タイトル:杵 キャラクター名:No138(御手杵) 種族: 享年:11 髪の色:茶色 / 瞳の色:濃い茶 / 肌の色: 身長:これからのびる 体重: ポジション:ホリック クラス: バロック / ロマネスク 初期配置:煉獄 行動値:16 ■パーソナルデータ■ 暗示:渇望 [記憶のカケラ] 内容 願い事    かなわなかった願い。 埋葬     土の中に埋められていく。 金欲     人を殺した。なんでも殺した。沢山殺した。それは自分にとって、金を得る手段だったから。 親友     誰かと仲良く喋っていた思い出。 血の宴    血みどろの戦場の中の一幕。 K65      兵器の部下を受け取ったこと。 [未練]                     内容    狂気度  発狂時 たからもの【壊れた部品】【チップ】【拾った鍵】 への 依存 □□□□ 幼児退行(最大行動値減少(-2)) オズ                      への 独占 ■■□□ 独占衝動(戦闘開始時と終了時に1つずつ、対象はパーツを選んで損傷しなければならない) ワカ                      への 友情 ■■■■ 共鳴依存(セッション終了時、対象の方が損傷しているパーツの数が多い場合、対象の損傷数と同じになるようパーツを選び損傷させなければならない) リセ                      への 感謝 ■□□□ 病的返礼(発狂時に起動。任意の基本パーツ2つを損傷。なければレベルの最も低いパーツ1つを損傷) サクマ                     への 信頼 ■■■□ 疑心暗鬼(あなた以外の全ての姉妹の最大行動値に-1)                         への    ■■■□ () ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   0   2   0 サブクラス   0   0   2 ボーナス 寵愛    1   3   1 =合計=   1   6   3 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名 : タイミング : コスト : 射程: 効果 [ポジション]  業怒      : ダメージ  : 効果  : 自身: ダメージ+2 任意の未練狂気点+1 [ポジション]  加速する狂気  : オート   :    : 自身: 発狂状態の未練があれば、攻撃判定+1 [ポジション]  修羅      : ジャッジ  : 効果  : 自身: 支援3 任意の未練狂気点+1 [メインクラス] 狂鬼      : オート   :    : 自身: 肉弾攻撃マニューバ判定出目+1可 [メインクラス] 怪力      : オート   :    : 自身: 肉弾・白兵ダメージ+1 [メインクラス] 歪極      : オート   :    : 自身: 変異パーツ+1 [サブクラス]  円舞曲     : ラピッド  : 1   : 自身: ターン終了まで自分対象の全攻撃判定出目-1 [サブクラス]  失敗作     : オート   :    : 自身: 攻撃判定、切断判定出目+1。BPターン終了時及び戦闘終了時、任意のパーツ1つ損傷 [サブクラス]  数多の手管   : オート   :    : 自身: 【うで】【あし】のコスト-1(最低0) [頭]      のうみそ    : オート   :    :   : 最大行動値+2 [頭]      めだま     : オート   :    :   : 最大行動値+1 [頭]      あご      : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [頭]      アドレナリン  : オート   :    : 自身: 最大行動値+1 [頭]      けもみみ    : オート   :    : 自身: 最大行動値+1 損傷しない [頭]      よぶんなあたま : オート   :    : 自身: 最大行動値+2 [腕]      こぶし     : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      うで      : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援1 [腕]      かた      : アクション : 4   : 自身: 移動1 [腕]      にくへび    : アクション : 3   : 0  : 肉弾攻撃2+連撃2 [腕]      スパイク    : ダメージ  : 1   : 自身: 白兵肉弾ダメージ+2 [腕]      ガントレット  : オート   :    : 自身: 腕のみ防御+1 腕白兵肉弾ダメージ+1 [腕]      おおつの    : オート   :    : 自身: 大成功時、連撃+1or転倒 [胴]      しんぞう    : オート   :    : 自身: 最大行動値+1 [胴]      せぼね     : アクション : 1   : 自身: 次カウントで使うマニューバ1つのコスト-1 [胴]      はらわた    : オート   :    :   : [胴]      はらわた    : オート   :    :   : [胴]      たからもの   : オート   :    :   : 壊れた部品、チップ、拾った鍵 [胴]      やせぎす    : オート   :    : 自身: BPで1判定につき1回妨害無効化 [胴]      カンフー    : オート   :    : 自身: 最大行動値+1 [脚]      ほね      : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      ほね      : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      あし      : ジャッジ  : 1   : 0  : 妨害1 [脚]      しっぽ     : オート   :    : 自身: 最大行動値+1 ■その他■ 寵愛点:0点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     2点( 12 / -10)     【死者の初陣】初シナリオ(変異1→しんぞう) 1     2点( 22 / -20)     【幸福の王子】(改造1変異1→アドレナリンおおつの) 2     4点(  4 /  )     対抗戦ッ!×2 3     -8点( 22 / -30)     【散る花咲く花】(スキル2変異1→ksk狂気修羅あたま) 4     5点( 25 / -20)     【少女廃棄場にて】(ステーシースキル1→失敗作) 5     -5点( 25 / -30)     【君が為の栄光】(スキル2武装1→カンフー手管歪極<やせぎす>) メモ: 通称イザヤ。己の腕に138という番号があったから。 人のものじゃない――大きく垂れた茶色い兎(ロップイヤーの)耳と、黒蛇のような尻尾がある。何か余分な緑色の触手も体から生えてるしとげがついてる。 よく覚えてないけど、何かを願った。よく覚えてないけど、生きたまま死んだ。 何かが欠けている気がする。でもまあどうでもいいかなー。 とりあえず、ぶっ殺さなきゃ。 基本的に、強化されるのは自分の肉体よりは、付属物が大半である(ガントレットの効果は触手にでる) 宝物 ①機械の精密部品。モーターのようで、K65と描かれている。とっても大切なモノだって知っている。 ②自分が目覚めたところに居たAIの残骸たるチップ。自分の始点の思い出、もう決して忘れない。 ③花畑に繋がる鍵だったもの。幾つかの記憶とともに、自分は綺麗なところでは生きられないのだろうと思い知った。 <記憶> 【金欲】 以前、自分は人を殺した。人だけじゃない、沢山色々なものを殺した。殺しは、自分にとって、金を得る手段だったから。 君は、お金がほしかった。なぜ? それはわからない。 【親友】 「…………そんなに、手柄を立てるのが重要かあ?」 「ああ、手柄をたてて、もっともっと偉くなる、そして、俺を人間扱いしなかったやつらを見返してやるんだ!」 「……人間扱いねえ」 「……あ、俺はお前のこと人間だって思ってるぞ、お前死んでるけど!」 「うるせえ」 「まあ、生きていようが、死んでいようが、俺たちの関係は変わらないってことだよ、親友!」 【願い】 過去に、何かを空に願った。青空は見えない。それでも、確かに手を伸ばそうとした。 ――記憶は補強される 「自由になりたい。わけのわからない罪だの罰だのから自由になりたい」 「そもそもなぜ、俺は罰を受けているのか? わからない。記憶がないのも、罰の一つだって聞いたけど。記憶が、ほしい」 「「戦争での功績次第じゃあ、軍での地位とか、あげてもらえるんじゃない? もしかしたら記憶を戻してもらえるかもね」 わかった。戦えばいいんだな? 戦っているうちに、地位があれば、金がもらえるのだと知った」 「地位があれば、罰を受けなくて済むのだと聞いた。金があれば、ある程度の自由が手に入ると聞いた。金と地位が欲しい」 「あれ、おれがねがっていたことは、なんだったっけ」 【血の宴】 「よーし、ま、こんなもんだろ」 「こんなもんっつーか。これ以上どうすんだって感じなんだが」 「えー? ま、確かにな。こりゃすげーわ、俺たち今回そこまでがんばってないんだぞ? 上もとんでもない兵器作ったよなあ。なんで俺がそいつの上司に選ばれたん?(´・ω・`)」 「知るか」 「楽っちゃあ楽だけどさー、俺の手柄取られるんじゃないかこれーやだやだ出世したいー」 「それも知るか」 …………そんな、友人との軽口。その軽口が交わされた場所は、血と炎で塗れた戦場。君も彼も……そして、傍らにいる兵器も、血で汚れている。けれど君たちは、笑顔で、友と語らっているのだ。 【埋葬】 埋められる体、記憶。何もかもが土の下に埋められていく。――自分はここにいるのに。 ――記憶は補強される 痛い、動けない。 死ぬのか。こんなところで、俺は。 いやだ。いやだいやだいやだいやだいやだ。死にたくない。まだやり残したことがいっぱいあるのに。 「まだ生きてたのか。に、してもひでぇ怪我だな。よく生きてるなお前」 「……ぁ、す、……け」 「つーかこれ病院行っても助からねえだろ」 「ぃ、や、……だ」 「嫌だも何もねえよ」 「……あ、んで……に……」 「ああ? 俺らみたいになるつもりか? 何も知らねえくせに、アンデッドになるっていうことがどういうことかも知らねえくせに。アンデッドになる? ふざけんな。お前は、」 「人間のまま死ねよ。じゃあな×××、もう二度と逢わねえだろ」 そうして、俺は埋められた。埋められたはずなのに、なんで、今こうして、アンデッドとして動いているのだろう。 「あなたは、ここで、終わってはいけない、絶対に、終わらせない」 薄れゆく意識の中で、そんな言葉を聞いたような気もするけど、それを思い出すにはまだ足りないようだ。 【K65】 そこには、大人の姿のイザヤともう一人、白衣の男が映っていた。 「No138。ちょっといいかい?」 「良くなくても来いって言うんだろ」 「うん」 上司に連れられてきたのは兵器の実験場。 「はい、これ」 目の前には、戦車のような兵器と、それにつながれたアンデッド。 「何だ、これ」 「K65。新しい兵器。アンデッドと従来の機械とのコラボレーション。粘菌によってより——」 「あ、もういいです」 「おや、そうかい。で、君にはこれのね、実地訓練に付き合ってあげてほしいんだ。とある町の破壊なんだけどね」 「…………ようするに。新しい部下みたいな?」 「…………まあ、そうなるかな」 「!! 部下!! やった!! やる!!!!」 君は二つ返事で、殺戮を了承した。 そのアンデッドはどこか見覚えのあるような気もしたけど……きっと気のせいだろう。 <記録> 【依頼】 「あなたは、ここで、終わってはいけない、絶対に、終わらせない」 そう言ったのは、K65。君を掘り出し、連れて行く。 君は死んでいる。けれど彼は走った。 走った先は研究所。そこで彼は言った。 「どうか。この人を。アンデッドに」 それにこたえたのはヒトリだ。 「…………ここはドールを作る場所です。アンデッドにすれば、彼はこの姿では甦りませんが。よろしいのです?」 「はい、構いません。どうか」 「何故、そこまで、彼を甦らせようと? そもそも貴方に自分の意思があったなんて。ツクルではないですが正直驚きですね」 「……意思はありました。しかし表に出せば、こんなもの、壊れてしまうだけですから」 「…………」 「彼を甦らせたいのは、彼が、自分の家族だからです。彼はもう自分のことを覚えてないでしょうが、自分は、覚えてましたから。大切な、家族なのです」 「…………そうですか。では、貴方の依頼、承りました」 これが、君がアンデッドになった顛末。君の家族の依頼だ。