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特徴【素早い】【眼鏡を掛けている】 コミュ障クソオタネガ陰キャ 黒染め黒カラコン 以下「天上落土、堕楽のすヽめ」ネタバレあり 目標:悪魔退散 サブ目標:HO3と一言も話さない うちは代々退魔の家系でな…そう言っていたのは爺ちゃんだけだった。一般的な家に一般的な親、一般的な私の一般的な生活の中で爺ちゃんの話だけが浮いていた。誰も信じていなかったけど私は信じていた。信じてしまっていた。 自分はそういうものだと。 師匠に声をかけられた時、やっとかと思った。爺ちゃんはすでに死んでいて、報告できなかったのが残念だったけど、その時私は、綺麗に、厨二病、だった。死にたい。 浮かれまくって幼馴染に「悪魔とかって信じる？」「いや…いるんだよね、実は」「私たちみたいなのが退治してるからみんな知らないだけで」「あ、私？いや、目立つのは嫌いなんだけど、その筋では『赤眼の退魔士(エクソシスト)』なんて呼ばれててさ…」 呼ばれてねーーーーーよ！！！馬鹿か！！！一度も悪魔になんて会ったことないわ！！！馬鹿！！！恥ずかしい上に大してセンスもない２つ名つけてんじゃねえ！！！！！ 昔の私をぶん殴りたい。 高校になってようやく己の愚かさに気付いて地味に謙虚に生きることを決めた。首を吊らなかったことを褒めて欲しい。 ただエクソシストの修行は続いている。それとなくやめたい感を出すと師匠が写真を見せてくる。絶対脅している。しかも任せられるのは君しかいないなんてことを言ってくる。そういうのに弱いってわかって言ってやがる。ちくしょう。 そんなことをずるずる続けてたら最近変な気配を感じ始めた。 私しかできないのならやらなくては。できる、限り。がんば、り、たい、うん、きっとmaybe。 最新作のポケモンはソードを買った。

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