タイトル:アイン キャラクター名:アイン 種族:バジリスク [特徴:邪視と瞳石、猛毒の血液、魔物化、弱点(水氷+3)] 生まれ:賢者 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:12 性別:ロリ 髪の色:白  / 瞳の色:紅  / 肌の色:白 身長:130前後 体重:秘密 経歴1:人族の利益になることをしていた(いる) 経歴2:蛮族の特定の種族が嫌い 経歴3:親に捨てられた 穢れ度:4 ■能力値■      技     体     心 基礎    7     10     16    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F  11   7   7   7   5   6 成長      1   1   2      2 →計:6 修正 =合計= 18  15  18  19  21  24 ボーナス  3   2   3   3   3   4    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本   7   8  31  39 特技         0   0 修正 =合計=  7   8  31  39 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:4 Lv ソーサラー     1 Lv  / コンジャラー 4 Lv レンジャー     2 Lv  / セージ    3 Lv フィジカルマスター 1 Lv  /         Lv ■戦闘特技・値■ [参照] 特技名   : 効果                   : 前提 [pIB39]魔法収束  : 対象を範囲から1体・1つに変更       : [pIB39]魔法拡大/数 : 対象を拡大するごとにMP倍増、達成値は個別 :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   6   0  15  45 修正 特技        0 =合計=  6   0  15m  45m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名: 効果: 前提 ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : グラップラー: フェンサー : シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 30  1H投   1      0   1  10   0 [ソードB] *ナイフ / (232p) =価格合計= 30 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 :  7   0   3   150 ソフトレザー / 盾 :              / 修正: = 合計 =    0   3   150 G (回避技能:) ・装飾品    価格 名称     / 効果 頭 :          / 耳 :          / 顔 :1   リボン(白)  / 目隠し用 首 :          / 背中:50  ロングマント / 膝下の長さの外套 フード付き 右手:          / 左手:          / 腰 :          / 足 :20  アンクレット / 金属製。ある地方では「運命」の意味がある 他 :          / =合計=71 G ■所持品■ 名称         単価 個数 価格 備考 冒険者セット     100  1   100  背負い袋、水袋、たいまつ6本、火口箱、ロープ10m、ナイフ 着替えセット     10  1   10  一週間分の着替え ランタン       40  1   40  シャッター式で明かりを絞れる。落とすと壊れる 油          20  1   20  ランタン用1本で12時間持つ 保存食(1週間分)    50  1   50  残り5日分 魔香草        100  8   800  威力0+レンジャー+器用BのMP回復 ヒーリングポーション 100  6   600  威力20+レンジャー+知力BのHP回復 アウェイクポーション 100  1   100  魔法アウェイクンと同じ効果 ロザリーの研究資料  2000 1   2000 魔物知識判定を行う際、対象が魔物レベル「8」以下の「知覚:機械」であれば、魔物知識判定の達成値+2。 ただし「知覚:機械」でない相手に使用した場合-2 =所持品合計=    3720 G =装備合計=     251 G = 価格総計 =    3971 G 所持金   11934G 預金・借金    G ■魔力■ 知力ボーナス: 3 特技強化ボーナス: 0 武器ボーナス: 0  名前  Lv 追加修正 魔力 真語魔法 1       4 操霊魔法 4       7 深智魔法 1  -     7 ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     ○ - ドワーフ語 - - / ドレイク語     ○ ○ 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     ○ ○ 魔動機文明語- ○ / 魔神語       - - 魔法文明語 ○ ○ / 妖魔語       ○ - 妖精語   ○ - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、バジリスク語、汎用蛮族語、ドレイク語、妖魔語 技能習得言語:魔法文明語、3個の会話or読文 ■名誉アイテム■ 点数 名称 所持名誉点: 118 点 合計名誉点: 118 点 ■その他■ 経験点:3610点 (使用経験点:10500点、獲得経験点:11110点) セッション回数:6回 成長履歴: 成長能力 獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 敏捷度   1660点(1510 /   / 3回)  ゾンビって意外に面倒? 2- 生命力   2340点(2340 /   / 0回)  種族人間は厄介 3- 生命力   2310点(2260 /   / 1回)  流石にかけら10個は硬すぎでしょ 4- 筋力    1400点(1350 / 50 / 0回)  模擬戦闘おいしいです 5- 精神力   1550点(1550 /   / 0回)  ゴリラの皮剥ぎ 6- 精神力   1850点(1800 /   / 1回)  ロザリーさんとお近づきになりたかった メモ: とある人族の町、蛮族によって占領されたその町では人族は大事な労力として管理されていた。 しかし、不当に殺されるようなことがないというだけであって、蛮族の対応はまるで家畜のそれと変わらなかった。 その町の領主となったバジリスクには一人の娘がいた。 娘はたびたび屋敷を抜け出しては、町中の人族の子供に交じって遊んでいた。 蛮族側には子供がおらず遊び相手になってくれる人がいなかったからだ。 子供たちは、目隠しをしている以外何ら人と変わらぬ見た目をしている娘を不思議には感じても不審がることはなかった。 ある日、蛮族に虐げられる人族を見て娘は疑問に思った なぜ人は仲良くできないのか、娘はその疑問を父親にぶつけた。 帰ってきたのは手だった。 自らの種族を至上と考える領主にとって、下等と思っている人族と手を取り合うということは 十分怒りの琴線に触れる内容だったのだろう。 娘は、腫れたほほを抑えながら自室に戻った それから数日。 いつものように屋敷を抜け出し、子供たちと遊んでいた娘、いつもと変わらぬ平和な日々が続くと思われた。 しかし、悲劇が起きた。 子供の一人が娘の"目隠し"を外してしまったのだ。 本人は遊びのつもりだったのだろう、またはちょっとした好奇心だったのかもしれない。 次の瞬間、子供は石となった。 娘には一瞬何が起きたのかわからなかった。 周りから悲鳴が聞こえ、元子供の手に握られた目隠しを見て娘は理解した。 やってしまったと、 すぐに目隠しを取り返した彼女に飛んできたのは、娘に対する恐怖の視線と"拳大の石"であった。 誰かが、娘に向かって石を投げつけたのだ。 娘の額から血が流れる、しかし石が当った痛みよりも、石を投げられたという事実に娘は呆然としていた 騒ぎを聞きつけたのか、蛮族の兵士がやってきた。 蛮族の兵士は現場を見るや、剣を抜き、周囲にいた人々を片っ端から切り捨てていった。 残ったのは娘と蛮族の兵士、それと子供の石像のみであった。 兵士に保護され、屋敷に戻った娘を待っていたのは、地獄であった。 人族の子供と遊んでいたことを知った領主は娘を牢に閉じ込め鞭を打ったのである。 そのころ町の外では、大量の冒険者が町の開放作戦の準備を行っていた。 数日後、町に解放軍が攻めてきた。 解放軍が街中の蛮族を殲滅し、屋敷にたどり着いたころには、中はすでにもぬけの空となっていた。 領主は勝てないとみるや、早々に町から逃げ出したのだ。牢にいる娘を置いて。 娘がそれを悟ったのは、冒険者が牢にたどりついた時だった。 娘がバジリスクであることを知った冒険者たちは、彼女を利用することを考えた。 時には石化の邪眼によって敵を石に変え、またある時には、娘を盾にし、敵の攻撃を防ぐとともに、 その身に流れる猛毒を利用した。 娘はどんどん衰弱していった。 また、それと同時に頭の中に直接響くような声が聞こえるようになった。 「力を開放しろ、すべてを壊せ」 最初は気のせいだと感じていた娘だったが、衰弱すればするほど、その声は大きくなっていった。 ある日、娘は致命傷を負った。 死にかけている中、頭の中の声は一際大きくなる。 弱っていた彼女はその声に身をゆだねた。次の瞬間、娘は化物になった。 八本足の醜いトカゲ、それが今の娘の姿であった。声が響く、すべてを壊せと。 まるで言葉に従うように八本足のトカゲは動き出した。 まず最初に目の前の敵を石に変えた。次に、急な変化に驚き戸惑っている冒険者を石に変えた。 他の冒険者の仲間たちが逃げていく、八本足のトカゲはそれを追いかけ一人、また一人と石に変え踏みつぶしていく。 それを娘は頭の中で一歩後ろから眺めていた。 何もかもが石に変わり果てていく姿を。 冒険者すべてを石に変えても八本足のトカゲは止まらなかった。 途中魔物や蛮族に遭遇しては、反撃をされながらも目につく生物を石に変えていく。 ただ頭に響く声の通りに。 どれだけの時間がたったのだろうか。ボロボロになりながらも止まらない怪物の中で娘は思う。 なぜ、こんな目を持って生まれてしまったのか。 その時、急に八本足のトカゲが止まった。何かあったのか、娘は外に意識を向ける。 そこには黒い軍服をまとった長身の男性がいた。 娘は思った。 この人もまた石になって砕かれるだろう、と。 しかし、そうはならなかった。 「ほう…見ない生き物だが、一概に魔物という訳でもなさそうだ。」 確かに邪視は発動した、しかし男性は石にはならなかった。 「…然るに貴殿はこのような場所で何をしておられるのか?」 男性が話しかけてくる。 なぜ、この状況で話かけられるのか、どこからどう見ても怪物である彼女に向かって。 怪物が男性を踏みつぶそうする 男性はニヤニヤと笑いながらそれを軽々と躱す。 なぜ、襲われているのにそうやって笑っていられるのか。 なぜ、この目を見ても平気なのか。 疑問が生まれるたび、娘の中の男性への興味が増していく。 気が付けば、頭に響いていた声は聞こえなくなっていた。 目の前に男性が立っている。 娘の裸に少々驚いているようだが突然娘が現れたことにはさして驚いていないようだった。 あらかじめ予想していたのだろう。さすがに裸になるとは思わなかったようだが。 男性は身に着けていたローブを娘にかけると、傷だらけになった娘に治療を始めた。 「…よし、これでしばらく大人しくしていれば問題なかろうさ。…あぁ、そういえば自己紹介が済んでいなかったね、  私は…メルクリウスとでも呼んで頂ければ幸いだ。差し支えなければ貴女の名を問いたいのだが…」 娘は質問に答えなかった。今更自分を捨てた親からもらった名前を言いたくなかったからだ。 「…ふむ、無名か、言いたくは無いか…どちらにせよ呼び名が無くては不便だろう。…即興だが、アイン、と勝手に呼ばせてもらうよ。  気に入らないだろうが、まぁ我慢したまえ」 「…ア、イン?」 それがアインとメルクリウスの出会いであった。