タイトル:濃縮体PC キャラクター名:庵谷 鴇(いおりや とき) 種族:人間 年齢:16 性別:女 髪の色:黒 / 瞳の色:黒 / 肌の色:黄色人種 身長:149㎝ 体重:45kg ワークス  :FHチルドレンA カヴァー  :高校生 シンドローム:ブラム=ストーカー、エグザイル ■ライフパス■ 覚醒:忘却 衝動:憎悪 ■能力値と技能■ 【肉体】:4 (シンドローム:1,2 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL4 / 判定 4r+4 〈回避〉:SL1 / 判定 4r+1 〈運転〉:SL / 判定 4r 【感覚】:3 (シンドローム:2,1 ワークス: ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 3r 〈知覚〉:SL / 判定 3r 〈芸術〉:SL / 判定 3r 【精神】:1 (シンドローム:1,0 ワークス: ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL1 / 判定 1r+1 〈意志〉:SL1 / 判定 1r+2 思い出の一品適用 〈知識〉:SL / 判定 1r 【社会】:1 (シンドローム:0,1 ワークス: ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 1r 〈調達〉:SL4 / 判定 1r+4 〈情報〉:SL2 / 判定 1r+2 FH 【HP】    129 【侵蝕基本値】 38% 【行動値】   7 【戦闘移動】  12m ■エフェクト■ 《スキル名》      /SL /タイミング/判定    /対象     /射程/コスト/効果など 《ワーディング》    /★$/オート$  /自動    /シーン    /視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》     /1$ /気絶時$  /自動    /自身     /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《コンセントレイト:ex》/2 /メジャー /シンドローム/-      /-  /2   /C値-LV(下限値7) 《貪欲なる拳》     /2 /メジャー /白兵    /-      /武器/3   /ダイス+[LV+1]個 《伸縮腕》       /3 /メジャー /白兵    /-      /視界/2   /射程を視界に変更、判定ダイス[3-LV]個 《赫き剣》       /1 /マイナー /自動    /自身     /至近/3   /HPを[LV×2]点まで消費し武器を作成する 《異形の刻印》     /10 /常時   /自動    /自身     /至近/-   /最大HPを[LV5]、侵蝕率基本値+3 《怒涛の大蛇》     /1 /白兵   /白兵    /シーン(選択)/視界/4   /<伸縮腕>と組み合わせて使用、対象をシーン(選択)に、射程を視界に変更。シナリオ1回 《災いの魔剣》     /1 /メジャー /白兵    /単体     /武器/2D10 /HPを残り1点まで失い、攻撃力に+[あなたが失ったHP](最大LV×10点) ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称 価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ       0   0 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0   7    pt ■所持品■ 名称        単価 個数 価格 備考 エンブレム:濃縮体    1   0   異形の刻印のレベルを倍として扱う 思い出の一品       1   2   意志判定の達成値+1 コネ:要人への貸し    1   1   情報:○○の判定ダイス+3個、シナリオ1回 コネ:手配師        1   1   調達判定のダイス+3個、シナリオ1回 =所持品合計=     4 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     4 pt 【常備化ポイント】 10 pt 【財産ポイント】  6 pt ■ロイス■ 対象                   好意  悪意  備考 Dロイス:復讐者 私が―す。:科学者            執着  憎悪  Nが表 タイタス化  かつての私が、大事「だった」人達の仇です。………ただただ、貴方の全てが憎い。 仕事相手:「マスターマインド」天船巴   有為  猜疑心 Nが表 度々情報を与えてくれて、感謝はしています。信用だなんて恐ろしい真似は出来ませんが。 シナリオロイス:コード578(唯)      好奇心 無関心 Nが表 Sロイス セルに籍を置かせてもらっている以上、任務は無事達成できるように努めるつもりです。 上司:大和真理              有為  隔意  Nが表 実力者:オールダム(マスター・サムライ) 誠意  脅威  Pが表 同類:アイン               親近感 憐憫  Nが表 タイタス化 ■その他■ メモ: FHセル「」に籍を置くFHチルドレン。表向きはある私立高校の学生として生活している。  幼少期、彼女はオーヴァードとしての素質を見出されたFHの研修者によって拉致される形で物心ついた時にはFHのある実験施設で生活していた。そこではブラム=ストーカーのシンドロームに感染したオーヴァードばかりが集められ、とある研究者の主導によりある実験が行われていた。それは「ブラム=ストーカーのオーヴァード同士で争わせ、生き残った者に敗れた者の血液を取り込ませ統合させることにより、最強のブラム=ストーカーのオーヴァードを生み出せないか」というものだった。来る日も来る日も子供たちによる命の奪い合いと研究者による身体データの収集を繰り返す日々。殺し合いで人数が減っては不定期に新しいブラム=ストーカーの子供達が加わり、また殺し合いが続く日々。能力の低いオーヴァードは容赦なく殺され、勝ち残ったオーヴァードも他者の血液から自身以外のレネゲイドウィルスを取り込んだことによる肉体の拒絶反応に苦しみ、中には体が耐えられず死に至るものもいた。「感情を殺した理想的なオーヴァードになるための訓練」と称して、施設内で仲の良かった子供達とも戦わせられた。施設に入ったばかりの頃、色々と面倒を見てくれた姉のようだった人は涙を流しながらも生き残る為にこちらに武器を向け、彼女も涙を流しながら生き残る為にその女性を自らの手で斬った。一番仲の良かった子は、彼女に生き残ってもらうためにあえて攻撃を避けずに受け自ら命を絶った。大勢の同じ施設内にいたオーヴァード達を殺し唯一生き残った彼女だったが、手に入ったのは最強の力などではなく、肉体の拒絶反応に耐え続けた結果並みのオーヴァードより少しばかり痛みに強くなった体だけだった。  施設の主任研究者は失敗に終わった実験結果を見て彼女から興味を失い、失敗作だがエージェントとしては使えそうな彼女を適当なFHセルに売り渡し姿を消した。その時点で14歳だった彼女は表面上は粛々とそれを受け入れ、送られたセルで淡々と、落ち着いた様子で任務をこなしていった。彼女を買い取ったセルはその様子を見て「流石感情を殺す訓練を受けたチルドレンだ。これなら兵士として優秀だ」と彼女を高く評価した。……彼女が、穏やかな表情の下に暗い復讐心を抱え続けていることを知らずに。  売られてから1年ほど後に彼女は所属していたセルを離れ、当時の主任研究者の情報を追いながら様々なセルを傭兵のように転々とするようになる。現在はたどり着いた山鹿市に存在していた「」セルに一ヶ月ほど前から籍を置き、エージェントとして任務をこなしながら個人的に研究者の情報を集めつつ、いずれ来る時の為に静かに牙を研いでいる。……一見柔らかな物腰の下で、未だ憎悪と復讐の炎でその身を焦がしながら。  性格は施設で姉替わりだった女性がそうだった影響から基本的に敬語で話し、その態度も表面上は物腰柔らかく戦闘及び無駄な殺害についても可能であれば避けようとするなどFHとしては比較的珍しい部類に入るが、決して非戦主義というわけではなくその行動理念は彼女が持つ殺意及び復讐についての考え方に起因する。彼女にとって「殺意」とは「心の内に蓄積し、熟成し、圧縮し、研磨し、極限まで研ぎ澄まされた刃となってこそ、本当に殺したい相手に届く」ものであり、自身の復讐対象及びそこにたどり着くまでの道のりを邪魔する者以外にはむやみやたらとまき散らすものではないと感じているため、自身の復讐に関わらない、及び邪魔をしない相手に対してはわざわざ敵対する理由がないという考えを持っている。そのため、自身の復讐が絡まない相手とならばFHの中でも比較的協調性は高い部類であり、そうしたいわゆる「外面の良さ」が彼女が複数のセルを渡り歩ける理由の一つとなっている。  普段は黒い手袋をはめているが、戦闘時にはそれを外し爪と指の間から出る自身の血液を糸状、あるいはかぎ爪のような形へと変化させ敵対者を切り裂く戦闘方を取る。また、上記の実験の結果によりオーヴァードの中でも特に優れた肉体の耐久性と生命力も有している為、それに依存したノーガードでの接近戦、及び血液の糸を伸ばした中距離戦を得意とする。ただし、彼女の本領は内に秘めた「復讐者としての殺意」をむき出しにした時に初めて発揮される。本来耐久力と比べて攻撃能力の高くない彼女だが、本人の思想により内面でひたすら研ぎ澄まされた殺意の感情は瞬間的に彼女の持つレネゲイドをより攻撃的に変化させるにまで至り、その状態から放たれる一撃に限っては常時と比較して異常なまでの攻撃力を生み出す。この能力の根底は前述のとおり復讐心が全てであり、彼女の戦闘スタイルは「復讐する対象を確実に屠るための一撃必殺」に特化したものと言える。  かつて、ある人物は彼女にこう言った。「復讐だなんて無意味だ」と。ありきたりな言葉だが、それくらいは言われずとも理解している。研究者を殺したところで何かを取り戻せるわけではない事も、復讐だけを目的として生きる自分が、その先の未来への展望など何一つ見据えていない事も。何より、復讐の為に多くの人の返り血で赤く穢れたこの身は、決して救われることなどあってはならないことを。……ただ、消えない。彼女の中に潜む憎悪が、怨念が、殺意が。奥底から囁く「あいつを殺したい」という声が。この身を焦がし続ける欲望(のろい)が、いつまでも消えない。……故に彼女は、ただ一心に復讐だけを目指す。罪に埋もれて生きる少女は、最初から救いなど求めない。欲しいのはただ、復讐(おわり)だけ。 url: https://charasheet.vampire-blood.net/936674