タグ： 佐竹班 ⚠️ネタバレ注意

--------------以下ネタバレ注意-------------- 父が歯科医師、母はその助手として働いている。その影響か、医療関係の職につくことを悩んでいたが結局は薬剤師となる。双子の兄である鈴人との仲は良好。 幼い頃に川で遊んでいた際に、誤って足を滑らせ石に頭を打ってしまう。 すぐに病院で治療を受けるも、一部記憶を失うなど記憶障害が残る。 クールそうに見えるが全くそんなことない。なんなら実は少し抜けている。けど本人はそう思っておらず、鈴人は天然だし、抜けているところがあるから自分がしっかりしないと！と思い込み育ってきた。 冷静そうに見えるが、割とちょっとしたことでパニックになる。 大学時代に友人となった三根春香に誘われ、彼女の幼馴染たちと飲み会をすることとなった。 三根から、最近幼馴染の1人である桐生鉄也が変な人たちとつるんでいるのでそれを探るのに協力して欲しいと懇願される。 正直、面倒ごとには巻き込まれたくなかったが、必死に懇願してくる三根の様子を見て断れず、幼馴染で集まる飲み会に参加することとなった。 話には聞いており、存在は知っていたが三根以外の面子は初対面のはずだった。 しかし…、実際に行ってみると、自分の双子の兄が参加という、有り難くもない奇跡が起きる。兄である鈴人はこういう場は好きではないのに、何故参加したのか？と不思議に思いつつ、飲み会に参加していた。 色々ありながらも飲み会ははじまるが、その場にいる3人のもう1人の幼馴染、通橋友美が中々来ないため心配した3人の言葉により、急遽通橋の家へと向かうこととなった。 そこには血に染まった通橋が横たわっており、 驚きのあまり、すぐに動けずにいたが、我にかえるとすぐに駆けつけた。 しかし、見てすぐに絶命していると分かる。 その後、救急車が到着し、警察から第一発見者ということもあり、事情聴取を受ける。 そこから、いつもの日常とはすこしかけ離れた日々を過ごすこととなる。人が亡くなっている、悲惨な事件なのにそれさえも作られた物だと知り、恐怖する。全て人の手で作られた　作品　は自分たちにとっては一生理解できないことだった。最終的に友人である三根春香とは疎遠となる。 この事件をきっかけに知り合った、沢北セレナにはよく懐いている。こんな姉が欲しかったなぁと思っている程。 あまり人に関心を表さない鈴人でさえ、一緒に旅行に行くことを躊躇いもせず承諾する程の人物。 凄まじいコミュ力と頭の回転の早さを尊敬しており、憧れている。 そして、料理の腕がシェフ顔負けであることから、完璧な人はこういう人なのだと思っている。 最近、演劇や音楽……などど芸術関係に触れることが多いなぁ…と感じている。 記憶障害のために、本人は覚えていないが、将来を約束した相手がいる。 本来、幼馴染は2人おり、家庭の事情で海外へ引っ越してしまった幼馴染の1人を忘れてしまう。よく兄と幼馴染2人と幼い頃は遊んでいたため、時折昔話をすると頭が痛くなる。思い出せそうで思い出せないことに心がざわつく。何か忘れてはいけないことを忘れてしまったようで…。 ある時、鈴人と幼馴染の1人である菜緒に食事に誘われ、お店へと出向く。 そこには、見知らぬ男性がおり、鈴人から幼い頃に一緒に遊んだことがあると紹介される。 どうしても思い出せず、警戒する鈴菜に人懐っこい笑顔で男性、飛鳥は明るく自己紹介をしてくれる。 そんな様子に警戒も徐々になくなり、食事が終わる頃には連絡先を交換するまでとなった。 (鈴人と菜緒から勧められたこともあったため) どこか懐かしささえ感じる飛鳥が、何となく気になるが、それ以上踏み込むのは何故か怖くて自ら連絡を取ることは出来ずにいた。 そんな中、飛鳥が積極的に連絡をくれることもあり、ついには2人で出掛けることとなる。 緊張して中々顔を見れずにいる鈴菜にわざと冗談を言ったりと、こちらの緊張を解してくれる飛鳥に感謝しながら徐々に普通に話せるようになると、ふとした時に　何か　とリンクする。一瞬のことで気のせいかと思ったが、頭の中の砂嵐は酷くなる。 忘れてはいけない　何か。 いや、何かではない。誰かだ…。 笑いかける　彼の　笑顔を思い出す。 彼……？

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