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【通過シナリオ】 ■Ｘ２Ｕ-バイガスライト　探偵×助手 【職業(シナリオオリジナル)】 ■探偵助手 医学★、運転（馬車）★、聞き耳、拳銃、精神分析★、目星、次の技能から一つ［説得／値切り］★、個人的な関心の技能一つ(今回は＜心理学＞) ■オリジナル特徴：平凡な人間 あなたは目立った特徴がない平凡な人間である。能力値の最低値を7、最高値を15として作成すること。 ■PC2の環境設定 ・助手の仕事として、上流階級と交渉することもあるため、きちんとしたジャケットを身にまとっている。そのジャケットはPC1と共に選んだものだ。 ・この時代の移動手段は主に馬車であった。このシナリオにおいても、移動は馬車を借り、助手が運転をすることになるだろう。 ・PC2は、事務所からほど近い場所で一人暮らしをしている。家族は故郷の田舎町におり、19歳になる妹のエマはそこでお針子をしている。エマの存在はPC1も知っているかもしれない。 【PC2秘匿】 あなたの相棒の探偵は天才であり、今までいくつもの事件を解決してきた。 しかし天才ゆえか、たまに常軌を逸した行動をとることがある。その行動のせいでPC1が探偵としての信用を失うかもしれないとあなたは心配している。自分は平凡な人間ではあるが、そんなPC1を陰ながらでも支えてやりたいと思っている。 また、あなたには愛すべき妹エマがいる。遠く離れた田舎町に住んでいるエマは、明後日に結婚式を控えているのだ。あなたが誰よりもエマの幸せを願っていることは、彼女に貰った懐中時計を宝物にしていることからもわかるだろう。安価な真鍮（しんちゅう・銅と亜鉛の合金）製ではあるが、あなたはそれを周りの風景が映るほどピカピカに磨いている。あなたはそれをベルトにチェーンで繋ぎ、ポケットに入れて常に持ち歩いている。 ※シナリオ内であなたの妹が事件に巻き込まれることはない。 ※ＰＣ２は普段はＰＣ１と選んだジャケットを着ている設定だ。しかし今回は導入でジャケットがなくなってしまう。別のを着るか、着ずに探索をすることになるだろう。 - - - - - 【家族構成】 ■父 バルマー・ファウラー：PC1の父が領主をしているイギリスの田舎町で漁業で一家を支えている力自慢な父親。地味な容姿だが、若い頃仕事でフランスに船を出した時に瞳の色が神秘的で美しい女性クロエに出逢い、一目惚れ。彼女に何度も求婚し結婚に至った。病弱なクロエを非常に心配しておりかつ溺愛している。エルブの髪色と地味な顔は父親似。 ■母 クロエ・ファウラー：バルマーの妻で、出身はフランス。彼に幾度となく求婚され、その情熱さに折れて愛を誓った。現在はバルマーと共に戸籍をイギリスに移し生活している。生まれつき身体が弱く、バルマーやエルブを心配させている。美しく珍しいアイスブルーの瞳を持つ。エルブの瞳の色と垂れ目は母親似。 ■妹 エマ・ファウラー：エルブと6歳差の妹。兄妹仲は非常に良く、エルブは彼女に中等教育を受けさせたくて12歳の頃からPC1の生家でPC1の使用人兼遊び相手として働いていた。彼女も彼女なりに兄に迷惑を掛けたくはないのだろう、田舎町で想い人を見つけ結婚をし、両親共々エルブを安心させたいようだ。エルブにもよく懐いており、聡明で優しい性格。美しい母クロエによく似ている。 【PC1との出逢い】 ■ハワード家は当時のイギリスでは田舎町の方の地主で上流階級のお金持ちだった。その為、幼少期からロクにコミュニケーションが取れない本齧り虫のレックスを不憫に思い、使用人兼遊び相手として、近くの田舎町にて漁業をしていたファウラー家の息子を両親が雇った。それがレックスとエルブの出逢いである。 ■ファウラー家は第一産業の為収入が不定期で、エルブも力仕事はそこまで得意では無かった為、妹のエマを学校に行かせる為にもエルブはその申し込みを喜んで引き受け雇われる事となった。この時のレックスが6歳、エルブが12歳。 ■レックスの遊び相手として連れて来られた1人目は歳が近く、圧倒的な知能差で喧嘩になり危うく傷害事件になりかけた為、解雇。2人目は中等教育を終えた頭の良い人間を連れて来られたが、6歳のレックスに知恵負けをしプライドを折られ、解雇。 ■エルブが3人目であり、両親は探偵なども雇って入念に下調べをし、ファウラー家に声を掛けた。ファウラー家からしたら漁業が出来ない期間は生活が苦しい為、願ったり叶ったりであった。 エルブは平凡ではあるが、人間に溶け込みその心を開かせる事に優れている。特別な才能は何も無いが、だからこそ彼は誰よりも根気強くレックスと関わり合い続けた。 【過去から現在】 ■ハワード家のお陰で妹のエマに中等教育を施してあげられたし、彼女にも大切な人が出来たようで安心していた。家族仲は普通に良く、ハワード家の両親とも良き理解者である。当のレックスに関しては、知能差に関して何か思う事も無いし、嫌味を言われたり怒涛の如く理詰めされても「頭の良い子だなぁ」と弟のように可愛がっていた為ノーダメージ。ただ身体が弱く風邪を引いたりすることが多かった為、やや心配性で過保護気味な使用人生活を10年送っていた。小等教育程度で知識習得が止まっていた為、学問的な知識はむしろレックスから教わっていた。ある日、母が病に倒れ1年程地元を離れることになり、レックスに手紙を残した。が、読まれてないとは彼も知らないのであった――。 【シナリオ開始前まで(出逢い)】 ■レックス17歳／エルブ23歳：1年後母の病気が完治し、地元に戻って来たエルブにハワード家の両親から知らされたのは衝撃の事実だった。恐らく強い激情に動かされ手紙を読まずに破り捨て、何もかも嫌になって家出したのだろうと、長い付き合いで思い付いたエルブは、自身の貯金を半分程家に残し、半分持ってロンドンに彼を捜しに行った。捜しに行ったら新聞に彼の名前があり、「まさか？」とは思うが、持ち前のコミュニケーション能力で聞き込みを行っていた。聞き込みの途中でレックスが良くない店(酒場の体を装った密輸店)によく入り浸っている事を知り、彼を止めようとその場所へ向かった所、彼がその店から出て来たので声を掛けた。 ■なんやかんやとやり取りがあり、レックスに助手として雇用される事に。エルブも彼の荒れた様子を気に掛けていたので、そのまま彼の住んでいる街に滞在する事にした。 【シナリオ開始前まで(雇用されてから2年)】 ■レックスから「いつまでも子供扱いをするな」と本気めで言われたので、エルブは仕方なく事務所近くのオンボロ一軒家を仲良くなった大家さんから格安で借りてそこで暮らしている。7:00には事務所に顔を出し、書類をまとめ、洗い物と掃除をし、朝食を作って紅茶を淹れて10:00にレックスを起こす生活。事件が起これば、翻訳機として同行(雇われているのもあるが主に8割は多方面への心配)。使用人時代より少し高い給金を貰っており、レックスはそれで父より高い金額でエルブを雇用していると思っているが、家賃を払っている上に物価も高いので実はトントン。でもそれを言うような真似はエルブはしない。 ■ヤケ酒とかヤクを吸った跡が朝出勤した時に残ってるのを見る度、頭を抱えるが、恐らく自分とは違う人種の人間特有の仕方のない現象なのだろうと割り切っているが、あんまりにも酷い日は朝ご飯にレックスの嫌いな物フルコースを出して説教する。 ■雑な雇用契約ではあったが、2年程ともに過ごしこの時代まだあまり職業として浸透していなかった「探偵事務所」として名が売れ始めたのには気が付いているので、エルブは問題行動は起こさないように、レックスにも起こさせないように心掛けている。 【その他私的メモ】 ■誕生日：3/4　星座：魚座　血液型：O型　利き腕：右 ■ココフォリア ネームカラーコード：b0c4de ■イメージcv：鳥海浩輔

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