タグ： 或る探偵の回想録

大正時代。代々小さな診療所を経営する医者の家系に生まれ育った少女。 苔色の髪に二藍の瞳をしている。 女学生で、婚約者がいないうちは自由を許されている。が、当の本人は家に縛られるのは苦手。 よくある女学生の格好。 淡黄の着物に蘇芳色の袴を履いており、兄が学生時代に駄目にしたコートを整えて羽織っている 両親の勧めもあり、ブーツの底に金属板を貼って護身用としている。 金属で重くなっているブーツを履いて生活しているため、脚力は人よりも高め。 大人しい性格ではなく、結構なお転婆である。 幼少期は病院に来る患者と接して育ってきたため、特に仲のいい同い年の友人はいない。 病院は受付から用具室まで自分の庭。 家族構成は父、母、兄2人、弟1人、猫(居候)1匹。 病院にオッドアイの猫が1匹住み着いている。 患者さんスタッフさんにご飯を貰って可愛がられている HO1のことは「先生」と呼んでいる。 自論は「病人に優しい人に悪い人はいない」かつ「ごはんをくれる人とは友人になるべし」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「こちら秋風探偵事務所です。失せ物から猫探しまで何でも承っております！」 「初めまして、探偵助手をしている綴木藍と申します！」 「先生！今日のお八つは隣町に出来たカフェーでかすていらが食べたいです...」 「雑事荒事はお任せ下さい！先生の露払いをしてみせましょう！」 「父様！お医者様の卵を見つけました！腕は私が保証します！」

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