タイトル:ミナヒト キャラクター名:彼方 皆人 職業:患者(学生) 年齢:18 / 性別:男 出身:日本 髪の色:黒 / 瞳の色:赤 / 肌の色: 身長:173 体重:59 ■能力値■ HP:11 MP:15 SAN:70/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  16   8  15  14   0  13  16  12  11  15 成長等 他修正 =合計=  16   8  15  14   0  13  16  12  11  15 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値  《回避》      28%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値  《応急手当》30%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%   《聞き耳》 25%  ●《忍び歩き》80%  《写真術》 10%   《精神分析》1%    《追跡》  10%  《登攀》  40%   《図書館》 25%  ●《目星》  80% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前 現在値  《言いくるめ》5%    《信用》  15%   《説得》15%  《値切り》  5%    《母国語()》60%   《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%    《オカルト》   5%    《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%    《芸術()》    5%    《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%    《心理学》5%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》     5%   ●《薬学》 80%  《歴史》     20%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:1d4 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考                              /                              / ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: 2018/10/12 来世で逢いましょう 2019/03/31 卒業おめでとう。 ------------------------------------------------------------------------ /* 【箱庭の鍵】にてBエンド到達。それでも彼は生き続け。 */ /* 遠くない未来、【ノースポールの碑】の前で手紙を送ることになる。 */ /* 生きても死んでも明日は来る。希望あれ。 */ ------------------------------------------------------------------------ カノガタ ミナヒト。 今まで普通に生きていたはずだった、ちょっと病弱な薬学生。 小さい頃から身体が弱くて、家にいることが多かった。 一度学校に出ても数日で熱を出し、行事の参加など到底できたものではなく。 少しずつ周囲から孤立していったことを、まだ覚えている。 体質はそう簡単に変えられるものではない。中学に入っても同じような日々の繰り返し。 いつしか周囲との関わりをわざと絶つような、相手を不快にさせるような酷い言動が目立っていった。 どうせ仲良くなったって、すぐに会えなくなってしまう。それならば、いっそ最初から。 それでも1人だけ、ずっとそばに居てくれた人がいた。母親だった。 熱を出すたびに枕元で看病をしてくれて、本の読み聞かせをしてくれて。俺のことを一番心配してくれて、誇りに思ってくれていて。 そんな母親がある日、また熱を出して寝込んでいる俺に一言、こう言ったのだ。 「怯え続けないで、恐れないで。外の世界を、現実をまっすぐ見てほしいの」 「貴方が思うより、外の世界はずっと優しいのよ。貴方も、きっとそれに気づけるはず」 そう言われた明後日、熱が下がって登校した日。思い切って、一つ後ろの席に座っていた男に声を掛けてみた。 堅物、生真面目。彼の周りを取り囲む人たちの会話で受け取れる印象からして、たぶん、俺のような奴は邪険にしないと思ったから。 声を掛けた男は話しかけられたことに驚いたようで、それでもすっと手元の本に栞を挟み、引き出しの中にしまい。 それからやっとこちらを真っ直ぐに見つめて、真顔で「体調は大丈夫か」と問われたのだ。まだ、記憶に残っている。 その日から中学を卒業するまでの間、彼とほぼ毎日顔を合わせるようになった。 彼は本当に生真面目な人間だった。俺が休むと、必ず彼が毎日見舞いに来るのだ。その片手に、俺への宿題もついてきていたが。 それと、よく話すようにもなっていた。 俺は家の中にいることが多いせいで外のことを知らなかったが、どうやら彼の家は、この付近では少し有名らしい。 「剣術を教える家なんだ。俺は兄さんがいるからまだ後を継ぐとは決まっていないけれど、一応候補にはなっている」 「兄さん」の部分で、ふと表情に翳りが見えたのは、俺の気の所為だったのだろうか。 それでも生真面目な彼が至極楽しそうに語る話題の数々は、俺が外への興味を抱くには十分すぎるものだった。 薬学の道を志そうと思ったのは、自然なことだった。 俺のような病弱な人たちに、外の世界を知ってもらって、楽しんでもらうため。 外の世界を教えてくれた母親やあいつに、もう昔のことには縛られていないからと、安心させるため。 あわよくば、俺のこの体質を改善できる薬ができれば、と。 勉強は苦手だったし、相変わらず休むことも多かったけれど。それでも、元気な姿を見せて恩返しをするために。人助けのために。俺のために。 進学先の高校で友人もそれなりにできた。色々な技術が発達して、休んでも互いにコミュニケーションを取れるようになった。 幸せだった。外の世界は思っていたよりも優しくて、幸せを得ることができていた。 ---------------------------------- 本当に、しあわせだった。鏡と向き合い、顔に包帯を巻きながらそう思う。 必ず誰かが発狂して喚いている場所だと思っていたが、隔離病棟の内部は存外静かなもので。 ここでなら、心穏やかに過ごせそうだと感じた。誰の声も聞こえないというのは、逆に少し寂しいが。 時折病室に入ってきてはこちらを見ずに話しかけてくる看護婦や医師と軽く会話を行い、今日も自分の心は正常であることを確認する。 俺は至って正常で、幸せな人間だった。 あの日、俺がまた熱を出して寝込んだ日。 母親が俺の看病をするために一瞬目を離したコンロの火が、家に燃え移るまでは。 1週間程度続いていたらしい昏睡状態から目を覚まして、顔を見合わせたその日から、知り合いどころか母親とも会っていない。 手紙が一通届いていたが、未だに内容を読むのが怖くて、封を切れずにいる。 もうこの顔は、人間のそれではない。 誰と顔を合わせると、俺が何もしなくても、1日と保たず拒絶されるようになった。 別に寂しいとは思わない。 どうせ仲良くなろうとしたって、すぐに拒絶されるのだ。それならいっそ、そういうふうに割り切って。 それでも1人だけ、ずっと関わりを断ち切れていない人がいる。中学の頃に話しかけた、卒業してからは一度も会わなかった、あいつ。 どこから聞きつけたのか、そもそも何故連絡先を知っているのかは分からないが、あいつから毎日メールが飛んでくる。 返信はせず、そのままゴミ箱に突っ込んでいる。それでも次の日には、同じようにメールが飛んでくる。 生真面目なあいつは、俺がどこにいるのか、火傷の傷は、体調は大丈夫なのかと、心配をしてくれているのだ。 それがひどく安心する。安心するからこそ、真実を伝えて、拒絶されるわけにはいかなくて。 まだ、あいつは何も知らない。いや、これからも知らなくていいのだ。俺のためにも、あいつのためにも。 スマホがメールを受信して震える。慣れた手つきでロックを解除して、文面を見る。 【From:神崎 峰岸】 今日もまた、俺は生きている。 http://charasheet.vampire-blood.net/975451 ■簡易用■ 彼方 皆人(男) 職業:患者(学生) 年齢:18 PL: STR:16  DEX:14  INT:16 アイデア:80 CON:8  APP:0  POW:15  幸 運:75 SIZ:13 SAN:99 EDU:12 知 識:60 H P:11  M P:15  回避:dex*2  ダメージボーナス:1d4 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:79 個人技能点:125) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]