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■2015　特徴表 ・急所を見抜く：狩人の素質を持っている。貫通の確率は通常の5分の1ではなく、2分の1となる。ただし、最大40％である。 ＞貫通の確率 35％ ・受け身：どんな時でも、きちんと受け身を取って被害を最小限に抑えることができる。ショックのCONロール（クトゥルフ神話TRPG61ページ）に成功の範囲に＋20％ ■2015　自宅警備員ベース 特記：CON－1．ネット上のうわさ話に関する〈図書館〉に＋20％のボーナス。 「ご、ごめんなさい…僕のせいだ。ごめん、ごめんなさい……。」 「け、けん、喧嘩…喧嘩はやめよ………ご、ごめんなさい〜〜〜！」 体も気も小さいミニマム男。メソメソぐずぐずしていることも多く、臆病な性格。 探偵事務所では基本的にネットを介した情報収集を行っており、事務所に篭りがち。ネットで情報を集めた後に自らの足で確認しに行くくらいしか出ない。自身の存在以上にみんなに迷惑はかけたくない、と思うほどに自己評価が低い。 口癖は「僕のせいでごめんなさい」。 物心ついた時から両親の存在を知らなかった。 覚えてるのはたった一人、朱藤さんと名乗る男だけだった。朱藤さんから教えてもらったのはナイフの扱い方、受け身取り方、息の殺し方。それから「夕方5時には必ず家にいるんだぞ。」という言いつけだった。 正直ナイフは怖いし、受け身の練習は痛いし、すごく嫌だった。嫌だったけど朱藤さんの教えてくれることは忠実に覚えた。父ではない朱藤さんという人について知りたかった。それに褒めてくれるのはこの時ばかりしかなかったのだ。 言いつけは基本的に守っていたのだが、一度だけ破ったことがあった。 小学生の頃、ノラネコを拾った。朱藤さんは「夕方5時には必ず家にいろ」という言いつけさえ守れば大体のことは許してくれたので、ネコを飼うことも許してくれていた。 ある日、学校から家に帰ると猫がいなかった。心配になり探しに行けば、近くの公園で見つけることができた。ホッと一安心したのも束の間、時計を見れば5時4分だった。 急いで家に帰ると激昂した朱藤さんは、彼を殴り、蹴り、仕舞いには「このネコを殺せ」と言った。 いやだ、殺したくない、友達なんだ、やめて、殺させないで、もう二度と言いつけを破らない、だからお願い、やめて 何度もお願いをしたが、この時ばかりは何一つ自分の意思など尊重されず、両手にナイフを握らされてそのままネコの腹へ持っていかされた。そのときの命を奪う感覚は今でも覚えている。 その後、心を閉ざして不登校気味になる。夜中には赤子のように夜泣きをすることもあった。その度に朱藤さんに殴られた。 不審に思った近所の人が通報して判明したのは、朱藤さんは誘拐犯だということだった。 自分はどこかの街で生まれてすぐに朱藤さんに誘拐された。何のためなのかはわからない。両親もなぜか未だに迎えにこない。ただその日から周囲の目が腫れ物を触るようなものに変わったことは子どもながらに気がついた。 小学校6年生の12歳の頃の出来事だった。 それからは偶然気に入ってくれた里親のもとで暮らした。 里親になってくれた新藤夫婦は大学まで行かせてくれるような優しい人だった。優しい人なのにこんな僕を拾ったせいで同じように腫れ物を触るような目で見られてる。ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。 幼馴染たちとは縁があって入れた幼稚園から一緒だったものの、みんなが自分に興味あるはずないと一線を引いていた。結果、大学卒業後は疎遠になったので原因は自分にあるのではないかと考えていた。 ある日の厄介ごとに巻き込まれた際、助けてくれた所長に対して感謝してもしきれない。 どんな形であれ、幼馴染たちと引き合わせてくれたこと、そこから救い出してくれたことに対する感謝だった。 幼馴染2人は当時のように喧嘩をする日々。なんなら暴力まであるので慌てて間に入ってとばっちりを受けることもしばしば。暴力は良くないよ…(経験談) 2人の大声に心臓が飛び跳ねることもあるし、所長はそのせいか胃薬を飲んでるので心が痛むことも。それでも離れてる頃の罪悪感に比べたら幾分か楽しい日々だ。 みんながいたら怖いものだって減らすことができるよね。 ■生還シナリオ ・東京前線異常アリ SAN回復　＋26／クトゥルフ神話技能　＋3 医学　＋3／目星　＋6／聞き耳　＋5 ・aegis SAN回復　+38／クトゥルフ神話技能　+11 心理学　+4／目星+6／コンピューター　+6／応急手当　+1／精神分析　+5

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