タグ： ぐども重病人

■ＨＯ：重病人 あなたは大病を患っている。 現代医療でこの病を治すことはできないらしい。 余命は数日しか無いと医者に言わている。 全身の激痛と、定期的な吐血に襲われ、立って歩くこともままならない。 それでも明日を生きたいと願ってしまう。 「今日こそ奇跡が起きるはずだ」 【キャラクター作成】 　・ＨＰ　　　　　　　　→セッション開始時に‘‘現在ＨＰ‘‘を３に 　・ＣＯＮ　　　　　　　→15以上を推奨 　上記を念頭に、他は通常通りの探索者を作成。 　なお、このキャラクターを作成する上で病弱の設定を付与する必要は無い。 ｢まぁ。しょうがないさ、｣ 【"非"生産的人間】 空蝉 麗には小説家の父と2歳離れた妹がいる。 母は病弱で、妹を産んで無くなってしまったが、如何せん彼自身が幼すぎた為、母の記憶は朧気にしか存在しない。 母の遺伝で麗も幼い頃から病弱であり、かつ現代医療では治せないとされる大病に罹っていた。 治せない、治す術がないことを昔から理解していた為、大抵の事はへらり、と笑って｢しょうがない、｣と妥協することが多い。それは物事に対しても、人間に対しても同じである。 ​八方美人、と言えばわかりやすいだろう。 入院生活中に父親の書いた小説に感動を覚え、麗も小説家の道へ。 だがこの怒涛のネット社会、そして数えきれない程の所謂"天才"が溢れる小説家という界隈において彼は紙の本のみの販売を掲げ、執筆している。 それに加え、特段才能があるわけでもなく、残り寿命も指で数える程しか無い麗なのだから世間一般的に見て彼は｢"非"生産的人間｣、である。 元は自分と妹の為に働く父を思っての小説を書く、という行動だったが、父と同様に評価され、名を挙げていくにつれて妹の将来の為にお金を貯めた。 そんな妹も3年前に結婚し、自分の元から離れていき、妹の将来のための資金を渡し、何も思い残すことが無くなる。 今は細々と自己満足の小説を書き、割と体力があるうちに稼いだ貯金で残された寿命をゆっくりと過ごしている。 ここ数年は全身の激痛に加えて吐血、嘔吐、目眩など様々な病状に体を蝕まれているが、自分の人生を達観的に見ることでなんとか心を保ち続けてきた。 最後の最期まで自分が産まれた地球を、この生産性の一切ない男は紙に文字を紡ぎ、自分が見れもしない未来へ残そうとしている。 【能力値について】 STR:元々病弱だった為ハイパー低い。運動もできない。が、毎朝ゆっくり近所を散歩するのが日課。 POW:そこまで心が強いわけでも弱い訳でもない。自分自身に対して悲観的になることは少ないが、いざ自分の境遇を真正面から受け止めると心が壊れそうになる。その程度。 DEX:体が弱く、素早く動くことは出来ないし、薬の副作用なのか病気の影響かは定かではないが手が震えてしまうことが多いので手先の器用さはほぼ皆無。生活能力もあまり無い。 APP:顔色も悪く、あまり人相も宜しくないが人当たりは良いため中途半端な数値。 SIZ:そこそこでかい。足もでかい。 INT:小説家である父との対話や、読書のおかげで頭がかたくはない。 EDU:万年病室での入院生活だった為、することがなく勉強をしていたのでそこそこ高い。外に出ることはあまり無いだろうが、世間一般的な常識や知識は保持している。 特徴表:5-6 異物への耐性:幼い頃からの大量の投薬のせいで薬全般への免疫がついてしまったようだ。治療が困難になった一端でもある。(CONがべらぼうに高いのもこれのせいかも) 【技能値について】 <職業技能> オカルト:小説の小さなネタ用に軽く履修した程度。 芸術(詩的表現):大衆文学(主に青春小説)を書く。なかなかにコアな層から評価されている為、界隈ではほんの少しだけ有名人。偽名で執筆している。 心理学:人間の心情を文字で表すことに秀でている。が、対人間となると微妙。 説得:語彙力もあり、他人を丸め込む言葉もすぐに思いつく…が、やはり対人間となると微妙。 図書館:本業。かつ、昔から触れ合ってきたもの。 英語:美しい言葉を表現するために他言語にも触れてきた。 歴史:自分の目に映る地球からは想像できないような美しく、苛烈な歴史を紐解き、小説を綴ってきたようだ。 回避:結局、何からも逃げられない。 <趣味技能> 投擲:幼い頃に父と共に体への負担が少ないキャッチボールをしていた。精度はまぁまぁ。 応急手当:足がふらつくこともあり、昔から怪我が絶えなかった為、自分でも手当を学んだ。 聞き耳:嫌な言葉ばかり聞こえる。 写真術:一瞬一瞬の風景の時間を切り取る写真は昔から撮ってきた。 印刷して眺めるのも好き。 目星:病室の窓の外から景色をひたすら眺めていることが多かったので目が悪い訳では無いが、文字を書いたり本を読み始めると没頭するため目が良い訳でもない。 医学:無駄だと知った。 【呼称や口調等】 一人称:僕 二人称:きみ 三人称:きみたち、あなたたち ｢麗、、空蝉 麗といいます。宜しくね。覚えなくても大丈夫だよ。｣ ｢……っ、、大丈夫…大丈夫、薬を飲んで、暫くすれば落ち着く……多分ね、｣ ｢そんなものさ、しょうがないよ。｣ ｢生きたいだなんて、口にしたらもう、きっと心が壊れてしまうでしょう？ だから僕は文字を書くんだ。｣

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ