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古物研究科(改変)で取得 小泉 海言 こいずみ みこと 好奇心旺盛。殊、考古学においては並々ならぬ興味を示す。 幼い頃は体が弱く、病気しがちだった。その頃から父の影響で考古学に触れ、暇があれば図鑑などを読み漁っていた。 素直で穏やか。人によく懐く。勤勉。 レイトン教授シリーズが好き。レイトン教授に謎の親近感があるんだとか。 父：小泉 大海(こいずみ ひろみ) 18歳の頃に出会った岸本千里のことは父同様に慕っている。考古学の知識だけでなく、彼女の行動力や知的好奇心、年下の自分に対する接し方など、人柄も尊敬しており、その彼女から相棒だと言ってもらえたことをすごく喜んでいた。 2年前、無名神殿の調査に行った岸本が、イタリアで姿を消してからというもの、誰かと約束をするのが怖くなった。 父も彼女も、必ず帰ってくると言い残して自分の目の前から姿を消した。約束をしてしまうことで、「約束を破る」という事象が発生してしまう。約束をすることで、守られることを期待してしまう。約束をしてしまえば、自分も帰ってこられないかもしれない。 ジンクスのようなものだった。海言にとっては、願掛けのようなもので、いつしか誰かと何かを約束するということはしなくなった。 絶対はない。意思があってもそれが果たされるとは限らない。わかる範囲でいい。ラッキーでもいい。ほんの少しでいいから、無名神殿を究明するきっかけと岸本の行方を見つけ出す。欲張らない。焦らない。そして願わくば、無事に母の下へ帰る。 確かな思いと矛盾を抱えて、イタリアのエテルノ美術館へ足を運んだ。

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