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カイヅキ リオ 一人称は俺、二人称はお前。 穏やかで落ち着いた性格。 仲の良い相手以外には基本的に敬語で接する。 友人には年相応の反応を見せることも。 生まれ付き体が弱く、幼少期から病院で過ごすことが多かった。 成長して落ち着きはしたものの、体調には気を使う必要がある。 なので友人は少ないが、良くも悪くも篩に掛けられているので、遠くに遊びに行けなくても病室に来て遊んでくれるような人達が残った。 また、まともに出勤して働くことが難しく、どこにいても仕事ができるウェブデザイナーになった。 ただしそれだけで生活することは難しいので、株で多少の稼ぎを得ている。 今まで一度も恋愛をしたことがなく、恋愛感情がよく分からない。 恋愛小説だとか、恋愛ソングだとか、いろいろ知っていても、それを自分に当てはめて考えることができない。 要は、想像がつかないのだ。 学校を休むことも多く、友人が少ないとあれば、出会いだってそう多くはない。 恋をしたことも、告白されたこともない。 "理解のある恋人"なんて、夢のまた夢なのだから。 趣味としてDTMで作詞作曲をしており、「クヴァレ」として一部のネット民達に名が知れている。 クヴァレの曲は静かでおしゃれな音づかいのものが多く、歌は基本的に男性ボーカロイドに歌わせている。 曲を作り始めたきっかけは、入院中にたまたま見つけたボーカロイドの曲に、救われたから。 その曲がなければ、きっと今も弱い自分の体を呪い続けていただろうし、頑張ろうって気にもなれなかったかもしれない。 自分も、救ってくれたあの曲みたいに、誰かに少しでも勇気を与えられたら。 『僕たちの歌を、たくさん届けましょうね、マスター！』 「そうだな。今も苦しんでる人達が、少しでも救われてくれたら。」

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