タグ： 初眠

高校2年生。サッカー部所属。幼少から関西の孤児院で育った生粋の関西人。 現在は東京の高校に通っている。 関西ノリを期待されることがあるが、それほどはっちゃけてもおらず、どちらかと言えば真面目で落ち着いている。 ただ大人びているというわけでもなく、課題に顔を顰めたり食欲旺盛だったりサッカーで仲間とはしゃいだりなど、年相応の男子高校生である。 ひとつ変わっている点を挙げるとするなら、14歳の頃から血の繋がっていない他人の元で暮らしていることだ。 彼は、今は亡き血縁の兄の「友人」だという。 もう頼れる肉親もいなかったこと、目の前の人物が大好きな兄の友人であったこと、自分にも「家族と帰れる家」が欲しいという欲から、警戒しながらも縋るように花一の手を取った。 兄は自分が幼い頃に孤児院を出て東京にでてしまったため、八七が兄について知っていることは少ない。 そして孤児院を出る際駄々をこねた自分に「高校を卒業したら働いて八七を迎えにきてやる！」と言わせてしまったことを、後悔している。 兄は、自分の存在を邪魔だとは思っていなかっただろうか。折角東京に出たのに将来の選択を奪ってしまったのではないか。 そんな不安に駆られ、夜眠れなくなることも少なくはない。 そんな不安から自分の知らない「兄」の話をよく花一にねだる。 そして兄らしいエピソードに元気をもらうと同時に、自分の知らない兄を知っている花一を少し羨ましくも思っている。 花一に対しては、自分をひきとってくれたことに対し恩を感じているのと、完璧である彼に対し理想の大人という憧れの感情を抱いている。 因みに、孤児院では「隠れん坊の名人」と呼ばれていたのだとか。 (隠れて大人を心配させてヨシヨシされるまでがセット！それが狙い)

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ