タイトル:Viola Diana Applemint キャラクター名:Viola Diana Applemint 職業:純血の吸血鬼一族の妹 年齢:130~150くらい / 性別:女 出身: 髪の色:シルバーミント / 瞳の色:ヴィオレット / 肌の色:白 身長:167cm 体重:57kg ■能力値■ HP:17 MP:13 SAN:48/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  17  13  13  10  15  14  16  17  17  13 成長等  37  10         5     -2  -2 他修正  -35  -4        -1 =合計=  19  19  13  10  19  14  14  15  17  13 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 ●《回避》      87%  ●《キック》  60%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ●《噛みつき》    80%  ●《ナイフ》  80%   《》       % ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 ●《応急手当》   37%   《鍵開け》 1%   ●《隠す》  60%  《隠れる》    10%  ●《聞き耳》 35%  ●《忍び歩き》70%  《写真術》    10%   《精神分析》1%    《追跡》  10%  《登攀》     40%  ●《図書館》 50%  ●《目星》  60% ●《血を嗅ぎ分ける》80%   《》    %    《》    % ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前       現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》   1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%  ●《製作(ぬいぐるみ)》30%  《操縦()》  1%   ●《跳躍》  49%   《電気修理》    10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》        % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前     現在値  《言いくるめ》5%    《信用》  15%   《説得》    15%  《値切り》  5%    《母国語()》75%  ●《その他の言語》17% ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値 ●《医学》     8%    《オカルト》   5%    《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%    《芸術()》    5%    《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%    《心理学》5%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》     5%    《薬学》 1%  《歴史》     20%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:1d6 名称    成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考 噛みつき      1D4                     / 吸血の処理 中型ナイフ     1D4+2+DB                  / ■所持品■ 名称               単価 個数 価格 備考 サイフ・スマホ(持てる一家なら)    1   0 ハンカチーフ              1   0 ぬいぐるみ               1   0   タスマニアデビル。自家製筋トレグッズ。腹の中にナイフや重石を入れている。 銀の杭                 1   0   inタスマニアデビル。持ち歩けない時は太ももホルダーに隠し持っている。 中型ナイフ               1   0   inタスマニアデビル。持ち歩けない時は太ももホルダーに隠し持っている。 応急手当セット             1   0 裁縫セット               1   0                     1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: とある吸血鬼一族の純血事情シナリオベースの純血の吸血鬼一族の妹 《吸血鬼のステータス算出方法》 ・STR:3D6×2   ・CON:2D6+6  ・POW:2D6+6 ・DEX:3D6 ・APP:15+1D6   ・SIZ:2D6+6  ・INT:2D6+6  ・EDU:3D6+2 *上記を基本にハンドアウト記載の補正を適応すること 吸血鬼は1ラウンドに何度でも[回避]を行うことができる。しかし、その成功値は 2 回目以降 10 づつ減少していく。 ツンとしたジト目の美人な女性。家では饒舌でマイナス思考、外だと緊張して口数少なくなるが見た目のおかけでクールビューティーと勘違いされている。 極度のブラコンであり、隠し部屋にはお兄様の祭壇もあるが、これは誰にも(お気に入りの眷属は知っているかも)内緒である。 家族愛や恋愛を通り越して崇拝に近いかもしれない。 こんなに彼を愛していてわたくし程お兄さまの幸せと繁栄を願っている吸血鬼はいないのに、なんなのあの女は?趣味悪い。絶対裏があるに決まってるわ。 たまたま手に入った銀の杭(ヴァンパイアハンターをワンパンで返り討ちにした)でなんとかしようと考えている。 自分はお兄さまの近くにいられないのにと逆恨みのような気持ちがなくもない。 常に自作のぬいを持っており、中に刃物と銀の杭を入れてある。普段は筋トレ用で持ち歩いている。 持ち歩けない時は太ももホルダーに刃物と銀の杭を隠し持っている。 武器が刃物なのは血をみるのが好きだから。赤色って綺麗よね。 父母のことは崇高なるお兄さまを生んでくれたことに感謝しているため、尊敬の念が強く、懐いている。 ★口調など 高めぼそぼそ陰気、ねちねち、わたくし、あなた、お兄さま、おにぃ、ふうん、そ、~よ、~だわ、いーやっ カラーコード #7d6eb0ヴィオーラ菫の花のような青みの紫 #8e4593ヴィオレ鮮やかな紫 #00ffffアクアミント イメージ・モチーフ ヴィオラの花 ナイフ 蜘蛛 ★名前についてメモ ・ヴィオラ 紫色のビオラは、「誠実」「揺るぎない魂」「思慮深さ」青色のビオラは、「純愛」「誠実な愛」 ・ダイアナ ローマ神話の狩猟と月の女神に由来する名前 ・アップルミント 甘くて爽やかな香りを発するハーブであり、別名を「丸葉薄荷(マルバハッカ)」や「ウーリーミント」花言葉は「美徳」「効能」「かけがえのない時間」 ★卓でついた設定 【交流関係】 ザッカリー・アップルミント おにいさま、お兄ちゃん https://charaeno.com/6th/d66A8P2rQSzthPdVLsHAr エイブラハム・B・アップルミント(エイブラハム・“ブラム”・アップルミント) お兄さまを生んでくれてありがとう。慕っているので現代知識には疎いかもしれない。特にお兄さまと似ている話し方や見た目が好き。お父さま、ぱぱ ジャスティナ・M・アップルミント お兄さまを生んでくれてありがとう。綺麗で淑女にふさわしい言葉はお母さまのためにあるもの。あんな胡散臭い女のものじゃないわと思っている憧れる女性の理想像。 ルドナ・A・ホワイトカメリア(ルドナ・“アルバータ”・ホワイトカメリア) 気に食わないお兄さまの婚約者。胡散臭いしなによりあの人に相応しくない。わたくしがなんとかしないと。きっとお兄さまならわかってくれるはず。 ロバート・E・ブルーアザレア(ロバート・“エルヴィ”・ブルーアザレア) 邪魔。こいつと子孫作るの?めんどくさいんだけど。お父さまの命令じゃなきゃこんな男選ばないわ。混血だし。 【後遺症・不定】 ⑥:美の保全 自身が美しいと感じるものを守ることに必死になってしまう。 【呪文】 【AF】 【クリアシナリオ/PC感想】 とある吸血鬼一族の純血事情 HO2:妹/弟 /お父さまもお兄さまも流石だわ……距離、近くない? 【遭遇神話生物】 【神話生物(知識のみ)/魔導書】 ×以下とある吸血鬼一族の純血事情シナリオネタバレあり× ※例(お好きにお使いください) ▶プロフィール ‣名前 Viola Diana Applemint ヴィオラ・D・アップルミント ‣読み ヴィオラ・“ダイアナ”・アップルミント ‣誕生日 12/16 ‣血液型 AB(ダイスで決めたのでお兄さまと齟齬あれば変えます!) ▶外見 ‣身長/体重 167cm/57kg ‣髪型/髪色 セミロングからロングの間/シルバーミント ‣目の色 ヴィオレット ‣肌の色や特徴(そばかす、ほくろ、傷跡など) 白、顔か身体のどこかにほくろつけるかも ▶性格/行動パターン/口調 ‣性格の長所 物事の観察をよくする ‣性格の短所 すぐ手が出る ‣口癖や仕草の癖 「ふぅん」「あっそ」家ではぬいぐるみをよくギュっと抱っこしている ‣一人称/二人称 わたくし/あなた ▶趣味/嗜好 ‣趣味 ぬいぐるみ作り ‣好きな食べ物/飲み物 アサイーボウル(色々入っててお得)/ミックスジュース(色々入っててお得) ‣嫌いな食べ物/飲み物 貝類(見た目無理)/抹茶(衝撃の苦さだった) ‣好きな動物/苦手な動物 タスマニアデビル(かっこかわいい)蜘蛛(不気味さが気に入っている)/子猫子犬(あざとすぎだし弱い。成長したら◎) ▶その他 ‣ ▮ シナリオ概要 時代:現代 人数:2PL 時間:ボイセ5-9時間 推奨技能:戦闘技能+HO に記載 ロスト率:低-中 ▮ あらすじ 君たちは、現代まで続く純血の吸血鬼一族の子息子女だ。 高貴な身分に違わぬ才を分かち、誰しもが羨望の眼差しを向ける…… ……のだが、今日も城内は君たちの兄弟喧嘩で騒がしい。 そう、君たちの兄弟仲は最悪なのだ! しかし、それも今宵の夜会まで……HO1 と HO2、それぞれの婚約発表が行われるのだから。 そろそろアイツとの因縁を断ってやろう! ▮ 公開ハンドアウト 《共通 HO》 あなたたちは、夜の王たるとある純血の吸血鬼一族の子息/子女だ。 それぞれに相応しいと思われる縁談が取り決められている。 それはそれとして、互いに兄弟喧嘩の絶えない日々を送っている。 HO1:兄/姉 父親譲りのカリスマと優れた頭脳を兼ね揃え、優秀かつ華麗に次期当主としての責務を全うしている。 HO2:妹/弟 父親の血を色濃く受け継ぎ、吸血鬼として圧倒的な力と誰しもが感嘆する美貌を併せ持っている。 ※PC達は200歳未満の吸血鬼である。 ▮ 吸血鬼探索者の作成 本シナリオの HO1 と HO2 の探索者を作成する場合以下を参照。 また、吸血鬼については様々な解釈があると思うが、以下の内容は本シナリオにおける PC 達が所属する吸血鬼コミュニティの常識である。 PC 達が知らないだけで、この世界には日光を克服した吸血鬼もいるかもしれないし、ニンニクが苦手な吸血鬼もいるかもしれない。 進化の過程や文化の違いだと思ってもらえれば幸いだ。 《吸血鬼のステータス算出方法》 ・STR:3D6×2   ・CON:2D6+6  ・POW:  2D6+6 ・DEX:3D6 ・APP:15+1D6   ・SIZ:2D6+6  ・INT:2D6+6  ・EDU:3D6+2 *上記を基本にハンドアウト記載の補正を適応すること 《吸血鬼の技能》 HO1 と HO2 は以下の技能を初期値で取得しており、他の技能同様に職業ポイントや自由技能ポイントを振り分けることができる。 [噛みつき 50]:1D4 のダメージ。 *後述の吸血の処理をおこなうことができる。 [血を嗅ぎ分ける 50]:血液に対する嗅覚の鋭さ。 また、吸血鬼は1ラウンドに何度でも[回避]を行うことができる。 しかし、その成功値は 2 回目以降 10 づつ減少していく。 《HO1 の職業技能:純血の吸血鬼一族の次期当主》 [噛みつき] [血を嗅ぎ分ける] [武器を用いた近接戦闘技能] [跳躍] [図書館] [信用] [経理] + 個人的に関心のある技能1つ 《HO2 の職業技能:純血の吸血鬼一族の弟/妹》 [噛みつき] [血を嗅ぎ分ける] [近接戦闘技能(素手・武器どちらでも可能)] [回避] [跳躍] [忍び歩き] [信用] + 個人的に関心のある技能1つ ▮吸血鬼 《HO1 と HO2 の血縁》 HO1 と HO2 には血縁関係がある。 PC 達の両親はエイブラハムとその妻であり、実は血が繋がっていないとかは無いので、その容姿はそこそこ似ているものでしょう。 《吸血の処理》 吸血鬼の吸血に関して PL は以下を参照すること。 ・吸血を行いたい場合、吸血鬼は[噛みつき]に成功した上で、相手が抵抗するならば[STR 対抗]に勝利する必要がある。 ・吸血の判定に成功した場合、吸血鬼は対象の“STR”から 1D6 ポイント分その数値を奪う。そして奪った数値分、自身の“耐久力”か“MP”に加算することが可能。(吸血された人間が生存した場合、失った STR は三日程度で再生する) 《純血の吸血鬼が行う吸血》 純血の吸血鬼は、その吸血行動に食事以外の意味を持つ、それは眷属を増やすというものだ。 ・純血の吸血鬼が吸血を行う際、その対象を眷属にしたいか選択することが可能である。 ・眷属を増やしたい場合、対象の POW と自身の STR との対抗を行う。 ・対抗に成功した場合は対象を眷属にすることが可能である。 ・眷属になった対象は、自身を吸血した吸血鬼に逆らうことが不可能となり従属してしまう。 ・純血の吸血鬼同士で吸血する行為は禁忌とされており、それは吸血鬼社会におけるパワーバランスを保つ意味と、人間でいう近親相姦を忌避する感覚に近い意味合いがある。 ・もしも純血の吸血鬼を眷属にしたと露見した場合、吸血鬼社会全体からの排除対象となり、HO1 と HO2の父親であるエイブラハムが直々に処分しにくるだろう。 ・もし、純血の吸血鬼を眷属にしたとしても、眷属として従属させられる期間は数日間程度。 《眷属について》 吸血鬼にとって眷属を増やすという行為は、自分の手駒を増やすということに等しい。 眷属として生まれた吸血鬼は、能力としては混血の吸血鬼と同レベルだが、自身の主人の地位によってそれぞれの階級が存在している。 つまり、地位の高い吸血鬼の眷属の方が単純に偉いのだ。 吸血鬼別に眷属に対しての価値観は違う。 眷属を持たず孤高であることを良しとする家もあれば、どれほど多くの眷属を抱えているかを重要視する家もあり、自身が気に入った物だけ眷属にする家もあるだろう。 PL は二人で相談し、自分たちの PC 家が眷属に対しどのようなスタンスを持っているか決めても良いかもしれない。 《純血の吸血鬼の“再生力”》 吸血鬼は、人間に比べ優れた生命能力を有す。 ・純血の吸血鬼は、自身の耐久力が0になったとしても死ぬことはなく、MP を 1D6 消費することで即座に耐久力が全快し行動可能となる(この時、受けた傷は再生し、欠損部位は新たに生えてくる)。 耐久力が0でない場合でも、任意のタイミングで MP を 1D6消費することで全回復可能である。 ・MP が0の場合でも死亡しているわけではなく仮死状態であり、MP が回復次第生き返る。 もし、純血の吸血鬼を殺害したい場合。 ・吸血鬼が仮死状態のときに“清められた銀の杭で心臓を差し抜く”“聖水に身体を浸す”“長時間太陽光に身体を晒す”“神聖な物品を用いる”のいずれかを行わなければならない。 *混血の吸血鬼の場合、再生能力は純血に劣る。 耐久力が0となった場合、MP を 1D10 消費することで回復することが出来るが全快することはない(耐久力3となる)、また欠損部位の再生も遅い(一週間程度)。 《純血の吸血鬼の“魔力コントロール”》 吸血鬼は、人間に比べ優れた身体能力を有すが、その本質は自身の魔力をコントロールする術に長けているからである。 ・戦闘技能成功時(回避も含む)、MP を 1D5 消費することで、その行動の成功段階を一段階上昇させるか必中にすることが可能。 ・純血の吸血鬼は、戦闘技能によるダメージ算出時に追加で MP を消費することでダメージボーナスのダイスを1つ増やすことが出来る。 (1D4 の場合:MP1消費で 2D4、MP2 消費で 3D4、MP3 消費で 4D4…) (1D6 の場合:MP1消費で 2D6、MP2 消費で 3D6、MP3 消費で 4D6…と増えていく) ・探索時、任意の知覚系技能/運動系技能(基本ルールブック P362)を使用するとき、MP を1消費することで、その判定における技能値に+20 の補正を得る。 《吸血鬼探索者の年齢と容姿》 吸血鬼は永劫の時を生きる長寿の種族である。 その見た目は、通常年齢によって左右される所ではない(経験を積んだ吸血鬼が、威厳を見せる為好んで年配の姿を取ることはあるだろう)。 吸血鬼達にとって、齢 100 歳を超えたところで精神年齢的にも見た目的にも青年といった所だ。 HO1 と HO2 は少なくとも 200 年は生きていないだろう。 ▮ 共通情報:世界観 《吸血鬼と血統》 夜闇に生き人りより強い力を持つ吸血鬼は、魔の者どもの中で権力を有し、その一族の血統と保有魔力によって、生まれながらにある程度地位が決まっている。 しかし、現代まで純血の血統を保っている一族は少ない。 吸血鬼にとって、血の濃さとは魔力と権威の象徴であるものの、ほとんどの吸血鬼が先祖に他種の血を混ぜた“混血”である。 混血の中では、どれほど吸血鬼としての血が濃いかで上級下級と区分され、純血から遠いものは吸血鬼社会における地位も低い傾向にあった。 しかし現代では、人間社会から流入した資本主義的な考え方が吸血鬼社会にも広がっており、たとえ下級吸血鬼であったとしても、資金力や人間への影響力さえあればコミュニティで発言力を得ることがある。 《吸血と食事》 吸血鬼は、人間と同じで食物から栄養を摂ることができるが、吸血行動による栄養補給の方が好まれる。 これは、文化的な意味合いというより、吸血鬼にとって単純にその方が美味だからだ。 しかし、上級吸血鬼にとって、他者の前で吸血行為を行うことは恥ずべきこととする文化があり、吸血鬼同士であっても一緒に吸血による食事を摂ることは稀である(人間でいう所の、人前で貪るのは恥ずかしいといった感情に近い。もし、それを晒すならば心を許せるものだけだ)。 HO1 と HO2 も互いに吸血している姿を見たことはないだろう。 吸血鬼たちは夜会など社交的な場では、人間的な料理を出しつつも、新鮮な血液をグラスに注ぎ飲む文化がある。吸血鬼にとって人間的な料理は“肴”のようなもので、メインディッシュはグラスに入った血液であるのだ。 《吸血鬼の繁殖》 吸血鬼は、人間同様に吸血鬼同士で婚姻を結び子を為すという繁殖方法と、眷属化による繁殖方法を持つ。 純血の吸血鬼は婚姻を結び子を成す方法を好むが、しかし近年、吸血鬼と人間が結婚するというケースが増えており、それが原因で混血の吸血鬼人口は年々増加傾向にあるようだ。 純血を重んじる一族は同じ純血同士での婚姻に拘っており、HO1 とルドナが婚約した理由でもある。 眷属化による繁殖方法は、元々人間だったものを新しく家族として迎え入れる行為であり、それこそ下僕のように扱う家もあれば、養子として迎え入れる家もある。 《PC の一族》 現代まで続く純血の吸血鬼一族。 その血統は人の歴史よりも深く、積み重ねた知識と暴力が色濃い血脈は正しく夜の王に相応しい。 昔は人間に仇なし血で血を洗うような歴史もあったが、現代では人里離れた森の奥にある立派な古城に住まい周辺諸国の魔の物を統べるに留まり、人間との表立った諍いは起こしていない。 家内の使用人は、三分の一が下級魔族(下級吸血鬼や淫魔など)で、残りが人里から攫ってきた見目の美しい人間、その中の一部が一族の者に直接血を吸われた眷属である。 吸血鬼社会において、伝統を重んじてきた保守的な家柄であり、現当主の代になって柔軟になったものの、人間社会との関わりは無いに等しい(片田舎の集落に数百年前から土地を有している、一部の古い家柄の人間と交流があった、程度のものである)。 HO1 と HO2 も現代の人里に降りたことはないだろう。 現当主はエイブラハム・B・PC の苗字(HO1 と HO2 の父親)。 《ホワイトカメリア家》 現代まで続く純血の吸血鬼一族。 人里離れた奥地に隠れ里を有し、同じ吸血鬼でも何をしているのか分からない独自の文化を持つ。 ホワイトカメリアの文化は、周辺に住まう吸血鬼や人間社会に多大な影響を与えることがあり、時に多くの血が流れる事件を引き起こし(吸血鬼と人間を多く殺してきた)、吸血鬼社会の安寧を脅かす存在であった、この為夜の王たる PC の一族とは長らく敵対状態を続けてきた。 しかし近年になり、ホワイトカメリアが大きな諍いを起こしておらず吸血鬼社会との繋がりを求めたこと、純血の血脈を守りたい PC の一族が結婚相手を探していたことなど、両家の思惑が合わさり和平成立と共に、HO1 とルドナ・A・ホワイトカメリアとの結婚が決まった。 《ブルーアザレア家》 混血の吸血鬼一族。 吸血鬼の社会において地位の低い混血の一族であるが、人間社会でビジネスに成功し、豊富な資金と世渡りで今の地位を手にした。 吸血鬼社会における貢献は多大であり、安全な血液調達ルートを開拓、吸血鬼が身分を隠さず利用可能な人間社会の施設運営など、昨今はその働きを認める吸血鬼が多く信頼されている。 吸血鬼社会における貢献に報いたい PC の一族と、自身らの血統に純血の血を入れたいブルーアザレア家との間で、子供同士を結婚させる話しが成立し、HO2 とロバート・E・ブルーアザレアとの結婚が決まった。 ▮ 共通情報:NPC 《エイブラハム・B・(PC の家名)》 純血の吸血鬼一族の当主。エイブラハム・“ブラム”・PC の家名。 外見年齢は 40  代ほどであるが、年齢はすでに三百を超えており、夜の王に相応しい知識と圧倒的な暴力をもって吸血鬼社会を統治し続けた傑物である。 PC たちに対し、優しい父の側面をみせつつ、威厳ある一族の長として厳格に接するだろう。 ただし内心は、亡き妻の忘れ形見である HO1 と HO2 のことを何よりも愛している。 現代知識にとてつもなく疎く、人間社会を“下界”と表現したり、電子端末を“鉄くず”と評したりするなど、もしも PC が父親を慕っているならば偏った知識を持っているかもしれない。 《ジャスティナ・M・(PC の家名)》*本シナリオへの関係はありません。 エイブラハムの妻であり、HO1 と HO2 の母親。故人。 HO1 と HO2 を産んで暫くした後、当時、吸血鬼社会で起こっていた争いに巻き込まれる形で死亡。 現在でも、「血生臭い吸血鬼世界において、稀有と言えるほど慈愛の心をもった美しい吸血鬼だった」と語り草になっており、HO1 と HO2 にとって人伝てに聞くそれらが母親の全てである。 ジャスティナは、城内の何処か(父上しか知らない場所)に今も眠っているらしい。 HO1 と HO2 は、父上がジャスティナの形見を大事にしていることを知っている。 《ルドナ・A・ホワイトカメリア》 HO1 が男性の場合は女性、HO1 が女性の場合は男性にすること。 HO1 と同年代の美しき女性吸血鬼(男性の場合はルドウィク)。ルドナ・“アルバータ”・ホワイトカメリア。 おっとりとした様子で優しく物腰も柔らか、眉目秀麗な者が多い吸血鬼の中であっても一目置かれる容姿の持ち主で、更に様々な分野に対し豊富な知識を有している。 まさに才色兼備を絵に描いたような人物。 HO1 と出会ってからは猛アプローチを行なっており、一部では和平の決め手は彼女が HO1 に一目惚れしたからだと言う噂が流れている。 《ロバート・E・ブルーアザレア》 HO2 が男性の場合は女性、HO2 が女性の場合は男性にすること。 HO2 と同年代である吸血鬼の青年(女性の場合はロバータ)。ロバート・“エルヴィ”・ブルーアザレア。 大仰な台詞回しが印象的ではあるものの、吸血鬼としての礼儀を弁えた行動もとれる人物であり、格上のPC の一族に対し常に礼節を持って振る舞う。 両親の事業を手伝っており、自身も人間社会にある企業で企画開発部門を任されている。 ……少々ナルシストな面が目立ったり、HO2 が好きすぎるあまり奇行に走りがちなのが玉に傷。 ▮ HO2:《 妹/弟 》 ▯ 『純血の吸血鬼一族』 ―――――――――――――――――――――― 推奨:高い STR、[血を嗅ぎ分ける]、[噛みつき]、[近接戦闘技能] あなたは極度のブラコン/シスコン(以下、兄前提で表記するが、HO1 が姉の場合置き換えること)である。 HO2 が、兄である HO1のことを家族愛の延長で愛しているのか、それとも兄妹の仲を超えた恋愛感情を抱いているのか、またその理由なども PL は自由に決めて構わない。 しかし、自分も成長し立場というものが分かるようになった。 兄である HO1 は、純血の吸血鬼である一族の長となり、闇に潜む者共を導く存在だ……もしも、HO2 が極度のブラコンであることが周りに知られれば、兄にとって要らぬ噂が立ったり、最悪世間体を気にした父親によって離れ離れにされてしまうかもしれない。 一緒にいる為には付かず離れずの距離感が丁度良いと考えているものの、悩みのタネである婚約者……なんなんだあの女?……のことで、兄に対し酷い事を言うこともあり、それが原因でか最近 HO1 との喧嘩が絶えない。 妹としての直感だ、あの女は HO1 に相応しくない…… HO2 は HO1 の婚約者(ルドナ)に殺意を抱いている。 HO2 は今晩中にルドナを密かに殺害しようと考えており、純血の吸血鬼たる彼女を確実に仕留める為に銀の杭を手に入れている……きっと兄なら分かってくれる。 因みに自分の婚約者であるロバート・E・ブルーアザレアについても内心で邪魔だと考えている。 ―――――――――――――――――――――― ▯ 『純血の血筋』 ―――――――――――――――――――――― HO2 は父親から、その圧倒的な暴力を引き継いでいる。 STR と CON に+10 加算 (この STR は“吸血鬼のステータス算出方法”に記載と同様に2倍にすること)。 (例:3D6 で 10 が出た場合、10+10 して2倍するので、STR は 40 となる) あなたは城の中で奔放に育った為、INT と EDU に-2 の補正。 ※人間の上限は採用しない ―――――――――――――――――――――― ▯ 『吸血鬼殺しの銀の杭』 ―――――――――――――――――――――― アイテム:銀の杭 吸血鬼や魔族の殺害に有用なアイテム。 入手経路は、独自ルート(使用人に無茶をさせた)、襲ってきたヴァンパイアハンターを返り討ちにしたときのドロップ品……など自由に決めてよい。 トドメに用いることで、相手の MP 残量を無視し、吸血鬼や魔族を殺害し死体を塵のように崩壊させることが出来る(人間に使用しても死体は残る)。 ダメージ 2D10+5+DB。 ―――――――――――――――――――――― ▼【シナリオ終了処理】 - 今日 0:06 ────────────────────────────── HO1とHO2は、これより身分を隠して人間の兄弟として、人間社会で生活することになる。 それに伴いエイブラハムから、人間として生きるのに必要最低限の戸籍と情報(新しい名前)を与えられ、多額の資金援助も受けることができるだろう。 また、エイブラハムはPC達が人間社会で悪目立ちしないよう以下の縛りを与えている。 ────────────────────────────── ▼【後遺症:夜の王による縛り】 - 今日 0:07 ────────────────────────────── HO1とHO2が人間社会で生きる間、吸血鬼としての能力を一部制限される呪文が施されている。 この呪文が効果を発揮している間は、吸血鬼としての能力は全て封じられる。 ステータスを参照し、人間の限界を超えている数値に関しては、人間の最大値+1まで落とすこと(例:STRの場合は19、EDUの場合は22)。 [噛みつき]、[血を嗅ぎ分ける]は使用可能であるが、[血を嗅ぎ分ける]は吸血鬼時ほど正確な嗅ぎ分け(シナリオ中出来たような、不可視の敵を察知する、体内に入った不純物を見分ける等)は出来ない。 出来たとしても、本物の血の匂いかの判別や、哺乳類の血かどうかを判別ができる程度だろう。 縛りは人間社会での生活期間が終了したのち、エイブラハムの血液を一雫吸うことで完全に解除されるのだが……しかし、エイブラハムの血縁者の血を啜ることでも一時的に解除される(1日につき2時間ほど)。 つまり、HO1とHO2で血を啜り合えば、吸血鬼の能力をいつでも取り戻せるだろう。 この事実はエイブラハムも知っているが、まさか兄弟間で血を啜り合うなど思っていない。 ────────────────────────────── ■簡易用■ Viola Diana Applemint(女) 職業:純血の吸血鬼一族の妹 年齢:130~150くらい PL: STR:19  DEX:10  INT:14 アイデア:70 CON:19  APP:19  POW:13  幸 運:65 SIZ:14 SAN:99 EDU:15 知 識:75 H P:17  M P:13  回避:dex*2  ダメージボーナス:1d6 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:300 個人技能点:140) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]