タイトル:梟 キャラクター名:ふくろう 種族: 享年:17 髪の色:黒  / 瞳の色:金  / 肌の色:人間 身長:165(ヒール込み) 体重: ポジション:コート クラス: バロック / ロマネスク 初期配置:煉獄 行動値:10 ■パーソナルデータ■ 暗示:陥穽 [記憶のカケラ] 内容 手紙     故郷から毎日送られて来た 「I'm fine」 彼が消えてしばらくしてから毎日届く手紙。差し出し人のない、同じ内容の不気味な手紙に、貴方は一縷の望みをかけた。 必ず彼は生きている。会いたい。同じ色の瞳を持つ、赤の他人に。貴方が知りうる唯一の、家族に。 故郷 さがしもの  貴方は探しているものがあった。とてもとても大切なもの。 それは家族?恋人?それとも宝石?景色?今は思い出せないけれど、貴方はそれを探すために故郷を離れ、長い旅をしていた。 秘密の友達  今目の前にいる、隣にいる。彼女らは、彼らは貴方のかけがえのない友人。 奇跡のような出会いをした、誰にも内緒、誰にも秘密な、愛しい愛しい友人達        かけらのかけら 鈴の音        【怒っていると、怒っている。二つの強い声が貴方の中で海みたいに波打っては渦巻いている。 一体誰の声?知らない声?いいえいいえ、それは貴方の、大切な、大切な。】 記憶のカケラのカケラ、【声の海】獲得おめでとうございます。 兄      貴方には憧れのお兄ちゃんがいた。優しくて、賢くて、大好きなお兄ちゃん。 まるで本当の家族みたいに一緒にいてくれて、遊んでくれて。 けれども彼は、故郷の崩壊と共に突然いなくなってしまった。 [未練]     内容    狂気度  発狂時 たからもの   への 依存 ■■■□ 幼児退行(最大行動値減少(-2)) ニネット    への 友情 ■■□□ 共鳴依存(セッション終了時、あなたは部位ごとに「対象がその部位で損傷しているパーツの数」になるまでパーツを損傷する) リジー     への 依存 ■■■□ 幼児退行(最大行動値減少(-2)) スノウドロップ への 保護 ■■□□ 常時密着(対象のいるエリアへの移動を最優先で行う。同じエリアにいるなら、同カウントに同エリアに対してしか移動できない) リチェルカーレ への 憧憬 ■■■□ 贋作妄想(対象のいるエリアに移動できない。また、対象が同じエリアにいるなら離れなければならない。) 雪       への 保護 ■■■□ 常時密着(対象のいるエリアへの移動を最優先で行う。同じエリアにいるなら、同カウントに同エリアに対してしか移動できない) ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   0   2   0 サブクラス   0   0   2 ボーナス 寵愛 =合計=   0   2   3 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名 : タイミング : コスト : 射程: 効果 [頭]      のうみそ    : オート   :    :   : 2 [頭]      めだま     : オート   :    :   : 1 [頭]      あご      : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      こぶし     : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      うで      : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援1 [腕]      かた      : アクション : 4   : 自身: 移動1 [胴]      せぼね     : アクション : 1   : 自身: 次カウントで使うアクション1つのコスト-1 [胴]      はらわた    : オート   :    :   : [胴]      はらわた    : オート   :    :   : [脚]      ほね      : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      ほね      : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      あし      : ジャッジ  : 1   : 0  : 妨害1 [ポジション]  助言      : ジャッジ  :    : 0-2 : 支援1か妨害1 []       看破      : オート   :    : 0-3 : 対象の「ラピッド」「ダメージ」「ジャッジ」マニューバ1つの効果を打ち消す。 [メインクラス] 再生      : ダメージ  : 1   : 自身: 防御1、1ターンに何度でも使用してよい [胴]      リミッター   : オート   : なし  : 自身: このパーツがバトルパート中に損傷した時、宣言することで最大行動値に+2してもよい。 バトルパート終了までこの効果は続き、効果中はこのパーツを修復できない。 [頭]      エンバーミング : ジャッジ  : 2   : 0  : 妨害2 1ターンに何度でも使用可 [腕]      アームバイス  : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援2か妨害2 [脚]      リフレックス  : オート   :    : 自身: 最大行動値+1 [腕]      かきづめ    : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃2 [頭]      よぶんなめ   : ジャッジ  : 1   : 0-1 : 支援2 [胴]      やぶれひまく  : ダメージ  : 0   : 自身: 防御2 [頭]      たからもの   : オート   :    :   : アクセサリー (チョーカー:一見首輪に見えるけど綺麗な石が1つ飾ってある) [メインクラス] 歪極      : オート   :    : 自身: このスキルの習得時、レベル3の「変異」パーツを1つ取得する。 このパーツは強化値に縛られず、修復も可能 [サブクラス]  時計仕掛け   : オート   :    : 自身: このスキルの習得時、レベル3の「改造」パーツを1つ取得する。 このパーツは強化値に縛られず、修復も可能 [胴]      厚手のコート  : ダメージ  :    :   : 多分自分の []              : オート   :    :   : 支援5 妨害2 ■その他■ 寵愛点:13点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     13点(   / 13) 1    -10点(   / -10)     【看破】習得 2     10点(  8 /  2) メモ: ■持ち物:手紙 ■暗示 陥穽(かんせい):唐突に何かが訪れ、あなたを地獄に落とした。理不尽な運命。しかし、理不尽の内容すらわからねば、報復も克服もできはしまい。 ■鳥と木登りが大好き ■意思の弱そうな頼りないお姉ちゃん ■夜は自己嫌悪で忙しい ■梟は本名ではないような気がしてる ■宝物:チョーカー 一見首輪に見えるが綺麗な石が一つついている ムーンストーン ■おいたん ふくろう、どうして貴方は大事なことを見落としていたの? どうして貴方はあの引き出しをあけれなかったの? 貴方は彼に、地面に無様に横たわる黒焦げのモンスターに、覚えがある。 そんな大きな身体、大きな手、誰からも恐れられていたけれど、誰からも愛されていた。 探しもののために故郷を離れ、この町を訪れた貴方を、ただ一人快く迎えてくれた人。 この人は、ふくろう。貴方の下宿先であった、肉屋の店主です。 名前はグリッツ。 得体の知れない貴方に白い目を向ける住人達。眠るところも、食べるものも、奇妙な旅人に与えるだけのものはないと蔑まれていた貴方を、 自分のほんとうの子供のように可愛がってくれた。貴方を、本当の息子のように思い、愛してくれたただ一人の人。 大きな口を開けて快活に笑う人だった。だけれどその口は今や縫い合わされ、貴方の名を紡げない。 大きな手で髪をわしわしと撫でてくれる人だった。だけれどその手は今や黒焦げ、貴方の頭を撫でられない。 おいたぁぁぁぁぁぁん ■もうひとり 石の雨に降られている子だった。傘を差してあげたのは貴方だった。 たった二人の約束をした。二人だけの秘密。内緒、内緒の契約。 ■森 貴方は、貴方の恩人がここに立ち尽くしているのを見たことがあります。 今にもその一歩を踏み出しそうな程に森を睨みつけ、薄汚れたゴーグルを握りしめていました。 そのゴーグルは、町で出会った、あの巨大なモンスターがしていたものと同じです。 おいたぁぁぁぁぁぁん ■鈴の音 鈴の音が頭の中に響く怖い、森が寒くて冷たくてたまらない この森にいる限り、狂気判定、対話判定、行動判定、全ての判定にマイナス1の補正が固定でつきます。 更に補正がついたりもしますが、貴方はこの森の中ではどこにいても手足が震え、みんなとの会話も右から左。ということが多いでしょう。 ■ふくろう 貴方達は、この子に違和感を覚えます。確かに全員生前とは少し違う姿をしていますが、 もっと違う違和感があるのです。まるで、同じ存在の別人がいるみたい。 ここにいるのは、確かに貴方達の知っているふくろうなはずなのに、この違和感は何なのだろう。胸の中心がぐるぐるとモヤみたいなものが渦巻いて、次第に気持ち悪さを醸しだすほどの、意味のわからない、違和感。 ふくろう以外狂気判定 わぁい 「お前は俺の息子にそっくりだ」恩人に、そう言われたことがあることを思い出します。 写真は一度も見せてもらったことはないけれど、いつも真っ直ぐに貴方の目を見て話す彼に、貴方はそれが嘘だと思ったことはありません。 れど、貴方は恩人にそう言われる度に、心がちくりちくりと傷んでいました。 なぜなら貴方は、とても大きな秘密を抱え、とても大きな、嘘をついていたのです 貴方は非常に精神が不安定になっているようです。 風に靡く葉が擦れあうざわつきや、虫の鳴き声、鳥のさえずり、全てが貴方を狙っているような、襲ってくるような恐怖に足が竦んでしまいます。 きっとその場にへこたれてしまうでしょう。きっとその場で出ない涙を出そうとしてしまうでしょう。きっと、その場から動けなくなってしまうでしょう。 「ふくろ?いた、い?いたい?」おろおろ ふくろうちゃん。貴方はニネットくんの足元に張られていたワイヤーを見て、傷もついていないのに頬が、腕が、足が、何か冷たいものに撫でられたかのようにひやりとします。 まるで体が覚えているみたい。 おでこのちゅー。本当は貴方がされる方だったのにね。 薄ぼんやりとした黄色い太陽光が差し込むその場所では、赤や青、黄、白。紫。色も種類も様々な花が咲き乱れています。この殺伐とした冷たい世界ですが、 そこだけはとても明るく、暖かい。 【お花畑】到着です。 「…そうね、ひとり、危ない」 「…り……て、…た」 カンテラ 道具箱の中に入っていたものとは別のものです。こっちは少し豪華というか、しっかりした感じのものです。 底に「備品」と書いてあります。 雪ちゃんの独り言 「ちがう」「願い」「愛、し」 小屋、奥の部屋 引き出しにカバン 何度もここに訪れた。何度もこの部屋に入った。お片づけだって貴方はしてあげたことはあるけれど、彼はこの引き出しに触れることだけは許してくれなかった。 「ゴミしか入ってないから」そう言う彼の金色の瞳は、今にも泣いてしまいそうだった。 大切なもの。故郷を飛び出して旅を続けていけば行くほど、貴方の両手は新しい大切なものでいっぱいになっていたけれど。 最初はそう、無くしたたった1つの「大切」を探して、貴方の旅は始まった。 お兄ちゃん 貴方には憧れのお兄ちゃんがいた。優しくて、賢くて、大好きなお兄ちゃん。 まるで本当の家族みたいに一緒にいてくれて、遊んでくれて。 けれども彼は、故郷の崩壊と共に突然いなくなってしまった。 彼が消えてしばらくしてから毎日届く手紙。差し出し人のない、同じ内容の不気味な手紙に、貴方は一縷の望みをかけた。 必ず彼は生きている。会いたい。同じ色の瞳を持つ、赤の他人に。貴方が知りうる唯一の、家族に そして心底嫌そうに、怪訝そうに、この世の汚いもの全てを集めたものを見るような目で 「くたばったんじゃねぇのかよ」と呟きます。 ■結局性別が迷子 判定 6 成功 はい、ではふくろうちゃんは、女だったんだな?という言葉に対し、 「なんだこいつ失礼な」とおもうことでしょう。 ふくろうちゃんは「女」である自分に、何ら違和感を感じていません。それは現在の体つきや心情に至るまでが全て女性であるものだからではなく、貴方は自分の性別が「男」であったことがないからです。 あくまで、戸籍上、体のつくり上の「男」ですが。 完結にまとめますと、 貴方は「男」の体であったことはありません。 そういう意味では貴方は男ではありません。 まぁ彼は匂いで人間を判断している部分がありますから 飴ちゃん 飴ちゃんはその発言に対し、なんだかもやもやしていた胸がすっと落ち着いた気持ちになります。 そうだ、ふくろう。貴方のお友達のふくろうは、 [ 男の子だったはずだ。 よれよれのコートを羽織った、みずぼらしい少年。すごく、すごーく遠いところから旅をしてきたという、渡り鳥のような。誰が見ても「男の子」 初めましての時も、「彼」はこう言っていたはずだ。 「初めまして、【僕】はふくろう。探し物をしてるんだ」と。 というわけで、飴ちゃんの中のふくろうちゃんは「男の子」だよ。やったね! ■犬とおいたん 彼のつけているゴーグルは、貴方の恩人が持っていたものと似てはいますが、完全に同じものではありません。 まるで同じ人が作ったもののようなデザインではあります。 おいたんが持ってたほうがちょっとシンプルです。 これそのバージョン2みたいな。 「あ、あの…そのゴーグル…知人が持っていたものに似ていると思って…どこで手に入れたか教えてもらえませんか…?」震え声 ■地雷を踏み抜く ルゥはふくろうちゃんにそう言われた途端に、人を三人程殺してそうな顔になると、貴方の腹を蹴っ飛ばすよ。 んでもって、ちりんちりんと鈴を鳴らしながら蹴っ飛ばしたふくろうちゃんの胸ぐらを掴んで、外にポーイと投げ飛ばします 「学習しねぇのな、鳥なんだな」 「お前が何を知っている。お前に何がわかる。お前が誰とどこで何をしてようが俺には関係ない、俺を巻き込むな。前にもそう言ったの忘れたのか」 「知人だ?恩人だ?知るかそんなもん」 「…お前が生きてる。これはあいつのミスだな。だったらそのミス、俺が直してあいつに恩くらい売っておくのもいいよな」 といって、彼の外套の下からショットガンにも似たそれを取り出し、なんの迷いもなく発砲します。 ではふくろうちゃんは、以前、この森で、 ルゥに追いかけられたことを思い出しますね。 怒声、鈴の音。あの時追いかけてきていた奴は、確かにルゥだった。 そして貴方は追いつかれたその時に、彼のゴーグルについて発言したことがあります。 「それ、僕の恩人が持ってるものと似てる…」と。 その時も貴方は腹に一発蹴りをくらい、関係ねぇだろうがあぁん?とキレられました。 ■チョーカー… では近寄ってきた二ネットくんには見えることでしょう。 深く被ったフードの下。幼く純粋な少女の顔には、明確な殺意が浮かんでいます。 ■女神さまありがとう 【あなたのそのたからものは、彼女から。ここにはいない、秘密の友達の一人から貰った、親友の証。想いを交換するように、貴方は自分の秘密を差し出して。汚くて美しい少女と、大切な絆を結びました】と、ここまで思い出せたからには、ふくろうちゃんはその親友のことも思い出せます。 秘密の友達。最後の一人。ここにはいない、最後の一人。 あの地域では珍しい赤茶けた色の髪を持つ少女。瞳は深い深い、鮮やかなターコイズブルー。瞳と同じ色の、蝶の髪飾りがとてもよく似合う、美しい人。 名前は、「アメリア」といいます。しれっとした態度と口調、雰囲気。 ふくろうちゃんよりも1つ年下ですが、歳の割には奇妙な程の色香を放つ、非常に艶かしい少女でした。 ■アメリア 【赤茶けた髪。ターコイズブルーの瞳。瞳と同じ色の髪飾りがゆらりゆらり。ここにいる秘密の友人の中で、少しだけ毛色の違う彼女。 名前はアメリア。ニネットの幼馴染で、家族。いつもニネット、ふくろうと一緒に居た女の子。 勝ち気に笑う、少し冷たい雰囲気の美人さん。】 ■もう一つのたからもの アメリア。アメリア。そう、アメリア。 名前を思いだし、姿を思いだし。そして、 それはまるで白昼夢のような感覚。映画のワンシーンが切り取られ、貴方の頭に流れているみたい。 誰もが自分一人のことで精一杯な町のどこか。廃れきり、ふしだらな男や女で溢れかえるその地区で、花のように笑う美しい彼女。 幾人もの男を魅了してきた、肉欲をそそるそれではなく。無邪気で、勝ち気で。それでいてとても臆病な、一人の女の子の自然な笑顔。 「秘密に見合うだけの対価を」 「秘密には秘密を」 「大切な、大切な貴方にだけ、教えてあげる。私の秘密」 「ニネットも知らない、私の…―――」 柔らかな少女の手が触れたその場面で、映像はぷっつりと切れて終わってしまいます。 映像の終わりと共に、貴方は手の中にあるはずの重みがない。と思うことでしょう。 美しい人、美しい風景。貴方が自分の見てきたものを記録するため、閉じ込めるために 持ち歩いていたもの。それが貴方の、彼の、たからもの。 残念。あなたのもう一つのたからもの情報です。