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特異事象対策室に所属する警察官。 元来の人見知りに加えて、これまでの人付き合いの少なさから他者とのコミュニケーションは不得手。 特に自分からパーソナルな部分を話すことに苦手意識が強いため、聞き役に回れるよう立ち回ることが多い。それもあってか、仕事上での聞き込みや取り調べに関してはおぼつかないところもあるが概ね問題はなく、警察官として動く分には支障がない。 それはそれとして同期や元の部署を含め、友人と呼べる人間はいない。 人と話さなくても続けられるという理由から、ジム通いが趣味の一つ。 「壽」は、孫の誕生と健康長寿を願って祖父から贈られた名前だが、数少ない知り合いからは名前負けしているのではないかと揶揄されることもある。 「あ、はい。そこ、置いといてもらったらやっておくので……あの、他に、何か……？」 特徴表：「愛書家」あらゆるジャンルの蔵書を持っている。＜図書館＞に+20%。 さらに図書館へ出掛けなくても、自宅の書庫で＜図書館＞ロールが可能になる。 通過シナリオ 「シリウスの篝火」 「寒煙に灰くだり」KPC 以下、シリウスの篝火　秘匿内容あり HO:2-C 物心つく頃、自分の出会う奇妙な生き物について親や親類に話すと怪訝そうな顔をされたことを覚えている。子供ながらにその表情を見て「あまり話してはいけない」のだと理解した。 それ以来、何度遭遇しようとも目を逸らし見ないふりを続けていた。しかし、2回目の誘拐をきっかけに一人で抱え込むことが出来なくなり、当時は数少ないながらいた友人に相談するも信じてもらえず、「嘘つき」のレッテルを貼られるようになった。 元々インドアではあったものの、様々なことに巻き込まれるたびに「無知は不利」という価値観が育っていき、家や外出先の図書館で本を読んで情報を集めることがいつの間にか習慣になっていた。とはいえ勉強ができる方かと言われれば興味のあることに一辺倒になる性格上、知識には偏りがあり、応用はそこまで得意なわけではない。 正直、人と関わる仕事に就く気はなかったが、安定した職に就いてコロコロと人付き合いを変えなくてもいいような生活がしたいという希望もあり、公務員を希望。過去の誘拐事件の際にお世話になった警察には、ある程度の信頼があったため、警察官を目指した。 警察学校に入校した当時は、教官同期含め周りにいる人間からは一番最初に挫折するのではないかと思われていたが、持ち前のフィジカルと様々な厄介ごとで鍛えられたメンタルが功を奏して無事卒業し、生活安全課の配属となった。 篝火への転属は、名前から役割から何から何まで自分の体質との噛み合わせが最悪だと考えており、一切乗り気ではない。 これまでの不運を生き抜いてきたという点ではある意味で「壽」の名前に守られてきたとも言えるかもしれない。 特徴表２：「寄せ餌(D)」人間以外の怪物に好かれやすい。誘拐されれば殺されずに監禁されるか、もっとひどい目に遭うこともある。（+50%） フレーバー：53ムスカリ「失望」「失意」「絶望」 すでに打ちのめされたのが貴方。なにに？　全てに。癒してくれる人はもう居ない。心を通わせる人ももう居ない。なにもかもが悪い方向に転がる気がするのだ。もう助けを求める声も枯れ果てた。……しかし、だからこそ、這い上がるしかない現状を理解する。 イメソン：赫声/鏡音リン　https://youtu.be/F3pErneMJyo?si=DoEfrRrq0n7-ijvB

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