タイトル:ウォルタ―・サー・ハイルケン キャラクター名:ウォルタ―・サー・ハイルケン 種族:人間 [特徴:剣の加護/運命変転] 生まれ:傭兵 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:83 性別:男 髪の色:灰色 / 瞳の色:マリッジブルー / 肌の色:褐色 身長:178 体重:72 経歴1:人から恐れられる 経歴2:人に憧れる 経歴3:一人だけ生き残る 穢れ度:0 ■能力値■      技     体     心 基礎    7     10      4    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F   3  12   4  10   5   8 成長   4   6   3   2   1   1 →計:17 修正 =合計= 14  25  17  22  10  13 ボーナス  2   4   2   3   1   2    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本  15  14  58  37 特技        15   0 修正 =合計= 15  14  73  37 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:12 Lv ファイター  9 Lv  / フェンサー 12 Lv コンジャラー 8 Lv  / スカウト  4 Lv ■戦闘特技・値■ [参照] 特技名     : 効果                            : 前提 [p2122]タフネス     : 最大HP+15                         : ファイターLv.7 [p223] 両手利き     : それぞれの武器で同一対象に攻撃可能、命中-2、必要筋力15以下 : [p219] 双撃       : それぞれの武器で別対象に攻撃                : 《両手利き》 [p221] 二刀流      : 命中ペナルティなし、必要筋力15以下             : 冒険者Lv5,《両手利き》 [p2120]足さばき     : 制限移動で最大10mまで移動可能               : 冒険者Lv9 [p2125]マルチアクション : 制限移動を条件に、近接攻撃と魔法を両方行使できる      : 冒険者Lv5 [p226] 魔法拡大/数   : 対象を拡大するごとにMP倍増、達成値は個別          :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   0   8  25  81 修正 特技        2 =合計=  0   8  27m  81m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名: 効果: 前提 ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : 9  11  11  13 グラップラー: フェンサー :12  14  14  16 シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 1610  1H   9     14   8   9  14 [ソードB] *カスタムレイピア / 盲毒塗り済み,専用化 (232p) 1610  1H   9     14   8   9  14 [ソードB] *カスタムレイピア / マヒ毒塗り,専用化 (232p) 1080 振2H  17     11  37  11  11 [アックスA] *ハルバード / 軽量*3,現在無し (233p) =価格合計= 4300 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 :  9   0   6  4500 カスタムボーンベスト / 精神抵抗+3 盾 :              / 修正: = 合計 =   16   6  4500 G (回避技能:フェンサー) ・装飾品    価格 名称 / 効果 頭 :      / 耳 :      / 顔 :      / 首 :      / 背中:      / 右手:      / 左手:      / 腰 :      / 足 :      / 他 :      / =合計=0 G ■所持品■ 名称         単価  個数 価格  備考 木の実        5   20  0 ガルガンディアの称号 2000  1   2000 隊長格の称号     12000 1   12000 サーの勲章      20000 1   20000 古ぼけたナイフ    450  1   450 家          20000 1   20000 建築費 マフラー       1000  1   1000  もらいうけたもの =所持品合計=   55450 G =装備合計=     8800 G = 価格総計 =   64250 G 所持金   15820G 預金・借金    G ■魔力■ 知力ボーナス: 1 特技強化ボーナス: 0 武器ボーナス: 0  名前  Lv 追加修正 魔力 操霊魔法 8       9 ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     - - 魔動機文明語- - / 魔神語       - - 魔法文明語 ○ ○ / 妖魔語       - - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、地方語 技能習得言語:魔法文明語 ■名誉アイテム■ 点数 名称 200 所持名誉点:  1 点 合計名誉点: 201 点 ■その他■ 経験点:0点 (使用経験点:77500点、獲得経験点:74500点) セッション回数:17回 成長履歴: 成長能力  獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 敏捷度   2348点(2000 / 248 / 2回) 2- 敏捷度   1820点(1500 / 120 / 4回)  防衛任務 3- 器用度   3697点(3500 / 147 / 1回) 4- 筋力    5135点(4500 / 485 / 3回)  潜伏任務暗殺 5- 生命力   2180点(2000 / 130 / 1回)  強奪阻止 6- 器用度   4213点(4000 / 213 / 0回)  単身での蛮族退治 7- 器用度   3870点(3400 / 470 / 0回) 8- 筋力    1132点(1000 / 82 / 1回)  集団での蛮族退治 9- 敏捷度   2940点(2700 / 140 / 2回) 10- 知力    8025点(7500 / 525 / 0回)  サーの継承 蛮族殺しエキスパート 11- 精神力   6859点(6500 / 159 / 4回) 12- 敏捷度   4410点(4200 / 210 / 0回) 13- 器用度   5140点(5000 / 140 / 0回) 14- 敏捷度   6550点(6200 / 200 / 3回) 15- 生命力   5442点(5300 / 142 / 0回) 16- 敏捷度   4507点(4200 / 257 / 1回) 17- 筋力    6232点(5700 / 482 / 1回) メモ: 恩人:ウォルタ―・サー・ハイルケン(83) ===================================== ● 他と違うサーの系譜   蛮族の駆除する冒険者部隊の元隊長格.  サーと言う系譜は本来敬称として利用されるが,彼の場合は少々異なる.   部隊での彼は蛮族殺しのエキスパートであり,その冷徹を発音するサーからきている.  引退後は隊の経過を追跡し,経過をみることが彼の日課となっている. ● 性格   昔は周囲から言われていた通り冷徹・冷酷・鬼畜が基本的な性格であった.  60を過ぎ,隊を退職し隠居暮しをしていくうちに人と触れ合う事や蛮族と触れ合う事が  彼の性格を変化させるキッカケとなった.   現在は蛮族の知り合いや著名人の知り合いが存在し,昔の様な性格ではなくなり,  温和で理解のある老人となった. ● メディーックとの関わり   人間と蛮族と隔たりなく助ける彼女を見て,ふと,  彼は本来のこの世界のあるべき姿はこうあるべきではないかと考えはじめた.   その後,彼は数年をかけて彼女の様子を伺っていた.   その行動はいつしか,彼女が迫害されているという現実が彼を責めることとなる.  彼には一時,蛮族の血が入っている彼女と同様の存在を認めず,幾度となく切り捨てた経験があり,  時には今の迫害のキッカケを生み出しては,その暴動を治める事はしなかった.   当時の彼はそれが正しいと盲信していたがゆえにしたことである,  それが今となって,混沌とした罪の意識を与え続ける結果となった.  『ある日』元所属した部隊に顔を出す事があった時に彼は聞いてしまった.  「あの集落の外れに,蛮族が住んでいる小屋がある.」   集落外れと言えば○○の大切な家族と一緒に住んでいる場所だと知っていた,   そして,この後に続く言葉は彼に絶望を与えるには十分な物だった,  「集落拡大の兆しを防止するために,焼き払わなければならない.」  彼はその計画に何もいう事ができなかった.   部隊の彼らもまた同じように盲信しており,  口を出したとしても決して止まる事は無いと知ってしまっていた.   何故なら   『彼自身も同じ経験をしてきた』からだ.  意見をはねつけ,わが道を突き進むために切り捨ててきた.   今となっての後悔,結局は彼に,彼らを止める事は出来なかった  そして   彼にできた事は眼の前には燃える彼女の家を呆然として立ちつくすだけであった.  せめてもの救いは彼女が殺されていないと言う事だけ.   だが,彼にはその救いの間も許されてはいなかった,  彼女の姿が目に入る,その顔は絶望の一色に染まっていた.   咄嗟に止めに入ろうとするも,憔悴しきった彼には間に合わなかった.  扉を叩き開けた彼女は,『糸が切れたように倒れた』   彼女が目を覚ました時に,彼は絶望することとなる.  『記憶が消失していた』のだ,  その後に彼は彼女を保護した,それは最早贖罪の為であり,  その贖罪が向かう先は何処にも無い事を理解するのは数年経過した後であった.  『彼女が記憶を取り戻す兆しが見えたなら彼女の前から姿を消す』  そう彼が逃げともとれる最善の選択肢を取ることとなる.  しかし,それでも彼の贖罪は終わっていないのだ.  彼の中の罪の意識が存在し続ける限り,永遠に苛まれるのだから.  ***********************【老人の懺悔】******************************* 私は彼女の前から去らなければならない. メディは何も知らず…いや覚えてないと言った方が正しいだろう. 絵を学び,しきりに記憶の向こうの何かを描こうとしている. その姿を見て,私は決心せざるを得なくなってしまった. あの日と同じように,彼女が自分自身を壊す事態を招く訳にはいかないのだから. ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ある蛮族集落の外れにある小さな住居. 彼女を見たのは燃える中に飛び込む姿だった. 倒れた彼女を即座に火事の場から連れ出した. その時の彼女は死んでいるかのように思えて,私は気が気ではなかった. 心臓の鼓動は止まっていない事を確認すると, 彼女を保護する名目で,私は過去の立場を振り棄て,別荘で介抱した. 『おじいさんだぁれ』 目が覚めた彼女は私にこう言った. それは,同時に私の懺悔をする相手がこの世に居なくなってしまった事を意味していた. 「わしか?わしゃ執事さ,気軽にウォルターとでもじいさんとでもよんでくれ」 絶望した中で,不思議そうに見るその両目に問われて,咄嗟に口に出した. 以降,わたしは行くあてもない懺悔と苦行の道を歩む事となった. 最早,彼女の面影しか残っていないこの子の前では. 何も知らない無垢なこの子の前では. おじい様と慕ってくるこの子の前では. わたしは彼女にとって害悪のほかの何物でもないのだから. ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 私は彼女の前から去らないといけない. メディは何も知らない.知らない方が良いこともある.