タイトル:音川 キャラクター名:レーレ 種族: 享年:16 髪の色:   / 瞳の色:   / 肌の色: 身長:165 体重: ポジション:オートマトン クラス: レクイエム / バロック 初期配置:花園 行動値:12 ■パーソナルデータ■ 暗示:喪失 [記憶のカケラ] 内容 狂気の愛   あなたは愛されていた。おぞましく歪んだ、絡み付き糸を引く愛……否、終着だった。あなたはそれが厭わしく、煩わしく、恐ろしかった。それでもあなたは愛されて、愛されて愛されて―――愛の果てに殺された。 揺り篭    小さな揺り篭。その中ですやすやと無邪気に眠る赤子。安らかな時間。あなたはその子を見ている。育てている。いや、あなたがその子自身なのか?その子は誰なのだろう。あなたにとって大事な存在のはずだ……。 教団のレーレ もはや惰性に過ぎない生活だった。じわりじわりと進んでいく出世街道。ときたま上司と嗜むチェスも、力を入れるほどではない。 痛みは永く、しかし遠く、もはや正常な生活に蝕まれ始めていた。はて、正常とは一体どういった状態のことだったか。 チェスの記憶 「あいつからのメモは?……ナイトをe3か。せっかちな手だ。」 自分の声が聞こえる。 「私たちの体は、どうして他の人とちがうの。おねえちゃんがあばれるから腰のところが痛いんだ」 聞こえないあの子の声が聞こえた気がした。便箋に次の手を書いて、睡魔に身を委ねる。次の手でチェックメイトだった。 神との接触  「このままでは上級天使が想像維持神となってしまう。早急にダァバール融合で神に人の言葉を与えよ!」 そういったのは誰だったろう?だが、だれが融合するというのか。結局、かつて半身を失った12号が適切だと言われた。 もはや生に執着はなく、見つかれば、引き裂かれてしまうとしても、しんでも。ダァバール融合しか、方法はありません。 [未練]   内容    狂気度  発狂時 たからもの への 依存 ■□□□ 幼児退行(最大行動値減少(-2)) マオ    への 執着 ■■□□ 追尾監視(戦闘開始時と終了時に1つずつ、対象はあなたへの未練に狂気点を得る) テンドウ  への 憧憬 ■■□□ 贋作妄想(自身か対象以外は移動マニューバの対象にできない。また、対象が同じエリアにいるなら移動以外の効果持ちのマニューバは宣言できない) サオトメ  への 保護 ■■□□ 常時密着(自身か対象以外は移動マニューバの対象にできない。また、対象が違うエリアにいるなら移動以外の効果持ちのマニューバは宣言できない) ロメリア  への 依存 ■■□□ 幼児退行(最大行動値減少(-2))       への    ■■■□ () ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   2   0   0 サブクラス   0   2   0 ボーナス 寵愛          2 =合計=   3   2   2 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名 : タイミング : コスト : 射程: 効果 [ポジション]  無茶      : オート   :    : 自身: 行動・攻撃・切断判定振り直し、任意の基本パーツ1つ損傷 [メインクラス] 銃神      : オート   :    : 自身: 射撃攻撃、攻撃判定+1 [メインクラス] 子守唄     : オート   :    : 自身: 射撃攻撃、攻撃判定出目-1、コスト-1(最低1) [サブクラス]  業躯      : オート   :    : 自身: バトルパート終了時、任意パーツ2つ修復 [頭]      のうみそ    : オート   :    :   : 2 [頭]      めだま     : オート   :    :   : 1 [頭]      あご      : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [頭]      カンフー    : オート   :    : 自身: 最大行動値+1 [頭]      アドレナリン  : オート   :    : 自身: 最大行動値+1 [頭]      スコープ    : ジャッジ  :    : 自身: 支援2 射撃・砲撃攻撃にのみ可。 [腕]      こぶし     : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      うで      : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援1 [腕]      かた      : アクション : 4   : 自身: 移動1 [腕]      二丁拳銃    : アクション : 3   : 0~1: 射撃攻撃2+連撃1 [腕]      対戦車ライフル : アクション : 4   : 1~3: 射撃攻撃5 [腕]      よぶんなうで  : ラピッド  :    : 自身: 「アクション」マニューバを「ラピッド」ととして使用 [腕]      天使銃     : アクション : 1   : 0~2: 判定値+2 対象はパーツを全損、装填数3(リロード不可、新しいものが無い限り撃ち切り) [胴]      せぼね     : アクション : 1   : 自身: 次カウントで使うマニューバ1つのコスト-1 [胴]      はらわた    : オート   :    :   : [胴]      はらわた    : オート   :    :   : [胴]      しんぞう    : オート   :    : 自身: 最大行動値+1 [胴]      手鏡      : オート   :    : なし: バトルパート終了時、任意の未練を選んで狂気点1点を減らす [脚]      ほね      : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      ほね      : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      あし      : ジャッジ  : 1   : 0  : 妨害1 ■その他■ 寵愛点:30点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     10点(  4 /  6)     改造強化値+1 1     10点(  6 /  4)     改造強化値+1 2     10点(  4 /  6)     未練変更(2点) メモ: その【しんぞう】を高鳴らせ、【業躯】を震わすお前は正に戦場の【銃神】だ。【カンフー】の染みついた身体はお前の思い通りに動くだろう。【よぶんなうで】があれば、【二丁拳銃】も【対戦車ライフル】も使いこなせるはずだ。そう作られた、そう作った。そんな姉妹たちの為の【無茶】が好きなお前には、良い夢を見られるように【子守唄】を贈ろう。 【BAROQUE卓】 ハンドアウト 「あなたは、記憶を失っている。ただ胸中に残された罪の意識だけを強く感じているのだ。誰かを失った喪失感を感じている。永い哀しみの中。」 角女の心理読みより 「ぼくの記憶は どうなってしまったんだ?なぜ、罪の記憶しか残ってないんだろう?」 心読みの者から 「ぬしの腰の傷、そうだ、服の下にある大きな傷。それは大熱波のせいではない。もっと昔から、ぬしにとりつく大きな傷だ。…ふびんよのぉ。」 書類 「手術経過報告書コリエル12号、及び13号の容体について芳しくないようです。迅速な離別が必要になるかもしれません。」 階層での問い掛け 「…どちらが死ぬ?」 「■■たちの傷を 覚えているか?あの時の傷を   は 忘れたのか?」 その問いかけは一瞬で、しかし耐え難い圧力と痛みを持ってレーレを苛んだ。 記憶のカケラ【教団のレーレ】 もはや惰性に過ぎない生活だった。じわりじわりと進んでいく出世街道。ときたま上司と嗜むチェスも、力を入れるほどではない。 痛みは永く、しかし遠く、もはや正常な生活に蝕まれ始めていた。はて、正常とは一体どういった状態のことだったか。 上級天使の言葉 「天使銃を使え。唯一、浄化を行えるオマエが。」 「……それはオマエの…罪の記憶が知っているだろう?」 ハンドアウト2 「さあ、好きなところへ行け。これからが、現実の罪のつぐないだ」 「レーレは夢を見た。どこかから声が聞こえる。『どちらが死ぬ?』自分の喉が「わたしは死にたくない」と音をひりだす。『では、わたしが殺される』」 「見上げていた彼女の体が落ちてくる。とっさに受け止めた体は腕の中で砕け散り霧散する。その時、思わず叫びが漏れた。  『わたしがが死ぬべきだったんだ!姉さんのかわりにわたしが死ぬよ!わたしがが死んで姉さんが生きてよ!やりなおさせてあげるよ!』  果たして、それは誰の叫びだったのか?」 上級天使の言葉 「うまく思い出せないようだな。だが、そのていどですんだだけでも幸いだと思わなければ。おまえは、自分が何をすべきか、すでに学んでいるはずだ。わかるだろう?何をなさねばならぬのか?この現実の世界で罪のつぐないのためにすべきことを、おまえは知っているだろう?使え。誰にも渡すな。おまえが使うことに意味があるのだ。」 「お前が使うべきものだ。お前は、世界を、己の罪を癒せ。」 「ああそうだ。最下層へ。」 階層の問い掛け2 「私は姉さんに いつまでも裏切られたんだよね?ひとつだって約束したはずだよね?」 「またチェスをやりたいよね。幸せだったあの時みたいに。目覚めたときに一手ずつ差して」 記憶のカケラ【チェスの記憶】 「あいつからのメモは?……ナイトをe3か。せっかちな手だ。」 自分の声が聞こえる。 「私たちの体は、どうして他の人とちがうの。おねえちゃんがあばれるから腰のところが痛いんだ」 聞こえないあの子の声が聞こえた気がした。便箋に次の手を書いて、睡魔に身を委ねる。次の手でチェックメイトだった。 階層の問い掛け3 「来…。」 「お願い…綺麗な水を…あなたの…結晶を…。」 「感覚球を産みます…感覚球を産んで、狂ったかあさんを、もどしてあげたい…。」 カルテの内容 「コリエル12号と13号の経過報告カルテが見つかりました。結合性双生児として生まれた以降、妹の方にしか心臓が存在しないため、双方の身体に多大な負担がかかっていることが分かります。生まれてから数年経つと、彼女たちは身体の負担のため片方ずつしか起床できなくなりました。これ以上の結合は双方の負担となるため切断手術が行われます。執刀者は天導天使です。」 記憶のカケラ【神との接触】 「このままでは上級天使が想像維持神となってしまう。早急にダァバール融合で神に人の言葉を与えよ!」 そういったのは誰だったろう?だが、だれが融合するというのか。結局、かつて半身を失った12号が適切だと言われた。 もはや生に執着はなく、見つかれば、引き裂かれてしまうとしても、しんでも。ダァバール融合しか、方法はありません。 アリスの言葉 「も、もぉ、もぉ! 遊びだったの?そうね、遊びだったのね。信じらんないッ!苦しくなんかないよ、でも…どうして、つかまえてくれなかったの?」 「ぼくらはさあ、引き裂かれちゃったわけよ。きみは2度、引き裂かれた。それでもさぁ…」 「上級天使が、引き裂いたんだ。創造維持を狂わせるために。自分が創造維持になるために、だよ。ぼくが消えるのはかまわないけど、でも、きみとひとつになれないのは悲しいよ。」 ハンドアウト3 「ふと脳裏に語りかける声がある。昔、あの子が居た場所から静かに声が響く気がしている。 『私はおりてきた。姉さんがダァバールの為に融合した時に姉さんの中にぼくは再び戻ってきた。ひとつだったころの思い出としてよみがえったんだ。  私は姉さんの思い出の中で生きているだけ。 だから死なないで。 姉さんの中にいる私を殺さないで。だから死なないで。』 都合のいい幻覚だ。あの子が許してくれるはずがないと思っている。けれど、どうしてあの子が居なくなったんだろう。 きちんと動く心臓は、あの子だけが持っていたはずなのに。腰の傷がじんじんと疼いている。」