タグ： 睦月

少し異国の血が混じったような顔だちをしているが、家がやや古風な事を除いてはごく普通の高校生。 家訓が「男子強くあるべし」なので、何となく剣道部に通っていた。 覚醒時、髪・目・肌の色が変色し、西洋人のような色彩になってしまった。 覚醒以降、日本人らしからぬ風貌を隠すためにフード付きの上着を羽織る。 家に古文書が収められており、香月の始祖は異邦人であり、龍と契りを交わしたと言う謂れが綴られていた。 更に、家宝とされている剣には「鬼を切った」と言う曰くがあるらしい。剣の名は「月虹」。始祖と同じ名前だと言う。 戦闘時は、刀を抜いて戦う。 彼が力を解放する時、体には蛇――もしくは龍の影が纏わりつき、古太刀の刀身は月虹の如き光を放つ。 【此処からどうでもいい設定（別に反映されなくていい）】 香月家の始祖・月虹は稀人であった。 異邦の民であり、異界の者であり、未来から来た存在であったと言う。 彼は平安の世に迷い込み、其処で一人の少女を見初めた。 名を清姫――亡き想い人を求めて彷徨う、彼の有名な龍の妖である。 月虹は彼女に愛を告白したが、彼女には想い人が居た。 陰陽師の青年であった。彼もまた、清姫に心惹かれた存在であった。 最初は清姫と陰陽師の仲を見守っていた男であったが、最後には想いを断ち切る事ができず、清姫を攫ってしまう。 彼は逃避行の途中、己の刀と首を、彼女へ差し出した。 体を手に入れても、心を手に入れられないのなら、意味がない。手に入れられないのならば、生きる意味もない。 愛か、死か。 刃は振り降ろされず、地へと落ち。男に与えられたのは、愛と恨みだった。 男は恨まれた分、それ以上愛する事を誓い、幸福にする事を誓った。 その後、清姫は人として生き、男と共に天寿を全うしたと言う。 そして香月家には一振りの太刀が残った。 鬼女・清姫の妄念を断ち切った――鬼切りの太刀が。 ※そういう経緯で出来たＰＣですが、本人はそんな経緯は知らないのでＰＬの自己満足裏設定です。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ