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「今日も世界がエモい……全部推せる……っ！」　「いつまでも　あると思うな　推しと世界……世界があるうちに推せるもん全部推す！」 「オカルトオタク、アニメオタク……どっちも全力で遂行するオタクがアタシ！深禍見魅彌子っ！」 日景高校に通う2年生、重度のオカルトオタクでアニメオタク。好きな物には妥協しないタイプでオカ研と漫研を兼部している。 「エモい」「推せる」が口癖で、興味を持った対象や好きな物や人物への感情表現として日常的に使っている。 オタクになった由来は、オカルトオタクの父とアニメオタクの母の趣味グッズまみれの環境で生まれた時から今まで育ってきたため。そんな両親からは蝶よ花よと溺愛され育てられ、もちろん趣味は全肯定。気になるグッズは両親も買うので一緒に手に入る。 趣味の合う「相方」と呼んでいる親友とサークルを立てて同人活動を行っている。イベントには積極的に参加しており、コミケは夏冬両方欠かさない。 自身がオーヴァードという超常存在である事、その力の源である邪神という人智を超越した存在が居る事を理解しており、そんな存在を崇拝している。しかしその姿は所謂オカルティストや信仰者とは何か違うようにも見える。「神……推せる……」 「自身は人間関係に非常に恵まれている」「自分の居るこの世界はとても面白いもので満ち溢れている」「生きているだけで幸せすぎる」と常日頃から考えており、自己肯定他者肯定の両方が非常に高い。口癖もこの考え方が由来になっている。気になったコンテンツは基本箱推し。 バロール/アザトースのクロスブリード、生まれた時からオーヴァードとして覚醒していた。 ヨグ=ソトースの加護の一端を受けており、戦闘時は自身の周囲に玉虫色に揺らぐ魔眼を幾つも出現させる。 生まれつき覚醒していたものの、感情が激しく高ぶった時や興奮した時にしか能力を上手く使えないという短所がある。だが、視界に入る物に「エモ」を勝手に感じて興奮するのでそこまで問題にはなっていない。本他者人曰く「推せるモノを描いてる時が一番高ぶる」という理由でエフェクト使用時はノートにイラストやネタのメモを描いている。 言うまでもなく、その姿は他者から見ると非常にシュール。しかし本人はとても幸せだから関係ないのだ。 『深禍見　魅彌子』裏ハンドアウト 彼女は魔術結社F.I.Rに所属している。 正確な表現をすると「彼女は魔術結社F.I.Rに生まれる前から所属することになっていた」 彼女の両親は二人ともF.I.Rの団員で、生まれてくる子供がオーヴァードに覚醒する儀式を行っていたのだ。儀式は成功し、ヨグ＝ソトースの加護の一端を受けて深禍見魅彌子はこの世に生を受けた。 両親の行為は悪意や実験から行われたものでは決して無い。邪神という悍ましい超越者の存在する、いつ崩壊してもおかしくないような不安定で矮小な世界に、自分達の子供が少しでも力や知恵を持って生まれてこれるように……という歪んだ愛情から行われたのだ。 この愛を受け取った彼女自身だが、非常に喜んでいる。自分の事を生まれる前からこんなにも愛してくれていた、自分にこんな素晴らしい才能を与えてくれた、自分をこんなにも面白い世界に生み落としてくれた……こんなに幸せなことは無いだろう。 深禍見魅彌子は自身に圧し掛かった、重く、歪んだ、悍ましい玉虫色の愛情を笑顔で抱きしめ、今日も全てを推して生きている。

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