タイトル:プリムラ キャラクター名:プリムラ 種族: 享年:12 髪の色:くすんだ金髪 / 瞳の色:濁った蒼 / 肌の色:白色 身長:153 体重:41 ポジション:アリス クラス: レクイエム / ロマネスク 初期配置:煉獄 行動値:9 ■パーソナルデータ■ 暗示:罪人 [記憶のカケラ] 内容 死者の帰還  生き別れになった大切な人は、死人へと変貌して帰ってきた 花園     記憶に残るのは綺麗な花園。私は幸せだった…はずだ 日常     貴方たちの日常には常に「ルール」があった。   それが正しいとは到底思えなかったけれど。   誰も言い出せる世界ではなくて。その世界から逃がしてくれた人がいる。   それは、果たしてだれだったのか。その手を引いて、導いてくれたのは、誰だっただろうか。 家族     君たちは血の繋がっていない家族だった。バラバラの名前。  それでも、君たちをいつくしんで育てた人がいる。その人は少しだけ、ここで会った人——シロに面影が似ていた、気がする。  昔も、いまもこうして遊んでは、怒られたり、褒められたりして、君たちは幸せではあったのだ。  そう、あの日までは。 飢え     ホットミルクにホワイトシチュー、プディングにケーキ  そして何より、ふかふかの白パン!    貴方は周りの人が食べているそれらを幾度となく羨んだ記憶がある。  食事は与えられていたけれど、いつも固くてまずい黒パンだった。  空腹に憐れんだ隣人がおすそ分けと差し出してくれた  暖かな食事を、父はいつもゴミ箱に捨てていく。   途端、異物にまみれ、おいしそうには見えなくなっていくそれに  いつもいつも父を恨めしく思っていた。なぜあんなにもおいしそうな物をわざわざ捨てるのか。    わからなかった。わかりたく、なかった。 ダメな子   今日もまた、駄目だった。貴方は袋を手にうつむいて歩く。   どうしてこんなにダメなのだろう?どうしてこんなに不器用なのだろう?   兄弟たちは皆少しずつでもノルマを消化できているのに   自分だけが何日かに一度しかノルマを消化できない。   このままではだめだとそう思うのに、どんくさい貴方は空回りするばかりで。     いつか、父に捨てられてしまうのでは。   ひとり、そう思ってベットで泣く貴方を、彼女が撫でて励ましてくれた。     「大丈夫です。ミツルはそのような人ではありません」     死した今、貴方は肉体を超える力を手に、優しい記憶に決意する。   もう絶対に足手まといにはならないと。     嗚呼、彼女は、父は、見てくれているだろうか?   否——彼女は、誰、だったか。 蟲      それは血にまみれていた。   それは羽を伸ばしていた。   それはこちらを見ていた。     花は優雅に咲き誇るもの。   蟲は卵から孵るもの。   人は腹から堕ちるもの。     その常識を超えた何かが、そこにいた。   女の腹は花が咲くように裂けていた。   そこから伸びた細腕が、湿った音をさせながら身を起こす。   自分を産んだ母親さえも邪魔なのか、   それは肉片をそこらにまき散らしながら堕胎し、   こちらをじろりと見つめた。   どこを見ているのかさえ分からぬ、圧倒的な野生の意思。   複眼は得物を捕らえた。嗚呼、その羽が血肉から乾けば—— 血の宴    どれだけ足掻こうと、逃げようと、無駄なのだ。  あの「世界」からは逃げることなどできない。  嫌な音が、嫌な物が周りを埋め尽くしていた。  泣こうが喚こうが、声は誰にも届かない。  家がきしむ音。血肉を啜る音。  父親が託すように、衣装箪笥に貴方たちを隠した。  けれど、死に遅れた貴方は皮肉にも、  悲惨な終幕を目撃することとなる。    「——ミ、ツル、ミツル……お父、さん……」    ヘビトンボが、スウォームが、蟲人間が喰らう  父の姿に、家族の姿に、日常の終焉に  貴方の身体は——心は、耐えられなかった。    死さえも安堵に感じる。苦しみが消えていく。  家族と共に還れると、そう思っていたのに。    ——何の因果か、貴方は忌みたその「世界」に帰ってきていた [未練]   内容    狂気度  発狂時 たからもの への 依存 ■■■□ 幼児退行(最大行動値減少(-2)) エリオット への 対抗 ■■■□ 過剰競争(戦闘開始時と終了時に1つずつ、あなたは狂気点を追加で得る) ロロット  への 信頼 ■□□□ 疑心暗鬼(あなた以外の全ての姉妹の最大行動値に-1) イグナ   への 信頼 ■■□□ 疑心暗鬼(あなた以外の全ての姉妹の最大行動値に-1) シロ    への 尊敬 ■■■□ 神化崇拝(他の姉妹をマニューバの対象に選べなくなる)       への    ■■■□ () ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   2   0   0 サブクラス   0   0   2 ボーナス 寵愛       1   1 =合計=   2   1   4 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名  : タイミング : コスト : 射程  : 効果 [ポジション]  癒し       : オート   : なし  : 効果参照: 他の姉妹からの、あなたに対する対話判定は全て出目+1される [メインクラス] 銃神       : オート   : なし  : 自身  : 射撃攻撃マニューバの攻撃判定において、出目+1してもよい [メインクラス] 子守唄      : オート   : なし  : 自身  : バトルパートで射撃攻撃マニューバの攻撃判定-1、コスト-1 [サブクラス]  円舞曲      : ラピッド  : 1   : 自身  : ターン終了まで、あなたを対象とする全ての攻撃判定の出目-1(全体攻撃では、あなたへの判定値のみ-1)重複不可 [サブクラス]  時計仕掛け    : オート   : なし  : 自身  : このスキルを習得した際、レベル3強化パーツを追加で1つ取得する。このパーツは強化値に縛られず、修復することも可能である。 [頭]      ボイスエフェクト : ラピッド  : 2   : 0~2  : 対象の姉妹一体と互いに対話判定を行ってよい [頭]      スコープ     : ジャッジ  : 0   : 自身  : 支援2。射撃・砲撃攻撃のみに可。 [頭]      のうみそ     : オート   :    :     : 2 [頭]      めだま      : オート   :    :     : 1 [頭]      あご       : アクション : 2   : 0    : 肉弾攻撃1 [腕]      狙撃ライフル   : アクション : 2   : 2~3  : 射撃攻撃1、攻撃判定の出目+1 [腕]      ショットガン   : アクション : 2   : 0~1  : 射撃攻撃1+爆発、攻撃判定の出目+1 [腕]      アームバイス   : ジャッジ  : 1   : 0    : 支援2か妨害2。 [腕]      こぶし      : アクション : 2   : 0    : 肉弾攻撃1 [腕]      うで       : ジャッジ  : 1   : 0    : 支援1 [腕]      かた       : アクション : 4   : 自身  : 移動1 [腕]      くまのぬいぐるみ : オート   :    :     : ソラからもらったぬいぐるみ。「ソラ」の刺繍が入っている [胴]      リミッター    : オート   :    :     : 損傷時最大行動値+2 [胴]      せぼね      : アクション : 1   : 自身  : 次カウントで使うマニューバ1つのコスト-1 [胴]      はらわた     : オート   :    :     : [胴]      はらわた     : オート   :    :     : [胴]      恋愛小説     : オート   :    :     : (本)この物語のような恋愛に憧れている [脚]      しっぽ      : オート   : なし  : 自身  : 最大行動値+1 [脚]      ホッパー     : ラピッド  : 2   : 自身  : 移動1、この移動に対して「移動妨害」は全て無効 [脚]      ほね       : アクション : 3   : 自身  : 移動1 [脚]      ほね       : アクション : 3   : 自身  : 移動1 [脚]      あし       : ジャッジ  : 1   : 0    : 妨害1 ■その他■ 寵愛点:30点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     30点(   / 30)     初期寵愛点(時計仕掛け、しっぽ、リミッター) 1     0点(   /  ) 2     0点(   /  ) メモ: しっぽ(狐しっぽ) 見た目さえ無視すれば臆病で優しい普通の少女 一人称「私」、二人称「○○ちゃん」 死者となって帰ってきた「あの人」に対して、なんらかの罪の意識がある…?