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【 ファッション系芸術家 ベース 】 技能：言いくるめor説得、芸術(任意)、 製作(任意)、心理学、値切り、変装、目星 ＋個人的な関心技能２つ(聞き耳)(図書館) ▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽ ※ 以下、「NOBODY*2」のネタバレ、 HO4「足掻く探索者」の秘匿が含まれます。 未通過の方は見ないでください。 ▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽ ▼ 生い立ち 　幼い頃のことはあまり覚えていない。覚えている記憶のかぎりでは既に痛覚を失っており、 流血していても気付けなくて周りを怯えさせたり、怪我した友達が泣いている理由がわからず不思議そうに眺めていたり、人の心がわからず平然と傷付ける発言を繰りかえしていた結果、零士には友達と呼べる存在が居なくなる。常にひとりでいる様子が悪目立ちして、一時期イジメを受けたこともあったが、どれだけ傷付いても平然としている姿が気持ちわるいとイジメっこからも距離を置かれ、完全に孤立する。両親はそんな零士を哀れに想い、話し相手になればと少年型のドールを与えてくれた。 　高校ぐらいになると自分の異質さを理解し、『普通』に憧れるようになる。クラスメイト達から『普通の友達』というものを学ぼうとして観察していたことが原因で、高校でも気味悪がられるが本人は気にしていない。人間観察する中で友達同士というものは物の貸し借りや親愛の証にプレゼントを贈ることがあると知る。唯一の友人であるドール・リヒトに何かできないかと考えた結果、ドールの服を買い与えようと考えるが、ドールの服は高く、また男型人形の服の品揃えが少ないところが多くて、なかなか手が出せないでいた。そんなときにドールの服を手作りしている動画を見つけ、自分でリヒトの服を作りたいと服作りの勉強を始める。 　不器用ではあったが、高校時代から一人時間のすべてを服作りの勉強に注いだ結果、服作りの作業が上達していく。そして、そちらの美術系大学へ進学することに決め、そこで名前順の整列で前にいた『秋築紅樹』というひとりの男に声を掛けられる。大学時代には高校時代の人間観察である程度の普通の対応を身に付けていたつもりだが、実践ははじめてということでうまく返せず硬直していたところ「人形みたい」と笑われたのが彼との出逢い。彼も世間の普通とは異なる人間で、その普通を強いられない彼の隣は心地好く、はじめて普通の幸せと感情を得ることができたような気がする。 　紅樹には悪夢のことも無痛症の話もしていないが、紅樹は深く追求することなく零士のことを支えてくれた。話題は紅樹が先導してくれたおかげで将来の夢や未来の話など明るいものが尽きず、将来は共に人形作家として活動しようと目標を掲げたり、紅樹に誘われて文化祭や体育祭に引っ張りだされたりと青春を謳歌する。何をするにも紅樹が隣にいた。大学卒業後はふたりでルームシェアしながらオンラインショップを開設。零士はドールの衣服や小物作りを、紅樹はドール制作やカスタマイズを、それぞれ分担して顧客を得て、いつか自分達の店を持つことを目標に活動していた。 　が、環境が変化したことや店を軌道に乗せるために紅樹の制止も聞き入れず、人形の服作りに没頭しつづけたこと。それに伴い、険悪な空気が流れはじめていたなど零士本人が気付かぬうちに精神が疲弊しており、ただでさえ毎日の悪夢で擦り切れていた精神が限界を迎えたようで、服の材料を買いだしに出かけている時に目眩を起こし、そのまま意識を手放してしまう。次に気が付いたときには消毒液のかおりがする白い部屋に寝かされていて、そこで自分を助けてくれたらしい男・まといと出会う。初めて見たまといの姿が自分の持つドール・リヒトに似ていたこともあり、心惹かれてしまう。 　それからは零士を接点として、三人でたびたび逢うようになる。紅樹とまといの仲は零士視点では良くわからなかったが、紅樹がフレンドリーな性格をしていたこと、まといが穏やかな性格をしていたこともあり、特に目立って問題があるように思えなかった。現に、まといと絡むようになってからは零士も息抜きの仕方を覚えたし、紅樹の抱いていた心配や面倒も軽減されたはずで。そう。何の問題もなかった。それのに、あの事件が起きた日に紅樹は─── 　いつも傍でいてくれた友人が死んだというのに零士の目からは涙が一粒も出なかった。自分よりも紅樹と関係が浅い同級生や知人が泣いているにも関わらず。腹部に違和感を覚えたが、その原因も零士にはわからない。そこで自分はやはり普通ではないと思い知らされ、なんとも言えないモヤモヤとした感情をおぼえる。まといはそんな自分を支えてくれて、いままでふたりに向いていたはずの感情が一点に絞られたことでまといに対する依存がはじまる。まといが大好き。その感情が友情の域を越しているとは零士本人も気づいていない。 ▼ 技術面 　駆け出しのデザイナーとして活動しており、大学で身に付けた高い裁縫技術(70)を持つ。また、自分が制作した服をよりよく見せるためにファッションやアクセサリーの組み合わせや髪のセット、化粧まで全部引っくるめた上で作品を仕上げるコーディネート技術(50)もある。普通を手に入れるために心理学(80)は高め。共感はできないが、悟ることはできる程度の認識。また普通を知るためにいろいろな調べた功績として本は読み慣れており(60)、人類に対する知識(30)もそこそこある。また怪我をしても自分では重大さに気付けないので、自衛できるだけの回避(60)とキック(60)を身につけており、そもそも事前に危険から逃れるため、常に周囲を警戒できる目星(60)と聞き耳(60)をもつ。心理カウンセラーという、人の心をよく理解しているまといの真似をすれば普通になれるのではと考えて、いろいろと人を落ち着かせる術を教えてもらった結果、上辺だけの精神分析(51)を身に付けた。これで俺も普通に見えるだろう。 ▼ プロフィール 名前：四 零士 (あずま れいし) 誕生日： 4月4日[ 牡羊座 ] 血液型：AB型 職業：人形作家 - 衣服担当 - 好きなこと：着飾らせること、人形遊び 嫌いなこと：感情がついていけないこと 好きな食べ物：クッキー、ホットケーキ 苦手な食べ物：冷めどきが分からないもの。 　　　　　　 (例)たこやき、小籠包など... 誕生花：スモモ、クローバー、アネモネ 名前の由来は404。エラーコード。 「未検出」「存在しないもの」「要求に答えられないもの」本来あるはずの感覚にアクセスできないところから。自分の知りえない感覚を、自分が思い出せない記憶を、思いだすまでは、俺はずっとERRORを繰り返す── --------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ --------------- 【 特筆すべき点 】 ・特徴表→1-4<オシャレ>いつも身だしなみに気を遣っている。APP+1。 ・特徴表→6-10<好意を寄せられている>シナリオに登場する誰かに好意を持たれる。 KPの裁量で、誰が、なぜ好きなのかを決定する。どれほど好意を寄せているかは＜1d100＞で決定。 --------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ --------------- ・Nur︎︎◌Du(ヌアドゥ) ドール制作およびカスタム担当の「紅」と、ファッションおよびアクセサリー担当の「ZERO」が運営しているオンラインショップ。あなただけのドールがコンセプトで、ひとつひとつオーダーを受けてから作りはじめる。故におむかえまでに時間がかかるが、紅の生みだすドールはとても繊細な調整をされていると話題を呼び、ZEROからはドール用と人間用を注文できる。現在は衣装オーダーのみ受け付けている。 ・秋築紅樹(あきずきこうき) 23歳 大学生活初日に声を掛けてきた同級生。曰く、自分と同じ『普通に馴染めない空気』を感じ取って話しかけてきた模様。フレンドリーで人付きあいは良いほうだが、他の付きあいを断ってまで零士に構っていた。どうして紅樹が零士にこだわっていたのかは零士は知らない。まといを紹介したときには『普通の人』を『普通じゃない者』の中に入れることに対して、何処か微妙な様子を見せていたが、いざ三人で絡みだすと友好的に対応していたので問題はなかったと思われる。零士の体質を知らないのに、まといと出逢うまでは零士の面倒を見てくれていた。 彼のいう『普通ではない理由』を教えてもらえないまま紅樹は逝ってしまった── 一人称:俺、自分 二人称:君、アンタ、おまえ etc... --------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ --------------- 【習得呪文】 ・門の創造＜-p289-290＞ ・天候を変える<p273> ・ハスターの招来/退散の呪文<p263> ・ハスターの歌<p277> ・ハスターの解放<p277-278> ・名状し難い誓約<p288> ・ヨグ＝ソトースの招来/退散の呪文<p264> --------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ --------------- 【 特筆すべき点 】 あなたは痛みを感じることができない、気がつくと痛みという概念を失っていた。 あらゆる行動技能に+10。また戦闘時にショックロールを行う際自動で成功する。 CONに固定で+3、クトゥルフ神話技能に+3、POWに-1 --------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ --------------- 【通過シナリオ】 ・NOBODY*2

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