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愛倉　鈍　まなくら　にび 「縋らないと生きていくことが許されないんだよ」 見た目も頭も悪くない、特に何もしていないのに幼い頃からことあるごとにいじめを受け育った。幸いにしてかどうか、体は丈夫で肉体の怪我はすぐ治る。 問題は心の方で、絶えず誰かに批判されているような気がして常に心の拠り所をなにかにもとめている。 蔑称は「なまくら、もしくは、のろま」 趣味は新興宗教のハシゴ。ハマると狂信的にのめり込む。 いじめっ子を見つけるための目星、逃げるための忍び歩き、最後の手段の頭突き。他人を頼れないための自分への応急手当てに優れる。 以下、非運命論者△賽譚曲ho内容 過去、彼はミラと呼ばれる巫女に助けられた。 以前入っていた宗教団体でもいじめを受け、異端だと罵られ、恫喝され、詰られ意識朦朧となり、道端でうずくまっていたところを心身ともに助けられた。 それから彼女、ひいては彼女の属する宗教の敬虔な教徒となった。 非運命論者賽譚曲　ロスト

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