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一発振りダイスがアホほど天才2021winter　～年収は11の600万財産3000万の普通筋～ 出目くん！こんなにINT盛られてもPLがRPで困っちゃいそうだがせっかくだからそのまま盛っとこう。 偏屈ヤニカス。軽い世捨て人みたいな風貌に加え、卑怯で小賢しい振る舞いをするため他者に嫌われがち。 毒性学分野をべんきょうしているよ。 ◉現代サプリ準拠 ○職業 大学教授、医師参考(職業ポイント：EDU×20) 特記：なし ○特徴(採用なし) ◉ハウスルール参考 ・成人した日本人探索者であれば《英語》を[EDU×2]%初期値で持つことにする。 *――*――*――*――*――*――*――*――*――*――* ※経験シナリオ 【タナトスは死に何を思う】ロスト *――*――*――*――*――*――*――*――*――*――* ※振り直し APP12⇒17⇒13⇒9 *――*――*――*――*――*――*――*――*――*――* 四千には弟がいました。名前は「万都(たかと)」。愛していました。 四千と比べれば、出来損ないにもひとしい愚かな弟。愛していました。 きっと、四千さえいなければ、万都の比較対象など同級生だけで、平均を謳歌できたことでしょう。けれど、四千がいた。四千がいたせいで、落ちこぼれに早変わり。愛していました。 できない子。無能で憐れな可愛い子。愛していました。 ある日のことでした。 幼い彼は、拙い手紙を残して、潰れた肉塊になりました。小学校の屋上から飛び降りた、そうな。落下地点には何も存在せず、小さな体は衝撃に耐え切れず、即死だったと告げられました。 手紙には、家族への非難が記されていました。中でも、兄である四千に。 兄の態度は苛烈極まりなく、氷のようで、刃のようで、けれど血のつながりは強いのか、万都は兄を愛していました。それは四千が彼に向けた愛よりは遥かに小さなものでしたが、愛していました。愛していたとしても、痛みが消えるわけではなかったのです。そして、兄から愛をもらえているようには、万都からすれば到底感じられなかったのです。 幼い心は、けれど自死を選べる程度に分別を既に得ており、耐え切れなかったようでした。 愛していました。 愛して、いたのにな。 それからも、彼への執着心を募らせました。 無意味な真似だと知りながらも失った面影を追って、追って。 何処にも希望がないのならばいっそ苦しんで死ぬために。地球上に存在した何よりも苦しんで、そして確実に死ぬ毒でもあれば、と。分野を学び、研究を始め。いまだ見つからず。いまだ解明できず。いまだ死にきれず。 しかし、その果てに、君と出会いました。 もう二度と失ってはいけないと、そう心に決めたのです。

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