タグ： しろいPC

大正の時代をどこか俯瞰で楽しむしがない白樺派作家の男。 長男坊で様々な期待をされたが体があまり丈夫でない事から無理を強いられることも多々あり、そのうえ村にいた頃は素行が悪く問題も絶えなかった。 逃げるように帝都に移り住んでからは牙を抜かれたようにおとなしく引きこもっている。丈夫でない割に喧嘩や不摂生をするので笑いながら吐血する事もままある(これは吐血芸です)。 人当たりはよく反骨精神と野心あふるる性格。しかし少々ルーズでとらえどころがなく、それは彼の作品・文体にもよく出ているが、恋愛ものを書かせると妙に詩的表現が増え耽美になりがち。よく笑い、人当たりはよいほうだが執筆に熱心な時期は調子の良し悪しに関係なくあまり機嫌がよくない。 趣味は就眠だとうたうが人生に刺激を求め、喜劇や祭りごとを好む。それらを記録して自身の世界を築くために作家になった。喫煙者。 小ぢんまりとした家屋に一人暮らし。偶に編集(兼使用人)(使用人を雇いたくないのでやらされる)が出入りする。 彼をよく知る編集からも「気難しく掴みどころがない」と評されるほどだが、幼馴染にはほとんど壁を取り払っており、余所で各々上手くやっているといいと願う。少なくとも自分のように怠惰で不摂生をしていなければよいと思っている。 【秘匿情報】・・・ 半年前の絶不調期にフミと街中で出会い、親交を深めていくうちにミルクホル『宵月』に出入りするようになる。 「自身は純潔ではなく経済面でもすぐに支えてやれない」などの紆余曲折もあったが「彼女を愛しており、悪い噂はつけられない」という思いにより川田の手伝いを求め、やがて恋人同士になる。そのため、川田には恩があることを忘れていない。時代に反骨精神を持つ割に、彼女に関してはいっそう慎重で思慮深くなっていた(弱点と言ってもいい)。 常に懐に彼岸花の刺繍の入った御守りを忍ばせ、彼女を陽の光と称し手帳に詩を書き殴るほどだが、原稿用紙に反映されたことはない。 公では他人と同じくらいフラットに接し、「可愛らしく、よくできた女給」と評する。 ・・・・・・・・・ 一人称：「おれ」、文面では「僕」、手紙などの紙面では「小生」 二人称：「手前(さん)」、「あんた」 三人称：「そいつ」、「あいつ」、「奴」、「彼女」 「～だね」「～しなよ」「～なんだぜ」（端々で粗暴さが出る口調） 「そいつはまかりならんね」 「おいおい、許してやんなよ。悪いね」 「女中なんか雇ったら火車が爆発して家ごと吹っ飛んじまう」 「本日は閉店也！怖え顔しても無駄だぜ。おれをさかさまにしたって何にも出ない」 「帝国の勝利のためにこうして身を削って吹かしているんじゃないか」 「あれがないということは、彼女がいないということじゃないか！」

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ