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タナトスは死に何を想う HOバケモノ 津雲 瑞花(つくも すいか) 21歳 大学生 人間科学部 2月27日生まれ 一人称→私 二人称→君 三人称→〇〇君 光り輝いてすらみえるような真っ白な髪に、大好きな恋人の瞳の色をインナーに入れている。ふわふわの長い三つ編みが腰まで垂れており、横髪を羽の髪飾りでまとめている。 鋭い瞳は黄昏を思わせるような青と赤のグラデーションになっている。上下睫毛が長い。 左目に豪奢な眼帯と、冬は焦げ茶の革手袋をしている。中は裏起毛でとっても暖かい！ HOニンゲンが巻いているマフラーに自分も巻かれたり、くっついたりする口実としてマフラーやネックウォーマーをつけることはなく、のらりくらりと躱している。勿論HOニンゲンがプレゼントしてくれるならその限りでは無いよ♡ お金だけはあるので、お洒落なブラウスにハイウエストのロングスカート、靴はおしゃれなパンプス。HOニンゲンとのデートの為に精一杯オシャレをしてきている。 少々古風な話し方をする。はっきり物事を告げる性質であり、賛否両論ある。 何故か分からないけど筋違い(？)な恨みを買っている事があるので護身用で改造エアガンをこっそり持っている。あまり当たらないのでその時はてへぺろをしている。 幼い頃からその頭脳を無自覚に披露しており、家族から恐れられ疎まれていた。育児放棄に近い形である。富裕層であり、体裁を気にする人間であった両親に、学校などにはしっかり通わせられていた。そして出会ったのが、HOニンゲンである。同じ人間とは思えぬほどに低俗で訳の分からぬ同級生たちや学問に半ば失望を覚えながらも参加した入学式。そこで一目彼を見た瞬間、稲妻が走ったかのように彼だけが色づいて見えたのだ。他の子供と比べても少し大人しいだけの子供だったかもしれない。理由は分からないが、本能と呼ぶべきものが瑞花の体を突き動かした。 数秒ガン見した後、ずんずんと近寄り彼の頬を勢いよく挟み込んだ。驚きに目を見開く様子は気にせず、頬を揉みしだく。そして強く思ったのだ。 「わたし、こいつ、すき！！！！」 それからは何をするにもHOニンゲンに引っ付いて過ごしていた。彼とクラスが離れた時にはわざと問題を起こし、彼をストッパーだと教師が認識するようにしたおかげで、それ以降はずっと同じクラスになっていた。 心境に変化があったのは、中学２年生の頃。 多忙な父親がおらず、母と2人きりで夕食をとっていた瑞花は、何気なく日常の話題として、父親の不倫について言及してしまったのだ。もちろん気付いていたし、母も気づいているだろうと思っていたからこその行動である。残念ながら、瑞花は自身の異常性を認識できてはいなかった。しかし、その一言でギリギリの均衡で保たれていた津雲家は崩壊してしまった。母は半狂乱になり、日頃から薄気味悪く思っていた瑞花のことをガラスの灰皿で強く殴った。朦朧とする意識とドクドクと脈打つ血の感覚を味わいながら瑞花が思ったことは「…はは、訳が分からなくて、面白いな」という感想だった。 その後母は父に精神病院に送られ、瑞花自身は高校入学と同時に一軒家を与えられ、一人暮らしをすることになった。そしてあの事件以来、瑞花は人の行動原理に興味を持ったのだ。人がどんな時に喜び、怒り、嘆き、楽しむのか。どんな刺激がどんな行動に繋がるのか。人間とはどのような生物であるのか。それまでHOニンゲンにしか目を向けてこなかった瑞花は、初めて周囲の人間を認識した。 大学では人間科学部に進学し、高校3年間の経験を経てある程度外面良く見せられるようになった。そうすると、また新たな人間の一面を見ることが出来、また研究が捗ることになって喜んでいる。だが結局本当に興味があるのはHOニンゲンだけである。日頃は別れた途端に記憶の箱の中に放り込み、必要な時にだけ引っ張りだしている。 将来のことはどうでもいいが、犯罪心理分析官にならなれるだろうか、いやでもHOニンゲンと過ごす時間が減るのはいやだなぁ、何かしら起業でもしようかなぁと考えている。 【魔術・AF】 ［旧神の印］ネックレス 退魔効果を持つ護⾝の印。 形状は不安定に歪んだ五芒星形の内側に、炎の⽬、若しくは塔が描かれたもの。 「名付けざられしもの」とその配下は「燃える⽬」を嫌う。（イタクァ・ビヤーキーなど） 【通過シナリオ】 タナトスは死に何を想う　END.C　両ロスト 確信的イナモラメント　END.A　両生還

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