タグ： G市卓

UGNの研究施設で生み出された。 最初の頃は研究施設での生活だったが、その研究は打ち切りとなり研究所も封鎖された。 その結果UGNの訓練施設へと送られることとなった。 そこで戦闘技術を始めとした様々なことを学んだが、UGNの組織について説明を聞いた時、単純に“世界の守護者”というのに惹かれた。 自分達は世界を、誰かを護る存在である。子供故によくあるヒーローへの憧れ、彼に取ってはそれがUGNだった。 故に自分も守護者となるのだと、皆を護れる存在になるのだと夢を見ていた。 しかし、彼が目覚めた能力は守護とは逆の破壊の力であった。 最初はそれに酷く落ち込んでいた。しかし、その様子を見ていた教官からの言葉で考えを改めた。 例え破壊の力であっても護ることは出来るのだと。何も敵を倒すだけにしか力は使えないわけじゃないと。 それからは早く自分も支部に配属され、夢を叶えるのだと意気込んで訓練に望んでいた。 研究の内容 強力なオーヴァードを生み出す為の実験が行われていた 彼のコンセプトは“獣の力を生かし強力な武器を振るうもの” その為彼自身の力はキュマイラ――獣を身に宿す力。そうなるように作られ、そこに武器を作り出す力を植え付けられた 武器を扱う故か獣の姿とはならず、鎧のようなものを纏う感じになっている 彼の中の獣の力を「インクルシオ」と呼称している。別に意志などは確認されているというわけではないが、なんとなく別の存在と認識している。

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