タグ： 膿み落とし

参考職業:デザイナー 杖→幼い頃から愛用しているロフストランド・クラッチ。長時間歩くことは困難だが、短時間歩く時はこれを使用している。今となっては、HO壱を殴る際などこれを使う時もある。 隠す→幼い頃から村で過ごしてきた経験、また、その頭の良さから人の目が行き届きにくい、隠し場所を見つけるのが得意であった。姉がいた時は、イジワルで物を隠した過去も。 隠れる→小柄なこともあり、少しの隙間があれば隠れることができる。姉がいた時は、よく隠れて驚かしていた。足が不自由になってからもHO壱を驚かせるために隠れることも多々。 聞き耳→いきなり自分の足が不自由になり、村の人からの同情の声、憐れみの声が聞こえてき、周りの声に敏感になったというのが表の理由。 心の奥底にある、十年前のあの日に対する恐怖、姉の悲鳴や虫の声、あの日聞こえてきた音という音が美羽の心を蝕み、音に敏感にさせた。 精神分析→モノ作りしている時と本を読んでいるときは心が落ち着く、誰よりも自分に対して精神分析が必要。思い出さないよう、狂わないよう。 図書館→幼い頃からよく本を読んでいる。村にある本はほとんど読み尽くしたと言ってもいいほど。他の子のように、外で駆け回って遊ぶことができないため1人でいる時は大抵本を読んでいるか、勉強しているか、裁縫しているか。飽きたら、窓の外を眺め光の下元気よく遊ぶ子供の姿をぼーっと見ている。 目星→自分が俊敏に動けないからこそ周りをよく見ている。 言いくるめ、信用→才色兼備であり、小柄であることから、初対面の人にもあまり警戒されない(ナメられやすい)。警戒されないということは、言ったことを素直に受け入れてくれる可能性が高く言いくるめやすい。 ___________________ 小学2年生、7歳の頃ある日をキッカケに歩くことが困難となる。 立つこと、杖有りで短時間歩くことは可能だが、普通の人のように生活することは不可能。 症状としては、足に力が入りにくく麻痺したような状態。急に立ち上がったりなどもできない。(あくまで精神から来ているものであるため、命の危険であれば別かもしれない) 姉の記憶を思い出した今、足の症状が精神からきていることを察してはいるが、治らない理由の一つとしてあげられるのはHO壱から逃げてしまった自分への自責の念。 大好きなHO壱のためなら、なんでもする。自分が死んだってかまわない。そう思っていた。 なのに、大切な人ができてしまった。 HO参のことは完全に計算外。 HO壱を超える悪となり、HO壱のために生贄となろうと積み上げてきた所業の数々、もう後戻りなどできないのに愛してしまった。自分の中で決心が揺れ動くのを感じ困惑している。 でも、どこかこの絶望的な状況に対して興奮しているのは？ 自分はもう、狂っているのだろうか。

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