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鋼（はがね）シロウ、30歳。新聞記者。父親不在で母親と弟二人が実家にいる。 新聞記者らしからぬ誠実実直な壮年であり、正義感が強く、飛ばし記事や不確かな情報を基にした記事、不当に他人のプライバシーを陥れるなどの記事を決して書かない記者。 それもあって、新聞記者としてはほとんど窓際に近い位置にいるが、本人はそのことをあまり気にしてはいない。 機械などの工作が趣味であり、高校までずっと工業関係の学校を通っていたが、都会の大学進学の直前で記者だった父が事故死。 弟たちの高校、大学などの学費を捻出するために大学進学をあきらめ、父親の知り合いの伝手で新聞社に勤めるようになる。 未知花とは高校時代からの付き合いで、大学も同じところに進学する予定だったが、上記の事情で自身は辞退。 未知花の進学を後押しし、彼女のこれからのためにもと、関係性をそこで断った。 しかし、数年後、地方から都会の会社へ転勤となった後、とある研究施設へ取材に行った際に未知花と再会、道は違えながらも交流を再度深めることとなる。 弟が大学を卒業し終える2年前、未知花の仕事が終わり帰ってきた時に婚約指輪を送ろうとしていた時に”灰被りのノア”をテレビ越しに見ることとなる。 失意に暮れる中、遺品を貰いに行くために彼女の家に足を踏み入れた際、「ＹＷ（ユウ）」と作りかけのメカニックスーツを見つけることとなる。 その後、事故（火災現場）に巻き込まれた末にメカニックスーツを着て救助活動を行ったことでレネゲイドへ感染、覚醒（本人明確な知識はなし） 以後、近場のそういった事件が起こった場合、持ち前の正義感で見捨てておけずにメカニックスーツを着て出動することが増え、街では謎のヒーローだの、ライダーなどいろいろ言われるようになってしまう。

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