タイトル:徒花 キャラクター名:徒花 種族: 享年:16 髪の色:黒  / 瞳の色:銀灰色 / 肌の色: 身長:155cm 体重:軽い ポジション:ソロリティ クラス: タナトス / ロマネスク 初期配置:煉獄 行動値:10 ■パーソナルデータ■ 暗示:渇望 [記憶のカケラ] 内容 母の手    暖かな手に抱きしめられた記憶。顔も名前も思い出せないけれど、それは確かに母の手だった。いつか本当の母に抱きしめて欲しい。 鎖      鉄格子、鎖、粗末なベッド、苦痛。あなたは羽を毟られた蝶、自由なんてない操り人形。そんな宿命にいつまで縛られているの? 最終戦争   傍観者的な知識と記憶。おぼろげながら、惨劇のことを記憶している。 大切な人   錆びついた公園。自分たちはここへ来たことがある。いや、自分たちだけじゃない、もう一人誰かいたような…。思い出すと胸が苦しくなる、大切な誰かが。 自分たちの使命皆で一緒に帰らなきゃ。あの丘の上の屋敷から出られない大切なあの人を守るために、 [未練]   内容    狂気度  発狂時 たからもの への 依存 ■■□□ 幼児退行(最大行動値減少(-2)) らびっと  への 保護 ■■□□ 常時密着(自身か対象以外は移動マニューバの対象にできない。また、対象が違うエリアにいるなら移動以外の効果持ちのマニューバは宣言できない) P.P   への 憧憬 ■□□□ 贋作妄想(自身か対象以外は移動マニューバの対象にできない。また、対象が同じエリアにいるなら移動以外の効果持ちのマニューバは宣言できない) シア    への 恋心 ■■■□ 自傷行動(戦闘開始時と終了時に1つずつ、あなたはパーツを選んで損傷する) たからもの への 依存 ■■■□ 幼児退行(最大行動値減少(-2))       への    ■■■□ () ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   1   0   1 サブクラス   0   0   2 ボーナス 寵愛    1   1 =合計=   3   1   3 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名  : タイミング : コスト : 射程: 効果 [頭]      のうみそ     : オート   :    : 自身: +2 [頭]      めだま      : オート   :    : 自身: +1 [頭]      あご       : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [頭]      スパイク     : ダメージ  : 1   : 自身: ダメージを与えた際に白兵・肉弾ダメージ+2 [腕]      こぶし      : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      うで       : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援1 [腕]      かた       : アクション : 4   : 自身: 移動1 [腕]      チェーンソー   : アクション : 3   : 0  : 白兵攻撃2+切断 [腕]      合金トランク   : ダメージ  : 0   : 自身: 防御1+「爆発」無効化 [胴]      せぼね      : アクション : 1   : 自身: 次カウントで使うマニューバ1つのコスト-1 [胴]      はらわた     : オート   :    :   : [胴]      はらわた     : オート   :    :   : [胴]      オートセパレート : オート   :    : 自身: 「切断」を常に無効化 [脚]      ほね       : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      ほね       : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      あし       : ジャッジ  : 1   : 0  : 妨害1 [脚]      リミッター    : オート   :    : 自身: 損傷時、宣言で最大行動値+2 [脚]      たからもの    : オート   :    :   : 小さなアンデッド。猫。 [ポジション]  内緒話      : オート   :    : 特殊: バトルパート開始時と終了時、任意の姉妹一体を選び互いに対話判定を行ってよい。 [メインクラス] 殺劇       : オート   :    : 自身: BP・同カウント内に他の姉妹が攻撃対象とした敵に攻撃判定する際、自身の攻撃判定出目+1/ダメージ+1 [メインクラス] 必中       : オート   :    : 自身: BP・攻撃判定が「6」の際、任意の箇所にダメージを与えて良い。 [サブクラス]  死の舞踏     : ジャッジ  : 0   : 自身: 攻撃判定のダイスを振りなおすことができる。 [脚]      しっぽ      : オート   :    : 自身: +1 [腕]      ランチャー    : アクション : 4   : 1~2: 砲撃攻撃4+爆発 [胴]      たからもの    : オート   :    :   : 青い石のついた指輪。チェーンに通してある ■その他■ 寵愛点:36点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     11点(  9 /  2)     -10(変異+1/<しっぽ>獲得)=1 1     13点(  9 /  4)     -10(武装+1/<ランチャー>獲得)=4 2     12点( 10 /  2) メモ: 「私は…そう、私の名前は、徒花<あだばな>。でも”あだばな”って…女の子の名前にしては、可愛くないでしょう? だから、 ―――”とうか”って呼んで」 「世界がこんな風になっていたなんて…。分かっていたことだけれど、ひどいことだわ。 ……でも、さっきの戦いみたいに。私たち四人が一緒ならきっと、何とかなるわ。そうでしょう?」 「姉妹…ええ、そうね!ふふ、この中では私が一番大きいから私がお姉ちゃんかしら?なんて、」 <あだばな/とうか> 人称:私・あなた / 文字色:CC0033 年齢よりも少し大人びた雰囲気をまとう柔らかな口調の少女。 蓋を開ければただ周囲の姉妹よりも大きいからと背伸びをしているだけで、 記憶に僅かに残る母の影を追う彼女は小さな姉妹たちとそう変わらない一人の幼い少女である。 何故か目覚めた時から懐いている黒い仔猫のアンデッドを引き連れている。 彼(彼女?)のことは奇妙な友人として、そして<たからもの>として、姉妹とはまた違う大事な存在と考えている。 <オートセパレート>の体は傷つくことを恐れない。 傷つくほどに<リミッター>を解除して、彼女は疾く、強くなる。 花を湛えた大きな角は歯向かう者に容赦しない。姉妹を癒す反面で、敵にはするどく突き刺さる<スパイク>だ。 1、2の、3。姉妹と呼吸を合わせつつ、<チェーンソー>で切り込んで、彼女は美しい<殺劇>を舞う。 その<必中>の攻めを潜り抜けた敵には、傘を模した<合金トランク>で応酬を。 軽やかに、鮮やかに、<死の舞踏>を終えた彼女の楽しみは、姉妹たちとの密やかな<内緒話>。 終わった世界の真実なんかよりも、姉妹たちの心が分かればそれで彼女は満足なのだ。 --- □姉妹 シア (http://charasheet.vampire-blood.net/969588)  「ふふ…シアは花が好きなのね。もちろん好きなだけ触っていいわ、私とあなたの仲じゃない」  「シア、あなたの観察眼がなかったら危なかったわ。あの時敵の動きを看破してくれたからこそ、こうしてみんなでまた手を取ることができた…   あなたのおかげよ。大好きよ、わたしのシア。 ……でも。   あなたはこんな不甲斐ない私のこと、嫌いよね。だからこんな、こんな体、もういらないの…」 らびっと (http://charasheet.vampire-blood.net/967002)  「気を付けて進みましょう。…あなたは大事な妹のようなものだもの。私がしっかり守らなくちゃ」  「ラビ!あなたはしっかりピィを見てあげて。あの子は危なっかしいから。   そして、いつも通りあなたの自慢のその手であのばけものたちを引き裂くの……あなたは、私が守るから」 P.P  (http://charasheet.vampire-blood.net/966411)  「ピィはすごいわ。だって、私にはできないことを簡単にやってのけちゃうんだもの!私ももっと頑張らなくちゃ」  「ああ、ああ、ごめんなさい、ごめんなさいピィ…!私をかばったせいで、あなたの足が!   ……許せない……、私のかわいい妹たちを、これ以上傷付けないで…!」 --- □プレイ済みシナリオ ▼「夢から醒めて」 2016.12.06 ―――見知らぬ廃駅で彼女は目を覚ます。自身の名前とかすかな記憶のカケラだけを手に、震える足で立ち上がる。 同じ境遇の少女たち…<シア>・<らびっと>・<P.P>とぎこちなく手を取り合い、 少女らしく他愛のない雑談を繰り返して。立ちふさがる敵を人ならざる者の力で薙いで。 そうして外へ出た彼女たちを待ち受けていたのは………すでに終わってしまった世界だった。 湧き上がる絶望と、これから先に待ち受けるであろう恐怖への不安からそっと目を背けて。 そうして少女は歩き出す。荒廃した世界を、姉妹と共に――― ▼「記憶でおなかは満たせない」 2016.12.11 手を繋いで一歩を踏み出す、その目の前に広がるのは荒廃した世界。 あるのはひび割れた大地といびつな色をした空。進む路も、帰る町も、何もない。 終わっていないところなんてない。 ……けれど、そのあちこちにだいじなものが零れ落ちていた。 ―――暖かい光を灯す帰る場所。守るべき、大好きな誰か。 徒花は小さな胸に喪失感と僅かな希望を抱え、手と手を取って歩みだす。 チェーンソーを振るい切り開くその先に待つものがたとえ絶望であったとしても。 ▼「陽の射す方へ」 2016.12.15 立ちふさがる少年を前に、昨日のことのように思い出す。…私たちは、かつてここで彼を守っていた。 既に廃墟と化したこの屋敷に雁字搦めの少年は、歪んだ笑顔でこう告げる。「 遊ぼう 」と。 突きつけられる真実。張り裂けそうになる小さな胸。それでも前に進むなら、それを阻む壁はすべて打ち倒さなければならない。 命を賭けたおままごとに乾いた拍手が終わりを告げれば―――彼は笑顔で”幕引き”を懇願する。 ………けれど、少女たちの答えはとても優しいものだった。 五人で手を繋いで外へ出る。汚染されきった世界は無慈悲に、無情に、痛烈に彼の命を蝕んで。                                   それでもきっと、幸せだった。 穏やかに眠る彼の微笑みをこころに宿し少女たちは立ち上がる。 向かうのは、そう、陽の射す方へ。 新たな「たからもの」をその手に握りしめて。