タグ： ソプスク

4-02：方向音痴(D)・・・＜ナビゲート＞の基本成功率が1%となる。加えて、経験ロールで成長することができない。 1d6→6　60％興味ptに加算 入院中、病院内で迷うこともしばしば。そのたびに看護師や同じく入院している患者、面会に来たお見舞い人たちに助けてもらっていた。妙に顔が良かったので一度声をかけた相手には絶対に覚えられていた。（し、知らない人にも知られていた） 「私が道案内するわ！」「いや俺が！」「わしじゃ！」「あたしよ！「僕だ！」が怖かったのでいつしか仮面をかぶるように。顔を隠すと腹話術が使えなくてもぬいを喋らされることが出来た。画期的！オレ頭いい！と思ってたらお笑い芸人にいた。マジリスペクト。 今は学校内でも迷うし、通勤でも迷うが、元気なので問題ない（？） 幼少期に感銘を受けた画家は「レオナルド・ダ・ヴィンチ」彼の絵はもちろんだが、彼の生涯にも思いを馳せた。なぜなら、あれほど天才と呼ばれた人でさえ、最期まで手にすることが出来なかったのが「愛」だというのだから。レオナルド自身は弟子のサライ（ジャン・ジャコモ・カプロッティ）を溺愛したが、その大きな愛に見合うだけのものが返って来なかった、というドラマに幼心にはとても衝撃であった。自分自身は、身体は弱く、自分から周囲へ愛を配ることが出来ず、しかし両親はもちろん、妹やたくさんの人が自分を気にかけ、欠かさずお見舞いに来てくれていたから。「美人薄命」とよく言われていたが、誉め言葉ではないと思っていたので少し、気にしているし、正反対の生命力にあふれた肉体派の人が好き。スポーツマンがヒーロー。オレも大谷翔平になりたい。リハビリ超がんばったら自分の肉体を愛せるほど美しい仕上がりになった。肉体美の最終目標はダビデ像。オレがダビデになるんだよ！ 面会の時間は決まりがあるので夜になると独りになる寂しさから、ずっとパペットと共に寂しい夜を乗り越えてきた。 「ふわふわのぬいぐるみがほしい！」と言ったらひつじのパペットを買ってくれたのだ。ぬいぐるみ…？まあ気に入ったので良し。そして男の子なので恐竜も好きゆえに「みどりの強い奴も欲しい！」とお願いしたらカッパが来た。なぜだ母。母は天然が入っている。でも結局は気に入ってるので問題はなかった。 退院するときにはいろんな人がいろんなもの、ぬいぐるみやお菓子などたくさんくれたが、ゴリラのぬいぐるみの中に盗聴器を見つけてしまい怖くて全部受け取らなかった。今でも経過観察と称して健康診断の案内が何故か個人宛に個人名で医院長から届くが、全然違う病院に行っている。 檬音が描く絵は動物が多い。動物の生態を知らなければリアルに描くことが出来ない、と生体を調べているうちにイルカの交尾に興味をもつようになった。 交尾は子孫を残すためのものとして遺伝子に組み込まれている動物ばかりの中、イルカは快楽のために交尾を行う。しかも同性同士が多いという。イルカのちんちんは人間の指のように自在に動くらしいので…え？同性同士だとどうなるの！？と気になった。 そして幼少期に興味深かった「レオナルド・ダ・ヴィンチ」にも通じるものを感じた。キリスト教の倫理観では同性愛は罪とされていたにもかかわらず、美少年に寵愛を与えていたレオナルド、そのせいで２４歳のときに２度も同性愛者として告発されている。しかし「愛」を知らないレオナルド。 もしかしたら彼もイルカだったのでは…？　飛躍した考えだが、一度そう思ってしまってからは、「同性愛」について深く考えるように。その延長で、興味本位で初めたケツ穴弄りが今ではすっかり快感を拾うまでに…。「アナニー」が趣味だなんて絶対に人に言えない、バレていけない。お尻の良さは知ってしまったが、自分は同性も、異性も、そもそも恋愛というものが良く分からない。 檬音は妹が大好きなので、笑顔でいてほしくて好意的であった。パペットのひつじに「ラム」って名前を付けてくれたのは妹。檬音は「ジンギスカン」と呼んでいたのを訂正された。カッパはそのまま「かっぱ」。兄妹仲は決して悪くなかった。それこそしょっちゅうお見舞いにも来てくれていたから。両親の離婚の理由は詳しく知らないが、自分の入院費のことで喧嘩が多かったのではないか、そのせいで妹には窮屈な思いをさせてしまっていたのではないか、両親にも随分無理をさせてしまっていたのではないか、という負い目がある。 幼少期はひつじ・カッパ・檬音・妹で楽しく会話をしていたので、その延長で学校でも同じようにパペットに喋らせていたが（これはほかの生徒にも同様）、妹には不評だったのかもしれない。むしろ家族だからこそ恥ずかしいのかな…思春期ってむずかしい。（ほかの生徒からは人気かもしれないが、本人はあまり気付いていない）（陰口をたたく生徒がいるのは気付いている。「あの先生まじきもくね？何で顔隠してぬいぐるみに喋らせてんだっつーのｗ陰キャうざｗきもｗ」その通り過ぎてぐぅの音も出ない） 妹はいつから笑えなくなっていたんだろうか。彼女と離れてから、亡くなるまでのことを思うと胸が痛い。彼女の詩の理由を、知りたい。なぜ彼女が死ななければなかったのか、なぜ死を選んでしまったのか。…自分に出来ることは、なかったのだろうか。 RPでひとりミュージカルも生えそう。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ