タグ： 依式宅秘匿HO探索者 平安シリーズ 雛葉市フレンズ

【概要】 密室のパスト HO:能天気 『ああ、いいよいいよ。別に気にしてねぇからさぁ〜』 『だいじょーぶだいじょーぶ！ほらほら、明けない夜はないってね〜』 『さて、今日は何して楽しもうかねぇ〜…。』 『遊びを〜せん〜とや〜生まれ〜けん〜♪』 【一人称】…俺 【二人称】…お前 【HO:泣き虫】…閏、うるちゃん ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 屋嶋 宗咫、縹 静氣は実は偽名。本名は【平 静來(たいら の しずき)】 泣き虫相手には偽名を名乗っている。 能天気でヘラヘラした青年。 楽観的でいてマイペース、自分のペースは自分で決め、その場に応じ柔軟に対応。 本人は『面倒くさいことは苦手』『自分で決めて、流されたり流されなかったり…世渡り上手ってやつ〜？』とこんな感じ。 7年間監禁されており、陽の光も浴びず、泣き虫なもう一人の同居人と日々を過ごしている。 暗闇の中、姿もどういった過去を持っているのかも分からない泣き虫の髪を梳かし、気楽に何とか生きてこんな箱の中から脱出しようと励ましている。 鼻歌やか細い声でで今様を歌っていることもあるし、爪を噛んでいることもしばしば。 監禁される以前は文才もあり、脚本家や小説家として本格的に勉強を開始していこうと言うところだった。キレそう。 監禁されたところで部屋は真っ暗だし、モノで書く事すら叶わない事自体に腹を立ててはいる。キレてた。 だが腹を立てたところでエネルギーを使うだけであり何も起こりはしないと悟るなど諦めるている。 ただ、脱出に関しては諦めてはいないため、あれやこれやと出会った泣き虫とやってみるもどれも失敗。 さて次は何してやろうとは画策している。 未だに夢を捨てきれずにいるため暇あれば頭の中で物語を練ってはいるがメモれないのが残念だね〜。 体力にはそれなりに自信がある。 あまり病気にもなることもなく、かなり丈夫に育ちました。 高校の頃は陸上部に入り、長距離走や中距離走の分野を走っていた。 琵琶さえあれば音を奏で語りものができる。ないので手を叩いてドンチャカと泣き虫のためにと覚えている曲を口にしている。 イメージCV…日野聡 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 【特徴表】 ･『急速な回復力』 新陳代謝能力に優れている。 耐久力を回復するロールの結果に+1。 ･『実は生きていた』 生き残る術に長けている。 死からの生還のチャンスが通常の次ラウンド以内ではなく、５ラウンド以内に伸びる。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 【ハンドアウト一/能天気（表）】 貴方達は恨まれる覚えなど無い善良な一般人だ。 そして貴方は底無しに明るい人間だ。 泣き虫とは全く面識が無いが、監禁されてからは彼の事を常に考えている。 この異常な空間で発狂しないのは、泣き虫が一緒に居るおかげだ。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 【監禁されてからの共通情報】 監禁されたばかりの頃、泣き虫は後頭部を大怪我していた。 幸い頭蓋骨は割れていなかったが、大きく裂けた頭皮は乱雑に縫われるだけの適当な手当てをされていた状態だった。 能天気は献身的な手当てをしたが、まともな設備も医学的な知識も無い為に、泣き虫の後頭部には未だに醜く引き攣った傷跡が残っている。手当てをされたばかりの頃に剃り落とされた頭髪はすっかり伸びて、この醜い傷を隠している。能天気はこの事を負い目に感じており、時折泣き虫の後頭部を撫でては労っている。 精神分析の心得があれば、もっと有効な対応が出来たかもしれないが、残念ながらお互いに医学面に関しては全くの素人だった。 飲食物と必要最低限の日用雑貨の支給・ゴミの回収は毎月七日二三時に行われている。 いつもは厚い板で塞がれている天窓が開き、そこから紐のついた籠を上げ下ろしして物資・ゴミのやり取りをする。暗闇の中でやり取りされる為、作業に当たっている人間の顔を下から覗く事は出来なかった。監禁された初期には罵倒も挑発も試みてみたが、一切意味がなかった。 ただ天窓からの脱出を試みる為に冷蔵庫や洗濯機等の高さのある家具を動かそうとした際には催眠ガスが撒かれ、眠っている内に家具が元の場所に戻されていた。この為ある程度の監視がされていると分かった。 貴方達が監禁されている部屋はクローゼット・キッチン・寝室・バストイレのみの簡素なものだ。しかしキッチンだけは名ばかりで、ガスコンロも無ければ電子レンジも調理器具さえも無い。あるのは紙製の皿やコップとプラスチックの小さなスプーン、食料品を仕舞う為の大きな棚、洗濯機と乾燥機だ。物置の様な塩梅だが、貴方達はここを便宜上キッチンと呼んでいる。 配給される品は匂いの少ない塩茹でされた豆の水煮や味の付いていないものばかりで、肉や魚は一切無い。いずれも缶切りが要らないパウチタイプなので暗闇で怪我する可能性は低い。 それと必要な栄養を補う為と推測されるいくつかのサプリメントが小分けの袋に日数分詰められている。 部屋の高さは四メートル程。天井には天窓と通気孔が一つづつある。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ※以外より『密室のパスト』HO能天気の秘匿ネタバレ注意 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 【秘匿ハンドアウト】 ・ハンドアウト一/能天気（裏） 本当の貴方は繊細で、ストレスを感じやすい性格だ。 だから今、こんな異常な欲求を持ってしまっているのは、きっとストレスのせいだ。 貴方は泣き虫を食べたいと渇望している。 この暗闇の中、後頭部に酷い怪我を負った泣き虫の輪郭を一目見た時からずっと。 その一方で傷付ける事は絶対にしたく無いと思っている。 泣き虫が回復するまでの数日間に渡って撒き散らされた魘される声や荒い呼吸、喉と鼻にこびり付く赤い匂いはこの空間の恐怖を一層彩った。 こんな真っ暗な空間で、万が一にでも泣き虫が死んで一人残されたらきっと発狂してしまうだろう。 貴方は一人残される事を心から恐怖している。 相手を食べたい、しかし傷一つ付けたくない。 一度噛み付いてしまえば歯止めが効くか判らない為、能天気は泣き虫に噛み付いた事は一度も無い。 但し、気付かれず且つ傷付けずに食べる事が出来る部位がある。 頭髪だ。貴方は泣き虫の頭を撫でる時、必ず長く伸びた髪を梳く。 その時自然に抜け落ちる頭髪を暗闇に隠れて食べている。美味しい訳では無く、むしろ洗髪剤の嫌味ったらしい苦味や香料、髪自体のチクチクとしたイヤらしさが喉に張り付いて擽ったく煩わしい。 しかし飲み込んでしまえば不思議と心が落ち着いた。これ以外の泣き虫の一部を食べた事は無い。 貴方は相反する感情を隠し持ち、思い切り能天気で明るい振りをしている。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 【本性】 『くそ！くそが！』 『こんな事にならなければ！俺は夢を諦められずに済んだのに！』 『嗚呼…本当に嘆かわしい。俺も、隣でメソメソと泣いてるコイツもな……。』 『あーぁ…可愛そうなお前。こんなクソみたいな奴と一緒にされちゃってさ…。』 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 能天気と底なしの明るさとは裏腹、溜まりに溜まったストレスのせいもあって本来の荒んだ心情が更に増している。 繊細でストレスを感じやすいせいか、誘拐される以前は ちょっとした人間不信であり、平穏な日常生活を第一とする事なかれ主義者。偽名を使っているのは身バレが怖いし、脚本家としてのペンネームで売ろうとしているから。身バレ怖い…。 監禁されて当初は泣き虫を労りつつも彼に隠れながら、内面の不安定を悟られぬように能天気を演じ続けている。 不安で堪らなくなるとついつい今様を小さな声で歌いベッドの上で丸まってしまう。鼻歌バージョンもあり。 やはり脚本家や小説家を目指していた男故に題材の取材許可を得るためなどに交渉、話術に長けている。(説得) 目指す方向が違っていたのならば政治家になっていたかも？ 【HO:泣き虫について】 出会って当初は内心、グズってて呆れてはいたものの次第に自分も置かれている環境下のせいもあり、不安で不安で仕方なくなってきたが彼がいる事により未だに冷静さと演じている能天気さを保てられている事に感謝をしている。 だが、自分のこの異常な欲求が彼に向いていることにかなり戸惑ってはいる。それも相まって早く外に出たい…と切実ではある。 不安で不安で堪らなくなると彼の頭を撫でつつ抜け落ちた頭髪を食べているし、他の部位食べるとこれ以上に安心感が与えられるのでは？とは思うも絶対に怯えられるよなーってセーブしてる。食べるな。 人間不信くん珍しくちょっと絆されてる。(7年間の奇跡だと思う。) あとこれはひよこちゃんの癖！なんだけど… 7年間、性処理どうしてたの……キミ(自探を見つめる。)って考えると絶対泣き虫くんが寝てる最中にってのはあり得る。息を殺して悟られないようやってる。俺の癖だね〜。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 【不定の狂気】 ･『一時的偏執症』…80時間《解除》 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 【通過したシナリオ】 ･『密室のパスト』…失踪 KP…白鐘 PL…わし(HO:能天気…こいつ)、萵苣(HO:泣き虫…うるちゃん) ･『腐乱腐乱』…エンドB KP…萵苣(KPC…うるちゃん) PL…わし(PC…こいつ) ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 【元ネタ】 ・『平 宗盛』 平清盛の三男坊。別名『屋島大臣』 穏和で優しい平重盛とは反対に愚かで高慢な男として“平家物語”では語られている。 一例を上げると、源頼政の長男･仲綱の名馬を取り上げる。仲綱が気に入らないのでその名馬に焼印を付け見せ物にするなど。 流石にこの仕打ちにもちろん頼政も怒り後に色々あり平家が都から追い出される事態となる。 しかし、妻や子･身内には尽くす男らしく、そこは父である平清盛に似たなーとひよこちゃんは思うわけ。 壇ノ浦の戦い後、捕虜としてしばらく逗子付近に軟禁されていた。その地の領民はあまり良くは思ってはなかったが、地元の子どもたちと遊んだり、畑の手伝いをしてくれたりと、人情ある宗盛に心を許したそう。 宗盛が斬首され、逗子の領民たちは嘆き悲しんだという話が残っている。 平家物語、源平盛衰記、吾妻鏡はいわば勝者側によって描かれた内容だからもしかすると宗盛ってそこまで非道でも、ない？ってここ最近研究が進んでるそう。 名誉挽回してください。宗盛殿。 絶対ｴｹﾁｪ〜ﾝとか目に入れても痛くないってぐらい可愛がるタイプの男だと思う。 龍属性。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ