タイトル:レルド=エンドルド キャラクター名:レルド=エンドルド 種族:シャドウ [特徴:暗視/月光の守り] 生まれ:密偵 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:26 性別:男 髪の色:灰色 / 瞳の色:金色 / 肌の色:褐色 身長:178cm 体重:78kg 経歴1:同じ夢を何度も見ている 経歴2:大切な人と生き別れている 経歴3:近所に芸術家が住んでいた 穢れ度:0 ■能力値■      技     体     心 基礎   16      7      4    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F   3   5  10  11  12   6 成長   3   3   1   1   4   2 →計:14 修正 =合計= 24  24  18  19  20  12 ボーナス  4   4   3   3   3   2    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本   9  12  37  12 特技         0   0 修正 =合計=  9  12  37  12 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:6 Lv シューター 6 Lv  / スカウト 5 Lv セージ   3 Lv  /       Lv ■戦闘特技・値■ [参照] 特技名     : 効果                    : 前提 [p2120]トレジャーハント : 戦利品のロールに+1             : スカウトLv.5 [p218] 精密射撃     : 射撃攻撃で誤射しない            : [pIB31]武器習熟A/ボウ  : ダメージ+1、Aランク装備可能        : [p219] 鷹の目      : 乱戦エリアや遮蔽物越しに射撃・魔法攻撃可能 : 《精密射撃》or《魔法誘導》    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   6   9  24  72 修正 特技        0 =合計=  6   9  24m  72m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名: 効果: 前提 ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : グラップラー: フェンサー : シューター : 6  10   9  10 ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 780   2H  13     10  28  10  10 [ボウA] *ラップドボウ / 射程30m。 丈夫な動物の骨などで補強した弓。扱いにはちょっと自信がある。 (239p) 220   1H   2     10  12  10   9 [投擲A] *スリング / 射程30m。普段は包帯の保護として太ももの辺りに巻いてある。 (p) 1600  1H   5     10  15  10   0 [クロスボウ] *インスタントボウガン / 射程20m。一度使用したら壊れてしまう。包帯の中に隠してある。 (p) =価格合計= 2600 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 : 13      4   340 ハードレザー / 身体にフィットした革鎧。 盾 :              / 修正: = 合計 =    0   4   340 G (回避技能:) ・装飾品    価格 名称        / 効果 頭 :3   髪留め       / 集中するときに髪の毛を束ねるためのもの。 耳 :4000 うさぎのピアス   / これを買ってから見つかることが少なくなった。 顔 :             / 首 :2000 幸運のお守り    / 験担ぎのために買ったが、効果がある気がする。 背中:40  ハーフマント    / 闇夜に紛れる黒いマント。 右手:1000 宗匠の腕輪     / 舌でさくらんぼのへたを結べるようになる。 左手:1000 宗匠の腕輪     / 結んだ髪の毛を解けるようになる。 腰 :15  ベルト       / ピッキングツールなどが挿してある。 足 :5000 サイレントシューズ / 抜き足、差し足、忍び足。 他 :             / =合計=13058 G ■所持品■ 名称         単価 個数 価格 備考 冒険者セット     100  1   100  「あなた、冒険者なのね」と言われる スカウトツール    100  1   100  糸鋸、ロックピック、あと、最期の祈りが書かれた紙。 筆記用具       10  1   10  羽ペン、インク、羊皮紙の3点セット ポータブルカンテラ  60  1   60  ランタンと火口箱が一緒になった便利セット。 救命草        30  3   90  体力がみなぎる危なくない草。 ヒーリングポーション 100  3   300  ショッキングピンクのヤバそうな薬。 アウェイクポーション 100  1   100  気絶した人が飛び起きるほど苦い。 夜光塗料       1360 1   1360 目印や道標に便利。 色煙         760  1   760  煙に撒いて逃げるためのもの。 包帯         30  1   30  厚く巻かれた包帯の下に、ロックピックが一本と               1   0   インスタントボウガンが収められている。 矢筒         30  1   30  12本入る矢の収納筒。 矢          20  3   60  48本の木の矢。               1   0 =所持品合計=    3000 G =装備合計=    15998 G = 価格総計 =   18998 G 所持金    5702G 預金・借金    G ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     - ○ 魔動機文明語- ○ / 魔神語       - - 魔法文明語 - ○ / 妖魔語       - - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 ○ ○ / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、シャドウ語 技能習得言語:3個の会話or読文 ■名誉アイテム■ 点数 名称  50 ラップドボウ 所持名誉点:  8 点 合計名誉点: 58 点 ■その他■ 経験点:1500点 (使用経験点:15500点、獲得経験点:14000点) セッション回数:14回 成長履歴: 成長能力  獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 器用度   13000点(13000 /   / 回) 1.6 2- 生命力     0点(   /   / 回)  3.4 3- 知力      0点(   /   / 回)  2.5 4- 敏捷度     0点(   /   / 回)  2.6 5- 器用度     0点(   /   / 回)  1.3 6- 敏捷度     0点(   /   / 回)  2.4 7- 敏捷度     0点(   /   / 回)  2.4 8- 精神力     0点(   /   / 回)  6.6 9- 筋力      0点(   /   / 回)  3.5 10- 知力     0点(   /   / 回)  2.5 11- 器用度    0点(   /   / 回)  1.4 12- 知力     0点(   /   / 回)  2.5 13- 精神力    0点(   /   / 回)  4.6 14- 知力    1000点(1000 /   / 回)  5.6 メモ:  レルド=エンドルドは、ザルツ地方にあるシャドウの里に生を受けた。 彼の家庭に特筆することはない。彼の里にも、別に特別なものは何もなかった。 この世にいる大体のシャドウは、密偵などの暗い仕事をしているものも多い。 あるとき、この里出身のシャドウが1つヘマをした。 彼の情報は洗いざらい調べられ、「報復活動」が始まった。  15歳の頃、月の無い夜、レルドのいる里が蛮族による襲撃を受けた。 レルドは父親に叩き起こされ、母親と共に里を逃げ出した。 間に合ったのは、この里がシャドウの里だったからというほかない。 子供の将来を見越したシャドウの親は、自らの子供に夜道の行き方を、少しづつ教えていくのだ。 途中で母親とも別れた。「お前ももう成人だろ」と、母親は笑っていた。 レルドは走り続けた。街道まで出て、フェンディルへ行く馬車に拾われるまで。 フェンディルの街に、「蛮族の襲撃アリ。注意されたし」といったお触れが回ったのは、それから3日後のことだった。  さて、1人放り出されたレルドだが、自分の食い扶持は自分でなんとかしなければいけない。 そこで彼は近所に住んでいた芸術家のことを思い出した。 いつも芸術とはなんたるかを語っていた彼のお陰で、レルドにもすっかり美術品に対する意識が芽生えていた。 彼には両親に教わった「生きる術」と、身についた知識の双方を活かす道が、1つしか浮かばなかった。 そう。「トレジャーハンター」である。  …トレジャーハンターとは何をするものなのか。彼には全く思い浮かばなかった。 そのうちお腹が空いて、どうしようもなくなり、とりあえず日雇いの仕事でその日のご飯代を稼ぐ生活を続けた。 1ヶ月ほど経ったころ、親しくなった酒場の店主に「冒険者になってみないか?」と声をかけられた。 冒険者とは、名前だけは聞いたこともあるが…いつも危ない橋を渡っている印象だけがレルドの中にはあった。 そう言うと「なぁに。心配はいらねぇさ。ちょいちょいと鍵を開けるだけ、 なんて仕事だってあるもんだぜ。お前、そういうの得意そうじゃねぇか」と返ってきた。 レルドはちょっと興味を持ち、冒険者とはどんなものなのか聞いてみた。 「そりゃ、いろんなやつがいるけどよ…例えば、蛮族を退治したり、畑を守ったり… そうそう、ダンジョンの奥にお宝を漁りにいく、なんてのもあるぜ! まぁ、そうだな。興味があるなら一度冒険者の店に行ってみろや。ここからだと、すぐそこの角を曲がったところにあるのが近いぜ」 レルドは湧いて出たほんのちょっとの興味を胸に、教えられた冒険者の店…「シャトー・ホーリーローズ」へと足を運ぶのだった。  すこしわかりづらい、入り組んだところにひっそりと建っているお店の扉を開け、中に入ると そこには何人かの冒険者…というらしい人たちがいた。 奥にはカウンターがあり、そこには女性と一匹の猫がこちらを伺っていた。 カウンターに近づくと、女性はふ、と微笑み「いらっしゃい。仕事の依頼かしら?」と言った。 猫はじろじろとレルドのことを眺めている。 「えっと、冒険者っていうのに興味があって」と答えると すぐに「何が出来る?」と猫がレルドに喋りかけた。 猫が喋ったことに驚きつつも「美術品の品定めと、あと、大きな声では言えないんですけど、鍵開けとか」と返す。 女性は頷き、奥から何かを持ってきた。カウンターに広げられたそれは、 簡単な南京錠と、木彫りの彫刻が2つであった。 「じゃあまずこっち」と女性は鍵を指差す。「開けてみて」 レルドは、これがテストなのだとすぐに理解した。細い「串」を1本借りて、彼は難なく鍵を開けてみせた。 そしてもう1つ。木彫りの彫刻に対しては「どっちが価値のあるものでしょう」と言った。 彼は古美術には造詣が深くなかったが、これはすぐにわかった。 ものが古いが、堀目の綺麗な彫刻を指差すと、理由を問われた。 「木は古いけど、堀目が綺麗で、すごく丁寧に彫ってある。細かい飾り模様もちゃんと掘ってある。 こっちは同じような古い木を使ってるけど、目が粗くてガタガタだし、掘り方も汚い。飾り模様にところどころ失敗したような跡がある」 そこまでいったところで、「ふむ、ま、及第点かな」と猫が言った。 女性は紙を1枚持ってきて、ここにサインしてちょうだい。と言った。そうしたら、あなたはもう立派な冒険者よ。とも。  それからの彼は、スカウト業に没頭した。自分の力が頼りにされることと、自分の技術が上達してくのが面白くてしょうがなかった。 何度かあった危ない目に対抗するように、弓を射ることも覚えた。 それもまた彼の琴線に触れたようで、弓の腕もメキメキと上げていった。 時折見るあの日の夢を振り払うように、冒険者の道を歩んでいった。  現在彼は26歳。あれから13年が経った。 レルドは冒険者をする傍ら、主にダンジョンから宝を持ち帰り、それを鑑定して売るという生活を続けていた。 時折、人族が所有する遺跡などにも潜り込んだりしているが…まぁ、彼はなんとか切り抜けているようだ。 彼の右太ももには包帯が巻かれている。そこは「万が一があった時用ツール」が仕込まれていた。 1本のロックピックと、インスタントボウガン。それをぐるぐると厚く包帯で巻いて、 その上をスリングで留める。というものだ。何度かこのツール達に助けられていることもあって、 彼にとっては一種の験担ぎのようになっている。  今回、レルドはとある蛮族領に侵入して、お宝を漁ろうとしたところでヘマをやらかし、捕まってしまう。 一度は死を覚悟したが、彼が放り込まれたのは「ヤハテー大監獄」。 そこでは人族蛮族問わず(無論人族のほうが圧倒的に多いが)罪人を収監して労働を課していた。 レルドは捕まってから1週間しか経っていない。ここからどうやって脱出してやろうか、 ずっと考えているのであった。