タイトル:ヴェレッド キャラクター名:ヴェレッド 種族:人間 [特徴:剣の加護/運命変転] 生まれ:冒険者 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:17(見た目20代前半) 性別:女 髪の色:深い茶色 / 瞳の色:赤味ががった黒 / 肌の色:白め 身長:164 体重:55 経歴1:裏切られたことがある 経歴2:魔物に襲われたことがある 経歴3:規律に厳しい環境で育った 穢れ度:0 ■能力値■      技     体     心 基礎    9     11     10    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F   9  12   6  11   5   9 成長   3   4   5   3   1    →計:16 修正 =合計= 23  25  24  25  16  19 ボーナス  3   4   4   4   2   3    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本  12  11  49  28 特技        15   0 修正 =合計= 12  11  64  30 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:8 Lv ファイター  8 Lv  / プリースト/フェトル 2 Lv マギテック  1 Lv  / スカウト       7 Lv エンハンサー 2 Lv  / アルケミスト     1 Lv ■戦闘特技・値■ [参照] 特技名      : 効果                       : 前提 [p2122]タフネス      : 最大HP+15                     : ファイターLv.7 [p2120]トレジャーハント  : 戦利品のロールに+1                : スカウトLv.5 [p2123]ファストアクション : 戦闘の第1ラウンドで先手なら、主動作を2回行える  : スカウトLv.7 [pIB31]武器習熟A/ソード  : ダメージ+1、Aランク装備可能            : [pIB38]なぎ払い      : 3体までの敵(選択可)を同時攻撃。ただしダメージに-3 : 2H近接武器 [pIB31]防具習熟A/金属鎧  : 防護点+1、Aランク装備可能             : [pIB31]武器習熟S/ソード  : さらにダメージ+2、Sランク装備可能         : [p]            : マルチアクション                 : [p]            : 魔法拡大時間?全力攻撃?             :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   0  11  25  75 修正 特技        0 =合計=  0  11  25m  75m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名     : 効果        : 前提 [p]  キャッツアイ   : 命中+1       : [p]  ガゼルフット   : 回避+1       : [p]  パラライズミスト : 相手の回避を下げる : 緑 ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : 8  11  12  12 グラップラー: フェンサー : シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 1330  2H  15   1  12  30  12  12 [メイスB] *銀製ヘビーメイス[15/2] / 下記持ち替え ファインさん預かり中 (234p) 0   1H両  15   1  12  20  12  12 [メイスB] *銀製ヘビーメイス[15/1] / (234p) 0   1H  20     12  30  10  15 [ソード] *首切り刀[20/1] / ランク効果なし:腕のいい鍛冶師なら直せそう (p) 0    2H  20     12  40  10  15 [ソード] *首切り刀[20/2] / (p) =価格合計= 1330 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 : 15      5   520 スプリントアーマー / 盾 : 13   1   1   500 カイトシールド / 修正: = 合計 =   13   7  1020 G (回避技能:ファイター) ・装飾品    価格 名称       / 効果 頭 :            / 耳 :            / 顔 :            / 首 :0   薔薇のチョーカー / 探索にて発見 壊すことでダメージ-2 背中:0   マギスフィア小  / 探索にて発見 右手:1000 筋力の腕輪    / 左手:0   宗匠の腕輪    / 戦利品より500G支払い 腰 :200  アルケミーキット / 足 :            / 他 :100  聖印       / =合計=1300 G ■所持品■ 名称         単価 個数 価格 備考 冒険者セット     100  1   100 専用スカウトツール  100  1   100  使用時、器用+2 保存食セット(7食) 50  3   150  @16 緑Bカード       20  5   100  @2 アウェイクポーション 0   1   0   戦利品より支払い 羽ペン        2   1   2 インク        3   1   3 白紙の本       30  1   30  @10 日記制作 着替えセット     10  1   10  @7 布(ハンカチサイズ) 4   1   4                  0 地図            1   0   周辺の地図 割とよくできている 船の絵           1   0   へたくそである・・・ 宿帳(書きかけ)      1   0   書きかけの宿帳 首切り刀          1   0   直った! 牧場の使用許可証      1   0 収穫許可証         20  0 綿花の種          1   0   エルフから分けてもらう お酒の元          1   0   同上 琥珀の原石         3   0   同上/これで宝石が作れるかも!趣味が!趣味が! ワープスイッチ       1   0   拠点の魔法陣に帰れる。全部で7個(1つはエルフの里)               1   0 叡智の腕輪         1   0               1   0               1   0               1   0               1   0   OPマギスフィア欲しい オールタイムアーマー欲しい               1   0   クリレイ取る? =所持品合計=    499 G =装備合計=     3650 G = 価格総計 =    4149 G 所持金     51G 預金・借金    G ■魔力■ 知力ボーナス: 2 特技強化ボーナス: 0 武器ボーナス: 0  名前  Lv 追加修正 魔力 神聖魔法 2       4 魔動機術 1       3 ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     - - 魔動機文明語○ ○ / 魔神語       - - 魔法文明語 - - / 妖魔語       - - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、地方語 技能習得言語:魔動機文明語 ■名誉アイテム■ 点数 名称  50 首切り刀専用化  50 聖印専用化  50 アルケミーキット専用化  50 スカウト用ツール専用化 所持名誉点: 439 点 合計名誉点: 639 点 ■その他■ 経験点:2210点 (使用経験点:31500点、獲得経験点:30710点) セッション回数:16回 成長履歴: 成長能力  獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 筋力    3500点(   /3500 / 回) 2- 生命力     0点(   /   / 回) 3- 生命力     0点(   /   / 回) 4- 知力      0点(   /   / 回) 5- 生命力   2570点(2000 / 520 / 1回)  680G分 ファイン救出 6- 敏捷度     0点(   /   / 回) 7- 筋力    4790点(3000 /1740 / 1回)  合計1460G コボルド人足化 ヴェレット導き手に 飛行船前半分発見 交戦中 8- 器用度     0点(   /   / 回) 9- 器用度   2400点(1500 / 900 / 回)  合計2835G分  マティアス救出 マーマンにエルフの集落の存在を聞く 北の街陥落 拠点を北の街に移す ラミアが仲間になる キケさん発見 10- 敏捷度    0点(   /   / 回) 11- 敏捷度   2780点(1500 /1280 / 回)  合計4055G分→3555G 畑を使えるように 北東の建物探索 12- 筋力    2160点(2000 / 160 / 回)  合計3555G→3605G ワープスイッチ取得 スキュラ撃退 エルフの長と接触 13- 敏捷度   2940点(2000 / 940 / 回)  合計21205G ワープスイッチ5個 ヘルスキュラ討伐 14- 筋力    4270点(3000 /1220 / 1回)  合計36805G ウォードゥーム撃破 ダクドワと交流 15- 器用度    0点(   /   / 回) 16- 筋力    5300点(4000 /1300 / 回)  合計37895G ダクドワ遺跡踏破 メモ: 【フロンティアーズ】 バラの花のような華やかさを持つ。(フェトル) フェイダン地方に住んでいた。 マッカさんとは幼馴染。親は母親が冒険者、父親がそれなりの貴族のボンボン。 色々と厳しい家庭で育つ。 マッカの方が年下だが、ガキ大将的な意味でマッカを頼りにしている。 その昔、マッカその他とかくれんぼをしていたが、鬼であるマッカが探しに来てくれなかったため 夕暮れまで隠れていたせいで、魔物に襲われたことがある。 今回の護衛には、マッカにひっつく形で行くということで半ば強引に親を説得。 商人の護衛という形でレーゼルドーン大陸アシュラウトに向けて、カプコン製の飛空艇に乗り、新天地を目指す。 剣の扱いについては親から習った。 【一般技能】 貴族(ノーブル):5(プロの最低限) 貴族としての立ち居振る舞いを身につけています。 父親がボンボンだからね! 宝飾士(ジュエラー):4(語れる) 宝石や貴金属を使った細工物を作る器用な職人たちです。 ハンドメイドとか好きだったの。 紋章学者(ヘラルディスト):1(かじった) さまざまな家系や組織の紋章に通じています。紋章が他家や組織と重複することはタブーであるため、彼らの知識は、新たに紋章を欲しがる者たちから大いに頼りにされるところです。 パパから聞いたけどよくわかんない。 【第零話】 マッカ(とルカ)と一緒に商人に雇われ飛行船に。ティーナとは飛行船内で出会う。何人かの先輩冒険者(人間のファイン、タビットのマティアス、ナイトメアのイザーク等)と 顔見知りになるも、飛行船が蛮族に襲撃されたため墜落し、九死に一生を得る。 墜落先で先輩冒険者であるファインが片腕を失いながら蛮族と戦闘しているのを見つけ、救出。 飛行船の残骸から何人かの人族がさらわれた形跡があり、それを追跡。蛮族の砦を見つけ、救出に成功する。また、通話の水晶を手に入れる。これはファインに託す事にする。 救援までは時間がかかりそうだ。 【第一話】 砦にファインと一般人を残し、逃げたコボルトを追跡。二手に分かれていたので、水も欲しかったし川の方へ向かう。 コボルドの群れを発見したので、優しく(重要)説得し、人足として働いてもらう事にする。 話では、そろそろ物資を積んだ荷馬車が届くようだ。良いことを聞いた。 帰りにそれを発見。ソーズマンをサクッと殴り殺して物資入り荷馬車ゲット。荷馬車を引いていたボア2匹は、ファインさんが鞭で調教し騎獣になった。 コボルドいわく、北に行ったコボルドについては、ドレイクが治める北の街に行ったのではないかということだった。 そこでは人族は奴隷として働かされているようだ。ドレイクの爵位は下位に位置するという話だが正確かは怪しい。 砦の人足として連れ帰ったコボルドには、その日1番よく働いた者に酒と人族の名を与えることで、人族との信頼感を深めさせる。 また、一般人に対しても、マッカの機転によりヴェレットを【導く者】として祀り上げることで、結束を強くし、心を折れにくくするということを試みる。 ヴェレットは日記を書き始める。 次の日、朝から飛行船の前半分を探しに行く。発見時、交戦中。ケンタウロスと槍ケンタウロスを撃退。中に傷ついた冒険者がいるらしいのだが… 【第二話】 壊れた飛行船の前半分に匿われていたのは、両脚を欠損し、魔力の尽きたマティアスだった。すぐにティーナが回復するも、欠損は治らなかった。また、彼は長い時間を共にしたファミリアを失っており、悲しみの底にいた。 しかしそこは冒険者、飛空挺から使えるものを探索することを提案。弾、刃こぼれした首切り刀、薔薇のチョーカー、バルバロスフード、保存食を見つける。首切り刀は鍛治師に見せれば直りそうだし、現状でも威力は落ちるが使えそうだ。 マティアスをルカがおぶって拠点へ帰還。マティアスとファインは、互いの状況を見て、生存を喜び、傷を悲しんだ。ヴェレットは畑を頑張っていたコボルトの子に、ティーと名付ける。 次の日は森で木を伐採し、簡易的な屋根を作成する。 この日頑張ったコボルトには、グーと名付ける。…グーだったっけ? マティアスの魔法により、ファインの腕の欠損が回復。マティアスの片脚が回復する。 次の日、布などの使える物資がないか飛空挺まで戻ってみるが、帰り道、雲行きが怪しくなる。急いで拠点まで帰ると同時に雨が降り出す。なんとか寝具への浸水は防いだものの、雨仕様にしてなかったため砦の状態は良くなく、人々にも疲労とストレスが蓄積されている。明日、北の街を目指すことにする。 北の街を目指す途中、ミノタウロスに襲われる。ティーナちゃんがちゃんと見張りをしていなかったからだ。まったくもう。危ないところだったが退ける。私は教訓を生かしてちゃんと見張ったよ! 北の街に行く途中、川でマーマン?に出くわす。友好的なようだ。マッカがボディランゲージで話したり、ルカくんがささ舟を作ったりして得た情報は、川の向こうにエルフの集落があること、船は無い事。そして、川は広い。マティアスさんに空飛べる魔法かけてもらったとして、時速50kmで1時間。足りるだろうか。まぁ、このことはおいおい考える事にする。 北の街に着いた。東西2km、南北1km。デカイ。ただ、城壁の割に、隙間から窺ったマッカによると、中はショボいらしい。荒れた畑で機械が動いているとか。外が広いが、使われているのは中心部の一部と判断し、3つあるうちの1番高い建物に近い北側から潜入する。遠回りだがそれが良策と判断する。あーああーと堀をターザンし、みんなで北の門へ。 北の門では、オーガとゴブリンシャーマン2体がいた。オーガはさくっと殺し、ゴブリンシャーマンたちを脅して案内役にする。 中にはドレイク、ラミア、ボガードが2体、コボルトが8よりいっぱい、ニンゲン。とのこと。 特に他のコボルトと遭遇する事もなく、1番高い建物(おそらく元宿屋)の最上階で様子を伺うと、何やら声が聞こえてきた。バックアタックされないように陣形を組み、突撃。ボガトル2体と竜化する暇もなかったドレイクはお星様になった。 残るラミアは、本人は悔しそうではあったが、共存の道を選んだ。昔商隊に紛れて暮らしていてもラミアとばれなかったらしいので、おそらく大丈夫だろう。とりあえずの血液パックはルカになった。なお人間の血の方が好きらしい。 そして、拠点から北の街へ、人々が移動してきた……。 救援は、人数が増えた事により、やっと救援隊が組めたところらしい。もどかしい。 【第三話】 新たに仲間になったものの中には、エルフやドワーフもいた。そして、ラミアの名前はヤスミンと言うそうだ。うん。ヤスだ。 拠点をマティアスさんやファインさんに頼み、ヤスと一緒に遺跡内を探索する。ここは魔法文明時代の遺跡だったのだが、それを魔導機文明時代に 再利用したものらしいことがわかった。 南東の区画には、放牧地と畑があった。放牧地は草原のようになっており、取り立てて目立つことは無いようだ。 畑の方は、魔導機が動いている。2種類いた。ヤスに聞くと、ヤスたちは何回かここの作物を収穫し、その際に機械を壊したりしたそうだ。 2種類とも襲ってくるらしいが、区画内に入らない限りは安全そうである。 区画に入るには、許可証が必要なようだ。ルカくんが魔導機から聞いてくれた。 許可証は北東の施設で発行されるという。 まだ残っている可能性を考え、探索に向かうことにした。 そして、その施設でクインドゥームの手厚い歓迎を受けてしまった。 本気で戦ってギリギリ、という相手だった・・・。怖かった。 ティーナちゃんは実戦で初めてダメージを負ったせいか、魔法を失敗したりしていた。ちょっとかわいい。 そして、こんな時もマッカは頼りになるなぁ。そう思った。 その辺の資料になるものを適当に持ち出す。 奥の方に、下り階段があったので降りてみる。どうやら地下施設があるようだ。 陶器?でできた変な置物がある部屋などがあった。あれは何に使うのだろうか。 そして、箱形の変な乗り物に乗る。安全性については大丈夫だそうだが、ルカくんが「ケーブルが切れてなければ」と小さい声で言っているのが聞こえてしまった。 切れてない。きっと切れてない。自分に言い聞かせつつ、浮遊感に身を任せる。 少しして着いた場所には、なんとウォードゥームがいた。とても恐ろしく強いやつのはずだ。 今の私たちでも、もしかしたら辛勝くらいは可能かもしれない。しかし、おそらく死人が出るだろう。 マッカの判断により、いったん箱の中まで後退してから、話しかけてみる。言語には対応しておらず、こちらを見るだけだ。 そして、マッカがある程度までは近づいても反応しないことを確認し、左右の小部屋を調べてみることにした。 結局、その場所と、もう一つ下のボタンを押して着いた場所には、弾やトラドール、そして畑に入るための収穫許可証があった。 そこから下の階のことは、あまり書きたくない。 あんな生物が潜んでいる建物だなんて、思っていなかった。 ベティ、リジー。可愛い名前。ケルベロスとコカトリスの名前だ。 クラーケンもいた。イカの化け物。 ベティとリジーは、どうやら実験動物として存在しているらしかった。 研究者の手記や、よくわからない表面がつるつるした箱、つんつんつっつくと声が再生される板。 そのようなものから、 ・ケルベロスは魔法文明時代からいた ・魔導機文明時代にコカトリスを何らかの実験目的で所有? ドゥームに特性を付けるためと資料からは推測される。 ・研究施設は寝泊まりができる構造だったため、ずっと誰か詰めていたのだろうということ …などがわかった。 そして帰り道。箱型の乗り物が動かない。周囲に階段は無く、階段がある可能性はウォードゥームの後ろ…? 5つあるボタンをデタラメに押していたら、何とか動いた。 どうやら、x階でx階のボタンを押せば良かったようだ。 収穫許可証…カードに黒い縞模様が入ったものを、畑の魔導機に見せる。畑に入れたので、軽く周りを見てから帰る。 帰還し、人々の心が折れないように精一杯の鼓舞をした。そして、念のため水を作り、寝る。 そうそう、寝る前にキケさんに対してマッカが絡ん(二重線で消す)交渉していた。少しキケさんが気の毒だか、私の本心としては、全て無償で渡せとは言わないが、消耗品以外は無償で貸与くらいはしてくれてもと思った。このような状況なのだから。まぁ、破損した時払えるのかと聞かれたら、無事帰還できたらね、なんて話になるのだが。 まぁ…親戚筋に紹介する約束はしたが、【どのような】紹介をするかは言っていない。いざとなればそんな話も必要かもしれない。 【第四話】 今日は早く起きた。首切り刀(多分)の修理が終わったかもしれないのだ。鍛冶師のところまでいそいそと歩く。 鍛冶師が言うには、完全には直せなかったとのこと。柄の部分が通常より細い状態で、この武器の最大限の力を出すことはまだ難しい、と申し訳なさそうにしていた。自分にもっと力があれば、と。 しかし、私は十分に頑張ってくれたと思う。刀を見ながらそう思う。彼がここにいてくれて本当に助かった。 彼が言うには、もっと腕の良い鍛冶師ならば完全に修復できるかもしれないとのことだった。 私には新しい相棒ができた。なので、この銀製のヘビーメイスはファインさんに預けようと思う。彼女はいま、丸腰だ。彼女の力におよそ不釣り合いな武器だが、ないよりはマシなはず・・・だと思う。ファインさんは優しい笑顔で受け取ってくれたので、少し嬉しい。 みんなが起きて身支度を整えたら、キケさんの所に寄る。アウェイクポーションを半額で譲ってもらう。 そして、遺跡の西半分の探索を開始することにした。 拠点から見て南西には住宅街だったものが広がっていた。いろいろ見てみたが、特に収穫はなし。 そこから北(拠点から西)に行くと、拠点からは見えなかった塔の残骸のようなものがあった。 塔だったものには、東西南北に扉があり、その中にはなんと・・・超巨大な魔法陣があった。 床が透明なものでできており、その下に多くの歯車があり、その歯車が魔法陣の形をしていたのだ。 ルカくんはこれが転移の魔法陣であると言う。転移? 塔の周囲を探すと、マッカと私が一つずつ、中身が綺麗なものを見つけた。中には歯車の入った砂時計?があった。 マッカが砂時計の砂が落ちるように持つ。砂が落ち切った瞬間、マッカが消えた。文字通りに。 驚き、それから、昔の時代の罠が生きていたのかと嫌な汗が背中を伝ったが、マッカは塔の残骸から出てきた。また驚いた。 その後いろいろ試した結果、触れているものなら荷物や人でも一緒に転移し、転移先は全てあの魔法陣だった。 この砂時計は便利そうだ。遠くからでもすぐに帰ってこれる。 北西には鍛冶の街のような場所が広がっていた。 そしてそこで地図を見つける。血まみれ山脈の方に、ドワーフの集落があるようだ。 ただ、この地図自体が古いので、今もあるかは怪しいのだが。 拠点に帰り、夕闇。定例の演説をする。しかし、今日は様子が違う。 ヤジを飛ばす人間が2,3人いたのだ。これまでそんなことなどなかった。 彼らはどうやら、ここの拠点から合流した人間のようだ。マッカが素早く顔を把握していた。 その夜、私は兵士を一人引き連れて(マッカいわくお前の方が強いからとか言っていたが聞き間違いだろう)人々の不満を聞いて回る。 主にプライベートな空間が欲しいということだった。大きな不満はないが、小さな不満がふつふつとしているようだ。 そのことについて皆と話し合う。ひとまず死なない、という状況ができたからこそだ、とマッカは励ましてくれた。 キケさん、マティアスさん、ファインさんには、誰がヤジを飛ばしたか伝えておく。 その夜、ずいぶん久しぶりにお父様の夢を見た。うちは地方の大したことない地方貴族なのに、講師と一緒になってまで、やれ帝王学だの支配者の器量だの熱弁するからなぁ。 つまらないので適当にしか聞かないのだが、いつもそれがバレて大目玉を食らうのだ。 なんだか寝起きにティーナちゃんをお父様と間違えた気がする。きっと忘れてくれるよね。 ・・・みんな、元気かな。 次の日、コボルドの熱い見送りと、人々のあたたかな見送りを受けて、エルフの集落を目指し出発する。 川沿いに歩いていると、ギルマンとサハギンに遭遇するが、マッカが1匹すっ飛ばすと撤退していった。 拠点の近くにいるのは、物騒だなぁ・・・。 もう少し川沿いを登っていくと、亀がいた。のどかだなぁ。危害がなさそうなのでそのまま進む。 この前会ったマーマンの友達、というマーマンと出会う。よく来てくれた、と歓迎してくれた。 彼らは非常に友好的で、向こう岸まで渡るための簡易的な船を作るのに協力してくれた。 私たちの中ではもっぱらルカくんが頑張って、残りのメンバーで美味しい川魚を食べていたのだが、ルカくんって怒らないよねぇ。 あ、もちろん後からルカくんも食べたよ! 船でエルフの里まで運んでもらっていると、美人のお姉さんが上半身を川から出している。エルフだろうか? 話しかけてみたが、返事がない。 その時、水中からうねうねと近づくタコの足のようなものに気が付いた!スキュラだ! スキュラは「カウントのハーン」から「人族を殲滅か捕虜にしてくるように」言われたようだ。 ハーンの名は、私を殺す者の主の名前を知ってから死にたい、というと教えてくれた。チョロイ。 ついでに「ハーン様だと!?こちらにいらっしゃっているのか?ご滞在先はどちらだ?」とカマをかけてみる。 「あら、ハーン様のことを知ってるの?なら話は早いわ、おとなしく一緒に来てちょうだい。滞在先までは知らないけれど?」 だそうだ。チョロイ。素直に、いやぁ本当は知らないんだよねハーンって人☆と言うと顔が真っ赤で青筋がすごい。ごめんね! 若干のダメージを負いつつも、さほど苦も無くスキュラを倒す。毒って嫌だわ・・・。 もう一体いたスキュラもマーマンがだいぶ頑張っていてくれたこともあり、そちらはさっくりと。 マーマンが言うには、このあたりにスキュラなど出現したことは無いそうだ。やはり、裏でなにかの陰謀が渦巻いているようである。 気を取り直して、エルフの里へ向かい、ほどなく到着する。見張りの少年(外見)は少々こちらを警戒していたようだが、長老へのお目通りに成功。 イスから立ち上がれないほどに老いた長老は、なんと魔導機文明時代の初期から生きているらしい。生き字引とはこういった人を言うのだろうか。 長老の話では、やはり若いエルフは排他的なところがあるらしい。ハーンの名については、懐かしいと言っていた。 ということは、それだけハーンとやらも、この争いの絶えない世界で長生きしているということだ。自分の中の警戒度を上げる。 エルフからは綿花の種、お酒の原料(腐れ元と言うらしい)、琥珀の原石を分けてもらった。 もらってばっかりで、現状お返しできるものが無いのは困ったところだ。 腐れ元を使ってこちらの地酒を造れるようになりたい、という趣旨のことをマッカは言っていた。 ・・・そうだ、ワープスイッチがあった!これを一つ長老に渡し、使い方を説明する。これがあれば万が一の時、エルフたちはこちらに避難できるはずだ。 そして、エルフの娘3人を預かり、村人たちに弓を教えてもらうことにする。 一つ恐ろしいことを聞いた。川の三角州部分にある湿地帯には、夜になると青い光が飛んでいることがあるらしい。 そしてそのあたりは、昔合戦場だったとか・・・うん、怖い。 残りの1つのワープスイッチを起動し、拠点までエルフ3人娘と帰還する。なんだか驚いているようで、かしましい。 さて・・・明日は川にいるギルマンたちをどうにかした方がいいかな?そうすればマーマンを通じてエルフとやりとりがスムーズにできるはずだ。 そんなことを皆で話し合いつつ、一日を終える。 そして、血まみれ山脈の方にあるドワーフの村というのも・・・気になる。 【第五話】 あれから2日ほど経った。拠点での仕事をしつつ、次にどうするか話し合った結果、やはりギルマン達をどうにかしようという結論に至る。拠点から水生蛮族とはいえ、近くに蛮族がいるのは精神衛生上良くないよね。 そこに入る、片脚を失ったままの、マティアスさんからの情報。ヘルスキュラが目撃された。どうやらギルマン達を束ねているヘルスキュラがいるようだ。マティアスさんに、ヘルスキュラとはどんな生物かも教えてもらった。…私たちでなんとかなる…かな…? あれこれと話し合った結果、マーマン達に協力を依頼し、水をせき止めて湿地帯の方に流れるようにし、水かさを減らすことでヘルスキュラをあぶり出すことにした。また、ヘルスキュラと水中で戦うのは自殺行為なので、どうにか陸へおびき出せないか相談したところ、マッカがバルバロスフードを被って蛮族のフリをし、残りの3人はロープで繋がれてるフリをして、さらに真実味を出すためにヤスミンさんにも同行してもらい…。自分で言っといてなんだけど、上手くいくといいなぁ…大丈夫かなぁ。 そして、作戦は上手く決まった!襲いかかるヘルスキュラに、ルカくんとマッカが気絶させられるまで追い込まれたが、ティーナちゃんの活躍でなんとか死なずに済んだ…。強かった。青ざめた。フェトル様、どうか私たちを…。 ヘルスキュラの討伐も済み、拠点…村にワープスイッチで帰る。大工の人たちの話だと、そろそろ修繕が瓦礫だけだと心もとないということで、木材が欲しいみたい。何かのついでに水をせき止めてたところまで行ったら、木材を回収しよう。ワープスイッチがあれば簡単だ。 そうそう、ワープスイッチも新たに5個見つかった!みんな1つずつ持つ。これで勝てない敵に遭遇しても、いざという時逃げられるね。…例えばスキュラの触手に絡め取られてたりしたら無理だけどね! 気になるのは、ドワーフの集落、南西の森、エルフとの交流…木材の回収に、それから三角州のあたりがどうなってるかも少し気になるんだよね。 ヘルスキュラ相手にとても怖い思いをしたので、今後の運勢を占ってもらおうとメイさんのところに行ったら、寸前でマッカに引きずり戻されて怒られた。みんなを導くもので神官が占いにたよるな!ウガー!占い禁止!…だって。言いたいことはわかるけど、占い楽しいじゃない…ぶーぶー。 明日起きたら、ルカくんを占ってもらおう。吉方位とか。ふふ。 【第六話】 朝イチで顔も洗わずに(マッカに気づかれる前に!)こっそりルカを占い師のメイさんの所へ引きずっていっていると、ファインさんに会った。 それとなく占い師に頼らないで自分と自分の信仰する神を信じなさい、と言われた。反省。 北東の建物、ウォードゥームがいたあたりを見に行くことにする。自分たちも強くなったのだ、きっと大丈夫。 倒した先には、右に5つ、左に4つの扉があった。そこで大量のマギスフィア、何かわからない(おそらく下階の)カードキー、 そしてインテリアニマルサックのサーイを見つけた。すごくよく喋っている。私は言葉がわかんないんだけどね。 サーイによると、やはりここは魔導機文明時代に生物を魔導機に取り込む研究をしていたようだ。 そして、下にいたコカトリスのリジィ、ケルベロスのベティは「活動状態低下中」「飢餓状態に注意」という情報も入手。 地上に出て、サーイにもう少しいろいろ聞いてみた。 この町は昔、魔法文明時代にあった、ダミアンという町だったらしい。そして魔導機文明時代にそれを再利用して使っていたようだ。 そして、ここから湿地帯をはさんで川の手前にある場所に、昔、ステラという町があったらしい! サーイはうろ覚えなようだが、マギスフィアの工場があったようだ。 次の日。 ティーナちゃんはファインさんに女神のヴェールをおさがりでもらっていた。 ティーナちゃん、すっごいにこにこしてたなぁ。可愛い。 今日はドワーフがいるという村へ行くことにする。 途中でマーマンと会い、蛮族たちが下流のほうから上がってきている可能性が高いため、下流の方にやぐらを作ってもらえないか打診する。 作業は彼らが、技術提供は我々のうちの大工がするといった寸法だ。 マーマンたちも、ギルマン退治の件でとても友好的になってくれたため、快く引き受けてくれた。 また、運輸業の委託についても。 道中、話の流れから冗談で「あんなところにスケルトンソルジャーガー」と棒読みで言ってみた。 ティーナちゃんは焦るのはわかるよ?ルカくんまで警戒態勢に入るのはかなり面白かった。 しかしそのおかげで、川の向こう側にホースの群れがいることを発見できた! これって私お手柄だよね♪というと、みんな一様に首をかしげた。えー。 そして血まみれ山脈に到着。登っていくとだんだん石だけの地面になっていく・・・。 そして頂上で待っていたのは、ただのドワーフではなく、ダークドワーフの群れだった。 彼らは一応蛮族サイドに立つ人々だが、なんでも大破局の際に蛮族に協力しなければ滅ぼす、といわれ 仕方なく従ったというところがあったらしい。今は蛮族との交流はないそうだ。 そこで飛行船から落ちたエリアンさん(膝に矢を受けた)、デルクさん(方目を負傷)という人間も見つける。彼らが介抱してくれていたらしい。 ダークドワーフたちは、坑道を掘り進んでいたら遺跡に当たってしまい、そこから幻獣が出てきて困っている様子だった。 敵意がないことを知らせるため、そして彼らに貸しを作るため、彼らの長、エッカルト=ゲルツァーさんと一緒に退治しに行く。 幻獣はキマイラだった。エッカルトさんの援護を受けながら、少し苦労したがキマイラを倒す。 この行動で、少しはこちらのことを認めてもらえたようだ。 明日は遺跡を少し探索してみることになるかな?とりあえず今日はエッカルトさんたちのご厚意に甘えて、ドワーフの村で休息を取る。 【第七話】 ダークドワーフの集落で朝を迎える。可愛いダークドワーフの女性が運んで切れくれた朝ごはんをほおばる。 私はすごくおいしいと思ったが、ティーナちゃんとしては少し味が濃かったようだ。そうかなぁ? しっかりとごはんをおかわりして、腹ごしらえも万全になったところで、族長であるエッカルトさんの所へ行く。 広めの部屋に案内されると、エッカルトさんがいた。エッカルトさんは、鉱山につながっている遺跡を探索して、 危険を排除してほしいとを話した。 できる範囲のことをすること、報酬として首切り刀を直してもらうことをお願いし、ドワーフの青年に案内されて鉱山を通り、また遺跡へ。 遺跡のことを簡潔に書くと、もう入りたくない。 マミーとスケルトンソルジャーはまだいい。ファンガスやゴードベルってひどくない?なんでこんなところにいるの? あと、遺跡の中央部分に大きな魔法陣があり、転移の魔法陣の「一方通行な出口」であることがわかった。 遺跡に入るための道はなく、また、マミーが入っていた棺に「金に目がくらんだ愚か者」みたいなことが書いてあった。 たちの悪いデストラップだろう、とみんなで結論付ける。 エッカルトさんに遺跡でのことを報告し、交易の申し込みをする。 特に野菜が不足しているようなので、それを提案した。 帰り道で暗闇の森に寄って「これはやめとこう」と結論付け、 自分たちの村へ帰り、今後の交易は主にキケさんに任せることにした。マーマンに運んでもらった資材も回収。 キケさんの護衛はどうするかなど、こまごまとしたことを決めて、今日も眠りにつく。 ---------------------------------------------------------- 冒険者レベル+生命/敏捷 2d6+11 +器用筋力知力精神 2d6+10 スカウト判定 2d+10 スカウト知力 2d+9 スカウト生命/敏捷 2d+11 スカウト用ツール使用時+1 金属鎧着用 先制 2d+11 パラミス キャッツ、ガゼル、タゲサ キャッツ/タゲサ+命中+せいぽん 2d+15 キャッツ+命中 2d+13 k30+17@10 片手+せいぽん k30+15@10 片手 3 k40+14@10 なぎ払い両手+せいぽん 3 k40+12@10 薙ぎ払い 回避+ガゼル 2d+14 防護点7 両手時6 修正日 第七話終了、成長完了時