タイトル:ドワーフ娘 キャラクター名:"鶏卵の歩く砦" ドワコ・ドラゴ 種族:ドワーフ [特徴:暗視、剣の加護/炎身] 生まれ:戦士 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:14 性別:女性 髪の色:銀  / 瞳の色:   / 肌の色:褐色 身長:135cm 体重: 経歴1:大病を患ったことがある 経歴2:忘れられない恐怖を体験したことがある 経歴3:知り合いに生き返った人がいる 穢れ度:0 ■能力値■      技     体     心 基礎    4     11      5    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F  18   5   8   7   2  17 成長   2   2   2   3      2 →計:11 修正  22  14  31  31   6  19 =合計= 46  25  54  52  13  43 ボーナス  7   4   9   8   2   7    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本  23  22  97  43 特技        30   0 修正 =合計= 23  22  127  43 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:15 Lv ファイター  15 Lv  / レンジャー  9 Lv エンハンサー 4 Lv  /  アルケミスト 6 Lv ■戦闘特技・値■ [参照] 特技名       : 効果                                             : 前提 [p2122]タフネス       : 最大HP+15                                          : ファイターLv.7 [p3143]バトルマスター    : 宣言の必要な戦闘特技を最大2つ同時に宣言できるようになる                   : ファイターorグラップラーLv13 [p2122]治癒適性       : Hpが回復する効果を受けるとき、その効果に自分だけ+1                      : レンジャーLv.5 [p2123]不屈         : HPが0以下になっても気絶しない                                : レンジャーLv.7 [p2123]ポーションマスター  : ポーションを1R1本補助動作で飲める                              : レンジャーLv.9 [pIB36]かばう        : 1Rに1回1PCをかばう、自動命中となるが防護点+2扱い、戦闘開始時に宣言可能            : [pIB31]防具習熟A/金属鎧   : 防護点+1、Aランク装備可能                                  : [pIB29]頑強         : 最大HP+15                                          : [pIB30]鉄壁         : 1Rに何人でもかばうことが出来る                               : [pIB32]防具習熟S/金属鎧   : さらに防護点+2、Sランク装備可能                               : [pIB32]防具の達人      : 全ての防具を装備できる                                    : [pIB29]ガーディアン     : かばうを使うとき、かばう回数(最大5)を決めることが出来る                   : [pIB37]ディフェンススタンス : 回避と生命、精神抵抗のうち1つを選ぶ。それに+4。残りの2つと生死判定を除くあらゆる行動に-4。 :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   0   0  25  90 修正 特技        0 =合計=  0   0  30m  90m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照]  特技名       : 効果                   : 前提 [p]   ビートルスキン    : 防護点+2                 : [p]   キャッツアイ     : 命中+1                  : [p]   アンチボディ     : 毒・病気に対して抵抗力+4         : [p]   ストロングブラッド  : 炎と水・氷属性のダメージ-5        : [p]   メディテーション   : 精神効果への精神抵抗力+4        : [pAW.14]クラッシュファング  : 対象が発生させる物理ダメージを減少    : 赤1 [pAW.15]パラライズミスト   : 対象の回避力を減少 S抵抗に-2 SS-4    : 緑1 [pAW.15]バークメイル     : 対象の防護点を上昇            : 緑1 [pAW.14]ヴォーパルウェポン  : 対象が与える物理ダメージが上昇      : 赤1 [pAW.15]エンサイクロペディア : 対象の魔物知識判定にボーナス修正     : 白1 [pAW.14]クリティカルレイ   : 対象の近接・射撃の威力ロールの出目を上昇 : 金1 ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター :15  22  24  19 グラップラー: フェンサー : シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 330  1H両  15   1  23  20  12  24 [メイスB] *ヘビーメイス / (234p) 330   2H  15   1  23  30  12  24 [メイスB] *ヘビーメイス / (234p) 950   2H  30     22  45  11  24 [アックスB] *ミノタウロスアックス / (233p) =価格合計= 1610 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 : 33  -1  16 160000 インペリアル+2マナタイト&魔法 / マナタイトの追加装甲&魔法の鎧 盾 : 27   0   7 115000 エターナルロード+1マナタイト / マナ体との追加装甲 修正: = 合計 =   18  27 275000 G (回避技能:ファイター) ・装飾品    価格  名称               / 効果 頭 :                    / 耳 :                    / 顔 :                    / 首 :740  ポーションインジェクター     / 仕込んだポーションを補助動作で使える 背中:33800 多機能威風堂々たる炎武帝のマント / 毒、呪い、病気へ抵抗+4、代償2dの炎ダメージ 背中:1000  ウェポンホルダー         / 武器や盾を1つ格納できる。補助動作で装備 右手:1000  剛力の腕輪            / 左手:200  アルケミーキット         / 腰 :3000  ブラックベルト          / 足 :2000  韋駄天ブーツ           / 他 :1000  スローワーベルト         / ポーションボールを撃つ 発射補助動作 装填主動作 =合計=42740 G ■所持品■ 名称              単価  個数   価格  備考 ▼基本アイテム                  0 冒険者セット          100   1     100 瓶ワイン            20   3     60   運びやすい、割れにくい小瓶 残り2本 ヒーリングポーション      100   5     500   5本 ∟使用分             100   3     300 ∟インジェクター使用分      100   0     0                          0 アンチマジック         2000  1     2000  アンチマジックポーション:6Rの間全ての魔法ダメージを-2 ∟使用分             2000  1     2000 デスクタリティポーションボール 2000  3     6000  デスクタリティポーション:3Rの間命中力を+2 ∟使用分             2000  2     4000 アウェイクポーション      100   3     300   3本 ∟使用分             100   2     200 魔香水             600   30    18000  残り54本 ∟使用分             600   6     3600                     1     0 薬師道具セット         200   1     200   薬草類の威力ロールを2dから1d+4に変更。 非威力には無効 救命草             30   10    300 ∟使用分             30   3     90 魔香草             30   20    600 ∟使用分             30   6     180                     1     0 松明              5    1     5    残り5本                          0 ▼アルケミー関係            1     0    アルケミーキットは装飾品欄にあり マテリアルカード赤・Bランク  20   20    400   20枚 ∟使用分             20   16    320 Aランク             200   4     800   4枚 ∟使用分             200   3     600                          0 マテリアルカード緑・Bランク  20   20    400   20枚 ∟使用分             20   18    360 Aランク             200   4     800   4枚 ∟使用分             200   14    2800                     1     0 マテリアルカード白・Bランク  20   20    400   20枚 ∟使用分             20   38    760                          0 マテリアルカード金・Bランク  20   20    400   20枚 ∟使用分             20   0     0                     11111   0 ▼日常アイテム(フレーバー)      11111111 0 着替えセット          20   1     20   1週間分の着替え 普段着             100   5     500   普段着コーデ数着                                (脳筋だってオシャレしたい)                     1     0 ▼費用・借金              1     0 ハヤテから           -37000 1     -37000 =所持品合計=    9995 G =装備合計=    319350 G = 価格総計 =   329345 G 所持金    3465G 預金・借金    G ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 ○ ○ / ドレイク語     - - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     - - 魔動機文明語○ ○ / 魔神語       - - 魔法文明語 - - / 妖魔語       - - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、ドワーフ語 技能習得言語:魔動機文明語 ■名誉アイテム■ 点数 名称   5 称号:歩・走・馳・駆   5 称号:城・砦   5 称号:卵   5 称号:鶏  30 多機能威風堂々たる炎武帝のマント 所持名誉点: 757 点 合計名誉点: 807 点 ■その他■ 経験点:3210点 (使用経験点:108500点、獲得経験点:108710点) セッション回数:11回 成長履歴: 成長能力  獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 敏捷度   2620点(2500 / 70 / 1回)  生命+1 生命+1    :2 (全2) 2- 精神力   3600点(3600 /   / 0回)  敏捷+1 筋力+1 知力+1   :3 (全5) 3-        0点(   /   / 回)  出張ダンジョンおすそ分け 4- 筋力    4400点(4000 / 200 / 4回)  精神+1 筋力+1 精神+1    :3 (全8) 5-        0点(   /   / 回)  ダンジョンバランスボーナス 精神+1、敏捷+1 :2 (全10) 6- 敏捷度   4720点(4500 / 220 / 0回)  知力+1 筋力+1 器用+1 器用+1 筋力+1  :5 (全15) 7- 生命力   5240点(5000 / 240 / 0回)  精神+1 筋力+1 精神+1 筋力+1 知力+1  :5 (全20) 8- 生命力   6820点(6500 / 320 / 0回)  器用+1筋力+1生命+1生命+1精神+1精神+1筋力+1:7(全27) 9- 生命力   7270点(7000 / 270 / 0回)  器用(+1) 敏捷(+2) 筋力(+4):7 (全34) 10- 器用度   8850点(8000 / 750 / 2回)  器用(+2) 敏捷(+1) 筋力(+2) 生命(+3) 精神(+1) :9 (全43) 11- 筋力   14550点(14000 / 550 / 0回) 器用(+3) 敏捷(+2) 筋力(+3) 知力(+3) 精神(+3) 14(全57) 12-        0点(   /   / 回)  ドラードの魂継承ボーナス 生命(+10) 経験値カウント外 13- 器用度  20640点(20000 / 640 / 0回) 器用(+3) 敏捷(+3) 筋力(+5) 生命(+6) 精神(+4) :20 (全78) 14- 精神力  30000点(30000 /   / 回) 器用(+5) 敏捷(+4) 筋力(+9) 生命(+8) 精神(+4) :30 (全108) 15-        0点(   /   / 回) メモ: ドワーフの村の出身の少女。 故郷では正体不明の流行病で若いドワーフたちが次々に倒れていて、かつて彼女も危篤だった。 親友も病に命を落とし次は自分の番かと思っていた矢先、ある冒険者が村を訪れ 息絶えたはずの親友をよみがえらせ、ドワコの病を治した。 彼女が目を覚ましたとき、冒険者は病におかされたままの他の患者を置いて 既に村をたっていた。 病を治す方法を知り故郷を救いたい。 そして彼女は冒険者になった。 【シナリオクリア日記・あらすじ】         第1話 ーーーーーー~冒険者の腕試し~ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  冒険者の店のマスターにドラゴン狩りの依頼をよこせとごねて喧嘩になり、数回ゲンコツを食らった。 同じく初の依頼だったフェレアと半ば強制的にパーティーを組まされ、近くの森の蛮族退治に出かけた。 蛮族退治とたかをくくっていたが、敵の睡眠魔法のえじきとなり前衛のドワコが行動不能、絶体絶命のときにヒーローを目指す神官剣士・マグナスに助けられた。 1戦交えたあと森をおびやかしていた大蛇に出くわしたが、これを無事輪切りに、コボルドの村の危機を救った。 「強いやつを斬りたいの!」       ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー        第2話 ーーーーー~遺跡に潜むもの~ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  調査し尽くしたはずの遺跡で研究者の団体が謎の敵から襲撃を受けた。 隠し部屋がある可能性を考えて探索に出かけようとしたところ、歌うたいのアルスィがパーティに参加した。 隠し部屋を見つけ奥にさらに進み遺跡の守護者ガーヴィと戦闘、ドワコとフェレアの活躍で戦いは拮抗していたが、ギリギリのところでドワコが気絶。 おいしい所はアルスィが持っていった。  店に帰った後「誰も死なずに強くなる方法」をマスターに相談しようとカウンター席についたところ、なぜかまたゲンコツが飛んできた。 「なんであたし殴られたん?」       -------------------------------------------------------------------        第3話 ーーーーー~連鎖する地獄~ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  ある村の様子がおかしいという依頼と、その村に出かけた商会長である父親が帰ってこないという依頼がダブルブッキングした。 両方の依頼を受け、村に行ってみるとあたり一面アンデッドだらけ。 なんとかバイオハザード状態の広場を抜け出し、教会に隠れていた村人たちに事情を聞いた。 元凶であるグールメイジを撃破し、村の異変を解決したが、すでにアンデッドになった村人たちは皆帰らぬ人となった。  被害に遭った村を不憫に思ったドワコは、復興協賛金の制度を利用しようとしたが、14歳の脳筋には書類の内容が理解できず、 頭をハテナでぎっしりにしながら書類を読みつつえっちらおっちら店内を歩いていると、例のごとくゲンコツが飛んできた。 「ハゲって呼ばないから許してハゲちゃん。『ハゲちゃん』改め・・・『チャン』!」        -------------------------------------------------------------------          新展・第4話 ーーーーーーーー~地下の陰謀~ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  いつものように冒険者の店に入ると空の皿を山積みにしている大食漢・カミナが目に入り、闘争心をむき出しに勝負をしかける。 しかし、食材がすでに尽きており大食い勝負は実現しなかった。 そこで代わりに「悪いやつを倒す力で勝負」ということになり、カミナ、ハヤテ、リオ、ビリビー達4人のPTに合流(乱入)した。 ハヤテが既に情報をあつめていたため、人攫い集団の本拠地に早々に乗り込む。 敵の固さに絶句しつつもなんとかこれを撃破した。  攫われていた人たちを救出したところで、撃破したはずの人攫いの一人が姿を消していた。 息絶えていたはずの人が蘇る、その現象に妙な予感を感じながらもドワコはメシをかっ食らう。 「なんかヤなかんじ」          ----------------------------------------------------------------        第5話 ーーーーーー~序章~ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  この朝はいつになく輝く鶏卵亭は慌しかった。 各地で突然墓地からアンデッドが大量発生する事件に見舞われてマスターもてんやわんや、ドワコたち一行もある共同墓地にその問題を解決に向かう。  墓地で待ち受けていたのは「永遠の命を与える王」に酔狂したデュラハンだった。 王のために、墓地に来る人族を襲って何かの実験をしていたらしい。 激しい戦いの末、神聖魔法でトドメをさされたにもかかわらず、デュラハンは灰にならず湧き出す黒い霧の中へと沈んで笑い声と共に消えた  店に戻るとマスターは疲れて眠りにおちていた。 一行が厨房とマスターいじりで騒ぎつつ、事件のてんまつを報告したがデュラハンが去り際に語った「フレズヴェル」という名に覚えはないらしい。 「永遠の命」、「死なずに済む」頭を渦巻くそんな言葉を振り切るように、ドワコは誰よりもメシをかっ食らう。 「なんなのさ、もう」       -------------------------------------------------------------------           第6話 ーーーーーー~果たされない想い~ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  今回一行は、最近発見された未探索の魔法文明の遺跡の先行調査に向かった。 中に入ると魔法の力で空間が変化、入ってきた入り口が消え、変わりに太陽、月、紋章のしるしのついた3つの階段が現れた。 太陽と月の階段を進み試練を難なく乗り越える一行。 紋章の階段を進み、玉座に佇む「魔剣の守護者ドラード」と対峙する。 熾烈を極める戦いの末、ドラードの体力を半ばまで追い込んだところで皆力尽きてしまった。  店に戻った一行は姉妹店から仕入れた蜂蜜酒を片手に食事と報告をする。 非常に強力な力を持つ魔剣が見つかったことを、悪用や蛮族の手に渡らぬよう公表すると言い残しマスターが店の奥に去るが早いか、 ハヤテは酔いつぶれ、カミナは眠りこけ、リオは初めて飲んだ酒に煽られて抑えが効かなくなりめいいっぱいドワコにじゃれた。 「うがー!リオちゃんに食われるー!」        -------------------------------------------------------------------           第7話 ーーーーーーーー~更なる目標~ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  ドラードとの戦いに敗れて以来くすぶっているドワコたち、強くなりたいと手ごわい依頼を待つ日々。 暇を持て余してる一行を見かねたマスターが近くに来ている「ダンジョン屋」で腕を試してみることを提案する。  ダンジョン屋の長蛇の列に向かうとドワコにとって見知った顔、フェレアとアルスィが列の中にいるのを見つける。 フェレアを強引に同行させるとダンジョン屋に挑む。  一行が戦いを勝ち抜いて戻ってきた頃にはあたりは傾く夕日に照らされていた。 ドラードの遺跡のときと同じような空間がゆがむ感覚、店主の『同じようなにおいがした』という言葉にシンパシーを覚えつつ、 一向はアルスィの待つ輝く鶏卵亭へと帰るのであった。 「いっちょあがり!まだまだ強くなるよ!」        -------------------------------------------------------------------          第8話 ーーーーーー~始まった最後~ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  輝く鶏卵亭に再びアンデッドの絡む依頼が飛び込んできた。 それもこれまでに対峙した2つの敵、その両方の影が見え隠れするような事件が遠方の村で起こっていた。 一行は人助けや名物の食べ物目当てに村へと出発する。  一行が到着しようとしていると村を守っていたというゴブリンとコボルドが逃げ出していった。 村に入るがあたりは無人、妙な車輪の跡が続く教会に入るとあたりは一面血まみれ、地下へ続く隠し階段があった。  待ち受けていたのはかつてなぜか蘇りとり逃した神官の「レブル」とアンデッドと死体を使って悪しき研究をしていたデュラハンの「アレク」 一行はアンデッドの召喚を受けながらもこれを撃破する。 しかし彼らの本当の狙いは生きとし生ける者の生命力を奪って不死を生み出すエネルギーを得ることだった。  おびき出された一行が不在の間に、鶏卵亭のある街は大量のアンデッドの襲撃を受けていた。 アンデッドに囲まれ黒煙たなびく街へと急ぎ戻り事情を話しているとある男が一行に声をかけた。 「名物をこの世界から永遠に奪った罪は重いよ!・・・あれ?あんたはこの前の」        -------------------------------------------------------------------           第9話 ーーーーーーーーー~使命~ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  ドワコたちの前に現れた男はダンジョン屋の店主だった。 この街を救うために再びドラードに挑戦し、彼の魔剣を持ち帰って欲しいと言う。 ダンジョン屋は魔剣の力でダンジョンを再現していて、実在のダンジョンと空間をつなげることも可能だという。 一行は準備を整え、いつものテントに入り込んだ。  因縁染み付くドラードの遺跡につくとドワコたちは手慣れた様子で月と太陽の間の番人を撃破する。 ドラード待ち受ける玉座の間へと向かうと、変わらずそこに佇むドラード。 激戦の末ついに彼を討ち取り、その魔剣と魂と記憶を受け取った。 彼の記憶の中で見た事件で見たフレスヴェルがドワコたちが手に入れた物の対となる魔剣の力を使っていると知った一行は遺跡を後にする。  国は変わらずアンデッドに包囲されていた。 城壁へ駆け上ったハヤテが魔剣をかざすと、光が国全体に広がった。 アンデッドはことごとく浄化され、一行は一時の防衛に成功した。 「いよいよ親玉の首をとるときじゃい!」        -------------------------------------------------------------------         第10話 ーーーーーー~死の悲しさ~ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  ダンジョン屋の協力によって魔剣を手に入れた一行は、再びダンジョン屋の協力によってアンデッドの王が待つ城へと向かう。  ノック代わりにと門を突き破った城は、ひとつの巨大な芸術品のようだった。 罠を乗り越え踏み越え踏み抜きつつ、進む先に待ち受けていたのは因縁のデュラハン「アレクトス」と不死の神官「レブル」だった。 1度レブルの蘇りを許すも、ハヤテが握るアージェセラトの力で2人を浄化、撃破した。  塵になりつつレブルが語ったのは「理不尽に殺された妹を蘇らせたかった」という痛切な願いだった。 "ヒガン"に消え行くレブルの姿にドワコは自分を重ね合わせつつ、思い背負って踏み出す先はフレスヴェル待つ玉座の間。 「もやもやするんじゃあああ!!・・・ぐすん」        -------------------------------------------------------------------          終展・11話 ーーーーーーーー~報われた思い~ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  ついにアンデッドの王フレスヴェルと対面する一行。 最後の神殿とも思える美しい部屋に待ち受けていたのは、精悍な顔の優しい王と棺に収められた女性イリーナだった。  彼がかつてはナイトメアで彼が愛したイリーナもまたナイトメアだったこと、そしてそれが理由にイリーナは理不尽な死を遂げたことを聞かされる。 それでもと立ち向かう一行。 互いに譲れないものを抱えながら、互いを痛いほどわかり合いながら、彼らは最後の激戦に身を投じた。  戦いが終わり、最後に立っていたのはドワコたちの方だった。 1度は瀕死に陥るも、彼女たちの中に宿ったドラードの魂から力を受け取り、ハヤテのトドメでフレスヴェルを打ち破った。 この世に残るものとあの世に旅立つものへの希望を口に、フレスヴェルは塵へと消えていった。  残されたフレスヴェルの魔剣、カルヴァリファイスは一瞬その魅力で一行の心を揺らがせるが、 その剣の力のゆく末を自らの手で打ち倒した彼らは、迷いを振り切って魔剣を封印する。 ドワコが掲げるカルヴァリファイスにハヤテのアージェセラトが打ち込まれ、2つの魔剣は融合して一つの宝石となり、 イリーナのの中で棺で彼女とともに眠りについた。  城を後にするとダンジョン屋が待っていた。 彼に促され元の国のテントへ出ると、公園は英雄の凱旋を待っていた人々で埋め尽くされていた。 その後迎えに来たマスターに背中を叩かれつつ、彼らは宴に騒ぎ、羽目を外す。  最後の闘いの後にはいつもと変わらない光景。 不死の誘惑や輪廻の超越すら蹴り飛ばして彼らが守り抜いたものは、飽々するような変わらぬ日常だった。 「ぬおおおお!?豚の丸焼き!まぁ~るぅ~やぁ~きぃ~!!」        --------------------------------------END・・・・?--------------------- 故郷を救おうだなんて嘘っぱち。 ほんとはもっと情けなくてちっぽけなものを取り戻したくて冒険者になった。                       あたし どうしても諦めきれなくて走り続けてる「ドワコ・ドレイグ」の原動力。          原展・第0話 ーーーーーーーー~ "ドラゴ" ~ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  あの子は蘇って、あたしの病気は完治したけど、村のみんなは冷たかった。 自分の家族が病に命を落としたのに、あたしたち2人だけが助かったのはみんなにとって不公平だった。  耐えられなくなった親友は村を飛び出て失踪してしまった。 あたしは村長の家に殴り込み、今すぐあの子に村人全員で謝れと怒鳴りつけるが、村長は首を縦には振らなかった。 「輪廻から外れた輩に情けなどかけるものか。お前が 『ドラゴン』 の首でもひっさげて、儂の前に現れない限り誰にも頭は下げさせぬわ」 村にその日一番の威勢と怒声が響いたかと思うと、あたしはほんのすこしの貯えと持ち物を掴んで村の外へと駆けていた。 「やってやらぁ!首だけなんてケチくさいこと言わずに 『尻尾のこして全部』 取ってきてやんよぉ!」      彼女    冒険者 そして「あたし」は「ドラゴ」になった。        -------------------------------------------------------------------