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■御中 天芽（みなか あめ） ・１８歳、高校３年生→大学一年生。2015超心理学者準拠。 どこか影のある少女。オカルト部所属。 「神は本当に存在するのか」について研究しており、宗教やオカルトに関する難解な本を常に持ち歩いている。 「宇宙人と交信している」「学校の兎を生贄にしていた」「黒魔術が使える」「中学の頃悪く言ってきた同級生を呪って事故にあわせた」など様々な噂が出回っている。教師や生徒からも距離を置かれており、本人も積極的に他人と交流しようとしないことから周りに集まってくるのはオカルト部の部員ぐらい。 祖父と二人暮らし。 口数は少ないが内向的なわけではなく寧ろ行動派。 言わなくて良いことは言わないし、言わなくちゃならないことはハッキリ言う。 元2世信者。 7歳の頃事故で生死の境をさまよい、万策尽きた両親がすがったのが新興宗教だった。数カ月後奇跡的に目を覚ますが、そのことが家族が『神』を盲信し、更に宗教にのめり込んでいく原因となってしまう。 10歳の誕生日に『儀式』と称した行為により溺死寸前に追い込まれたところを周辺住民の通報で駆けつけた警察によって保護。両親及び儀式に関わった宗教団体の幹部らが逮捕され、当時この事件はセンセーショナルに報道された。 一連の事件を経て、両親の行動を「あれは彼らなりの愛し方であり、私が愛されていたのは確か」と解釈しており「ではその愛を歪めた原因たる『神』とは果たしてどの様な存在なのか？」という疑問を抱くようになる。 中学時代は手に入れた知識を片っ端から学校で実践しており（物が揃ってるから）それがちょっとした騒ぎになることもあった。 現在出回っている噂も彼女の過去を知るものが話した内容に段々と尾ひれが付いた結果である。 実際試したのは一中学生が準備できる程度のものであり、決して過程や結果で人や動物を傷つける内容ものを試したことは無く、特に動物は大好きなので絶対にそんなコトはしない。 現在は「まずはより正確な知識を得よう」という方向に落ち着いており、高校入学以降は学校で何かをすることはない。 2020年の春に高校を卒業した。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ★共振するTの綻び ２８歳、メンタルセラピスト。 神話的事象に巻き込まれたせいでめちゃくちゃになり、二回ほど休学し留年した後、メンタルセラピストになることを決め大学を突然中退。公認心理師を目指せる専門学校に入学し直す。 精神科医にならなかったのは今から医大への編入するのが難しいこともあるが、より患者と対話ができるセラピストの道を志した。 現在も神への探求は続けている。しかし理由は高校時代のように存在を証明するためではなく、神と望まぬ邂逅した人間が己を守るための方法をメインに研究しつつ、心に傷を負った患者を看ている。 特に自分が経験したような神話的恐怖に巻き込まれた患者を積極的に探している。私の探索者が病めば病むほど患者が増える。 ■通過シナリオ 永久の一日（SAN73/不定なし） CALLING（SAN49/不定４） Response（SAN48/不定３） ■不定の狂気 ■成長突起 １５ポイント分の分配場所（目星⇒７、精神分析⇒１、聞き耳⇒7、こぶし⇒１） ❏オカルト部について ・どこの部に入るつもりもなかったが上記の噂を聞きつけた悠木湊に勧誘されてなんとなく入部。 落ち着いて本が読める場所だったらどこでもよかった。 そのうち飽きて追い出されるだろうと思っていたがそんなことは無く三年生に。 みんな大事だが何分友達がいない時間が長すぎたので接し方はいささか不器用になっており、失敗したなと思った日は家の犬と猫を抱きしめて無言で落ち込む。 ヒイロの女子全員に行われている告白は無視した。他人からの好意に不慣れすぎてどう返すのが正解が分からず固まってたら無視したことになった。 ヒイロの事は「賑やかで周りに楽しさを与える人」 ナナハの事は「誰よりも人に優しくて周りを包み込める人」 コジシの事は「何にも縛られない自由な人」 と見ている。 自分自身にあったことを積極的に話すことはしないが、別に隠しているわけでもない（隠していたって過去が無くなるわけではないから）ので、オカルト部の面々から「どうして神の研究をしているの？」などときかれてることがあれば事情を話しているかも知れない。 ▽▽▽　以下『CALLING』『RESPONSE』ネタバレ　▽▽▽▽ 自分と同じく宗教に人生を歪められてしまった人間である軍司直衛に同族意識を抱いている。 彼の命を救ったものの責任として、現在も彼の入院する病院に週に１回は必ず通っている。

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