タグ： MoMo家の男性陣 ロスト

3-07 俊敏 どんな時でも鋭く素早く状況を把握できる。 ＜回避＞の基本成功率が[DEX×2]ではなく[DEX×5]となる。 4-03 異性が苦手(D) どうしても異性とうまく話ができない。異性に対する交渉技は-10%。 6*10の興味P追加。 ーーーーー 2010 消防士で技能取得。 ーーーーー 赤髪に深い朱色。 ジト目につり眉の男性。32歳。 現在、消防士として働いている。 両親は彼が10歳の夏、交通事故で死去。 その後、親戚の家族に引き取られる。（弟の家） 引き取られた家庭は裕福だったが、そこの母親が夏人を酷く拒絶した。 父親はそこまで拒絶しなかったが、夏人を擁護すると母親がヒステリックになる為、次第に口を出さなくなった。 食事の時間は夏人と家族が別々であり、いつも夏人は一人で食事をしていた。 また、夏人から話しかけても母親は返事をせず、父親も次第に返事をしなくなった。 唯一、３つ下の弟だけは夏人を家族として接してくれていた。 だからこそ、家庭の劣悪な環境にも耐えられたと言ってもいい。 しかし、とある日。 弟が9歳、夏人が12歳になった1月4日。 家族全員が集まっていたが、その日は母親の酒浸りが特に酷かった。 度のキツい酒を煽った母親は、夏人への拒否反応が強くなり、風呂から上がった夏人を外へと引き摺り出した。 まともな服を着ていない夏人を庭に設置された物置へ閉じ込めた。 父親は早くに就寝しており、母親は機嫌良く家の中に戻った。 物置は外側から鍵を閉められ、必死に声を張り上げても誰も気付く気配はなかった。 真冬に服も着ずに、濡れた身体は芯の底から冷え切っていき、夏人は意識を手放した。 その後、弟は家の何処にも夏人がいない事を不審に思い、物置から夏人を助け出した。 助け出された夏人は意識を取り戻し、心の底から身の危険を感じた。 ふと、リビングで寝ている母親が目に入る。 側の机には、煙草と酒が置かれていた。 この状況から逃げ出したい一心で、不審火に見せかけた放火を思いつく。 母親を起こさないように近づいて、酒を零そうとしたところで、弟がその酒を零した。 年端のいかない弟だったが「兄へ酷い仕打ちをする両親が嫌いだ」と言って、夏人へ協力する姿勢を見せた。 夏人は弟の行動を静止しようと思ったが、その思考は言葉にならず、「火をつけたのは俺だから」と言って、煙草の火を酒の中へ落とした。 行動をした弟を止めなかった事。 弟の実の親を殺してしまった事、殺させた事。 そして、何より不審火に見せかけて、放火をした事を後悔している。 罪悪感を少しでも軽くしたい気持ちもあり、消防士という職に就いた。 しかし、いまだにその罪悪感が消えることは無い。 常にライターを持ち歩いている。 一種の執着に近い。 そんな自分が嫌で何度もライターを捨てている。 しかし、気がつくと無意識にライターを買ってしまっている。 ライターを持っていても不審にならないように、煙草を持ち歩いている。吸った事はないため、常に満タン。 性格は落ち着いており、言葉数はそれほど多くない。 弟の事を大事に思っており、彼が平穏無事に過ごしていけば、それでいいと思っている。 職場での関係は良好。 しかし、母親の一件から異性との接触が苦手。 職場の女性からは「阿門さんって無愛想だよね」とよく噂されている。 現在は、御簾野 京之介と共に暮らしている。 NPCについて 自分達を引き取ってくれた事を感謝している。 休日は探偵業の手伝いをしている。 しかし、御簾野が放火・失火の事件を担当していた為、いつか自分達の犯行だとばれるかもしれない、と思っている。 家族が交通事故で亡くなっているところにも親近感があり、事件のことを抜けば、本当の父親だと思っている。 両親について 阿門　賢ニ（あもん　けんじ） 放任の父。 政治家。母親とは政略結婚。 箱入り娘で世間知らずの妻には家事だけを任せて、仕事に専念。 子供との交流もあまりなく、夏人・慮共に放任気味。 妻が夏人を引き取ってからヒステリックになり、何度か注意を促したが、さらに事態が悪化した為、何も言わなくなった。 妻への愛はあまりない仕事人間。 阿門　恵里花（あもん　えりか） 過剰な母。箱入り娘。 夫とは政略結婚だが、家庭に憧れがあった。 そのため、慮が生まれてからは夫に構われない不満を補うように、慮に依存気味。 そこで姉夫婦が事故で死去し、夏人を引き取る。 元々、姉との関係は良好でなく、自分より優秀な姉を疎ましく思っていた。 その息子を歓迎出来ず、家庭内で存在を認めないようにしていた。

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