タグ： 飛翔するシカバネ

特徴表 1-7勉強家 EDU+1 3-8信頼のおける人 任意のコミニケーション技能３つに＋10％ 芸術で服飾系を持っていないのはあくまで制作するのは服飾ではあるが、服飾そのものは芸術ではないため。服飾を制作し、それを人に着せ、その姿が、自分の美学が形をなしたときに完成されるのが百道の芸術であり美学なのだ。 人の心を知る心理学ではなく、人の精神性を表現するために精神を分析する技術がある。 人を説得する気はなく、自身の芸術作品に惹かれてくれればそれでいいと考える。それを抜きにしても人柄がよくお節介焼きではあるが。 デザイナーは０から１を作り、コーディネーターは今ある１を組み合わせて新たな１を作る。「アタシは別に服を作ったわけじゃないの。アタシが生まれる前から服はできてた。アタシはただ布や小道具そして人を組み合わせてアタシの美学を形にしているだけ。だからアタシはデザイナーじゃない。アタシはファッション・コーディネーター。それがアタシの美学」とは本人の談。 口癖は「美学」 好物は「うどん」 苦手な食べ物は「冷奴」 一人称は「アタシ」二人称「アンタ」 趣味は「勉強」と「品定め」。服を作ったり美学を形作るのは「趣味」ではなく、「生き甲斐」 他者から自分をもっちーと呼ばせる。人の名前を呼ぶ基準は、仕事相手は苗字or苗字をあだ名で。友人は苗字をあだ名or名前呼びで。親友は名前をあだ名で呼ぶ。 性格は「おおらか」で「感情的」。実に芸術家らしいが「世話焼き」で「面倒見が良い」のもあり、保護者的。 自分の「ルール」であり「信念」とも呼べる「美学」があり、それを追求し続けている。 「美学」は守るべきことであり、そして自身の心の支え。折れると感情のままに激情することもある。滅多に折れはしないが超常的な現象には弱い。 幼少期は柔道部に所属していた。体格は大きいが体が細めな為、柔道の技というよりは組み付き絡める技の方が覚えが良く、大蛇のようだと呼ばれた。 純日本人ではあるが髪は染め、目はカラコンをしている。顔が洋風に近いためこちらの方がよく似合うからという理由で。 ※R-18注意※ 過去話 二人兄弟で双子。兄は行定(ユキサダ)。弟が行常。 父親が日本の極道であり、百道組組長。母親は売れない芸術家だったが、父と出会い結婚。そして贋作を作り販売し上がりとしていた。しかし、抗争により父が死亡。母も贋作を作り続けたが、検挙。そしてムショにて体調を崩し、病死。子供は弟分である男の家に住むこととなった。男は義父となった。 兄である行定は両親の才能を継ぎ、立派な極道であり立派な贋作師となった。弟は両親の才能を超え、極道の才能に溢れ、立派な芸術家となった。 今では兄弟仲は良い方ではあるが、その才能の差により子供の時は嫉妬に塗れ、両親を亡くして早いというのに兄弟で話すことは少なかった。死を受け入れられない年頃であった小学生の頃は孤立し、戯れに作品を作ればクラスメイトから弾かれる。教師からも作品の功績以外は極道を恐れ、近寄らない。 自分の周りに人がいないことを怖がり、信念のない行常はただ心の柔い子供だった。 転機は小学中学年の時だった。義父に連れられ、兄弟揃って花街を訪れた。そして子供を預け仕事に行った義父のいぬ間に探検に出かけ、兄に置いていかれた。 その際に入り込んだ店にて性行を目撃する。女性はまるで舞うが如く、男から精を搾り取り、美しさを見せるその姿に。そして見ていた自分が気づかぬうちに忍び寄った女性に見つかり逆レイプされる。童貞を失い、持ち寄った道具により処女を散らされる。 その後は薬の打ち過ぎにより見境のなくなった女性は人知れずに魚の餌にされ、ボロボロな姿を見た兄は心を改め、元通り仲良くなって行くこととなる。 しかし、その花街の記憶は行常を芸術家として真に開花させた。 ただ作るのではなく、信念を持って。美しさは千差万別、ならば自身の美しさの追求を。新しく作るのではない。布と布、道具と道具、人と人を繋ぎ合わせ、自分の美学を形作る。そして自身が作り上げた美に囲まれ自身の道を極めていくのだと。 そうしてまずは見た目を。そして口調を。最後に心を新たに形作った。 未だにあの狂気の染まった瞳のような自身の理外のものに対する恐怖はあるが、新たな自分として中学校へと進学した。 そこで出会う自分の理外にいる凡百の素材とは一線を画した者に出会うこととなるとは彼はまだ知らない。 兄は現在百道組を再建し、贋作と自らの武力でのしあがりを目指している。 それを手伝う行常は慕われ、兄に誘いを受けているが断り、とある友人と一緒にいる。

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