タイトル:デイナルド=ニーアネール キャラクター名:デイナルド=ニーアネール 種族:タビット [特徴:第六感] 生まれ:操霊術師 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:362 性別:男 髪の色:白地に黒の八割れ / 瞳の色:黒  / 肌の色:薄紫色 身長:118cm 体重:26.8kg 経歴1:両親に愛されて育った。 経歴2:育ての親に拾われた。 経歴3:奇妙な予言をされたことがある。 穢れ度:5 ■能力値■      技     体     心 基礎    6      6     10    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F   3   3   5   8   9   7 成長         1   3   5   8 →計:17 修正 =合計=  9   9  12  17  26  25 ボーナス  1   1   2   2   4   4    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本   9  11  38  58 特技         0   0 修正 =合計=  9  11  38  58 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:7 Lv ソーサラー 4 Lv  / コンジャラー 7 Lv セージ   4 Lv  /         Lv ■戦闘特技・値■ [参照] 特技名      : 効果                             : 前提 [p223] 魔法誘導      : 射撃魔法で誤射しない、完全に隠れ切れてない対象に射撃魔法可能 : [pIB39]魔法収束      : 対象を範囲から1体・1つに変更                 : [pIB32]魔法制御      : 範囲内の対象を選択可能                    : [pIB31]武器習熟A/スタッフ : ダメージ+1、Aランク装備可能                 :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   8   0  9  27 修正 特技        0 =合計=  8   0  9m  27m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名: 効果: 前提 ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : グラップラー: フェンサー : シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 6800  2H   3   1   1  13  12   1 [スタッフA] *マナスタッフ / (魔力+1、魔法の武器)90cm程の杖だが、それでも自分が持つとかなり大きい。 (235p) =価格合計= 6800 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 :  7   0   3   150 ソフトレザー / タビット用のやつないの?動きにくいんだけど? 盾 :  8   0   1   100 ラウンドシールド / 自分が持つとタワーシールドみたいになる。 修正: = 合計 =    0   4   250 G (回避技能:) ・装飾品    価格 名称       / 効果 頭 :   もふい      / もふもふ。 耳 :   もふい      / もふもふもふ。垂れている。 顔 :2   マスク      / あ、掃除うさぎではないです。 首 :20  マフラー     / これも顔隠しに一躍買っているが、ひどく大きい。 背中:50  フード付きマント / 普段はフードをかぶっている。 右手:500  知性の指輪    / 暗算がちょっと早くなる。 左手:1000 叡智の腕輪    / これによるカンニング被害が毎年出ている。 腰 :20  ベルト      / 強めに締めないと落ちてくる。 足 :20  ブーツ      / コツコツ。ってしたくなる。 他 :   壊れた足枷    / 鎖が錆落ちて足枷だけが残ったもの。 =合計=1612 G ■所持品■ 名称         単価 個数 価格 備考 冒険者セット     100  1   100  「あなた、冒険者なのね」と言われる。 ポータブルカンテラ  60  1   60  ランタンと火口箱が一緒になった便利グッズ。これから先使わないと思う。 筆記用具       10  1   10  羽ペン、インク、羊皮紙の三点セット。 うさぎのぬいぐるみ  30  1   30  自分を模したうさぎのぬいぐるみ。意外と似ている。 救命草        30  1   30  つい癖で購入してしまったが、使えなかった。 ヒーリングポーション 100  1   100  飲んだらどうなるかなと思って購入したが、特に何も起こらなかった。 3点魔晶石       300  3   900  便利なのかそうでないのか、よくわからない 5点魔晶石       500  1   500  使い手次第ということだなと勝手に納得する。 ジャックの豆     100  5   500  間違って植木鉢に植えてしまい、大変なことになったことがある。 フレイムジェル    480  3   1440 キャンプファイアーに使うには少々お高い タビットにんじん   1600 1   1600 3口分位食べそうになるけど、がまんがまん。 魔法の発動体     100  1   100  占い師がくれた小さな小さな発動体 強く魔化された石   2000 1   2000 親近感を感じる。自分もマナの集合体みたいなものだし。 黒曜石の盾(中)    600  1   600  飾りのない、素材そのまま感がまっくす。 サンゴの枝(中)    400  1   400  こちらはコア素材に混ぜて使うので、体内。 柘榴石の活力(中)   800  1   800  こちらも体内。いわゆるガーネットなので、ちょっとお高い。 柘榴石の生命力(中)  1200 1   1200 活力とは別のアイテム。こちらもガーネットなので、やはりお高い。 鋼玉の守護(中)    400  1   400  念の為に買っておいた。こうして彼はアイデンティティを失う。 呼応石        100  5   500  支配の杖が欲しいが、アレは高い。 魔晶石ペンダント      1   0   リズからもらったお守り。ふふん。 =所持品合計=   11270 G =装備合計=     8662 G = 価格総計 =   19932 G 所持金     68G 預金・借金    G ■魔力■ 知力ボーナス: 4 特技強化ボーナス: 0 武器ボーナス: 1  名前  Lv 追加修正 魔力 真語魔法 4       9 操霊魔法 7       12 深智魔法 4  -     12 ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     ○ - 神紀文明語 - ○ / 汎用蛮族語     ○ - 魔動機文明語○ ○ / 魔神語       - - 魔法文明語 ○ ○ / 妖魔語       - - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、神紀文明語 技能習得言語:魔法文明語、4個の会話or読文 ■名誉アイテム■ 点数 名称  20 混沌の長子 所持名誉点: 210 点 合計名誉点: 210 点 ■その他■ 経験点:110点 (使用経験点:21500点、獲得経験点:18610点) セッション回数:17回 成長履歴: 成長能力  獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 精神力   17000点(17000 /   / 回) 1.6 2- 知力      0点(   /   / 回)  4.5 3- 精神力     0点(   /   / 回)  4.6 4- 知力      0点(   /   / 回)  2.5 5- 精神力     0点(   /   / 回)  4.6 6- 生命力     0点(   /   / 回)  1.4 7- 知力      0点(   /   / 回)  4.5 8- 精神力     0点(   /   / 回)  4.6 9- 精神力     0点(   /   / 回)  3.6 10- 知力     0点(   /   / 回)  1.5 11- 知力     0点(   /   / 回)  2.5 12- 生命力    0点(   /   / 回)  3.4 13- 生命力    0点(   /   / 回)  1.4 14- 精神力    0点(   /   / 回)  3.6 15- 精神力    0点(   /   / 回)  2.6 16- 精神力    0点(   /   / 回)  6.6 17- 筋力    1610点(1560 /   / 1回)  3.3 メモ: 蘇生1回目…死後1週間。右手の甲に痣が出来る。 蘇生2回目…死後1週間。特に変化なし。 蘇生3回目…死後24日。穢れが限界に達し、レブナント化。痣があった部分の皮膚が爛れ、腐り落ちる。 この時点で意思疎通が不可能であったため、不死牢へと監禁。以後、監視のもと研究材料とする。 …古びた記録より。 デイナルド=ニーアネール(以降、ディーナ)は、暗く湿った牢屋の中でひとり目覚める。 頭のなかは混濁しており、せっかく取り戻した意識もすぐに手放してしまいそうであった。 そのうち体の感覚が先に戻ってきた。いつもの感覚とは何かが違うが、右腕の痛みが手放しかけていた意識を急速に回復させた。 体を起こし、辺りを見渡すが自らの記憶に思い当たる場所はなかった。 「蛮族か何かに捕まったか」と錯覚するが、その直後に目を覚ます前の記憶を思い出す。 それは倒れる仲間と、強大な敵、自らに迫り来る武器。断片的な記憶だが、彼は確かに自分が死んだことを思い出した。 ディーナの生まれは定かではない。物心がついた時にはザルツ地方の田舎町にいた。 3人兄弟の末として育てられたが、決定的な違いは自分だけうさぎであるところだった。 だが彼は特に気にすることもなかった。なぜなら彼の両親は他の2人の兄弟と接するのと同じように 彼に愛情を注ぎ続けたからだ。 その町には他にもタビットがいて、それどころか、元捨て子や元孤児もちらほら混じっていたため、 彼に対する差別やいじめといったものも無かった。 決して元気に遊ぶタイプの子供ではなかったが、極端におとなしいわけでもなかった。 興味があればなんだって近づき、自分の目で見て手で触れて、匂いを嗅いで確かめなければ気が済まない質であった。 彼が10歳の頃、他の兄弟よりも一足先に成人として扱われる用になったディーナは、 ルキスラ帝国へと赴き、魔法の勉強を始めていた。 というのも彼の町に来た冒険者に混じっていた操霊術師の話が、彼の心を強く打ったからである。 「魔法とは何か」というディーナの質問に対し、「マナを操り、自然を操り、自らの思い通りに世界を動かさんとすることだ」 「そして、それはまだ誰にも達成されていない。私たちは日々それを追い求めているんだ。」 そう答えてくれた操霊術師の真剣な顔が、彼の探究心に火を点けた。 父にねだって買ってもらった「初めての操霊術…自然を操るマナの使い方」をカバンに放り込み、 ルキスラ帝国の操霊術師ギルドの門をくぐったのであった。 それから20年ほど経ち、ディーナは一人前の操霊術師として名を馳せていた。 ギルドや世間体にとらわれず、魂や死霊術に関することも研究していると公言していた彼は、 その確かな実力に対する敬意と何者も恐れないという侮蔑の意味を込めて「混沌の長子」と呼ばれた。 晩年、彼は研究成果を追い求めて無茶な冒険をするようになった。 自らの命を顧みない姿勢に、操霊術師会は危機感を覚えた。 このままでは彼はそのうちレブナントと化し我々を襲うだろうと結論づけた操霊術師会は、 彼を蛮族との決戦の地、レーゼルドーン大陸へと送り込んだ。 せめて我々の迷惑にならないところで死ねと言わんばかりであった。 レーゼルドーンへと向かう乗合馬車の中、彼と一緒に乗り合わせた占い師が彼に「お前の今後を占ってやろうか?」と話しかける。 彼はそこまで興味を惹かれなかったが、暇つぶしにとその男の話を聞くことにした。 占い師はディーナの瞳をじっと見、カバンの中から何やら道具を取り出すと、それをかちゃかちゃといじりだした。 しばらくして顔を上げた占い師は、かなり神妙な顔をしていた。 「お前、これからかなり数奇な運命を歩むことになるぞ。」 占い師はそう呟く。レーゼルドーンに送られることで自らの研究も満足にできなくなり、消沈していた彼は 「もし本当にそうなら、なんだっていいさ。私は今、なかなか気落ちしているものでね。気晴らしにはなるだろう」 そう答えた。 占い師はディーナの手を握り、「忘れるな。これから先に待っているのはお前の探し求めていたものの1つだが、お前はそれ以外を全て無くす」 「無くした先で何を見ようとも、自らを失うでないぞ。」そう低い声で言った。 それから3年。ディーナは蛮族との戦いに明け暮れていた。 ある蛮族の基地を強襲した際に、たまたまそこにいた敵のドレイクカウントに一網打尽にされてしまう。 なすすべなく紙くずのように引き裂かれる仲間たちと、ディーナに襲いかかる凶刃。 熾烈を極める戦闘、倒れる仲間たち、炎に飲まれる町や村と、自らが始末した仲間のレブナント。 自らの研究と、家族の顔、操霊術師会。 なるほど、これが走馬灯か。彼は全てを覚悟して目を閉じた。 ディーナの死体は蛮族達に拾われた。彼らの魔法の実験に利用されたのだ。 蛮族たちも恐れる深なる穢れを持つレブナント。そしてそれに近い穢れを持ちながらも 絶対的な力でもって支配者として君臨するヴァンパイアやドレイク達。 蛮族達は穢こそが力の源であり、人族との戦いにおいて彼らに持ち得ない強さの1つだと理解していた。 そして限界まで穢れを溜めるおぞましい実験を、捕らえた人族やその死体で行っていた。 彼は2度、蘇生させられては穢れの有無を調べられ、再度殺された。 3度めの蘇生の際に「生き返るまでの日数と穢れの関係」を調べるためとして、1月近く放置された末に、蘇生をさせられた。 その際に穢れが限界を越え、その体と魂を蝕み、レブナントと化した。 通常の蘇生ならレブナントと化した時点で破壊されるが、蛮族達の研究課題は尽きなかった。 彼らはレブナントを不死牢と呼ばれる巨大な収容施設に監禁していた。 レブナントを再度の蘇生に掛けたり、更に穢れを持たせてみたり、逆に穢れを取り除かんとしてみたり。 彼らは様々な方法でレブナントを、穢れを、自らの力にしようと試行錯誤を繰り返していた。 ディーナが不死牢に監禁されてから300年ほどした後、彼はふと目を覚ます。 蛮族達の研究所であった不死牢は、破棄されていた。監禁されたレブナント達を残して。 ディーナは自らの置かれた状況に戸惑ったが、それでもこの世に繋ぎ止められた意識をもう一度手放してしまう前に、歩き出すことに決めた。 彼が生前身のうちに秘めていた魔力は半分ほどに減ってしまっていた。 上位の魔法は魔力の集中がうまく行かず、唱えることが出来なかった。 「レブナントは生者とは流れている魔力の質や操り方が違う」彼はそう結論づけた。 彼のかき集めた善悪正邪混じる知識の大半も失われていたが、 何年経ったのかもわからないこの世で、役に立つとも思えなかったので彼は少し残念に思うだけであった。 崩れた牢の隙間から這い出た彼は、「なんのバチが当たったのか、心当たりが多すぎるな」と、自嘲気味に笑った。 追記 その後、守りの剣のない小さな町の闇市などで、レブナントと化したうさぎの姿を見かけるようになったという。 「買い物に応じたレブナントは初めてだ」そう話の種になったとか。 追追記 24日間の保存時にフリザーベーションではなく氷室に入れられているため、体の損傷は激しくないが、魂の損傷は激しい。