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「お前だけは俺が殺す」HO3：愛憎ゆえに殺したい 「♡」「😢」 「………………すき！！！！！」 わたし/あなた/～くん、さん 職業ベース：暴力団組員 職業技能：言いくるめ→芸術（口説き落とし）、心理学、目星 ＋次の技能から２つ選択：隠れる、日本刀 ・特徴表 14【オシャレ】いつも身だしなみに気を使っている。APP+1 46【寄せ餌(D)】人間以外の怪物に好かれやすい。誘拐されれば殺されずに監禁されるか、もっとひどい目に遭うこともある。 D補正興味ポイント＝40 ・差し替え技能 言いくるめ→芸術（口説き落とし）：甘い声と言葉で誰をも魅了する。ただその場で言葉を使って丸め込むのではなく、自分の味方になるよう言葉巧みに誘導する方が、自分の為になると確信している。 ・高値技能 日本刀86：幼いころから痴漢やストーカーに悩まされており、身を守る手段として彼女は日本刀を選んだ。主な使い方は打撃だが、その刃は鋭く研がれている。 芸術（口説き落とし）90：差し替え技能に同じ。 心理学80：他人を口説き落とすのに人の心の機微を知ることは必要と感じたため独学で学んだ。 銀友会会長の姪であり、その傘下に当時1番新しく下った組の若頭、雲類鷲の娘である。 しかし、母の価値観を押し付けられる日々に、家庭を顧みない両親の存在に、辟易としていたため一人になりたかった、解放されたかった、自分だけを求めてくれる環境を手に入れたかった。未だ実の兄を愛し続ける母にもはや感情はなく、仕事だけを愛し続ける父の存在は霞んでいた。これ以上家にいても欲しいものが手に入ることはないとうてなは悟っていた。 それ故に、弟が生まれるとふらっと家を出た。 婚姻による結び付きは親の代で完了しているため、うてなは必要ないという親の判断でもあった。 ……というのが、表向きの処理。 同年齢に比べ、整形を疑われてもおかしくないほど育った体は小学生の頃から発育が進んでおり、当時から周りに比べるとそれは異質なほどであった。背の順は常に一番後ろ。似合わない体操服。ヤクザの娘として彼女は有名であったため、友達と呼べる存在がいるはずもなく。うてなに友達と呼べる存在は一人もおらず、母だけが話し相手であった。母だけが、うてなの世界を構築していった。 ある日敵対している組に誘拐されてしまったのは、若頭の娘であるという理由から護衛の類が一切ついていなかったため必然であり、その暴力的な見た目から凌辱されるのもまた、必然であった。 雲類鷲うてな13歳。性行為、妊娠、そして堕胎のすべてをその年に経験した。 幼い彼女を周りのは責め続けた。そんな体をしているお前が悪い。護身術を一つも習っていないお前が悪い。ほかで汚れたお前に価値はない……。周りに責められ親に捨てられたうてなは家に迷惑をかけないという誓いを立てて家を飛び出した。誰も、彼女を止めるものはいなかった。 銀鏡、雲類鷲、双方から利用価値なしと判断されたうてなは勘当、という扱いを受けている。 世界を閉ざした彼女にあてはなく、使えるものといえば己の顔と身体だけ。実年齢と釣り合っていない身体は大変役にたった。男を惑わせ二度と凌辱されないように護身を学び。言葉を学び、床を覚え。身に着けた技術の数だけ心を閉ざし。 身の危険を感じるとその都度相手を殺め、血を被り、心を奥底に沈め。 その結果、16歳で今の組織に巡り合うこととなる。 心を閉ざしていたうてなの知る言葉といえば男を惑わすものだけである。そのため基本的に彼女は話さない。話せない。にっとりと笑みを浮かべて、身振り手振りで感情を伝える。……時折高ぶった感情を抑えきれなくなりはする、が。 8年間ともに過ごしてきた二人はうてなを顔と身体で判断しなかった数少ない人である。そのため大変なついており、基本的にそばにいたがるし服の裾をきゅっと掴んでいる。たまにそうと知らずにトイレまでついて行ってしまい赤面して近くで待っている。 大きな猫のようなイメージ。 以下秘匿バレ注意↓ 雲類鷲うてな秘匿内容 貴方は死体愛好家だ。死者こそ美しい、愛しい存在は死んでこそ素晴らしい、という考えが5年ほど前から払拭できずにいる。 その前後の記憶を完全に失ってしまっているため、詳細を思い出すことはできないが。 そのため、近くにいる存在であるHO4（栗花落も）のことを「殺したい」と思っている。 「そーり、あくら、うてな。……ふふ、ずっとね、一緒なの」 「あっ……また、見られている。……こわい、隠れなきゃ」 うてな(わたし)/あなた/～くん、さん(呼び捨て) 雲類鷲うてなの本質は引っ込み思案で口下手。自分の顔が整っていることは理解している。がそれ故に近付いて来る人は下心がある者ばかりで彼女は人付き合いを学ぶ機会を無くした。実年齢に見合わず発達した身体、暴力的なその見目にうてなは辟易していた。ただにっこりと笑うだけで転がり込んでくる老若男女に、うてなは絶望していた。 「愛した人の傍に死ぬまでいたい」そんな母の願いが、うてなの願いでもある。実の兄を愛している母は、家のために父と結婚した。そこに愛はなく、ただうてなに囁く日々。「愛した人の傍にいることが、何よりの幸福よ」 故にうてなは愛されたかった。あいしたかった。自分だけの人を、欲していた。 そうしてうてなは仮面を被ることにした。仕事の時だけに被る仮面。麗しく微笑んで、甘く囁いて、転がり落ちて来たところをほころぶ花のように殺す。見た目に釣られるような人は、きっと本当の愛を伴ってはいないだろうから。 うてなが心を開いているのは、同じチームの2人だけだろう。広い世界の中で、彼女が愛しているのはたった2人。 ……以上が、記憶をなくす前のうてなである。 記憶をなくしてしまった彼女はなにも分からないがただ微笑むことにした。ボロが出てしまってはいけないから、話すことはなく、身振り手振りで感情を伝える。また、実家にいた頃もあまり発言することはなく話し相手すらいなかったうてなの口から出るのは男を惑わす言葉ばかりで、その他の言葉を彼女はあまりよく知らなかった。多くを離せなかった。そのためできるだけ言葉を発さないようにしている。その姿はどこか以前の彼女とは違うが、大きな違和感は抱かせていないかもしれない。 そして、殺したいと思ってしまった。何故だか分からないが、死んでそばにいて欲しいと。 死したものは離れていくことなくずっとずっと、そばに居てくれるから。ずっとずっと、うてなだけを愛してくれるから。 ――この感情の根底にあるものは忘却の彼方だか、これだけははっきりしていた。 愛してる。愛してる。あいしてる。 「だから死んでね。死んでうてなを永遠に、あいしてね。」 死したのもこそ素晴らしい。死体こそ、究極の愛だ。 雲類鷲うてなは、愛憎故に殺したい。 以下通過シナリオバレ 「お前だけは俺が殺す」 エンドB-11 - MISSING END 「同窓会」KPC 成長結果 SAN値50→32→53 クトゥルフ神話技能+3 図書館75→80 跳躍25→30 目星65→67 母国語（日本語）80→85 日本刀88→89 応急手当45→46 心理学80→90 「いい子にしてるか黙ってろ」 SAＮ値53→37→47 心理学90→92 聞き耳35→43 図書館80→85 医学5→12 目星67→72

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