タイトル:マリアナ=ミスティス キャラクター名:"天翔癒盾の騎士"マリアナ=ミスティス 種族:ヴァルキリー [特徴:戦乙女の光羽、戦乙女の祝福] 生まれ:神官 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:26 性別:女 髪の色:金髪 / 瞳の色:暗い桃色 / 肌の色:白め 身長:148cm 体重:46kg 経歴1:魔物を倒したことがある。 経歴2:引きこもっていたことがある。 経歴3:一定期間の記憶がない。 穢れ度:0 ■能力値■      技     体     心 基礎    7      9     10    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F  10   3   7  10   4  10 成長         5   2      2 →計:9 修正 =合計= 17  10  21  21  16  22 ボーナス  2   1   3   3   2   3    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本   8   8  36  34 特技         0   0 修正 =合計=  8   8  36  36 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:5 Lv プリースト/騎士神ザイア 4 Lv  / セージ 3 Lv ライダー         5 Lv  /      Lv ■戦闘特技・値■ [参照] 特技名      : 効果                           : 前提 [pIB39]魔法拡大/数    : 対象を拡大するごとにMP倍増、達成値は個別         : [pIB36]かばう      : 1Rに1回1PCをかばう、自動命中となる、戦闘開始時に宣言可能 : [pIB33]MP軽減/プリースト : 消費MP-1(最低1)、拡大時は-1後に倍            :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   5   0  10  30 修正 特技        0 =合計=  5   0  10m  30m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名   : 効果                        : 前提 [p]  騎獣強化   : 騎獣の命中、回避に+1点。              : [p]  遠隔指示   : 30m以内にいる騎獣へ指示を出せる。         : [p]  探索指令   : ライダー+知力で探索、危険感知、足跡追跡ができる。 : [p]  HP強化    : 騎獣のHPを+10点する。               : [p]  特殊能力開放 : 騎獣の特殊能力を開放する              : ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : グラップラー: フェンサー : シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 100            0      0   0 [] *ザイアの杖 / ザイア神殿より正式に譲り受けた、大きなザイア聖印が目立つ杖。振り回すと怒られる。 (p) =価格合計= 100 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 : 21  -2   7  1200 プレートアーマー / ザイアの紋章が彫ってある。 盾 : 17      2   600 タワーシールド / こちらもザイア紋章が彫ってある。 修正: = 合計 =   -2   9  1800 G (回避技能:) ・装飾品    価格 名称      / 効果 頭 :50  ヴェール    / 神官っぽいかなと思ってつけた。 耳 :12  イヤマフ    / 山は寒いかなと思って買った。 顔 :4000 ひらめき眼鏡  / 度は入ってない。 首 :120  マフラー    / ザイアの聖印が入っている。 背中:40  ロングマント  / 裏地はもふもふしている。 右手:1000 叡智の腕輪   / 毎年この腕輪によるカンニング被害が出る。 左手:1000 叡智の腕輪   / 2個着けたって意味ない?知ってるよ! 腰 :60  ガーターベルト / 大人な女性に憧れて。 足 :30  ロングブーツ  / やっぱり山は寒いかなって。 他 :           / =合計=6312 G ■所持品■ 名称         単価 個数 価格 備考 騎獣契約証      2000 1   2000 ペガサスのオズワルドとの契約の証。 冒険者セット     100  1   100  「あら、あなた冒険者なのね」と言われる。 ポータブルカンテラ  60  1   60  ランタンと火口箱が一緒になった便利セット。 油          20  1   20  ランタン油。料理に使うととんでもない味になる。 手鏡         60  1   60  乙女のたしなみ 化粧品セット     60  1   60  乙女のたしなみ 水着         30  1   30  いや、だって、可愛かったんだもん。 下着         5   1   5   1枚足りない…? 筆記用具       10  1   10  羽ペン、インク、羊皮紙の3点セット。 保存食(7日分)     50  1   50  口の中がぱさぱさする。 救命草        30  5   150  体力がみなぎる危なくない草。 魔香草        100  3   300  魔力がみなぎる危なくない…ねぇ、これ本当に危なくないの? ヒーリングポーション 100  3   300  ショッキングピンクの液体。危なくないよ。 アウェイクポーション 100  3   300  気絶した人間が飛び起きるほど苦い。 魔香水        600  1   600  隠し持ってるとっておき。めちゃ高いので使いたくない。 七色ハチミツ     240  1   240  い、いいじゃん。美味しそうだったんだよ! 薬師道具セット    200  1   200  すりこぎ、すり鉢、小さなナイフ、などなど。 魔香のパイプ     1360 1   1360 30cmほどの煙管。蔦と葉の模様が描かれている。 ブレードホーン    5000 1   5000 オズワルドの装備。打撃点+3。斬撃属性。 ウィンドコート    4000 1   4000 オズワルドの装備。回避+1、防護点+2点。 北向きの針      1000 1   1000 これを持ってても迷うやつがいるらしい。 望遠鏡        1000 1   1000 お、みてみて。キツネおる。 肌磨きの泥      1320 1   1320 乙女のたしなみ ホーリーウォーター  300  3   900  聖水でよくない? 3点魔晶石       300  3   900  大したことはできない。 ジャックの豆     100  5   500  クレイン百貨店で買った。               1   0 =所持品合計=   20465 G =装備合計=     8212 G = 価格総計 =   28677 G 所持金    1323G 預金・借金    G ■魔力■ 知力ボーナス: 2 特技強化ボーナス: 0 武器ボーナス: 0  名前  Lv 追加修正 魔力 神聖魔法 4       6 ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - ○ / 汎用蛮族語     - - 魔動機文明語- ○ / 魔神語       - - 魔法文明語 - ○ / 妖魔語       - - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、地方語 技能習得言語:3個の会話or読文 ■名誉アイテム■ 点数 名称  50 マフラー  30 天翔癒盾の騎士 所持名誉点: 24 点 合計名誉点: 104 点 ■その他■ 経験点:0点 (使用経験点:13000点、獲得経験点:10000点) セッション回数:9回 成長履歴: 成長能力 獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 筋力     0点(   /   / 回)  1.3 2- 精神力    0点(   /   / 回)  6.6 3- 筋力     0点(   /   / 回)  3.4 4- 精神力    0点(   /   / 回)  2.6 5- 筋力     0点(   /   / 回)  3.3 6- 生命力    0点(   /   / 回)  1.4 7- 筋力     0点(   /   / 回)  2.3 8- 筋力     0点(   /   / 回)  2.3 9- 生命力    0点(   /   / 回)  2.4 メモ:  マリアナ=ミスティス(以降、マリー)は、帝都ルキスラでこの世に生を受けた。 彼女の両親は啓蒙なザイア神官であり、彼女もまた、それにならってザイアの教えに従いつつ育った。 常に弱いものを守るべしと教えられていた彼女は、しかしその実酷く気の弱い娘であった。 そのくせ見栄っ張りで強情なので、小さな子供をいじめているいじめっ子に泣きながら突撃しては、 ぐしゅぐしゅの顔のまま一歩も引かずにいる。といったことが多々あった。 両親はそれを見て、嬉しくもあったが不安もあった。 弱者は守られてしかるべきだが、守る側はより強くなければならない。 彼女の耳に刻まれた教えは、1つ、また1つと増えていった。  マリーの泣き虫は治らなかったが、守る技術は着々と身につけていった。 彼女が成人になった頃、両親の進めでザイア騎士の訓練場へと入隊したのだ。 身体が丈夫で力もあった彼女は、訓練所で剣術と礼儀作法、弱き者を守る術を学んでいった。 彼女はヴァルキリーであったため、特別に乗馬訓練もさせられた。 言うことの聞かない馬に四苦八苦する日常は、彼女にとって辛くとも楽しいものであった。 あるとき、訓練兵の最後の試験として、冒険者ギルドから依頼を1つ受けて、それを解決すること。という任務が与えられた。 彼女達は思い思いにパーティーを組み、特に何事もなく依頼を片付けて訓練所へと帰っていった。 …マリー達の班以外は。  彼女の班が受けた依頼は、ルキスラより少し離れた場所にある村で起こる 行方不明事件を解決するというものだった。 恐らく野犬か山賊、ゴブリンやその程度の魔物達の仕業だろうと推測し、 マリー達の班はその村へと遠征に向かった。 確かにそこにはゴブリンの足跡があり、それらを追って見事にゴブリン達を退治することはできた。 だが、そこに行方不明の住民はいなかった。何かがおかしい。 不穏な空気を感じながらも一行は村へ報告に戻ろうと足を進めた。 村に戻る途中、濃い霧が辺りを包み込んでしまった。視界が効かず、馬の脚でもゆっくりと進む必要があった。 日が出ている内に帰れるはずだったのだが、この程度のアクシデントは付き物。 木陰に火を焚いて、明日の朝出発することになった。 ちょうどよい大木の下に身を寄せ、火を焚こうとする… そこで、誰かが誰かに声をかけた。「そこにだれかいるのか?」そんな感じだったはずだ。 どうしたのか聞くと、そこに人がいたという。 松明を近づけながらそっとその方向をみると、確かに人影のようなものが見える。 行方不明者かと思い近づいてみると…きりの中から、する、と腕だけ伸びていた。  最初はなんだかわからなかった。 す、と伸ばされた腕が自分の頭を抱きしめたことまでは覚えている。 そこから先の記憶は無く、気がついたら訓練所のベッドにいた。 部屋を飛び出すと、訓練兵たちにぎょっとしたような顔をされてしまった。 謝りつつも自分がどのくらい寝ていたか聞くと、何を言っているんだと返されてしまった。 そのうち教官がやってきて、マリーの身に何が起こったのかを説明してくれた。  あの人影…ブランクという名前のその人影は魔物であり、アンデッドであった。 ブランクは人の記憶を奪ってしまうと言われている。 マリーはそのブランクに取り憑かれ、他の者がそれを助けたという。 彼女は、自分は記憶を失ってなんかいないと思ったが、教官の次の言葉がそれを否定した。 マリーは1年間、ずっとここで暮らしてきたという。 心身衰退、茫然自失な様子で言葉も離さず、最低限のことだけをして生活…というより、生きている、と言ったほうが正しいが。 とにかくここで生活していた。もちろん、彼女は一切何も覚えていなかった。 そしてもう1つ、彼女は致命的なものを忘れてしまっていた。 それは、剣の握り方である。  剣を握ることが出来なくなった彼女は、しばらく落ち込んでしまった。 部屋から出ず、最低限の食事をして、本ばかり読んで過ごしていた。 これでは意識を取り戻す前と変わらないと教官が外に出るように言うが、 彼女は聞く耳を持たなかった。 だが、彼女が部屋から出なかった期間は、意外と短く済んだ。 彼女は、ザイア騎士ではなくザイア神官を目指すことにしたのだ。 突然身支度を整えて訓練所を去ろうとするマリーに教官はとても驚いたが、 彼女の言い分を聞いて、それならば止める必要は無いと言い、いくらかの餞別を彼女に渡して見送るのであった。  さて、その後のマリーであるが、 まずはザイア神殿に向かい事情を説明して、神聖魔法の習得から始めることにした。 剣が握れなくなったとは言え心は騎士。誰かを守りたいという想いは決して変わることはなかったのだ。 …神官としての生活は、騎士としての生活よりはるかに退屈であったが、彼女は少しの辛抱だと思い我慢した。 そのうち幾つかの魔法を覚えた彼女は、またしても直ぐに行動に出た。 彼女は、冒険者ギルドへと駆け込んだのである。  ルキスラ帝国内の冒険者ギルドだと親や神官長など顔見知りが多く気まずかったので、 彼女は少し遠くの街にある冒険者ギルドを訪ねた。 花の国フェンディルの首都ディルクールにある冒険者の店「シャトー・ホーリーローズ」が 彼女の新しい居場所となった。 この店はディルクールではそれなりに有名で、時折ルキスラ帝国内でもその話を聞くことがあった。 しかし蓋を開けてみれば奇人変人の集まり(失礼!)であった。 マリーはその中でも、同じくザイア神官でありザイア騎士のマーシィ=ローランドと、騎手でありドラゴンライダーであるエリ=エリオ=エマリオン=エルルードの2人と、特に仲良くすることとなった。  今回の物語はこの2人を発端に始まります。 訳あってハイゴ-小国へと足を運んだ2人から、マリー宛にこんな手紙が届くのです。 「人手が足りない。手を貸してくれないか?」と。  彼女の称号である「天翔癒盾の騎士」とは、ペガサスに乗り天から舞い降りる羽のように人々に癒やしを与え、また弱者を守る強き者には 頑強な盾を授けることから付いた。 ザイア神殿は彼女の活躍に対し、ザイア騎士団の陣形に彼女のようなスタイルのものを組み込むかも知れないと賞賛している。 剣を持たぬが騎士である。剣を持たぬ彼女は剣以外のもので弱者を守る。彼女の周囲にいるものは、彼女を守り、彼女に守られながら 全てを守護する強力な騎士団となるのだ。