4- 敏捷度    0点(   /   / 回) 5- 生命力    0点(   /   / 回) 6- 生命力   1980点(1000 / 980 / 回) 7- 精神力    0点(   /   / 回) メモ: 【機械仕掛けの八咫烏】 物心のつく頃より、彼女の足はひとつしか無かった。 その癖、背中から生えている、黒い翼ばかりが大きくて、重くて、立ち上がることが叶わなかった。 蛮族の劣等種が集う名も無き地下街には、そんな風に五体のいずれかを欠いた人々が山程に居た。 遺伝子欠損、栄養失調…様々な要因が考えられたはものの、解決までには至らない。 至る知識も、金も無い。 飢餓は理性を喰らい、仲間同士で共喰いをするものも数多く居た。 地獄には程遠いが、性質は然程変わらない。 胡蝶は孤児院に拾われた子供の一人であった。 出稼ぎに出れず、かと言って家事を手伝える訳でもない置物に、愛情を注ぐことが馬鹿らしいと、 父母が胡蝶を街の通りに捨てやり、そこを拾われた為である。 かと言って、別段状況が変わる訳でもない。壁に寄り掛かるか、いっそ寝てしまうか。その二択だ。 ただただ、無意味な日々を過ごしていた。 同世代の子供達が、その場凌ぎでも、飢えを忘れるためだろうか?人形遊びに励んでいる姿を見て、 自分は生きた人形のようだとさえ思った。 しかし、暗がりにもいずれ光は差し込む。 それは、太陽を自称する男が、街へと訪れたときからだ。 男は地下街へ数々のものを齎した。 どこからか持って来たのか、大量の食糧を。 灯火以外に明りの無かった街に、照明を。 教育という概念を授けるための、幾人かの有力な指導者を。 太陽の男は、中には変わったものも街の人々へと与えた。 そのひとつが、鋼の義肢で、男が最も得意とする技術であったらしい。 それは、孤児院の身寄りの無い子供達にも平等に与えられた。 勿論、胡蝶へも。 無気力で冷ややかな視線を、太陽を自称する男へと送る。 男は、孤児院の一室を借り、胡蝶の欠けている足と、自身が作製している義足とを見比べて、 黙々と、けれど、愉快そうに作業をしている。 胡蝶にはそれが不愉快だと思えた。 元々有る筈だったものを今更に与えられて、だから、何だというのだろう。 引いて、足して…でも、1にはならない。 すると、男が胡蝶へと声を掛けて来た。 「お前さん、得意なことは有るのかい。」と。 有る筈も無いので、無い、と返答した。 「んなら、ひとつでも得意なこと、好きなことを見つけるといいぜ。ソレが一生の宝になる。」 男は鮮やかな手捌きで義足造りの作業を熟して、胡蝶の欠けている左足へと、義足を充てがう。 目測であるように見えたが、不思議と右足との均衡は取れている。 「お前さんはこれから自分で歩けるようになる。その足で、人を導くことが出来るようになる。」 「眩しく光る太陽のように。」 太陽とは、そもそもなんなのだろうか。見たことが無いので、見当もつかない。 …眩しい?それは、暖かな炉の炎のようなものなのだろうか。 ……ほんの少しだけ、気になる。 「だが、道も見えんのじゃ案内のしようもない。どれ、俺がお前さんの道を照らしてやろうか。」 「勿論、与えたものを吸うも吸わぬも、お前さん次第では有るが。」 太陽に惹かれて、その誘いを呑む。 聞けば、胡蝶と同じような子供がもう一人居るらしく、ここでの作業を一通り終えたら迎えに行くのだそうだ。 その間に身支度をし終えておけよと、義足の微調整をしながら、男は言った。 そして、男と共に地下街を抜けて、日の下へと連れられる。 日の下は熱くて、眩しい世界が広がっていた。 【とてもかんりゃくかされたぱーそなるなでーた】 八尺 胡蝶(はっしゃくの こちょう) 胡蝶は元の親から与えられた名であるが、八尺は件の"太陽の男"から授け与えられた名前。 本職は機械肢専門の技師(の卵)である。 また、仙術と神通力に長けており(ぶっちゃけ真語魔法と神聖魔法だYO)、 仙術を義肢へと通すことによって、意を介し、人の成長に沿う義肢を完成させることが出来る。 神通力は修行の副産物なので必要無いと言えばまあ必要無い。 アナログな精神修行の甲斐も有り、何かとお気楽な性格になった。 しかし、飄々としているのは勿論薄衣の鎧であるため、虚を突かれると途端に弱々しくなる。 でも、自分では世渡り上手だと思っているらしい。 先天性の五体不満足により、左足先端部のジョイントパーツから、鋼の義足を接合し、無理矢理に立たせている。 と言っても、安定はしているので、生活に余り支障は出ない。ぶっ壊れたらイッパツアウトです。 背中に生えている黒く大きな翼は、生えているだけで飛翔までは叶わない。割りとデッドウェイト。 両親から受けた虐待によって、顔の右半分弱に火傷を負っている。 火傷も義足も、奇異の視線で見られるのが嫌なので、顔は長い黒髪で、義足はロングブーツで覆い隠して、他人から見えぬようにしている。 趣味は機械弄りと自分専用の地図を作ること。 いつかは世界中を地図に描ければいいなとかぼんやり思ってる。 ミラボア王国へは、師である"太陽の男"から、 「山を降りて、世界を視ろ。新たな岐路が視えてくるやも知れん」との助言を受けて、やって来た。 【知識の井戸】?知らぬ!!!  冒険者?違う!!!! 全ては修行の一環。人族社会がどのように揺れ動いているのかを観察しに来た。それだけである。