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内向的でいつもおどおどしている高校2年生(留年)。 一人称は唐須。親しい人の前では幸梅。誕生日は1月2日。 かなりの不幸体質で、よくトラブルに巻き込まれている。 靴紐が切れたり、転んだりなど日常茶飯事なほどに運が悪い。 そんな体質と苗字のせいか、あだ名は『カラス』であり、訂正しているうちに気付けば一人称が唐須に変わっていた。 人見知りが激しく、初対面だと緊張して上手く話せない事が多い。 また、脳内シミュレーションを何度も繰り返して会話内容を考えて話すため、時間がかかってしまう。 相手が不快にならないように考えるあまり、つい自分の意見を押し殺してしまうタイプでもある。 そのため、相手の考えや気持ちを優先しすぎて自己主張できない事があり、周囲から浮いてしまっている事も自覚している。 嫌がらせを受けやすい性格で、いじめが原因で不登校になり留年している。 学校には友達と呼べる存在もおらず、クラスでも孤立している。 孤独には慣れているが、精神面で自分が他人より劣っている事を気にしており、自分を変えようと日々努力していた。 しかし、そんな矢先に幸梅は余命宣告を受ける事になる。 余命一ヶ月──それは、まだ齢17の少女にとってあまりにも残酷すぎる現実だった。 突然すぎる事態を前に、当初は現実を受け入れられずにいたが、少しずつ受け入れていくようになる。 彼女は入院という選択をせず、自宅療養を選んだ。 残された時間を自分なりに精一杯後悔のないように生きよう……そう決めたのだ。 同時に、彼女はある目標を胸に抱く。 それは──自分が生きていた証を残すこと。 昔から絵を描くことが好きだった幸梅は、 海のよく見える祖父の空き家で暮らしながら絵を描こうと思い立つ。 その決意通り、現在は毎日絵を描き続ける事で様々な想い出を形として残している。 新しい環境での生活が始まってからは、人見知りではあるが心優しい性格もあり、近隣に住む人々とも交流をしながら充実した生活を送っている。 人との会話も前に比べるとそこそこ積極的になり、最近は友達が欲しくなりつつある。 しかし、まだ人との交流に苦手意識がありなかなか踏み出せていない。 後悔のないように生きるためにも勇気を出して一歩踏み出そうと、今日も二つのお守りを手に真夏の青空の下、彼女は歩く。 職業:芸術家(2015) 職業技能ポイント［EDU×10+DEX×10］ 特徴表：大切なもの(D) 他人には価値のないものだが、大切な品物をいつも身に着けている。失った時には1/1d8正気度を失う。 ・二つのお守り：赤と青のお守り。どちらも中学の家庭科の授業で幸梅が作ったもの。 幸運を呼んでほしいという思いが込められており、それぞれ中には四葉のクローバーが入っている。 青のお守りはいつか自分に友達ができたら渡そうと決めている。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 通過シナリオ ・六畳半の夏 HO2

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